2018-11-08 (Thu)

韓国大成里駅の前に伝道のため置かれたエホバの証人のパンフレット据置台。
エホバの証人(エホバのしょうにん、英: Jehovah's Witnesses)は、キリスト教系の新宗教。ものみの塔聖書冊子協会などの法人が各国にあり、ほぼ全世界で活動しており、「神の王国」という国境なき世界政府の確立を支持している。聖書は主に新世界訳聖書を使用している。
また、キリスト教主流派が重要視する基本信条を否定しているため、主流派から異端とされている。
いくつかの政府はカルトまたはセクトと分類しているケースがある。例として以下の政府・議会報告が挙げられる。
ベルギー議会調査委員会(1997)
フランス国民議会委員会報告(1995)(フランス国家警察の情報機関総合情報局が、複数のカルト監視グループと編集)
フランス国民議会委員会報告(1999)(カルトと金銭に関するフランス議会報告、30数団体にし注意を集中させ調査した)
☆政府の文書によってセクトと分類された団体一覧
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【生物の教科書】は、理科の他の科目(物理、化学、地学)と比べて【非常に分厚く】、それだけで「覚えることが多いから好きじゃなかった」という人もいたのではないでしょうか。生物が好きな人が学ぶのに、それを苦痛にさせてしまうとはなんという【逆効果】でしょう。無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!

確かに、【生物に起こっている現象】は【とても多様で複雑】です。生命の活動は、物理、化学の基本法則の上で行われていますし、自立した機能を持つ生物と、環境や生物体との相互作用の結果として起こる、よりレベルの高い生態現象も生物学の範疇に入ります。ですから、様々な現象について触れなければならず、【教科書がある程度厚くなるのは避けられません】。
しかし、同時に【生物】とは約38億年前に【ただ1度だけ地球上に生じ】、長い【進化の過程】を通して、【現在の多様な姿に変化してきたもの】でもあるのです。【進化】とは、【ある原則の下に進む過程】です。であれば、現在の生物のめくるめくような多様性も、【物理、化学の単純な原理】と、【進化という一つの流れ】の下で理解することが可能でしょう。

【生物の進化の原則】を知り、【物理、化学の原則】を、【生物に見られる現象と関連づける】ことで、【生物の多様な現象】は【理解】しやすくなります。【人間は、物事を丸暗記するのが苦手】です。生物と並んで【暗記物の代表格である歴史】でも、ある事が起こった年号をただ数字として覚えるのではなく、「いい国(1192年)つくろう鎌倉幕府」のように、【意味を持った文書として覚える】と、覚えやすくなります。
化学の周期表でも「水兵リーベ僕の船…」とやった人も多いのでは。【人間は意味のあるものは簡単に覚えられます】。つまり、【そこにどういう意味があるのかがわかれば、雑多な生物学の知識ももう少し覚えやすい】ようにできているはずです。

【現在の生物Ⅰ、Ⅱ】は、主に、【生物とは「どのようになっているのか(HOW)」】という内容になっています。しかも、現れる各項目の関係が【整理も説明もされておらず】、【何ら関連のないものが次々と提示】されているように見えます。これでは、どうやって理解したらよいかもわからず、【ただひたすら暗記しなければならない】と思うのは無理もありません。

【HOW】の疑問は、【科学の二本柱の一つ】です。実際、近代の生物学は、顕微鏡を発明したロバート・フックが植物の細胞を発見したことから始まり、大部分が、生命現象とはどのようになっているのか(HOW)を解明しようとして行われてきたものです。したがって、生物の教科書が「どのようになっているのか」を主体にしていることは避けようがないのです。

しかし、【生物学にはもう一つの疑問】があります。それは【「なぜそのようになっているのか(WHY)」】という疑問です。つまり、それぞれの現象がどのようになっていた(HOW)としても、【なぜそのようになっているのか(WHY)】という疑問は、HOWとは【別の観点として成り立つ】のです。この【WHYの観点から生物を説明しようという試みの一つ】が【チャールズ・ダーウィンの「進化論」】でした。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、著者も書かれているように、実感として、なかなか好きな教科だって思う方が少ないのではないか、と感じられる「生物学」に関する書物になりますが、世の中で何かと声高に喧伝される「多様性」だとか、「ダイバーシティ」だとか、とくに「左翼リベラル」が正しく理解しないまま用いている「言葉」について、キチンと理解していく上でも、この「生物学」、とくに「進化生物学」については必須となると思われるのですが、その取っ掛かりとして、本書は最適な良書の一つになります。

さて、本文を御覧頂き、生物の教科書が「どのようになっているのか」(How)を主体として書かれていて、それに基づいて「教育(?)」が行われているのが現代の学校教育になる、ということがお分かりいただけたと思います。
「どのようになっているのか」(How)をお勉強(?)するということの意味は、例えば、
ヒトは二足歩行する生物である。
ダチョウは二足歩行する生物である。
というような事実だけを「丸暗記」するということになります。

すでにご理解頂いているかと思いますが、もう一つの視点、「なぜそのようになっているのか」(Why)を「学ぶ」ことこそが、現代の学校教育に求められていることであり、そこから「論理的思考」が育まれていくことになります。
何故、ヒトは二足歩行する生物であるのか。
何故、ダチョウは二足歩行する生物であるのか。
ただし、それを今の学校とか文部科学省に求めるということは、ハッキリ言って「無駄なこと」ですので、何か別の方法を考えなければなりません。何しろ、現在の教員や文部省の官僚などには、そんな能力は欠片も持ち合わせていないため、100%無理なことだと断言できるからです。

何故そのように言えるのか、その理由は、本来ならば「生物」という教科で教えなければならない「進化」について、それを教えることがなく、教える側の人間も、それを知りません(学んでいないのでw)。ところが、その一方で、なぜか畑違いの科目で「進化」が教えられていますが、それが何かをご存じでございますでしょうか?

それが「歴史(世界史)」という科目です。

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆継ぎ目がない、シームレスであるはずなのに。。。

☆縄文時代を教えるべき授業は?

さて、ここからは昨日の続きになります。
エジプトにおいて、ヤコブとその12人の息子たちが亡くなった後も、その子孫は一大勢力を保持していたのですが、逆に王であるファラオに疎まれて、抑圧されるようになります。
そして、ついに、そのエジプトを脱出し、ヤコブが神に約束された、乳と蜜の流れるカナンの地を目指すことになります。これが「出エジプト」と呼ばれるお話で、そのリーダーとなったとされている伝説の人物が「モーセ」になります。
この辺りのお話も、物語としてはとても面白いと思いますが、ここでは割愛させて頂きまして、40年に及ぶ放浪の旅に出たモーセとヤコブとその12人の息子たちの子孫であるヘブル人(ヘブライ人)たちは、その途中で、神から十戒を授かり、その十戒を基にして神である「ヤハウェ(ヤハヴェ、エホバ)」は、ヘブル人(ヘブライ人)全体と契約を結ぶことになります。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆ハンムラビ法典 「目には目を…」の正しい意味 ~ 旧約聖書に書かれていること

ここまでのところでご理解頂けると思いますが、モーセはエジプトから脱出し、放浪を続ける中で、どうしてもヘブル人(ヘブライ人)全体をまとめ上げる必要があったわけですが、その最も基本となるルールが「十戒」であり、まとめ上げるための存在が「神であるヤハウェ(ヤハヴェ、エホバ)」だった、そう考えると非常に腑に落ちると思います。

非常に重要なところですので、もう一度繰り返し書かせて頂きますが、「神であるヤハウェ(ヤハヴェ、エホバ)」というものは、「同族・血族をまとめるための手段」に過ぎないモノで、それを前提として考えた場合、「赤の他人」には何の価値も見出すことが出来ないモノ、「無用の長物」と言えるモノになります。

『 『旧約聖書』の主要部分は、前7世紀末のパレスティナのユダ王国で成立しました。パレスティナの語源は、海上から来て海岸地帯で農業をしていたペリシテ人からきています。前13世紀初め、北アラビアの砂漠から出て来たヘブル人は、最初はこのペリシテ人の支配下にあった遊牧民集団でした。
最初に海から入ってきた人たちがペリシテ人で、この人たちが住んでいたところに砂漠の遊牧民であるヘブル人が入ってきた。いまはパレスティナがイスラエルによって占領されていますが、イスラエルよりもパレスティナのほうが歴史が古いのです。そういう順番です。
歴史というのは古くから名前のあるほうに優先権がある、占有権が生じます。国際政治では現状維持(ステイタス・クオ)が非常に重要視されていますが、文書で「昔、ここに住んでいた。私はその子孫だから権利がある」とあれば、それを証拠に採用して国際紛争を公平に収めようという意識がとても強い。だから、パレスティナという名前を持ったこと自体が、われわれにはユダヤ人よりももっと古い権利がある、『旧約聖書』の時代から名前があるんだという主張になるのです。
前11世紀末、ヘブル人の12部族が統一されてイスラエル王国が建国されます。このときに12部族が結んだ同盟の契約を監視する神として選ばれたのがヤハヴェ(エホバ)でした。
このときヤハヴェは唯一神ではなかった。イスラエル人はまだ一神教徒ではありませんでした。ギリシアも神話に見られるように多神教ですし、エジプトにもたくさんの神様がいた。イスラエルにも12部族ごとに神様がいました。
そのあと、ユダ部族出身のダビデがイスラエル王となり、ペリシテ人を撃破してイェルサレムに都を定め、ダビデの息子のソロモン王はヤハヴェの大神殿を建設しました。ダビデ王やソロモン王の話は、ヨーロッパ人は大好きなので、多くの絵画の主題になっています。
ソロモン王の死後、王国はダビデ家に忠実な南部のユダ王国と、北部のイスラエル王国に分裂します。200年たった前720年、北部のイスラエル王国がアッシリア帝国に滅ぼされ、北部の10部族の人々は帝国の各地に移住させられて消滅します。イェルサレムのユダ王国だけが残りました。
前627年にアッシリア帝国が滅亡すると、ユダのヨシヤ王は北部を奪い返します。前621年、イェルサレムのヤハヴェ神殿の修復を行ったときに、神殿から「申命記」の写本が発見されました。
その写本には、
「イスラエルの民はヤハヴェ神と契約を結び、ヤハヴェ以外の神々を信仰しないと誓ったのに、契約に背いたので、ヤハヴェはイスラエルに対して怒っており、罰としてイスラエルを滅ぼそうとしている」
と書かれてありました。本来は部族同盟の契約であったものが唯一神との契約にすり替えられたわけですが、ヨシヤ王はこの新解釈を文字通りに受け取った。
「ヤハヴェを唯一神として信じなかったから私たちは滅ぼされた。これからは心を入れ替えて、ヤハヴェだけを信仰します」
として、ヤハヴェ以外の神々の祭壇や神像を破壊したのです。こうしてユダ王国で、人類の歴史上初めて一神教の王国が誕生することになったわけです。』
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆ユダヤ人の単純思考の素 ~ バビロン捕囚

以上のことからも、すでに明らかですが、民族的な「ユダヤ人」であるスファラディ(セファルディム)・ユダヤ人にとって「神であるヤハウェ(ヤハヴェ、エホバ)」を信仰するという理由は、非常に論理的で理解が出来ますが、その一方で、異民族であるハザール人(カザール人)がユダヤ教に改宗して名乗ったアシュケナージ(アシュケナジム)・ユダヤ人が、何故それを信仰する必要があったのか、は非常に非論理的であるように感じられますね💛

また、キリスト教系の「カルト集団」である「エホバの証人」という怪しげな集団も、そもそも民族的な「ユダヤ人」とは無関係な人の寄せ集めとなっていますので、「神であるヤハウェ(ヤハヴェ、エホバ)」を信仰するという理由がそこには皆無ですので、完全に非論理的な人々の集まりとなっています。

自分自身のアタマで、自分が何を信仰しているのか、という非常に単純なことさえも、御理解されていないのではないでしょうか(笑)

続きは次回に♥
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Re: タイトルなし * by みっちゃん
4711さん、こんばんは^^
ご訪問&コメント有難うございます💛
「この世は仮の姿で、神の世が来たとき(死後?)、信者のみが生き残り幸せになる」 ⇒ まさに、「ゴイ(goy)」と「ゴイム(goyim)」の世界観ですね。
「現実逃避としか思えない」 ⇒ 仰る通りだと思います。要するに、「先送り」という考え方、かつ「他力本願」という考え方です。
ところが、「エホバの証人」は「他力本願」の要素が非常に濃いですが、「ユダヤ教」はそんな半端なことは許されません。
表現が適切ではないかもしれませんが、「ユダヤ教徒」って「ドM」だと思います。平たく申し上げますと、「ドMなユダヤ教徒」のお願いというのは、「ドSなヤハウェ」に支配されたい、という変質的なお願いでしかなく、一般の人々とは無関係過ぎるものです。
だからでしょうか? 「LGBT」に夢中になっているのはwwww
ということで、今後とも、何卒宜しくお願い致しま~☆彡す。
ご訪問&コメント有難うございます💛
「この世は仮の姿で、神の世が来たとき(死後?)、信者のみが生き残り幸せになる」 ⇒ まさに、「ゴイ(goy)」と「ゴイム(goyim)」の世界観ですね。
「現実逃避としか思えない」 ⇒ 仰る通りだと思います。要するに、「先送り」という考え方、かつ「他力本願」という考え方です。
ところが、「エホバの証人」は「他力本願」の要素が非常に濃いですが、「ユダヤ教」はそんな半端なことは許されません。
表現が適切ではないかもしれませんが、「ユダヤ教徒」って「ドM」だと思います。平たく申し上げますと、「ドMなユダヤ教徒」のお願いというのは、「ドSなヤハウェ」に支配されたい、という変質的なお願いでしかなく、一般の人々とは無関係過ぎるものです。
だからでしょうか? 「LGBT」に夢中になっているのはwwww
ということで、今後とも、何卒宜しくお願い致しま~☆彡す。
信者の方達は、「この世は仮の姿で、神の世が来たとき(死後?)、信者のみが生き残り幸せになる」と信じていらっしゃるようです。
わたしには現実逃避としか思えないのですが……。
現実の辛さに対処せず遣り過ごすための、麻薬の役割を果たすもののように思えます。