2018-10-09 (Tue)

学び(まなび、英: learning, study, lesson)は、人間が何らかのものごとを新しく身に付けるようとする営みのことである。
「学び」という語は、「学習」の語と等しい意味で用いられることもある。一方で、「学び」の語は、学習よりも主体的かつ人間的な営みを含む意味合いで用いられることも多い。「学び」と対になる用語には、「教え」がある。
学びは、学習のうち、中核的(コア)な過程を指すこともある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 トランプは【第二次大戦後初めて、日本の自主防衛に言及】しました。【核武装まで含めて】。…要するに
「 もうウチはカネがないから、【アジアのことは日本に任せた】。これまでは主従関係だったけど、【これからは共同経営者】だ。その費用、毎年5兆円だけどそれくらい出せるよね?今まで君、何もしてなかったんだから」
ということです。
「グローバリズム対ナショナリズム」などというのは一面にすぎません。
【トランプの問題意識】は、第二次大戦後の【アメリカは本当に戦勝国なのか】。一部の売国奴だけが肥え太って、【大多数のアメリカ国民は搾取されている】のではないか。です。

初回作『嘘だらけの日米近現代史』での問題提起が、いよいよ現実味を帯びてきました。【アメリカのほうから「戦後レジームをやめようぜ」と言ってきた】のです。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆倉山 満 嘘だらけの日米近現代史

こうした問題意識でいたので、フランスの本を書くにもかかわらず、フランス大統領選挙のことなど、すっかり忘れていたのです。
よその国の選挙より、もっと大事なことがいくらでもありますから。
【世の中の出来事を見て、「どうなるんだろう?」と眺めているうちは、本物の勉強ではありません】。【「どうするんだ?」と考えることが、本物の勉強】です。パリ大学をはじめ、世界のUniversityのエリートたちは、全員がそうしています。

幕末、【吉田松陰】先生は、【自分が日本を背負う、世界を統治するつもりで勉強】していました。罪人として処刑されるその日まで。

吉田松陰像
【松下村塾の弟子たち】はほとんどが身分の低い者たちでしたが、【自分が将軍になったつもりで勉強】しました。だから、【幕末の志士や維新の元勲を輩出した】のです。
伊藤博文や山県有朋は、将軍に代わり日本を率いる指導者になり、そして【大日本帝国】を、【世界に冠たる大帝国】に育て上げました。

大日本帝国 最大行政統治・軍事勢力圏
【日本人に必要】なのは【学び】です。誰かが知っている正解を当てて誉めてもらう【お勉強ではありません】。【それは支配される勉強】です。
【真の学び】とは、世の中で何が問題なのかを【自分で】探し、解決策を【考え】、そして【実行していく学び】です。

フランス大統領選挙がどうなるか。そんなことは【自分で勉強】してください。少なくとも、私に予想を求めるのは、やめてください。…
そんなことより大事なことは、【日本をどうするのかの学び】です。

シャルルマーニュに始まり、リシュリューやタレイラン、そしてドゴールがどのようにフランスに尽くしたか。あるいは、【ルソーやロベスピエール、パリコミューンがどれほど危険か】。【そういったことを学ぶほうが、よほど大事】です。

世の【軽佻浮薄(けいちょうふはく)な論者が説くグローバリズム】も、【結局はルソーに行き着く】のですから。また、【日本に邪(よこしま)なたくらみを抱く人たち】が、【ロベスピエールやパリコミューンの末裔】だとも気づくでしょう。

最後に。
【日本は戦争に負けたのではない】。
【負けたフリをしていただけだ】。
【そう言える日が近づいてきている】と思いつつ、筆を置きます。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、昨日のところでご紹介させて頂いた岡潔さんと同じく、当ブログのお気に入りの著者の一人である倉山満さんによる書物で、これまでにも何冊かご紹介させて頂いている、あの人気シリーズ『嘘だらけの・・・』の中の一冊となります。最近は、「世界史」を学び直してみようという方々が数多くいらっしゃいますが、そういった方々におススメなのはもちろんのこと、何となく無意味に感じる暗記物教科として、「世界史」や「日本史」など「社会科」と呼ばれる劣悪な「学科」から疎遠になってしまった理系の方々にも、是非ともご覧頂きたい良書になります。

さて、本日ご紹介させて頂きました部分は、本書の最後の部分、あとがきの直前の著者の想いがまとめられている部分になります。
当ブログでも、「どうなるんだろう?」という予測を書かせて頂くことがあります(やや断定的にではありますけれどもw)が、それは我が家は、この「みんなの日本」のために、これから「どうするんだ?」ということを考えるための材料を記録しているだけ、のことになります。
ですので、参考にするしない、は皆さんのご自由になりますが、一応、これまでのところでは、「予想」の通りになっているのですが、現在は3年先の「ポスト安倍」について考えています。その辺りのことにつきましては、適時、書かせて頂きたいと思いますので、ご関心があればたまに覗いてみてください💛

ところで、本文中に登場していた、「シャルルマーニュ」、「リシュリュー」、「タレイラン」、「ドゴール」という人物のことを、学校の授業で習っていましたでしょうか? あるいは、ご記憶にございますでしょうか?

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆フランス人の歴史の始まり

その一方で、「ルソー」、「ロベスピエール」、「パリコミューン」は、いかがでしょうか?

ジャン=ジャック・ルソー
ほら? もう、お気づきになられましたでしょうか?

多くの日本人が、アタマの中に刷り込まれている「ルソー」のイメージこそ、「社会主義」や「共産主義」といった「悪魔の宗教」とも言えるものの根源になっています。

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「共産主義」・「社会主義」・「ナチズム(国家社会主義)」・「ファシズム」・「ネオコン」・「左翼リベラル」・「進歩主義(プログレッシブ)」は、すべて同じ意味です(笑)

で、それらの「邪悪な宗教」の呪いとも言える「洗脳」を解くためには、「文系アタマ」ではなく、「理系アタマ」が不可欠となっています。

ちなみに、「文系アタマ」と「理系アタマ」の切り替えは、私たち日本人であれば、恐らく誰でも難なくできることだと思っています。決して、大学に行くために選択した「文系」とか「理系」といった無意味な尺度に囚われる必要はありません。

念のために繰り返し書かせて頂きますが、当ブログで定義する「文系アタマ」とは、
① 「数学的」つまり「論理的」な「思考」ができない
② 書かれていることを「盲信」し、「丸暗記」が得意
といった、どうしようもない連中のことで、健全な「脳」の発達をなされている日本人であれば、そのような「文系アタマ」にはならないハズですので、御安心下さいませ。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆書かれている、その言葉をそのまま受け取る、という愚かな行為

それでは、本日の最後に、そういったことをご理解頂くための「クイズ」を一つ書かせて頂きます。
【問題】 いま、「地球上のすべての人々は、理想社会の実現を目指している」、とします。あなたが描く状況は、次のどちらが「正しい」でしょうか?

① それぞれ各自が、独自の理想社会のイメージを持っている
② 地球上のすべての人々は共通して、ある理想社会のイメージを持っている

同じ内容になりますが、別の表現で、言い換えてみます。

【問題】 いま、「ある政党に属する人々は、理想社会の実現を目指している」、とします。あなたが描く状況は、次のどちらが「正しい」でしょうか?

① 同じ政党に属していても、それぞれ各自が、独自の理想社会のイメージを持っている
② 同じ政党に属していてる人々は共通して、ある理想社会のイメージを持っている

いかがでしょうか?
それほど難しくはないと思いますが、その答えにつきましては明日以降に書かせて頂きたいと思います。
続きは次回に♥
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