2018-10-23 (Tue)

数学における因数分解(いんすうぶんかい、英: factorization, factoring, decomposition; 分解、因子分解)は、与えられた数学的対象を同種の(しかし普通はより小さいあるいはより平易な)別の対象-それは因数(factor; 因子、乗法因子、乗因子)と呼ばれる-の積として書き表すことを言う。たとえば、15 という数は 3 × 5 という因数の積に分解され、多項式 x2 − 4 は (x − 2)(x + 2) という因数の積に分解される。


戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『渡邉 : 今年5月、トランプ氏は【サウジアラビア】を訪れ、【「北大西洋条約機構(NATO)の中東版」】を構築する構想を発表しました。ISILやアルカイーダなどの過激派テロ組織を支援して、シリアのアサド政権を支持していると名指しで【イラン】を批判。対抗策として、サウジアラビアを中心とした湾岸地帯の【親米産油国】を、【アメリカが軍事的にバックアップ】するとしたのです。

☆トランプ政権、サウジ・UAEらと「アラブ版NATO」構想でイランに対抗へ|ニューズウィーク日本版
トランプ氏といえばアメリカ国内の安全保障や、移民政策で「イスラム」を目の敵にしてきた印象がありますが、この時は、
「米国は、あなた方の側に立つ用意がある」
と【融和】を強調しました。つまり【親米・反米によってイスラム社会の分断を起こそうとしている】わけです。

猫組長 : 「分断否定派」のステレオタイプのロジックに「戦争が起こる」というものがあります。「分断すれば競争が激化して戦争が起こる」そして「戦争は人の命が奪われて悲惨だから」というわけです。
中国がここまで巨大に成長したのは競争をしたおかげです。【グローバリズム】は【中国】の競争にとって【とても追い風】になった。「グローバリズムに頼っていたら中国に負けてしまう」ということで、【分断を選んでいる】わけです。

融合、分断とは無関係に常に激しい競争は起こっているのです。
【戦争】というのは【国家間による暴力を使った経済活動】です。領土や、資源、勢力などを【収奪】する時に【暴力を使った方が安くて速い】と判断した結果に過ぎない。戦争の悲惨さというのは、ただ人が死ぬことでも、大量に人が死ぬことでもなく、たかが金銭のために人命が犠牲になることだと私は考えています。

しかし核爆弾開発以降の世界で、人類は【大規模戦争ができない仕組み】を作っていて、恐らくそれは機能をしています。だから米ソ冷戦は無事に終結して、【ロシアはクリミアに侵攻】して、シリアでは毒ガスが限定的に使われて、イギリスは国民投票によってブレグジットを選ぶことができたのです。簡単に大規模戦争が起こる構造下では、そんなことはできません。【大規模戦争リスクはほぼない】ので、逆に【分断によって緊張感を高める】ことが【国益に繋がるという判断】なのだと考えられますね。

渡邉 : そもそも冷戦構造下の中東は分断していました。イスラム教という一つの宗教の中にいくつも派閥があるのですから、統合していること自体に無理がある。本来の形に戻ったということだと思いますね。

【中東同様】に、【アメリカはEU分裂をはかっている】と言えるでしょう。イギリス首相、メイ氏に対しても、フランスの大統領、マクロン氏に対しても、トランプ氏は【「EU離脱」とその見返りを持ち掛けている】のですから。

先述しましたが、トランプ氏がヨーロッパを訪問するタイミングで、【中国の首相、李克強氏がドイツを訪問】して【トップセールスで企業間の協定】を結びました。
【米英、中独というブロックが形成されつつあります】。

猫組長 : 【EU存続を強く主導しているのはドイツ】ですが、【フランス】の【ドイツに対する嫌悪感は歴史的なもの】です。…
【イタリアもフランスが離脱を決意したら、離脱する】でしょう。

【世界中で中国との分断政策は進む】一方で、トルコのような反米・親中国も出てきます。【もちろんこれもアメリカの想定内】だと思うのですけど。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、非常に目まぐるしく動く現在の国際情勢を理解する上で、実際に何が起こっているのか、また、これから何が起ころうとしているのか、を推測するために有益な情報が対談形式の会話の中で交わされている良書となります。

さて、本文中にサウジアラビアが登場しておりましたので、少しだけ書かせて頂きますと、トランプ政権が現在取り組んでいることは、アメリカの「リベラル」な民主党と、その「お仲間」である「ネオコン」と呼ばれる「共和党」内部の連中が、これまでに行ってきた数々の失態の尻拭いの側面があるのですが、どういうわけか、それが報道されることはありません(笑)

「リベラル」な民主党のオバマ政権が、反サウジアラビアの政策を推し進め、その一方で、イランに接近することを目論んでいました。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆中東でオバマがやろうとしてたこと、これからトランプがやろうとしてること

何故、そうなっていたのかと申し上げますと、そもそも、「アルカイダ(アルカイーダ)」を創ったのは、アメリカの「ネオコン」で、そこに資金面で支援していたのがサウジアラビアです。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆名簿に載った人々
☆ホンモノの「FBI特別捜査官」 ジョン・オニールさん

で、そんな「ネオコン」と「リベラル」は、ほぼ同じモノと理解しておけば分かり易いのですが、

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「共産主義」・「社会主義」・「ナチズム(国家社会主義)」・「ファシズム」・「ネオコン」・「左翼リベラル」・「進歩主義(プログレッシブ)」は、すべて同じ意味です(笑)

その「ネオコン」の共和党政権から、「リベラル」な民主党政権へと「アルカイダ(アルカイーダ)」が引き継がれ、それが「イスラム国(IS、ISIS、ISIL)」というテロ組織となり、中東世界における「分断」が図られていた、わけです。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆イスラム国を支持したサウジと、それを黙認したアメリカ
☆アルカイダを作ったのもアメリカです

で、ここまでのシナリオを描いていた連中(→アメリカの支配層)は、次期大統領としてヒラリー・クリントンを据えようとしていたわけですが、

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆日本の「珍パヨク(新左翼)」と関西地区生コン支部

様々な問題を有していることが明らかとなって、また、偶然も手伝って、トランプ政権が誕生しました。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆海の海賊と陸の海賊

以上からも明らかなように、アメリカの「リベラル」そして「ネオコン」が、サウジアラビアと繋がっていたわけで、「リベラル」な民主党のオバマ政権が、反サウジアラビアの政策を採ろうとしていたのは、単に近づきすぎた距離を、元に戻そうという考えの表れだったのかもしれませんね。
以上のことを踏まえつつ、下記のリンク先の記事を御覧頂ければ、「事の真相」が多少なりとも見えてくるのではないかと思います。


☆サウジの不明ジャーナリストはイスラム原理主義団体の構成員だった - FNNプライムオンライン

☆サウジアラビア人記者殺害疑惑を巡る陰謀の対立構造を考える
以上で、サウジアラビアの件は「おしまい」と致しますが、長くなりましたので、本日はここまでとさせて頂きますが、次回以降で「数学」のお話として、中学校3年生で教えられる「因数分解」を考えてみたいと思います。
「因数分解」のお話というのは、例えば、次の「公式」を暗記させられる、詰まらない授業のお話です。

(a+b)² = a²+2ab+b²
(a+b)(c+d) = ac+ad+bc+bd

続きは次回に♥
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