2019-02-06 (Wed)

本日のキーワード : 自由落下
自由落下(じゆうらっか、英: free fall)とは、物体が空気の摩擦や抵抗などの影響を受けずに、重力の働きだけによって落下する現象。真空中での落下。重力以外の外力が存在しない状況下での運動のことである。人工衛星や月、地球などの天体の運動がこれにあたる。一様な重力が働く状況下において初速ゼロで運動を開始した物体の等加速度直線運動のことを特に自由落下と呼び、初速度をもって運動する斜方投射などと区別することがある。

本日の書物 : 『縄文時代の不思議と謎』 山田康弘 実業之日本社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【縄文時代】にも【楽器はあった】。

現代のように演奏したり、聴いたりして楽しむものもあっただろうが、祭司や儀式にともなう神聖なものとして使われていたものもあっただろう。
【縄文時代の代表的な楽器のひとつ】とされるものに【「石笛」】がある。自然に孔(あな)があいた石を笛としたもののほかに、人工的に孔をあけられた石笛も発掘されている。
縄文時代の笛には、もうひとつ粘土を焼いてつくった【「土笛」】と呼ばれるものがある。土笛は吹き口と指孔がひとつずつあるものがほとんどで、演奏時の持ちやすさを考慮したのか、丸っこいデザインが多いのが特徴だ。少々歯切れが悪いのは、本当に笛として使用されたのか、確実な証拠がないためだ。
【「土鈴(どれい)」】は粘土で型をつくり焚き火で焼いた鈴で、中には直径6ミリ~7ミリの粘土球でつくった鳴子が5個~6個入っている。粘土球がわりにマメを鳴子に利用したものもあった。
青森県や滋賀県、北海道の遺跡からは、【先端が尖った木製の長細い板】がそれぞれ発掘された。
この木製の板は、静岡県の登呂遺跡(とろいせき)から発掘された【弥生時代の原始的な琴と似ていた】ことから【「縄文琴」】と呼ばれ、【世界最古の管弦楽器】といわれている。』

縄文文明が保持していた「漆(うるし)の高度な技術」は、四大文明の発祥よりも古いんです
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、これまでの考古学研究によって得られた、最新の知見をもとに、多くの画像資料とともに縄文時代の正しい捉え方について、非常に分かりやすく解説がなされている良書になります。

さて、先ほど、ご紹介させて頂いた動画は、青森県八戸市にある縄文時代晩期の「是川遺跡(これかわいせき)」などから発掘された埋蔵文化財を展示している「八戸市埋蔵文化財センター 是川縄文館」のものとなります。

是川遺跡復元施設
英語で小文字の「japan」は「漆(うるし)」の意味ですが、その「漆」も、私たちの日本が縄文時代だったころから存在していました。

詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆黄河文明よりも古い! 日本人が9000年前に持っていた技術


さて、現在、『日本国紀』と東京書籍の教科書を読み比べし始めたところなのですが、東京書籍の教科書では、古代文明のおこりとして早々に記述がなされているのですが、偏見に満ちた「多様性を認めない記述」となっていることは明らかで、私たちの日本で、ごく一部の人間が拘(こだわ)り続けている珍説「四大文明説」に基づいて、延々と解説がなされ、それ以外には文明がなかったかのような、非常に誤解を生じさせる可能性が高い内容となっています。


「記述がない」、「書かれていない」ということの重要性が、もし分からないようであれば、下記の記事をご参照くださいませ。


☆「日本史と世界史」自虐的なのはどっち? 教科書で隠されている"大事なこと":PRESIDENT Online - プレジデント
本日の課題 : 今から400年以上前の17世紀の天才、ガリレオ・ガリレイは、現代人類よりも野蛮・劣っている、と言えるのか答えよ。それを踏まえた上で、1万年以上前の縄文人は、現代日本人よりも野蛮・劣っている、と言えるのか答えよ
それでは、ここからは、昨日の続き、「微分積分学」のお話に入ってみたいと思います。「微分積分学」のエッセンスは、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。
で、本題に入る前に、昨日の終わりのところの宿題を片付けておきたいと思います。
縄文人が3と5と7という数字を特別視していた理由を考えよ。
もちろん、この宿題には、唯一の正解はありません。単に、推測をする、自分のアタマで考える、だけです。

ガリレオ・ガリレイ
17世紀の天才、ガリレオ・ガリレイという名前は、学校の授業で「覚えさせられる単語」の一つになりますが、
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆フランス人の歴史の始まり

彼は、実験によって、斜面を転がる球体の動きを観察した上で、
『静止した状態にある球体が、最初の単位時間当たりに転がった距離を「1」とすると、単位時間あたりに転がる距離は、「1」、「3」、「5」、「7」と増えていく。』
という風に、「単位時間あたりに転がる距離」、すなわち「平均速度」について仮説を立てました。

おや? 縄文人が特別視していた数字が並んでいますね!

この時、転がる距離に注目しますと、

1 = 12
4 = 22
9 = 32
16 = 42
というように、距離と時間の関係は、次の2次方程式で表すことができるのがご理解頂けると思います。

ひょっとしたら、縄文人も、こういった事を理解していたのかもしれませんね。

と、こんなことを書くと、そんな馬鹿なことがあるはずがない、と決めてかかる方も多くいらっしゃるかもしれませんが、それこそが、「進歩史観」と呼ばれる非常に危険な偏った見方、つまり、人間社会は最終形態に向けて進歩を続けている、だとか、古代から現代へ向けて社会が良くなっていく、と考える非論理的な思考だと思います。

現在、当ブログでは、「微分積分学」を自分自身の手で「発明」するということについて、チョコっとずつ書かせて頂いておりますが、そもそも「微分積分学」も、昔の人類が発明したものですが、それについて現代社会に生きる人類、もっと限定して申し上げますと、私たち日本人は、みんなが誰でもキチンと理解している、と言えるのでしょうか?

ちなみに、ガリレオは、さきほどの仮説を、斜面ではなく「垂直」に落ちる物体の運動、つまり「自由落下(free fall)」にも適応しました。

そして、ガリレオが「落下法則」で、自然の法則について初めて数式化したことによって、その後、「力学」と「微分積分学」が生まれることとなります。

続きは次回に♥
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