2018-11-19 (Mon)

ボノボ(Pan paniscus)は、哺乳綱霊長目ヒト科チンパンジー属に分類される霊長類。別名ピグミーチンパンジー。
人間だけが行うと考えられていた正常位での性行動を行うことが発見されている。
個体間の闘争は、チンパンジーと異なりほとんど観察されていない。そのため、平和的な動物であると考えられることが多い。ただし、雑食性で小動物や他種のサルを狩ることはある。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 集団が【高年齢化】するにつれて、【男性の数】が【少なくなる】。…男性が年齢に伴う病気で死亡する割合は女性よりはるかに高いので、60歳を過ぎると【男女の死亡率の差】は広がる。…この男女の死亡率の差という人口統計学的な推移は、【あらゆる集団で共通】している。それどころか、【ほとんどの哺乳類でも認められる】。…

【70歳の女性と男女】には、【興味深いちがいが2つ】ある。

一つは、身体は衰えているだろうし精子の質も低下していると思われるが、【男性はその年齢でも子どもを持てるということ】だ。言いかえれば、高年齢男性では女性のような生殖能力の急な低下はない。…

高年齢の男性と女性のもう一つのちがいは、【父子関係の問題と関連】がある。

私は処女作の最後に、次のようなかなり気の滅入る文言を書き、ある書評家に取りあげられた。【「進化の観点からすれば、男性はまったく独りぼっちだ」】。私は依然としてそうだと思っている。

私が伝えたかったのは、女性とはちがって、【男性は自分の子どもや孫が生物学的に自分の子孫なのかについて100%の確信はもてない】ということだ。…

【父子関係】がとにかく【確実でない状況は多々ある】。この【不確実性】は、【自然選択による進化に大きな波及的影響を及ぼす】。予想されるのは、子どもとの関係が不確実なセックスがおこなわれるほど、【父親は子どもをあまり養育しなくなる】だろうということだ。

【ヒト】、それに実際には【ほとんどの哺乳類】でも、【これは確かに当てはまる】。しかし、【父親による養育という点】で、【ヒトの男性】は【最も多様な行動を見せる】と言ってよい。…だが、【ほかのほとんどの大型類人猿】は、それほど【多様な行動を示さない】。実際のところ、テナガザルやフクロテナガザルといった小型類人猿の例外を除いて、【類人猿のオスはまったく子どもの世話をしない】。だが【ヒト】では、【父子関係が確実でない】にもかかわらず、【男性が養育にかなり関与する】。

というわけで、【高年齢男性や高年齢の父親】は、自分の適応度を上げる手段として【養育に貢献する能力】をもっている。これは【人類の進化過程で獲得された一つの大きな成果】だった。それは【ヒトという種に大きな影響を与えたし、いまも与え続けている】。

だが、【自然選択による進化】は、【自分が子どもをもうける】か、【孫や姪、甥といった近縁の個体に投資する】ことで、【自分の遺伝子を広める】ことに基づく現象だ。とすると、【父子関係の不確実性に伴う制約があるのが明らか】なのに、【どうやってヒトの男性で「父親による養育」の進化が可能なのか】?

ここで私たちは、【「代理養育(アロペアレンティング)」】という興味深く発展しつつある研究領域に足を踏み入れる。【代理養育の根底にある考え】をかいつまんで言えば、【大量のエネルギーを消費】し【多くの世話を必要】とする【ヒト】に【特徴的な生活史形質】--長い小児期、大型の脳、体のサイズが同じ類人猿より高い生殖能力、生殖活動終了後の人生が長いことなど--の【進化】に向けて、【ヒト】はこれらの高価な形質を支えるために【資源や労力を共同で出しあわなくてはならなかったということ】だ。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、進化生物学・人類学の専門家である著者が、世の男性の皆様の多くが、その年齢とともに、どうして「ぽっちゃり」してくるのか? という比較的一般に観察できる現象についての疑問を、その専門的知識を背景にして、ある「仮説」を提唱なされている書物で、私たち日本人が学校教育でキチンと教えられることがない「進化論」について、理解を促してくれる良書になります。

さて、著者が推論される、中高年男性が丸くなる理由が、徐々に明らかとなっていくのですが、詳しくは本書を御覧頂くと致しまして、本日のところで書かれていることは、ヒトを含めたほとんどの哺乳類で「オスの方が寿命が短い」ということが分かっていて、且つ、ヒトのオス(=男性)は高齢になっても生殖能力は維持している、であれば、「自分の遺伝子を受け継いでいるかどうか、100%の確信が持てない子ども」の養育をするよりも、他のヒトのメス(=女性)との生殖に励んだ方が、自分の遺伝子を子孫に残す確率が高まるにもかかわらず(だから、類人猿のオスはまったく子どもの世話をしない)、どういう訳か、ヒトのオス(=男性)は「養育にかなり関与」している・・・それは何故か? どのようにして、そのように進化できたのか? という当然の疑問についてです。
要するに、ヒトのオス(=男性)は、どんどん色々なヒトのメス(=女性)と、生殖を繰り返す方が、自身の遺伝子を残す確率がより高まるにもかかわらず、なぜ、自分の子であるとは100%確信を持てなくても養育をするのか、ということになります。

そして、そのヒントとして「代理養育(アロペアレンティング)」、つまり、血縁関係にない赤の他人の子どもの養育、という考え方に注目されているわけです。
これは、血縁関係にはない、異なったヒトの集団による「協同」を意味するわけですが、当ブログと致しましては、まさに、その通りではないかと考えています。他者や他集団との「協同」を受け入れたことこそが、ヒトが繁殖し得た重要な要素の一つだと思っています(←これは当ブログの妄想です)。

さて、「代理養育(アロペアレンティング)」と言えば、国会議員(立憲民主党)であるにもかかわらず、「性的な欲望」の虜(とりこ)となり、本来の母親から大切なその子供を収奪し、何事もなかったかのように振舞うことができる特殊な能力をお持ちである、この方(↓)がいらっしゃいますが、どういう精神構造になっているのでしょうか(笑)


☆立民・山尾志桜里議員「私達は最低限の議論の土台を整えて正常な形で円満スタートしたいと思って心を砕いてきた!」← ツッコミ殺到…

その山尾志桜里が言うところの「円満」というのは、ひょっとして「ピグミーチンパンジー」と呼ばれる「ボノボ」と思考パターンが似ているのではないかと考えられます。


ボノボ

「ボノボ」はアフリカ大陸の真ん中辺りにある「コンゴ共和国」に生息しているのですが、

素人には写真だけで、ボノボとチンパンジーの違いは見分けにくいそうで(⇒☆チンパンジー研究者からみたボノボ)、例えば、頭部の体毛が中央部で左右に分かれていたりとか、

メスのボノボは発情すると性皮が膨張しピンク色になるとか、いくつか特徴的なところがあるそうです。

☆「週4回セックスして顔テカテカになった。日本死ね」「週4回 おまんこ乾く ひまがない」「くやしい!でもかんじちょー!」「笑顔がステキ」2ちゃんねるで相次ぐ山尾志桜里ヘイト - Birth of Blues
で、その中でも、ボノボの最も特徴的なところが、その「性行動」にあります。(⇒☆コンゴ盆地の野生ボノボ)
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「個体間で緊張が高まると擬似的な交尾行動(マウンティング)、オス同士で尻をつけあう(尻つけ)、メス同士で性皮をこすりつけあう(ホカホカ)などの行動により緊張をほぐす。マウンティングは霊長類広範で見られ、他の霊長類では優位なオス個体が上になるが、本種の場合は群れ内の地位と上下が一致しないことも多く互いに上下を入れ替えてマウンティングを繰り返すこともある。他の群れに対しては接近すると鳴き声を上げて興奮するが、特にメス同士は一時的に接触あるいは混在し、他の群れの個体に対し上記の性的行動・覗き込み(相手の顔を覗き込み、覗きこまれた方は通常相手から目を反らす。若齢個体で顕著で、成熟に伴い頻度は下がる。)・後に毛づくろいを行うこともある。一方でオス間での他の群れとの関係は激しく争うことはないものの敵対的あるいは非友好的であると考えられ、他の群れに積極的に接近せず混在することもない(少数だが他の群れのオス同士が接触し性的行動を行った例もある)。オスは枝を引きづりながら群れの中を走り回る・他個体に対して突進するなどして、自分の存在や優位を主張する行動を行うこともある。幼獣同士で互いに性器をこすりつけあう・成獣の性的行動に割り込む・成獣の性器を凝視する・交尾の真似をする・オスの幼獣がメスの成獣の性器に触れたり陰茎を挿入するなど、幼獣も遊びとしての性的行動を行う。成長するとこれらの遊びとしての性的行動の頻度は下がるが、生後13 - 15年が経過して成獣と同等に振る舞えるようになると社会行動として再び性的行動を行うようになる。」
つまり、ボノボの疑似的な「交尾行動」(マウンティング)であったり、オス同士あるいはメス同士の性器のこすり合わせ行動などは、他者との緊張緩和のために行われるもので、山尾志桜里が言うところの「円満」というものも、恐らく同様の行為を伴った行動を意味するのではないか、と思われるわけです。

ですので、その周辺には、やっぱり、同じような連中がいる、といった有様です。


☆山尾しおり議員が全面支援した尾張旭市の水野義則市長、既婚女性と“W不倫”…女性の夫とトラブルに
まあ、それが「立憲民主党」という「左翼リベラル」の特徴でもあるのですが(笑)

続きは次回に♥
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