2019-01-31 (Thu)

本日のキーワード : 島
島(とう、しま)は、大陸の面積より小さく、四方を海洋に囲まれた陸地である。

世界の島
本日の書物 : 『アジアの覇者は誰か 習近平か、いやトランプと安倍だ!』 宮崎正弘&石平 ワック
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『宮崎 : 【中国海軍】は【南シナ海】の【7つの人工島に軍事基地】をつくって、そのうち【3つに滑走路】をつくっているけど、【島】というのは、【空母と違って動かせない】。【軍事的標的として、いつでも攻撃できる】んです。中国はいったい何のためにこんなことをやっているのか、よくわからない。

空母なら自由自在に動かせる。【軍事基地を固定させる中国のやり方】には、【アメリカの戦略家はそれほど意味を感じていない】と思います。飛行機が飛び交い、ミサイルが飛び交う時代に、【なぜ固定基地をつくるのか】。

石 : 中国は非常に綿密に冷静に高度な戦略を立てて行動するように思われていますが、そうでない部分もある。【南シナ海でやっていること】が、【軍事的意味があまりない】というのは、軍事戦略の視点から練り上げたものというより、【習近平自身の“プレゼンス”強化のためにやっている】面があるんです。「南シナ海で自分たちはこれだけやっていますよ、南シナ海を実効支配しているのは我々なんですよ」と、【国内に大々的にアピールしている】んです。【習近平】は、…【業績が何もない】から、習近平独裁政権を正当化する業績の一つとして対外“進出”活動の【宣伝に努めている】。

☆中国公安部部長、全国幹部会議で「カラー革命」に初言及 政権崩壊に警戒
しかし、これによって、【アメリカは中国を完全に敵視する】ことになり、【アジア諸国も警戒心を抱く】ようになった。そういう一因をつくってしまったことで、【習近平】は、【自分のつくった罠に落ちてしまった】と言えます。【袋小路に自ら入ってしまった】。…
宮崎 : 【7つの人工島】は、軍事戦略の一環としての【基地機能がない】。いつ本格的に戦略的な基地機能を持つことができるのか。現時点では、【7つの人工島には、それほど意味がない】んです。…
南シナ海を見て下さい。だだっ広い海域で、チョークポイントがない。中国がそのあたりを支配しても、別のところを通って、どこにでも行ける。なぜ、中国はあんなことをしているのか。本当に不思議です。
【意味のないことをして】、【いたずらに】、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、インドネシア、シンガポールを【警戒させてしまった】。ベトナムも完全に【敵に回した】。
石 : まったくおっしゃる通りです。』

東京書籍の歴史教科書は正しいことが書かれているのでしょうか?
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現在の支那・朝鮮における混乱状況を知るのに、非常に役立つ情報が満載の良書で、今後の支那・朝鮮の破綻を予測する上でも、読んでおいて損はない書物になります。

さて、昨日のところで、支那・朝鮮を巡る、今後の流れというものが、「既定路線」にあるとして書かせて頂きましたが、だからこそ、私たち日本人が考えなければならないのが、「ロシア」をどのように「調理」すれば国益に適(かな)うのか、という点になります。

少し視点を移動させて、ロシアを中心にしてみますと、次のようになります。

こうして考えますと、東ヨーロッパや中東辺りで、やっぱり何かが起こるはず、って推測できるのではないでしょうか?

で、そういった将来の予測をするためには、どうしても、過去にどのようなことが起こってきたのか、そして、その結果、どのような現状であるのかを、出来るだけ正確に把握しておかなければならないわけですが、そのために「学ぶ」べきものが「歴史」になります。
で、いま、何故か手元に、こういうの(↓)があります(笑)

これから、チョコっとずつ、それぞれを読み比べるという形でご紹介させて頂きたいと思います。

まずは、手始めに、東京書籍の教科書の巻末にある「年表」から確認してみましょう(『日本国紀』には年表の類はありません)。

御覧のように、すでに「突っ込みどころ満載」なモノとなっておりますが、

そもそも、「原始時代」と書かれた年代が、私たちの日本と、世界とで、大きく相違していますが、考古学では用いられることがない「原始時代」という言葉を、東京書籍の執筆陣は、果たして、どのように「定義」されているのでしょうか?

また、世界に通用しない過去の珍説でしかない「四大文明」という言葉も書かれていますが、これは学問の世界では今や完全に否定されているモノなのですが、どうして学校の教科書に、それが記載されているのでしょうか?

詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆四大文明 ~ 中学校の教科書に載っている「世界に通用しない過去の学説」

また、世界の主な出来事として、何故か理由が分かりませんが、「秦の始皇帝が中国を統一する」と書かれています。
そもそも、「中国」という国が歴史上に現れてから、まだ100年ほどしか経っていないにもかかわらず、どうして、「中国を統一」することができたのでしょうか?
これは、正しくは「中原を統一」ですが、東京書籍の執筆陣は、こういった誤植に気が付かないのでしょうか?

詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆「中国人」は、実は19世紀まで存在しなかったんです
☆「中国語」が始まったのは、1918年になってからのことなんです
☆実は、大したことはなかった、秦の始皇帝の統一

☆中華人民共和国が「ウイグル人」を弾圧することの致命的な誤り

やはり、東京書籍の執筆陣の中に、

戸波江二(となみこうじ)などという、

戸波江二
単なる法律学者で、歴史の専門家ではないモノが紛れ込んでいるからなのでしょうか?

さて、お話はまだまだ続きますが、東京書籍の教科書の件は、本日はここまでとさせて頂きます。
本日の課題 : 曲線「y=x2」の傾きを正方形の面積の変化として考えよ
それでは、ここからは、昨日の続き、「微分積分学」のお話に入ってみたいと思います。繰り返しますが、「微分積分学」のエッセンスは、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。

昨日までのところで、「極小」を「minimal」の「m」で表記するとして、曲線M(x)上の点「x」の「傾き」を、次の式で表し、

次の式で表される曲線の、

点「x」における「M」の「傾き」が、

となり、極小の「m」を無限に小さいと想像(ただし、ゼロではない)すると、「2x + m」は、「2x」に限りなく近いということになりますので、つまり、

で表される「曲線」の点「x」における「傾き」は「2x」である、ということを言っていることが分かりました。
グラフで描くと次のようになりますが、これは、中学生が覚えさせられる2次関数のグラフの一つです。

とは言うものの、昨日のところでも書かせて頂きましたが、具体的にイメージしにくいために、いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか?
中学校で学ぶべき「数学」の基礎は、次の3つになるということも、昨日書かせて頂きましたが、
〇 幾何学
〇 代数学
〇 解析幾何学

で表される「曲線」の点「x」における「傾き」というのを、幾何学を使って、別の考え方をするとイメージしやすくなります。


という式を、「正方形」の面積だと想像してみてください。縦の長さと横の長さが「L」で、面積が「A」だとします。

ここで、縦の長さと横の長さを、ほんのチョコっと伸ばします(「dL」分だけ伸ばす)。その時に増加した面積を「dA」と致しますと、


となりますので、両辺を「dL」で割ると、次のようになります。

ここで、「d」を無限に小さいと想像(ただし、ゼロではない)すると、「2L + dL」は、「2L」に限りなく近いということになります。
もう、お気づきだと思いますが、さきほどの「曲線」の「傾き」を考えたことと同じ結果となっています。

「2L」というのは、2本の長さ「L」の線分であり、「dL」というのは、無視できるほど小さな「点」だということになります。

続きは次回に♥
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