2019-03-26 (Tue)

法隆寺五重塔
本日のキーワード : 聖徳太子、五重塔
五重塔(ごじゅうのとう)は、仏塔の形式の一つ。層塔と呼ばれる楼閣形式の仏塔のうち、五重の屋根を持つものを指す。下から地(基礎)、水(塔身)、火(笠)、風(請花)、空(宝珠)からなるもので、それぞれが5つの世界(五大思想)を示し、仏教的な宇宙観を表している。
本日の書物 : 『「理系」で読み解くすごい日本史』 竹村公太郎 青春出版社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【聖徳太子】がおこなった【イノベーション】は【すさまじい】。

天皇家は神道を基本とするのに、聖徳太子は、中国から新たな文化・【仏教】を積極的に取り入れた。
【仏教の寺院】を次々と建立し、日本に仏教が広がる契機となった。…

一方で、聖徳太子ゆかりの奈良の【法隆寺】は、…【「世界最古の木造建築」】を擁しているが、渡来元である【中国には、そのような建築は存在しない】。

【日本にだけ】、当時の技術が伝わった証拠が残されたのか、【日本でその技術が発達】したのか、そのあたりも明らかではない。…
【法隆寺五重塔】は、【世界最古の木造軸組建築物の一つ】であると同時に、【世界最古の五重塔】でもある。

現在、【日本】には、【歴史的建造物としての五重塔は80塔以上ある】という。その中で、明治維新以前に建立されて、現存しているものが【22塔】だそうだ。

実は、【現在も五重塔などの仏塔の建造は盛ん】で、なんと、【国内で1年に1つほどのペースで建立されている】という。

国内に数ある【五重塔】だが、【1000年以上の歴史を持つもの】となると、現存するのは【法隆寺の五重塔以外には2塔だけ】。

室生寺五重塔
奈良県の【室生寺(むろうじ)五重塔】(建立781から805年ごろ)、

醍醐寺五重塔
京都市の【醍醐寺(だいごじ)五重塔】(同951年)の2塔だ。

ただ、【世界】を見回すと、【1000年以上その姿を保っている建築物】というと、それこそ、【エジプトや中南米のピラミッドぐらい】で、【木造建築で現存まで残されているものは、屋外においてはない】とみられている。

現代の【鉄筋コンクリート】などの建物の【寿命】が【50~60年】だというのに、【木造で1000年以上、風雨に耐えて屹立(きつりつ)しているのだからすごい】というほかない。…

そんなに高い建築物を建てて、大地震、または、台風などの強風に対して安全性は保たれるのだろうか、という心配も湧いてくる。事実、【スカイツリー】は、建設完成間際の【2011(平成23)年3月11日に、「東日本大震災」の揺れを経験】している。

実はこの【地震対策】で、【スカイツリーと法隆寺などの五重塔との間に意外な共通点がある】。

【心柱(しんばしら)】というユニークな構造材が、【「揺れ」への対策となっている】。…

☆心柱制振-ほぼ日刊イトイ新聞
ここに【日本の英知が結集】していた。【五重塔】には、【1000年以上も前に耐震構造が採用されていた】のだ。…

☆心柱制振-ほぼ日刊イトイ新聞
そして、【東京スカイツリーの心柱は、法隆寺五重塔と同じ「貫通型心柱」】だ。まさに、【1300年の歴史を持つ制震システムが、スカイツリーに導入】されている。これには、驚かずにはいられない。』

東京書籍の教科書に繰り返し書かれている法隆寺の火災
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、ド文系の歴史学者には分からない、「理系」の知識を持つ著者によって日本の歴史の素晴らしさについて解説された良書になります。いわゆる「自虐史観」をベースに編集されている東京書籍の歴史教科書などとは比べ物にならないほど価値のある書物で、ぜひ、学校の授業でも使って頂きたいと思います。

さて、本文をご覧頂きますと、「理系」の知識があれば、とても素直に「法隆寺」の木造建造物の素晴らしさが理解できるのですが、ド文系の歴史学者が編集した東京書籍の歴史教科書には、どのように描かれているのでしょうか?
そこで、現在の日本で、中学校の歴史教科書として半分ほどのシェアを持つ「東京書籍の教科書」を確認してみましょう💗



上の見開きのページには、なんとご丁寧なことに、ある内容が繰り返し「書かれています」。もちろん、「理系」の知識を必要とする「心柱」などの建築構造については「書かれていません」。何が「書かれている」のかと申しますと・・・



と、このように「法隆寺」の火災について「書かれている」のですが、さて、この記述ですと、「法隆寺」が全焼をしたと勘違いしてしまう可能性は考えられませんでしょうか? まるで、すべてが消失してしまったかのように。
実は、「理系」の知識があれば、これは間違った記述であり、訂正されなければならない内容なのですが、ちっとも修正されることがありません。
正しくは、焼けた土が出てきたのですが、でもそれは、法隆寺とは別の、そばに建っていた若草伽藍(わかくさがらん)という建物が焼けたものだったんです(笑)


詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆日本の偉大なプリンス ~ 聖徳太子

まるで腐った魚を売る魚屋のような、間違った記述をそのまま放置する東京書籍の歴史教科書を編集したド文系の歴史学者らは、全員、学問の世界から追放されてしかるべきではないでしょうか💗

本日の課題 : 和の導関数と積の導関数の求め方から、差の導関数と商の導関数の求め方を考えよ。
それでは、ここからは、前回の続き、「微分積分学」のお話に入ってみたいと思います。「微分積分学」のエッセンスは、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。

さて、これまでのところで、日常的に感覚で理解できるところから始めて、「微分積分学」を自力で(つまり、教科書に書かれていることの丸暗記とか、公式を覚えるとかの方法ではなく)、自分自身の手によって「発明する」という挑戦をやってきました(→歴史を学ぶのに「数学」がゼッタイ必要な理由)。

で、これまでに何が分かったのかと言いますと、まっすぐなモノであれば、それを測ることは簡単なのですが、

ところが、曲がっているモノだと、急に複雑になって、どうして良いのかが分からなくなります。

そこで、必要に迫られて、『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』、という考え方の下で、「微分積分学」を生み出していくことになりました(→覚えようとする(丸暗記する)人は、その内容について理解ができないから、そうするんです)。
そして、彼是(あれこれ)と試行錯誤の末に、ある曲線上の点「x」の「傾き」は、次のように求めることができるのではないかと考えました(→世界に災いをもたらすのは。。。)。

そして、例えば、「正の整数」の「べき」を持った次のような函数(関数)を、

を微分する(導関数を求める)と、

となることが分かりました(→フランスの「黄色」、アメリカの「緑色」、日本の「青色」)。
さらに、整数とは限らない何らかの数がくっついていた場合に、

それを微分する(導関数を求める)と、

となることも分かりました(→多くの職業や社会的な地位で成功するための必須の精神力)。
続いて、「負の整数」の「べき」を持った次のような函数(関数)を、を微分する(導関数を求める)と、

となることも分かりましたし、「整数分の1」という「べき」を持った函数(関数)を微分する(導関数を求める)と、

となることも分かりましたし(→日経新聞には書いていない、あの「張りぼて国家」の実態)、
昨日のところでは、「整数分の整数」の「べき」を持った函数(関数)を微分する(導関数を求める)と、どうなるのかが分かりました。


結局のところ、これまでに分かっていることで共通しているのは、微分する(導関数を求める)と、もともとの「べき」を前に持っていって、「べき」から「1」を引いて「べき」を一つ落とすだけの形になるということになります。

また、2つの函数(関数)の和からなる函数(関数)を微分する(導関数を求める)と、


となることも分かりましたし(→コミンテルン(国際共産党)の下部組織が日本共産党です)、

和の導関数は導関数の和となることも分かりましたし、さらに、3つ以上の函数からなる場合についても一般化することが出来ました(→共産主義者は暴力がお好き)。


さらに、2つの函数(関数)の積からなる函数(関数)を微分する(導関数を求める)と、

となり、別の表現で、

となることも分かりました(→「マルクスの理論」が理解できない人&「掛け算」の意味が理解できない人)。
もちろん、3つ以上の函数からなる場合についても、分かりました(→「大化の改新」は、何のために必要だったのでしょうか? なぜならば、・・・)。

ということで、いよいよ次のステージへと無謀にも突入しようとしているのですが、果たして、それで大丈夫なのでしょうか?

2つの函数(関数)の「引き算」からなる函数(関数)を微分する(導関数を求める)場合、どのように考えれば良いのでしょうか?

2つの函数(関数)の「割り算」からなる函数(関数)を微分する(導関数を求める)場合、どのように考えれば良いのでしょうか?

実は、足し算と掛け算の場合にどうなるのか?をキチンと理解していれば、この問題は、とても簡単になります。それさえ分かれば、教科書や参考書でお勧めされる「公式の暗記」など、まったくその必要がないことがご理解頂けるはずです。

続きは次回に♥
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