2019-01-07 (Mon)

本日のキーワード : 易姓革命
易姓革命(えきせいかくめい)は、古代中国において、孟子らの儒教に基づく、五行思想などから王朝の交代を説明した理論。
天は己に成り代わって王朝に地上を治めさせるが、徳を失った現在の王朝に天が見切りをつけたとき、革命(天命を革める)が起きるとされた。それを悟って、君主(天子、即ち天の子)が自ら位を譲るのを禅譲、武力によって追放されることを放伐(ほうばつ)といった。
本日の書物 : 『アメリカの「反中」は本気だ!』 宮崎正弘 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 最新の中国国家統計局公表の数字に拠れば【中国の「ジニ係数」は0・467】である。

つまり【中国の富の半分近くがわずか1%の特権階級によって独占されている衝撃的データ】であり、【中国政府】が【おおやけにこれを認めた】ということである。この数字は控えめなもので、【本当は0・6】という統計が複数の大学シンクタンクから提出されている。
一般論として、もし【ジニ係数が0・4を超えると、内乱か反政府活動が本格化する】と言われる。

【中国の治安対策費】は【国防費より多額】であり、そのうえ【防犯カメラを全土津々浦々に設置】し、あげくには【ビッグデータで国民一人ひとりを監視】しているため、反政府活動はしづらい。けれども【国民の憤怒が爆発】し、【ローンウルフ型テロ行為が頻繁】している。
そして、【もっと衝撃的な数字】が出てきた。
【中国の国内治安対策費】が【国防費より18%も多い】という驚くべき事実である。

前から指摘されてきたが、詳細のデータの発表がないので闇のなかだった。国防費とて、ロケット開発などは、科学費用に算入されており、実際の【中国人民解放軍の予算は公表数字の2倍以上、おそらく3倍】と言われる。
【その国防費よりも多額の予算配分が国内治安対策である】。』

現在の中国共産党王朝が天に見捨てられ、次の王朝を築くのは、どの異民族でしょうか?
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、当ブログでも度々ご紹介させて頂いております、当代随一のチャイナ・ウォッチャーである著者による、優れた「良質なる情報」が詰まった良書となります。ぶっちゃけ、朝日新聞などのサラリーマン記者は、自分の足で「情報」を得るなどといった面倒なことをやらないので、「コピペ」をするか「捏造」するかという二者択一で、やっつけ仕事の記事を日々描き続けるという、とんでもなく愚かで退屈なルーティン・ワークを、何ら疑問視することなくやり遂げることができるそうなのですが(ひょっとしたら、それがご自慢なのかもw)、そんな愚者とは違って、お金を出して買う意味がある著者の書物は、幅広く私たち日本人が共有すべきものではないかと考えており、お薦めの書物となります。

さて、約2年ほど前に、ご紹介させて頂いた書物には、次のような記述があります。
『 貧しい国が豊かになると戦争が起きる
豊かな国が貧しくなると革命が起きる
今、世界で起きていることは
「これから起こること」の始まりにすぎない
世界は革命期に突入した。サブプライム以降の大きな歴史のうねりはグローバリズムを終焉させ、巨大な大衆の反発と否定の段階に入っている。…
2016年4月、その存在が発覚したパナマ文書は、国家間の法律やルールの違いを利用し、国家をまたぐことで違法行為を正当化し、税を逃れてきた人や企業の実態を白日の下に晒した。当然、これは世界各地で大多数の『声なき大衆の怒り』を買うことになった。そして、声なき声が最も反映されるものが選挙であり、選挙により政治を動かし始めたわけである。』
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆今、世界で起きていることは、「これから起こること」の始まりにすぎない

貧しい国が豊かになると戦争が起きるというのは、豊かになってきた現在の中華人民共和国が、図に乗って、国際的なルールを無視して拡張政策を続けていることで生じる「戦争」のリスクについて考えると御理解頂けると思います。
そして、豊かな国が貧しくなると革命が起きるというのは、実は、そんな中華人民共和国が今後、追い込まれていく方向を示唆しています。
その追い込もうとしている主体が、私たちの日本と、そしてアメリカです。さきほどの2年ほど前に書かせて頂いたことの中で、日出ずる処の私たち「日本」と「アメリカ」、対する日没する処の支那、この対立構造が明確化したことと、崩壊へと一直線に進む「支那」、という重要なポイントを指摘させて頂きました。
余談ですが、さきほどの「パナマ文書」の「税を逃れてきた人」という件(くだり)がありますが、まさに日産自動車を食いものにして私腹を肥やしてきた「犯罪者」であるカルロス・ゴーンの事例が、最近では理解しやすいのではないでしょうか💛 一部になぜか擁護される方がおられますが、カルロス・ゴーンの悪事は、これから次々に明らかにされていく、まだまだ相当出てくる、ということを、知っている方々は既に知っているわけで、それを知らずに擁護されている「お恥ずかしい連中」のようにはなりたくは無いものですね(笑)

昨年の暮れに、トランプ大統領が習近平と電話会談をしたと発表していましたが、


☆トランプ氏、ツイッターで米中交渉「大きな進展」と強調
まさに、中華人民共和国の一方的な負け戦である、ということが既に明白になっています

☆中国、米国産コメの輸入許可 通商協議控え柔軟姿勢か

☆「米中冷戦は中国が負ける」 米歴史学者ルトワック氏
で、現在すでに、「戦争状態にある」と言えるわけですが、実際の戦闘を出来るだけ回避しつつ、支那における「易姓革命」を誘発させて、現在の中国共産党王朝から次の王朝に変えてしまおうという戦略で世界の流れは動いているところです。
もはや中国共産党王朝は、その「徳」を失い、天が見放しているわけで、五行思想に基づいて考えますと、現在の「火徳」で正色が「赤」の王朝から、「土徳」で正色が「黄」の異民族による王朝へと、天命によって変わることになっています。

なるほど、金髪と黄色味がかった肌をしている「ドナルド・トランプ」の「ド(土)徳」の王朝になる、ということなんでしょう(笑)

そして、これまでと同じように、自らの歴史を、異民族に支配されているにもかかわらず、「太祖・ドナルド・トランプ帝」も偉大なる漢民族だったのだ~って記録することになるのでしょうね💛

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「ドナルド・トランプ」を「唐納德・特朗普」と漢字で書けば、中華民族になっちゃうんです!!!!

本日の課題 : (問) 三角数の中に平方数になるものは無数に存在するか?
さて、ここからは昨日の続きになります。
昨年の暮れから、次の問題について考えているところになります。
(問) 三角数の中に平方数になるものは無数に存在するか?

平方数の例

三角数の例
つまり、「平方三角数」が無限に存在するのかどうか、ということを考えているところです。
そして、平方数の式を「n」を使って、三角数の式を「m」を使って、次の式を得ました。
① 2×(2n)2 = (2m + 1)2 -1
ここで、「平方三角数」となる数を求めるために、
② y = 2n、x = 2m + 1
と置き換えました。
①に②を代入して得られた式が、次のものになります。
③ x2 - 2y2 = 1
さらに、そこから得られた式が、次のものになります。
④ (x + y√2)(x - y√2) = 1
と、ここまでが昨日までのお話になります。
さて、ここから先は、どうすれば良いのでしょうか?

ここで、求めるべき「平方三角数」は、③または④の方程式を満たす解(x,y)であるはずですので、それを探し出すために、
② y = 2n、x = 2m + 1
から、

とおき、「x」と「y」のそれぞれに、1から100までの数字を順に入れていき、「m」と「n」を求めていきます。

こうして求められた「m」と「n」を、今度は次の式に入れて、計算します。この式は既に登場した、左辺が平方数の式で、右辺が三角数の式で、両辺が等しい場合に、それは「平方三角数」となります。

下表の右側部分が、その計算結果になりますが、色付けをしている部分が「三角数」と「平方数」になります。ですので、両辺が等しくなる、つまり計算された「三角数」と「平方数」の値が等しいものを探します。

「x」と「y」に1から100までの数字を入れて実際に計算してみますと、次のようになります。なんと、100までやってみて、平方三角数らしきものは、たったの3つ(1、36、1225)でした。

で、本当に正しいかどうかを、③の式に代入して確かめてみます。
③ x2 - 2y2 = 1

と、このように正しいことが理解できます。
ですが、この方法で頑張ってみても(実際に根気良く調べて数えてみても)、苦労するだけで、あまり意味がないということに早々と気が付かれることだと思います。
では、一体、どのように考えれば良いのでしょうか?

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。

続きは次回に♥
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