2019-02-28 (Thu)

本日のキーワード : レーニン、共産主義、世界革命
ウラジーミル・イリイチ・レーニン(ロシア語: Влади́мир Ильи́ч Ле́нин、1870年4月22日 – 1924年1月21日)は、ロシアの革命家、政治家。ロシア社会民主労働党(ボリシェヴィキ、のちに共産党と改名)の指導者として活動し、十月革命を成功させ、革命政府において人民委員会議議長を務めた。また、第二インターナショナルに代わる共産主義政党の国際組織としてコミンテルンの創設を主導した。
本名はウラジーミル・イリイチ・ウリヤノフ(Влади́мир Ильи́ч Улья́нов)であり、レーニンは筆名。

本日の書物 : 『昭和12年とは何か』 宮脇淳子、倉山満、藤岡信勝 藤原書店
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『藤岡 : 【『新しい歴史教科書』の現行版(自由社 2015年)】にも実は書いているのですが、【レーニンの「アジア迂回」政策】というものがあります。…

現行版の232ページ、「日中戦争(支那事変)」という単元の本文から引用させていただきます。
《 【コミンテルンの世界革命戦略】 コミンテルン(国際共産党)は、ヨーロッパの資本主義諸国で一挙に体制を変革する世界革命の実現を目指していた。しかし、第一次世界大戦後にドイツを中心に闘われたヨーロッパの革命闘争に敗北し、別の道をさぐることになった。
コミンテルンは、【社会主義のソ連を守り】つつ、欧米や日本の、【植民地や従属国で活動する世界革命戦略を立てた】。活動拠点の中国では、日本が次第に標的となっていった。 》
そして、この続きが【「西安事件」】の小見出しから始まる記述に続くように書かれています。断っておきますが、これは文部科学省の教科書検定をパスした、れっきとした「文科省検定済み」中学校歴史教科書ですから、お間違いのないようにお願いします。教科書の分量ではこの程度しか書けませんでした。すこし解説的に補足をさせていただきます。
【マルクス】も【レーニン】も【「世界革命」を目指していた】のですが、その場合の世界とは、地球儀を回して見られるような、【グローバルという意味の世界ではなく、ヨーロッパ世界に限られていました】。アジアや中東、アフリカなどは「世界革命」という時の「世界」には入っていなかった。視野の外にあったのです。【ヨーロッパの範囲で、全ての国で、資本家を打倒する(つまりは殺す)革命】を考えていました。ところが、資本家の力はなかなか強い。国ごとに【プロレタリアート】に先導された人民が立ち上がったとしても、勝つことは難しい。そこで、革命派は【国を越えて連帯】しなければならない。これが、【インターナショナル】ということの意味です。そうすると、【世界革命】とは【世界同時革命】にならざるを得ません。
資本家を倒す【革命のチャンス】はどういう時に生まれるでしょうか。それは、【戦争によって国家体制にヒビが入り、支配階級の力が弱まった時】です。ここで【「敗戦革命」】を決行します。これを【「帝国主義戦争を内乱へ」】と【レーニン】は【定式化】しました。』

東京書籍の教科書が「書かないこと」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、当ブログ待望の学会である、これまでの縦割りの狭い「学界」という社会で、何ら学問的な功績を残していない、現在の歴史学会の旧態依然とした「アカ体制」を打破すべく誕生した『昭和12年学会』の狼煙(のろし)とも言える書物で、私たち日本人が本来あるべき歴史観へと「アップ・グレード」することを告げる良書となります。

さて、本文にも書かれていましたが、『新しい歴史教科書』の現行版(自由社 2015年)には「コミンテルン」という重要な言葉が「書かれている」、さらに「解説もなされている」のですが、昨日も書かせて頂きましたように、『日本国紀』にも「コミンテルン」という言葉とその解説が「書かれている」のですが、何故か、中学校の歴史教科書で半分ほどのシェアを持つ東京書籍の教科書には「書かれていない」(言葉さえ登場していません)んです(笑)


いったい、どうして書くことができないのでしょうか?(その理由は明らかですがw)

で、前回の続き(→多くの職業や社会的な地位で成功するための必須の精神力)を書かせて頂きたいと思いますが、紀元前3世紀(恐らくもっと古いと考えられます)~3世紀までの弥生時代と、それに続く6世紀中頃までの古墳時代について、『日本国紀』と東京書籍の教科書を読み比べし比較してみますと、


ここでも同じように、『日本国紀』にはキチンと「書かれている」のに、東京書籍の教科書には一言も「書かれていない」ものがあって、それが神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびこのみこと)、すなわち、初代・神武天皇に関する記述であるということを指摘させて頂きました。つまり、東京書籍の教科書は、私たち日本国民の象徴であると日本国憲法に定められている、その天皇の初代について、何ら記載をしていない、日本国民を馬鹿にした教科書となっているわけです。

ここから判明するのが、東京書籍の教科書の執筆陣は、おバカな「欠史八代」という、すでに否定された珍説を、いまだに妄信している似非(えせ)学者・自称学者だということです。

詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆「欠史八代」という「文系アタマ」ならではの、どうしようもなく愚かな珍説

☆実証主義と「自虐史観」 ~ 日本の歴史学者がバカにされている理由

本日の課題 : xの0乗は1であることを証明せよ。
それでは、ここからは、昨日の続き、「微分積分学」のお話に入ってみたいと思います。「微分積分学」のエッセンスは、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。
で、いま考えていることが、

という函数(関数)、つまり、

という函数(関数)を微分する(導関数を求める)ことなのですが、この函数(関数)は、

という形をした函数(関数)が足し合わされているだけのもので、「c」は整数とは限らない定数、「k」は整数で、「0」からはじめて「n」まで、という函数(関数)になります。
昨日のところまでで、

つまり、

という問題の函数(関数)を微分する(導関数を求める)ための材料が全てそろったことになりますので、、つまり問題が解けることになりますので、早速、解いてみたいと思います。


昨日のところで、

となることが分かっていますので、

さらに、

を微分する(導関数を求める)と、

別の表現で、

となることが分かっています。つまり何らかの「数」でしかない「c」を、導関数の外側に引っ張り出すことができるので、

という風に問題を解くことができました。
まとめておきますと、

を微分する(導関数を求める)と、

となります。
で、ここまでは、「k」は整数で、「0」からはじめて「n」までという前提で問題を考えてきましたが、次回以降は、それをさらに拡張してみたいと思います。
そのための準備として、本日の最後に問題をひとつ。
(問題) xの0乗は1であることを証明せよ。


続きは次回に♥
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