2019-04-03 (Wed)
本日のキーワード : 帰化、円の面積
初等幾何学において、与えられた多角形の内接円(ないせつえん、英: incircle)は、その多角形に内接 (inscribe) する—この場合はその多角形の内部にあり全ての辺に接する—円を言う。内接円の中心を内心 (incenter) という。
全ての多角形に内接円が存在するわけではないが、全ての三角形と正多角形には内接円が存在する。内接円が存在する場合、その多角形の内部にある最大面積の円になる。
本日の書物 : 『物語日本史(上)』 平泉澄 講談社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 神武天皇の国家建設が、実に重要な、そして偉大な御事業であったにかかわらず、正確に、また詳細に、分からないところがありますのは、その当時の記録がないからです。なぜその当時の記録がないのか、といえば、不幸にしてそのころの我が国には、文字がなかったからです。日本人の中に、文字を発明する者がなく、また外国から、文字を輸入することもなかったからです。
シナには、文字が、古い時代に発明せられ、書物が古くから作られていました。
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆漢字は単なる記号だった!! 「+・-・×・÷・=」と同じモノ
それが朝鮮に伝わり、朝鮮から我が国へ入って来たのは、【応神天皇の御代】であったと伝えられています。
『武内宿禰と応神天皇』歌川国芳
すなわち応神天皇の十五年には【阿直岐(アチキ)】、十六年には【王仁(ワニ)】、二十年には【阿知使主(アチノオミ)】などが【帰化】して学問を伝えました。
【王仁は、漢の高祖の子孫で、西文氏(かわちのふみうじ)の先祖】となり、【阿知使主は後漢の霊帝(れいてい)の子孫で、東文氏(やまとのふみうじ)の先祖】となり、学問をもって、【朝廷にお仕え】しましたので、それからは記録ができたでしょうが、それまではただ言葉で言いつたえてきただけです。
【口伝(いいつたえ)】だけとなれば、【今日から考えると、非常に頼りない】気がしますが、【それは記録が発達し、文字に頼ることになったために、かえって記憶力が衰えたから】で、文字に頼らない人は、今でも記憶力の非常に強く、むつかしいことをよく覚えているのに驚くことがあります。
ことに太古(おおむかし)には、語部(かたりべ)というものがあって、物語を暗唱して伝えることを、本務とし、専門としていましたから、たとえ【文字がないにしても出来事の大筋は、言いつたえられてきた】でしょう。それを整理して、我が国の歴史をまとめようとされたのは、【推古天皇】の二十八年に、【聖徳太子】が、【天皇記・国記その他の歴史】をお作りになったのが、最初(はじめ)でした。
聖徳太子
その【天皇記)国記】などは、皇極天皇の御代に、【蘇我氏が滅びた時、蘇我氏のために焼かれました】が、一部分だけは、火の中より取り出されて、朝廷へ戻りました。しかしなにぶんにも、それは不完全であったし、また諸家(しょけ)に伝わった記録には、いろいろ誤りがあったので、第四十代【天武天皇】は、これらを整理し、昔からの口伝(いいつたえ)を秩序立てて、これを【稗田阿礼(ひえだのあれ)】に記憶せしめられました。
『集古十種』「天武帝御影」
稗田阿礼は、勅命を受けた時には、年は二十八、生まれつき聡明で、一度見聞したことは、二度と忘れぬ人でした。しかしこの人の寿命にも限りがあるので、第四十三代【元明天皇】は、漢字漢文の教養の深かった【太安万侶(おおのやすまろ)】に命じて、稗田阿礼の暗唱するところを、【文字に記録】させられました。【数箇月】かかって、和銅五年(西暦712年)正月、それが完成して献上せられました。これが有名な【古事記】で、上中下の三巻に分かれています。
元明天皇
古事記は古い口伝を元にしたものですが、これとは別に、聖徳太子以来の歴史家の努力があって、外国の歴史を参考し、諸家の記録を整理し、これによって口伝に欠けていた年月を補い、我が国の歴史を大成する計画が進められていました。それが第四十四代【元正天皇】の養老四年(西暦720年)五月にでき上がって、総裁【舎人親王】より献上せられました。【日本書紀】がそれであります。内容も詳しくなって、全部で三十巻あります。これは正史として、非常に重んぜられました。その後、その続編がつぎつぎに作られ、【続日本紀(しょくにほんぎ)】、【日本後紀(にほんこうき)】、【続日本後紀(しょくにほんこうき)】、【文徳実録(もんとくじつろく)】、【三代実録】とつづき、日本書紀と合わせて、【六国史(りっこくし)】と呼ばれるようになります。』
「漢」の皇帝の末裔は、私たちの日本の天皇に帰附した(=服従して部下となった)!
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、優れた歴史学者でありながら、占領期に、GHQから公職追放された著者によって描かれた、私たち日本の素晴らしい「国史」について書かれた良書で、東京書籍に代表される中学校歴史教科書と比べてみると、私たち日本人が何を教えられていないのかが、ありありと分かる良書になります。
さて、本文中に、第15代・応神(おうじん)天皇の御代に、阿直岐(アチキ)、王仁(ワニ)、阿知使主(アチノオミ)などが、次々と私たちの日本に「帰化」したと書かれていましたが、先日も少し書かせて頂きました通り、その子孫の方々は、現在も日本人の中に相当多くいます。
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆「讖緯(しんい)の学」と皇紀 ~ 推古天皇の諡(おくりな)は、なぜ、「推古」なのでしょうか?
で、王仁(ワニ)は漢の高祖の子孫ですから、前漢の建国者である初代皇帝・劉邦(リュウホウ)の血筋を受け継ぐ方々ということであり、また、阿知使主(アチノオミ)は後漢の霊帝(れいてい)の子孫で、その血筋を受け継ぐ方々ということになり、つまりは、いわゆる「漢民族」の国であった「漢」の皇帝の血を受け継ぐ方々が、遠路遥々、私たちの日本にやってきて、そして「帰化」したという客観的な歴史の事実が確認できます。
その「帰化」という言葉の本来の意味が、支那の歴史書である『後漢書(ごかんじょ)』に記述されているのですが、それは以下の通りになります。
① 化外(けがい)の国々から、その国の王の徳治を慕い、自ら王法の圏内に投じ、王化に帰附すること
② その国の王も、一定の政治的意思にもとづいて、これを受け入れ、衣料供給・国郡安置・編貫戸籍という内民化の手続きを経て、その国の礼・法の秩序に帰属させる一連の行為ないし現象のこと
これを、もっと分かりやすく表現致しますと、次のようになります。
① 化外(けがい)の国々である支那や朝鮮から、日本の天皇の徳治を慕い、自ら日本の天皇の圏内に投じ、日本の天皇に帰附する(=服従して部下となる)こと
② 日本の天皇も、一定の政治的意思にもとづいて、化外(けがい)の国々である支那や朝鮮から帰附する(=服従して部下となる)者どもを受け入れ、衣料供給・国郡安置・編貫戸籍という内民化の手続きを経て、日本の国の礼・法の秩序に帰属させる一連の行為ないし現象のこと
要するに、「漢民族」の国であった「漢」の皇帝の子孫の方々は、私たちの日本の天皇に帰附した(=服従して部下となった)わけであり、ここに、“日本化”され、“日本人”となるんです💗
ちなみに、第15代・応神(おうじん)天皇の御代は、西暦390年頃~410年頃までと推測されるのですが、当時の支那は、「五胡十六国時代(ごこじゅうろっこくじだい)」と呼ばれる時代の真っ只中にあり、まさに数々の異民族によって蹂躙され尽くす時代で、果たして、「漢民族」なる者どもが、どれほど生き残ることができたのか・・・、という時代になります。
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆遊牧民の歴史を教えない「社会科」や「世界史」
本日の課題 : 正方形の内接円の面積は、正方形の面積のどのくらいを占める?
ということで、昨日の続きである「微分積分学」を自ら発明する、という無謀なチャレンジの続きに入りたいと思います。
「微分積分学」のエッセンスは、何度も繰り返しますが、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。
昨日も書かせて頂きましたが、そもそものスタートは、「数学」というものが何であるのかを、まったく知らないという前提で、それでいて私たちが普段、日常的な感覚で、自然に理解できるところから、お話は始まっています(→実は「アカの他人」でしかない「ユダヤ第十三支族」 ~ 「יהוה(ヤハウェ)」とは無関係な人々)ので、教科書に書いているから、とか、参考書に書いているから、とか、公式がこうなっているから、とか、これまでに一度も書かせて頂いてはおりません。
あくまでも、私たちが普段、日常的な感覚で、自然に理解できるところから考えていくことが大切で、昨日は測量のお話について書かせて頂きましたが、本日も引き続き同じように考えてみたいと思います。
いま、ある長方形の形をした土地の面積を求めたい場合、
縦横の長さが等しい、基準となる正方形の面積を決めておいて、それを長方形の土地に敷き詰めて測る方法が考えられます。
それでは、次のようなハート型をした土地の面積は、どのように測れば良いのでしょうか?
まず、ハート型の土地を囲む長方形を描き、縦横の長さが等しい、基準となる正方形の面積を決めて、
ハート型の土地の境界部分とその内部の部分の合計が求めたい面積となりますので、それ以外の部分の面積(下図の赤い部分の面積)を求めておいて、ハート型の土地を囲む長方形の面積から引くと答え(もちろん、近似値ですが)が求められます。
では、正方形の内側に円が次のように描かれているとして、
このとき、円は正方形の面積のどのくらいの割合を占めているでしょうか?
さきほどの2つの例と同じような発想で、まず、もともとの大きな正方形(→この面積を「S」とします)よりも小さな正方形(→この面積を「s」とします)で4分割されるように描いてみます。このとき、円の面積を「C」とします。
ここで、上の図から分かることは、
であり、円の面積「C」は、
であり(=小さな正方形の面積「s」の「2」倍超であるのは間違いなさそう)、
です(=小さな正方形の面積「s」の「4」倍未満であるのは間違いなさそう))。
そこで、円の面積「C」が、小さな正方形の面積「s」の「x」倍であると仮定致しますと、
と表現することができますので、
となることが分かります。
で、円の半径を「r」と致しますと、
小さな正方形の面積「s」は、
とも表現することができますので、円の面積「C」が、小さな正方形の面積「s」の「x」倍であると仮定した場合の、
という表現は、
と言い換えることができることになります。
さて、この「x」というのは、一体何なのでしょうか?
続きは次回に♥
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Re: No Subject * by みっちゃん
4711さん、こんにちは^^
いつもコメント&ご訪問有難うございます!
「帰化」という言葉の正しい意味は、御理解為されている通りで、単に「国籍を変更する」というような意味ではありません。
「グローバリズム」と「インターナショナル」の違いが、まさに、そこにあります。
「グローバリズム」はユダヤ思想です。現在の各国とその中に存在する自治体との関係を、「地球は一つ」、その中にある「国々」として考えれば、「地球」という強制的な一つのルールの枠内にすべてを収めることができます。やっていることが、まるで、ヒトラーなのですがw
それに対して、「インターナショナル」は、それぞれの違いを認め合って、問題があれば相互に話し合って解決していきましょうという考え方で、非ユダヤ的です。ユダヤ思想には、それぞれのオリジナルを認めるという発想は皆無ですので。
ということで、これからも何卒宜しくお願い致しま~す☆彡
いつもコメント&ご訪問有難うございます!
「帰化」という言葉の正しい意味は、御理解為されている通りで、単に「国籍を変更する」というような意味ではありません。
「グローバリズム」と「インターナショナル」の違いが、まさに、そこにあります。
「グローバリズム」はユダヤ思想です。現在の各国とその中に存在する自治体との関係を、「地球は一つ」、その中にある「国々」として考えれば、「地球」という強制的な一つのルールの枠内にすべてを収めることができます。やっていることが、まるで、ヒトラーなのですがw
それに対して、「インターナショナル」は、それぞれの違いを認め合って、問題があれば相互に話し合って解決していきましょうという考え方で、非ユダヤ的です。ユダヤ思想には、それぞれのオリジナルを認めるという発想は皆無ですので。
ということで、これからも何卒宜しくお願い致しま~す☆彡
使いやすい日本のパスポートが欲しいとか、海外で日本人というと待遇が良くなるとかの理由での帰化は不愉快です。
「免許証を書き換えるようなもの」と言ったプロレスラーや、「韓国人としての誇りは忘れないが福祉の恩恵に与かるため」と言った女優、「オリンピックに出る為」といった柔道家もいました。
帰化は様々な関門を設けて厳格化し、帰化後に日本を毀損する言動など不都合があった場合には三親等以内は取り消して二度と帰化させない、或いは国外追放とするなど、厳しくしてほしいと思います。
今の日本には、「日本語をはなし日本人のふりをした日本人でない人たち」がたくさんいます。
そういう人達に日本の国籍を与えてほしくありません。