2018-11-22 (Thu)

執行猶予(しっこうゆうよ)とは、判決で刑を言い渡すにあたり、犯人の犯情を考慮して、一定の期間(執行猶予期間)法令の定めるところにより刑事事件を起こさず無事に経過したときは刑罰権を消滅させる制度。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 2018年6月12日、北朝鮮の最高指導者、【金正恩】とアメリカの【トランプ大統領】が、シンガポールで【首脳会談】を行った。もちろんこれは2016年に二度、2017年に一度【核実験】を行い、この間、数十回に及ぶ【ミサイル発射】を行ってきた【北朝鮮に対し、核開発の中止を求めたもの】だが、この会談によって、【北朝鮮。脅威は完全に除かれたのだろうか】?
そこで【最も注目すべき】は、【トランプ大統領】が会談後の記者会見で【明言】した【「半年」という期限】である。

☆BBCニュース - 歴史的な米朝首脳会談終えたトランプ米大統領、合意を評価
【トランプ大統領】が【宣言】したのは、【半年後】にこの【首脳会談が成功したかどうかが判明】する、ということだ。もしこの【半年以内】に、アメリカの検査官が入る【実質的な非核化の動き】が【北朝鮮に見られなかった場合】は、この首脳会談が【失敗だったといってよいと言った】のである。

☆米朝首脳会談は来年の公算、核合意守らせる=ペンス副大統領
しかも、その間にも、国連安保理による北朝鮮に対する経済制裁は継続される。つまり、トランプは今後の北朝鮮政策として、国連の経済制裁に加えて【アメリカ独自の制裁も科す可能性】を捨てていないのだ。これには【海上封鎖】という措置も含まれる。【マティス国防長官】がまだ【政権にとどまっている理由】もここにある。首脳会談後の北朝鮮との交渉においてはポンペオ国務長官が前面に立っているが、【マティスが残っている】ということは、【まだ軍事的なオプションも捨てていないということ】なのだ。

トランプが求めているのは【包括的な非核化】である。大陸間弾道ミサイルだけを削減し、中距離弾道ミサイルは削減しないといった【部分的な非核化ではない】。この包括的な非核化が実現できれば、北朝鮮はすべての制裁を解除され、外交関係が回復し、日本や韓国からの経済支援や投資が流れ込むことになる。これは「100%には100%で応える」というものだ。
これは、2015年に【オバマ政権】が結んだ【イランとの核合意】と【比較】すればよくわかる。このときの取引は、イランは、15年間は核兵器に転用できる高濃縮ウランや兵器級プルトニウムを生産せず、貯蔵濃縮ウランや遠心分離機の量を減らす、といった【中途半端なもの】だった。これはイランに取引相手としての正統性を与えることになり、イランが中東で帝国主義的な政策、たとえばシリアとイエメンを同時に攻撃し、しかも弾道ミサイルの開発を進めるような政策を取ることを認めたことになる。
これは【トランプにとって「まずい取引」であった】ために【破棄した】わけだが、ここからみると、【北朝鮮へのトランプのメッセージ】も【明確】に理解できる。つまり、【「部分的な合意はしない」】、そして【それが駄目なら会談は失敗】、すなわち、【軍事的なオプションも含めたさらなる制裁】を【示唆】しているのだ。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、これまでにも何冊かご紹介させて頂いたことがあるユダヤ人である著者による、客観的で非常に参考とすることが多い良書になりますが、そのタイトルにもありますように、私たちの日本は、そろそろ4回目のバージョンアップをやった方が良いという適切なアドバイスが書かれているもので、特に「左翼リベラル」を自称されるような方々こそが読まなければならない書物になります。

さて、最近のニュースで、2回目の米朝首脳会談に関するものが流れていますが、

☆米副大統領 米朝首脳会談“前提条件”先送りの考え
相変わらず、日本のメディアは「論点がズレた報道」を繰り返しています。さも、アメリカ側が北朝鮮に対して譲歩しつつあるかのような報道が、まさしくそれになります。

日本のメディア関係者の読解力が欠落して久しいというのは、もはや常識になっているのですが、
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆AI と 指示待ち族
☆日本人の読解力が落ちているという事実 ~ それが日本のメディア関係者の劣化ぶりに表れていること

そのような読解力が欠落した連中が報道する新聞とかテレビのニュースは、何の参考にもなりません。

☆【朝日新聞】宇野常寛『エアコンのフィルターを掃除していなかったら、カビ(ネトウヨ)が生えた』 ~ネット「上から目線というか、選民意識というか、凄いな」「精神科医のつもりでいる患者さんみたいだな」

☆【朝日新聞】宇野常寛氏「エアコンのフィルターを掃除していなかったら、カビ(ネトウヨ)が生えた…」
ところが、最近の国会議員は、そんな参考にならない新聞などの報道よりも、もっとデタラメな週刊誌の記事を議論の根拠にしちゃっているわけですから、もはや笑えない状況にありますね💛


☆元TBSキャスターの杉尾秀哉議員「今朝の週刊文春では…」→ ネット「週刊誌が国会を動かす異常事態」「情報源が週刊誌てw」
すでに書かせて頂いていることになりますが、そもそも、軍事的にも経済的にもアメリカと比較にならない小国にすぎないのが北朝鮮であって、もう完全に「アメリカに降伏するしかない」という状況にあります。日本のメディアが報道するような、アメリカが譲歩する必要など、まったく無いわけです。

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆金正恩の北朝鮮が、トランプのアメリカに「無条件降伏」をした理由

そして、そのことは、先の米朝首脳会談において両国が署名した合意文書に、ハッキリと示されています。

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆米朝首脳会談の合意文書の本当の読み方 ~ すでに、まな板の鯉(こい)なんです💛

また、朝鮮半島情勢の先行指標となっている、スマホ型爆弾メーカーの株価も、御覧の通りです(昨年の暮れに予想した通りの展開です(笑))。


☆Bloomberg
さて、本文中に書かれていた、トランプ大統領が北朝鮮に与えた「執行猶予期間」が、そろそろ終わりに近づいていますね~💛
それでは、ここから、どうなるのでしょうか?

答えは簡単です。
金正恩がアメリカの要求していることに、「イエス」か「ハイ」と答えるだけです(笑)

続きは次回に♥
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