2019-03-07 (Thu)

本日のキーワード : 労働価値説
労働価値説(ろうどうかちせつ、labour theory of value)とは、人間の労働が価値を生み、労働が商品の価値を決めるという理論。アダム・スミス、デヴィッド・リカードを中心とする古典派経済学の基本理論として発展し、カール・マルクスに受け継がれた。
本日の書物 : 『フリーダム : 国家の命運を外国に委ねるな』 江崎道朗 展転社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【ドイツや日本から軍事力を奪って弱い国にしてしまえば、世界の平和は維持できるはずだ】――この【ルーズヴェルトの見通し】は、結果的には、【見事に外れました】。

アメリカと一緒に【世界平和を守ってくれるはずのソ連】が【次々と戦争を始めたから】です。警察官だと思っていたら、【実は強盗だった】のです。

ドイツ敗戦後、【ソ連】は【ポーランド、ルーマニア、チェコスロバキアなどの東欧諸国】を【次々と支配下】においていきました。東欧だけではありません。1945年8月、【日本が戦争に負けると同時に、ソ連は千島列島や満洲を占領】し、【ソ連の支援を受けた各国共産党】が【中国、ベトナム、インドネシア、ビルマなどで次々と戦争を始めた】のです。

特に1946年6月、中国大陸で蒋介石率いる【中国国民党政権】と、毛沢東率いる【中国共産党軍】が始めた【内戦】は、アメリカ国民にショックを与えました。
【「日本を弱くしても、アジアで戦争が起こったではないか」】

野党の【アメリカ共和党】から、【ルーズヴェルトの見通しの誤りを指摘】する意見が出されるようになっていきます。

中国での内戦は、中国共産党軍が徐々に優勢となり、1949年には【中国本土は共産主義者に乗っ取られる】ことがほぼ確定的になりました。【朝鮮半島の北半分】も【共産党によって支配】されました。

「【アジアで戦争を引き起こしていたのは中国とソ連】であった。【日本はアジアの平和を守るため、ソ連や中国と戦っていた】のか」――【ソ連と中国共産党によってアジア全体が共産化する危機に直面】して、【アメリカ政府】もようやく、【この事実に気づいた】のです。

日本からすれば、【中国びいきのルーズヴェルト大統領】が一方的に日本を悪者扱いしたことが、【そもそも間違いだった】のです。

アメリカという国は、敵と味方を間違える愚かな外交をする国だということを忘れずに、日本側は丁寧にアメリカ側を説得し続けることが重要です。』

「マルクスの理論」を理解さえできない人々
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「自分の人生は自分自身の手で切り拓け」ということと同様に、「私たちの国である日本国の命運は私たち日本国民自身が、その意志で望ましい方向へと導いていかなければならない」という当然のことを、読者に改めて問うている良書となります。

さて、本文中に書かれていましたように、「アジアで戦争を引き起こしていたのは中国とソ連」であって、「日本はアジアの平和を守るため、ソ連や中国と戦っていた」わけなのですが、このような客観的な歴史的事実について、学校で教えられる教科書には、それが一言も書かれておらず、まるで正反対に捉えさせようとしているとしか思えないような記述が書かれています。
なぜ、その様な状況になってしまっているのでしょうか?
それは「社会主義者」・「共産主義者」の残骸連中が、いまだに蔓延(はびこ)っているからです。

現在のアメリカにおいても、同じ様な現象が表面化していて、「社会主義者」・「共産主義者」の掃討作戦が行われているところ、になります💗

☆2020大統領選への宣戦布告か! トランプ大統領が民主党の社会主義化をけん制 - FNNプライムオンライン
私たちの日本で言えば、公安の監視対象である日本共産党や過激派連中といった「共産主義者」、あるいは立憲民主党や学界・メディア業界に巣食う「左翼リベラル」(パヨク)と呼ばれる連中がそれに当たりますが、それ以外にも、「社会主義者」・「共産主義者」であると自らを認識できないでいる、「市民」と自称する謎の連中も存在しています。
そのような連中を十把一絡げにして表現致しますと、

となります(笑)

今から100年ほど前の世界において、そんな「おバカ」な「社会主義者」・「共産主義者」が猛威を振るったために、世界中が戦争に巻き込まれました。彼らこそが、戦争を引き起こした犯罪者です。
それは今でも変わりがなく、社会主義の「ソ連」の傀儡として現在に至る「中華人民共和国」と「朝鮮民主主義共和国(北朝鮮)」が、私たち日本のすぐそばで、「戦争」を起こそうとしている現状からも明らかなことになります。

では、なぜ、「社会主義者」・「共産主義者」が「おバカ」なのでしょうか?

なぜならば、「マルクスの理論」が理解できないから、です(笑)

ここ、非常に重要ですので、繰り返しますね💗

「社会主義者」・「共産主義者」・「左翼リベラル」(パヨク)・「自称・謎の市民」といった「おバカ」な連中は、実は、「マルクスの理論」が理解できていないんです(笑)
理解した上で、その論理に基づいて活動しているのではなく、さっぱり「わからない」という状態で、「わからない」からこそ、「わかっているような振舞い」をしているだけ、なんです。
だから、

だとハッキリと言えるわけです。

まず、マルクス(1818~1883年)は、「労賃って何? どうやって決まるの?」ということと、「商品の価格って、どうやって決まるの?」ということを考えます。

で、それを紐解くために、「交換」と「分配」について考えるのですが、「物々交換」にせよ「売買(貨幣の媒介による交換)」にせよ、それらは「等価交換」に基づいている(※マルクス以前の旧来の捉え方)と考えました。
「2つの商品、例えば、小麦と鉄があるとする。それらの交換の割合がどうであろうとも、それは、いつでも一定量の小麦が一定量の鉄に等しいという方程式で表される。かかる方程式は何を意味しているか?――2つの異なるものの内に、同じ大きさの何らかの共通なものが存在するということ――。従って両者は、それ自身のいずれでもないところの第3の何らかのものに等しい。従ってそれが交換価値である限り、両者のいずれもが、第3のものに還元されなければならない。」

で、それを理由付けるために、それぞれの量を「x」「y」とした時に、残された異なるモノを、どのような共通の尺度で捉えれば、方程式の右辺と左辺が等しくなるのか、を考えました。

マルクスは、ここで、「モノ」の「交換価値」は、モノそのものの「使用価値」ではなく、労働生産物としてのモノでしかないので、「モノ」の「交換価値」は「人間の労働」によって表されるべきものであると考えてしまったわけです。(※マルクスの名誉(?)のために補足しておきますと、より正確には、それまでに既に存在していた「労働価値説」(=財の価値が労働によって決まるという説)を引き継いだだけで本人が考え出した訳ではなく、このあとに書かせて頂きますが、すでに「労働価値説」が破綻しようとしているのに無理矢理に屁理屈を述べて辻褄を併せようとしたのがマルクスとエンゲルスの理論になります)

ここでよく考えて頂きたいのですが、マルクスが言っていることは「アベコベ」の屁理屈になっていることがご理解頂けますでしょうか?
例えば、皆さんが何らかの商品やサービスにおカネを払う場合、支払うおカネの量(金額)と、得られる商品やサービスの価値とを比較して、前者よりも後者が上回っていなければ、決しておカネを払ってまで購入しようとは思わないのではないでしょうか?
それとも、マルクスの理論のように、スーパーで見かけた「イチゴ」の値段を見て、このイチゴの生産者は、1パックあたり「●●時間の労働」をされたはずだから、「●●円×●●時間」分の「価値」があるので、●●円という「イチゴ」の値段は妥当などと緻密な判断をした上で購入されたりするのでしょうか(笑) もはや説明するまでもありませんが💗

ちなみに、財の価値が「労働」によって定まるとしていた従来の捉え方を打破したのが、「財の価値は効用(消費者の満足度)によって決まる」という主張をしたカール・メンガー(1840~1921年)たちになります。

カール・メンガー

ということで、本日はここまでとさせて頂きますが、「社会主義者」・「共産主義者」が「おバカ」な理由は、

そもそも「マルクスの理論」が理解できないから、ということがご理解頂けましたでしょうか?
続きは次回に♥
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