2019-03-20 (Wed)

本日のキーワード : 大化の改新、中大兄皇子
御廟野古墳(ごびょうのこふん)は、京都府京都市山科区にある古墳。形状は八角墳。古墳時代終末期の古墳である。宮内庁により「山科陵(やましなのみささぎ)」として第38代天智天皇の陵に治定されている。本古墳は、被葬者の実在性にも、天皇陵古墳に比定することにも問題がない、つまり、「天智天皇陵」と呼称してもほぼ間違いのない古墳である。
天智天皇(てんぢてんのう/てんじてんのう、626年(推古天皇34年) - 672年1月7日(天智天皇10年12月3日))は、第38代天皇(在位:668年2月20日(天智天皇7年1月3日) - 672年1月7日(天智天皇10年12月3日))。和風諡号は天命開別尊(あめみことひらかすわけのみこと / あまつみことさきわけのみこと)。一般には中大兄皇子(なかのおおえのおうじ / なかのおおえのみこ)として知られる。「大兄」とは、同母兄弟の中の長男に与えられた皇位継承資格を示す称号で、「中大兄」は「2番目の大兄」を意味する語。諱(実名)は葛城(かづらき/かつらぎ)。

☆天智天皇山科陵 宮内庁HP
本日の書物 : 『日経新聞と財務省はアホだらけ』 高橋洋一、田村秀男 産経新聞出版
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【日経】を読んでいても、【まともな人は話半分に聞いている】でしょう。私が【日経新聞はトンチンカン】だとすごく感じたのは【金融政策】についてですね。


金融政策は【「学」が必要な分野】だけど、みんな【学がなくても平気で書く】。【日経の金融政策の記事】はほとんど【トンチンカン】。

もちろん田村さんは例外的に理解しているけど、【日経の大半は違います】。日経内にも知っている人がたくさんいるけど、【まったく基本を理解できていない】ですよ。

それはなぜかというと、【金融機関のエコノミストから話を聞いているから】なんですよ。エコノミストは商売でそれをやっているんだから金融政策なんて関係ない。自分の商売にかかわる話だけをしているんです。
【「金融機関」の金融】と【「金融政策」の金融】は日本語でいうと【同じ漢字】を書きますね。これが、【間違いの元】なんです。これで「金融政策」を分かると思い込んでしまう。
【英語で書くとこの2つは全然違います】。【「金融政策」は英語だと「マネタリー・ポリシー」】。「金融機関」は「ファイナンシャル・インスティテューション」で【違う言葉】を使います。

これを【日経の中枢の経済部の人は分かっていない】と思います。だから【記事】を読んでいると【とんでもないことを書いている】。【財務省も同じ】ように【間違っています】。』

「大化の改新」で、天皇中心の国家体制を早急に整える必要性があったわけ
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、経済・金融専門紙と自称する割には、経済・金融に関する「ド素人」が記事を書いていることで有名な日本経済新聞と、何故か、我が国の金融や経済を不適切な形でコントロールし、かつ、金融や経済のプロでもない畑違いの「東大法学部卒」という単なる4年制大学を卒業しただけのレベルでしかない連中が、右も左も分からずに、見当違いな政策ばかりを繰り出す、我が国の金庫番である一官庁に過ぎない旧大蔵省(現財務省)について、実際に、インサイダーであった著者らによって、その醜悪な実態を日本国民に明らかにして下さる良書となります。

さて、金融機関系の民間のシンクタンクが日本にもいくつか存在していますが、そういったところに所属しているエコノミストやアナリストたちも、実は外部に発信するレポートなどの中身は「自主規制」されていて、肝心なことに何も触れていないモノや、事実を歪曲するようなモノも、かなり多く存在しています。そういった暗黙の了解を理解しておかないと、「書かれているから」と信じ込んでしまう(つまり、騙されてしまう)ことになります。
そういった疑いの目で見ていると、不思議なことに、比較的正しいレポートを発信する人と、トンチンカンなレポートを発信する人との区別が付くようになってきます。

日本の新聞社も同じで、「自主規制」と言うものが社内にあって、そこで否定されれば記事にはなりません。
例えば、こんなのとか。。。


☆中国、米国内の孔子学院に175億円超の資金提供 米上院国土安全保障小委「米国内で存続させるべきではない」~ネットの反応「日本では野放しだから恐ろしい」「早稲田と立命館、聞こえてますか?w」

☆英、中国人留学生らの95口座 計5.3億円相当を凍結 資金洗浄の疑い

で、まったく同じことが、現在の日本で、中学校の歴史教科書として半分ほどのシェアを持つ「東京書籍の教科書」においても、堂々と行われています。
それを理解するのに、最適なのが、百田尚樹さんの大ベストセラーである、『日本国紀』と東京書籍の教科書を読み比べすることになります。

今回は、「大化の改新」の頃のお話になります。




まず、聖徳太子の時代に、私たちの日本が、「日出處天子致書日沒處天子無恙」(日出づる処の天子、書を日没する処の天子に致す、恙無しや)としてお手紙を差し上げたのが、支那という地域を支配した異民族(鮮卑系)の王朝である隋の二代目の独裁者である「煬帝(ようだい)」で、実は、その後の支那の発展に非常に大きな功績を残しているにもかかわらず、Wikipediaなどで、「暴君」と書かれています。


高句麗との戦いに敗れた煬帝は、現在の江蘇省辺り、つまり南へと逃げ出してしまいます。

江蘇省
詳しくはこちらをご参照💗
↓
そして、この後、煬帝の孫を三代目の独裁者として担いだ(つまり傀儡)、李淵(りえん)が、独裁者の地位を譲らせて「唐」を建国します。

李淵
ところが、その功績は、あとで書かれた歴史書によって書き換えられて、何故か、李世民(りせいみん)スゴイってなっていますが。。。これを理解するために必要なのが、「突厥(とっけつ)」、つまり「トルコ」を知っておかなければなりません。李世民は支那という地域を支配する独裁者として、史上初めて「遊牧民族の王様」である「テングリカガン」になったからです。

李世民
詳しくはこちらをご参照💗
↓
で、ユーラシア大陸の西側に目を転じますと、私たちの日本で、最初の元号である「大化(たいか)」(645年~650年)が定められ、聖徳太子が目指した「天皇を中心とする国家体制」を推し進めていく(「大化の改新」)頃、「コーカサス地方(カスピ海付近)」の北に「ハザール(ハザール・カガン国)」という遊牧民族の国家が歴史に登場します。

651年頃の世界地図
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆本物のシルクロードは、中国人とは無関係だった!!

「テングリカガン」とか「ハザール・カガン」にある「カガン」は、「ハーン」です。あの、チンギス・ハーンの「ハーン」で遊牧民族の連合の王様の称号になります💗

以上のことを予備知識として理解していますと、

東京書籍の教科書にある次の記述、
「日本でも、戦争に備えて国の力を強める必要が出てきました」
を読んで、「どの国との戦争に備えていたのか?」といったことや、「何故、国の力を強める必要があるのか?」、ということがご理解頂けると思いますが、そのような予備知識がない状況で、東京書籍の教科書を、ただただ読んで、そこに書かれている文字を暗記したとしても、聖徳太子から、その遺志を受け継ぐ一大改革である「大化の改新」の意味は、何ひとつ分からない、という状況になるのではないでしょうか?

本日の課題 : たくさんの函数(関数)の積から成る函数(関数)を微分せよ。
それでは、ここからは、昨日の続き、「微分積分学」のお話に入ってみたいと思います。「微分積分学」のエッセンスは、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。
昨日からは、新しく(?)、次のような異なる函数(関数)の掛け算から成る函数(関数)について、


それを微分する(導関数を求める)方法を考えようとしています。

さて、どのように考えれば良いのでしょうか?

いま、既に知っているのは、2つの異なる函数(関数)の掛け算から成る函数(関数)について、

それを微分する(導関数を求める)方法です。

別の表現を致しますと、

になります。
ですが、今度は、3つの異なる函数(関数)の掛け算から成る函数(関数)について考えなければなりません。


これは簡単で、2つの函数(関数)の掛け算だったら解くことができるわけですから、そのように考えれば良くって、最初の一つとその他大勢の2つだと考えて解いていけば良いだけのお話になりますので、

となりますので、さらに、

ですので、

となるだけのことになります。ということは、ひょっとすると、

「n個」の函数(関数)が掛け合わされている場合、それを微分する(導関数を求める)には、先頭から順番に「´」を付けたものを足し合わせるだけ、ということになるのでしょうか?


もし、「k個」という具体的な個数の函数(関数)が掛け合わされている、という函数(関数)があるとして、「k+1個」の個数の函数(関数)が掛け合わされている、という函数(関数)にも、同じことが言えるのであれば、それは正しいと考えても良いのではないでしょうか?

そこで、具体的な数である「k」を置いてみて、

「k個」という具体的な個数の函数(関数)が掛け合わされている、という函数(関数)の部分を「g」と置きます。

そうすると、2つの函数(関数)の掛け算という形になりますので、

となります。
そこで、今度は「g´」の部分だけを考えるのですが、既に知っている方法で、それを微分する(導関数を求める)と・・・

となって、要するに、下の赤い四角で囲んだ部分は、

いま得られた式の各項に、

を掛けたものの足し算に過ぎないということになります。

そして、最後の項の「g」は、

なのですから、

「n個」の函数(関数)が掛け合わされている場合、それを微分する(導関数を求める)には、先頭から順番に「´」を付けたものを足し合わせるだけ、ということになることがわかりました。
で、これを使って、

という函数(関数)を微分する(導関数を求める)と、どうなるのかを念のために確認しておきます。ちなみに、この函数(関数)の別の表現が、

ですので、それを微分する(導関数を求める)と「1」になることは知っています。


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