2019-01-16 (Wed)

本日のキーワード : 学歴、視聴率
学歴(がくれき)は、個人の学業上の経歴。
学業の形態は様々であるが、小学校、中学校、高等専修学校、高等学校、専門学校、高等専門学校、短期大学、大学の学部・大学院等の教育機関における学業上の経歴を指すことが多い。
短期大学、大学の学部・大学院の各課程の修了者には、学位が授与される。短期大学の卒業者には短期大学士の学位、大学学部の学士課程修了者には学士号が授与される。大学の大学院における修士課程あるいは専門職学位課程修了者には修士号あるいは専門職学位が授与される。博士課程を修了し、論文が認定された者には博士号が授与される。短期大学及び大学学部の学位を初級学位(First Degree)、大学院のそれを上級学位(Advanced Degree)と呼ぶ。学位は世界的通用性を持ち、異なる国の間でも相互に互換性を持つ。2017年の厚生労働省の発表では学歴別の男女計の平均初任給は大学院卒が23万3千円、大学の学部卒が20万6千円、高専・短大卒が17万9千円、高校卒が16万2千円となっている。

本日の書物 : 『図解 統計学超入門』 高橋洋一 あさ出版
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 もし【若者たち】に【「これから何について学ぶべきか」】と問われたら、私は次の3つを挙げる。
【語学】、【会計学】、そして【数学】である。

とくに昨今、世の中は【数学の中でも「統計学」に注目】しつつあるようだ。
インターネットの活用があたりまえになったこの時代、膨大なデータを集めることはたやすくなったが、それを処理し、整理して、理解するためには、【「統計学」が必須】であることに、みなが気づきはじめた。

そこで、数々の入門書が書店に並ぶ状況になっているのだが、ここで例に漏れず、重度の数字アレルギーを持つ、あさ出版の編集担当者から、
「統計学は難しい」
「どの本を読んでもわからない」
「数式を使わずに理解できないものか」
と連絡がきたわけである。…これまで経済学や会計学についても同様の経緯で執筆してきた。


確かに、これらの分野について「入門書」として出回っている本の多くは、初心者向けとしては情報が複雑すぎたり、専門的すぎたりするものが多い。
嘆きたくなる気持ちもわからなくはなかった。
経済学は難しい。
会計学は難しい。
その誤解を解くべく私は筆をとったのだ。
しかし、である。
これが「統計学」となると話は別だ。
なぜなら、【「統計学」は難しい】からである。…

一方で【統計学】は、【私たちの生活のとても身近なところで、古くから利用されてきた】。
たとえば、【テレビの視聴率】もその一つ。

視聴率調査を行うビデオリサーチ社によれば、【約1800万世帯】が暮らしている【関東地区】において、【調査を行っているのはたったの900世帯しかない】。

この数字を聞いて、一体どう思うだろうか?

【2万分の1のサンプル数だけ】で、本当に正しい視聴率が出せるのか?
そう思うのは統計学を知らないからだ。
知っていれば、少しも疑問に思わない。
【全数調査をしなくても、全体像がある程度わかる】。それを可能にするのが【「統計学」】だからである。』

テレビを視聴するのは、どんな人?
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、私たちの日常生活において、身近なところで活用されている「統計学」について、その「数学的」な考え方についての理解を、平易で解りやすい文章によって促しつつ、いまだ「統計学」を本格的に学んでいない読者の方々であっても、それが、世の中でどのように活用されているのか、ということに気付くことができ、その「統計学的」な考え方によって、様々なシーンで実際に御自身で活用できる可能性を知ることができる良書となります。

さて、「視聴率」のお話が書かれていましたが、実際にビデオリサーチ社のホームページから資料を少し確認してみましょう。

☆『TV Rating Guide Book』ビデオリサーチ社
「世帯視聴率」の用語説明の中に、「テレビ所有世帯のうち」という文言が書かれていますが、ここからも分かるように、「視聴率」というのは、あくまでも、テレビを所有している世帯の中で、という限定された範囲に絞られています。

☆『TV Rating Guide Book』ビデオリサーチ社
「系統抽出法」のお話は、本書でも紹介されていますが、バイアスがかからないようにするための、一つの手法となります。「テレビ非所有世帯」を除くのと同様に、マスコミ関係者のいる世帯も除くと書かれていますが、それも、バイアスがかからないようにするためです。

☆『TV Rating Guide Book』ビデオリサーチ社
で、なぜ、関東地区の約1800万世帯における視聴率調査が、たったの900世帯だけで、ある程度予測ができると言えるのか、は本書を御覧頂くことでハッキリと理解できますので、ぜひ、みなさまも読んでみてください。

それから、その「視聴率」とは別になりますが、各御家庭のテレビから、民放テレビ局は「無断」で「勝手に」、視聴データを収集しようとしていますので、ご注意ください。

☆放送局、テレビ視聴データ収集 ネット通じ、拒否可能 | 2019/1/6 - 共同通信

☆民放テレビ局は視聴者の情報を取得している!郵便番号やIPアドレスも自動送信、拒否設定が必要
ちなみに、拒否設定をするのに、何故か、「テレビ朝日」だけが「番組ごとに」というトンデモ設定となっています。
それから、念のためですが、NHKとNHK教育も要チェックですので。

我が家も、ほとんどと言って良いくらい、テレビを視聴しません。テレビを使用するのは、大画面を活かしてネット経由の動画を見るためだけです。また、そもそも「テレビを置かない」という方々も周りにも増えてきました。
では、視聴率調査で、その調査対象から除外されている「テレビ非所有世帯」について確認してみましょう。
次の表に示されているのは、世帯主年齢別のテレビ保有率で、世帯主の年齢が29歳以下では、「テレビ不要世帯」が15%程度存在していることが確認できます。構成比が「1.8%」と、一見低く見えますが、まさか10歳の世帯主などはほぼ存在しないと思いますので、普通に考えて、18歳から29歳までの年齢層になりますから、親元での同居(=独立した世帯主ではない)も当然多く存在していると考えられ、著しく低く見えてしまうことになります。

☆テレビ視聴の構造変化と今後の展望
また、次の表は、「女性だけ」に焦点を当てたテレビ視聴時間を示しているのですが、ここから読み取れるのは、
「既婚」、「無職」、「低学歴」ほど、テレビを見る。
「未婚」、「正規社員」、「高学歴」ほど、テレビを見ない。
ということになります。

☆テレビ視聴の構造変化と今後の展望
残念ながら、この資料には、何故か示されていませんが、それでは、一体、「男性」の場合は、どうなるのでしょうか?

ということで、今度は次の資料を御覧下さい。

☆『「情報通信メディア利用時間調査」の5年間データに見るテレビとネットの時間的浸食関係 - 若年層の分析を中心に』 橋元良明(東京大学)
上の表も、統計学的な分析によってまとめられたものですが、そこから分かるのは、
テレビの視聴時間に関係性が高い順に並べると、年齢(年齢が高いほどよく見る)、性別(女性の方がよく見る)、学歴(低学歴ほどよく見る)、そして、既婚者がテレビをよく見る、となった。
ネットの利用時間に関係性が高い順に並べると、年齢(年齢が若いほど長時間利用)、学歴(高学歴ほど長時間利用する)、性別(男性の方が長時間使用)、となった。
ということになります。さて、みなさんにも、当てはまりますでしょうか?

本日の課題 : (問) すべての人々にとって、「時間」は「同一(等しい)」と言うことができるか答えよ。
さて、ここからは一昨日の続きになります。
私たちの一般的な理解では考えられない現象が、「光」については観察することができる、ということについて考えているのですが、要するに、普通に誰でも理解している、距離と速さと時間の関係において、
距離(distance) = 速さ(speed) × 時間(time)

「光」の場合は、あくまでも「速さ」が一定で、「距離」が異なってくるのは「時間」が異なっているから、との説明を要求されることになってしまいます。それも、「時間」が全く同じであったとしても、です。

実験で、まず、2枚の上下の鏡に挟まれた空間を、「光」が反射を繰り返しながら上下に行ったり来たりしている装置くを用意し、

鏡と鏡の距離(高さ:height)を「h」、「光」の速さ(迅速性:celeritas)を「c」とし、


その装置を積んだロケットが、速さ「s」で、地上の観察者の横を水平に通り過ぎるとき、地上の観察者から見たロケットに積まれた装置の「光」の動きが、次のようになります。

この図を、三角形で表すと次のような形になります。

距離(distance) = 速さ(speed) × 時間(time)
という式を思い浮かべながら考えてみますと、「光」が進んだ距離は、ロケットの中の人物には「h」で、地上の観察者にとっては「ct」で、上の2つの図表からも、

であることは明白ですが、そもそも、「h」は次の関係で表せました。

ということは、

と言っていることになります。
おや?

ここで、「光」は、あくまでも「速さ」、つまり「c」が一定であるために、「t」、つまり「時間」が「異なる」ために、

となっているわけです。
でも、実際に観察している時間は、「等しい」のですが。。。

そこで、この謎を解き明かすために、

という、ピタゴラスの定理(三平方の定理)を使って、考えてみたいというのが、一昨日までのお話でした。
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆迷惑でしかない「朝鮮半島(コリア)問題」、とても有益な「数学の問題」


それでは、早速、始めましょう。まずは、ピタゴラスの定理(三平方の定理)を使って、上の図の関係を示してみましょう。

を置き換えてみますと、

「距離」の差に「時間」(それも全く同じであるはずの)の違いが関係しているのか、というところが焦点なので、「t」を集めますと、

で、こうなって、

さらに、こうなります。

別の表し方をすると、こうなります。

ここで、上の式の中の「t」は地上の観察者にとっての「時間」ですので、ロケットの中の人物にとっての「時間」を区別するために「t´」と表します。



そして、地上の観察者からの視点で表した式と、ロケットの中の人物からの視点で表した式を見比べてみますと、


あるいは、



どちらもよく似た形なのですが、とても鬱陶(うっとう)しい邪魔者が存在しています。


何故かと申しますと、いま、「距離」の差に「時間」(「t」と「t´」)の違いが関係しているのか、というところが焦点ですので、「t」と「t´」の関係を示す式が知りたいんです。
もし、仮に、その邪魔者を隔離し、

という式の左辺の分母を、「c2」で括(くく)ることができれば、

の式から、「t´」を代入することができ、目的である「t」と「t´」の関係を示す式が分かるはずなんです。
それは、どのようにすれば可能なのでしょうか?

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
- 「算数アタマ」のままなヒト、「数学アタマ」になれた人 (2019/02/19)
- 憲法違反の「外国人参政権」を推進するという、とっても、おバカな立憲民主党の考え方 (2019/02/18)
- 立憲民主党の「外道の政治」 (2019/02/15)
- 金融機関と文系アタマ (2019/02/14)
- ネットの「後追い」をする、とても恥ずかしい日本のメディア (2019/02/13)
- 覚えようとする(丸暗記する)人は、その内容について理解ができないから、そうするんです (2019/01/18)
- 数学は、わからない人にはわからない。でも、やっぱり頑張るべきでしょ!! (2019/01/17)
- テレビを観ることと「学歴」は関係するの? (2019/01/16)
- そもそも、日本人って、お酒に強いの?弱いの? (2019/01/12)
- 韓国とか、立憲民主党、日本共産党、社民党などの「救いようのないバカ」な連中は、「魔の2歳児」と呼んであげましょう! ~ 「terrible twos!!!」 (2019/01/11)
- 美人に対して男性の態度が豹変するのは、科学的な理由があるんです!! (2019/01/10)
- 日本にとって最大の誇りの一つ ~ 皇室で連面と百二十五代受け継がれてきたこと (2018/12/29)
- 科学的事実よりも思想を優先させる日本の自称科学者たち ~ 佐倉統って誰? (2018/12/28)
- 警察に逮捕されても、なんの問題もなく働くことができる!! それが「大学」というところなんです(笑) (2018/12/27)
- 「人は外見で判断してはいけません」というのは、実は大間違いなんです!! (2018/12/26)