2018-10-07 (Sun)

名前(なまえ、希: όνομα、羅: nomen、英: name)とは、物や人物に与えられた言葉のことで、対象を呼んだりする際に使われる。名称、あるいは単に名とも言う。名前をつけることを「名付ける」「命名(めいめい)する」という。名前として使われる言葉を名詞という。
多くの場合、名前とは人名である。また、人名のうち、家族を表す姓(名字)でない方、個人を識別する名を指すことも多い。ただし、名ではなく姓を指して「名前」と呼ぶこともある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 2016年7月、【ミクロネシア連邦】のチューク諸島に行った。

ミクロネシア連邦
戦前は、国際連盟から委任され、【約30年間、日本領】だった。当時は【トラック諸島】と呼ばれ、【大日本帝国海軍の本拠地】でもあった。

トラック島に停泊する大和と武蔵(1943年)
さすがに、ここまで来ると日本人は少ないようだ。【多くの英霊が海中に沈んだまま】である。何とかせねばと胸が痛む。
【島の人々は日本が大好き】だ。人口約6万の【島民は3割あまりが日本人の血を引く】という。日本兵や島に暮らしていた日本人との深い愛情物語も多い。

ミクロネシア人の女性
日本統治時代を知る大先輩方とも話したが、【「日本時代は良かった」「日本の教育は素晴らしかった」】などと嬉しい言葉をいただいた。
だが、我が国を愛してくれるミクロネシア連邦の情報は、日本にはほとんど伝わって来ない。【チュークと我が国の深い歴史と絆】のことを知る日本人は少ない。悲しいことだ。
チュークの人々と話していると本当に驚くことばかりである。特に【言語の中に今も多くの日本語が残っている】のは嬉しかった。
日本統治時代の日本語が、現在もチュークの言葉としてそのまま使われていた。「弁当」「電話」「サルマタ」「乳バンド」「会議」と【500前後の日本語が日常会話で使われている】という。「コンニチワ、アリガトウ、サヨウナラ」の挨拶、御礼も気軽にできる。
男の子たちが、「サルマタ!」と大声で笑いながら語りかけて来た。「パンツじゃないのか?」と言うと、「違うよ。女の下着のことをサルマタと言うんだよ」と教えてくれた。
かつて日本が統治したパラオやミクロネシアには、「太郎」「三郎」「長子」と日本名が入る人が多い。建国の父と言われる【初代大統領の中山利雄(トシオ・ナカヤマ)】、

トシオ・ナカヤマ
【7代大統領のマニー・モリ(森)】が有名で、他にも多くの日系3世や4世が活躍している。

マニー・モリ
日本語をそのまま名前にした人も多く、【牡丹ちゃん、灯籠君、まな板君、神風さん、神道君】にも出会った。

チュークで最高の日本名を持つ30代前半の青年とも遭遇した。彼の名前は【「愛してるよ」】だ。アイラブユーではない。あくまで日本語の「愛してるよ」が名前。

「あなたの名前は?」
と聞いたら、
「僕は、"Aishiteruyo"(アイシテルヨ)です」
とニコニコと答えてくれた。これは良い名前だと感動。父親が母親に、いつも「愛してるよ」と言っていたのかもしれない。

【パラオやミクロネシアの人々が、いかに日本を大事にしているのかがよく分かる】。日本敗戦後、アメリカ統治となり、「日本は悪い国。日本兵に虐殺された」とプロパガンダ教育を半世紀も受け続けて来たにもかかわらず、この結果。ありがたいことだ。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、アジア各国の貧困地域への調査・支援を長年なされている、私たち日本人が誇りとすべき著者の活動を通じて、私たち日本人が知らない、あるいは忘れてしまっている、非常に大切なことを、丁寧に教えて下さる良書となります。

さて、本文中に出てきたミクロネシア連邦のチューク諸島での最近の話題が、こちら(↓)です。

☆滑走路オーバーラン、海に旅客機突っ込む ミクロネシア - 産経ニュース

ミクロネシアという名称は、ギリシャ語の「ミクロス(μικρός 小さい)」と「ネソス(νῆσος 島)」に由来し、「小さな島々」という意味で、私たち日本の小笠原諸島も生物地理区の区分上でミクロネシアに含まれることもあります。
そのミクロネシアの北西部、ちょうど小笠原諸島の南にマリアナ諸島がありますが、今から3500年前頃から人々が移住してきたと考えられています。
もちろん、その移住は「航海」によって行われたと考えられるのですが、進歩主義的な歴史観を持たれる方には、ご想像もできないことですが、私たちの日本の江戸時代、つまり17世紀には、西欧の帆船よりも速いスピードで帆走する「船」が、既に存在していました。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「ミクロネシアのカヌーの構造と建造」須藤健一、国立民族学博物館学術情報リポジトリ
もちろん、世界最古の文明である私たち日本人も、「航海」を非常に高いレベルで駆使していて、例えば、今から3万8000年前には、本州から神津島(こうづしま、伊豆諸島の一つ)に黒曜石(こくようせき)を採取しに行き、磨き上げて使っていたということも分かっています。
さて、母親からの遺伝系統を表すのが「ミトコンドリアDNA」ですが、その一つである「ハプログループB (mtDNA)」の分布は、イラン、イラク、華南、チベット、ベトナム、マレーシア、インドネシア、タイ、日本、台湾、フィリピン、ポリネシア、マダガスカル、メラネシア、ミクロネシア、ハワイなどで見られ、またアメリカ大陸の先住民からも検出されています。

ミトコンドリアDNAハプログループ拡散モデル
そして、私たちの日本では、特に東京と宮崎で多く検出される、という謎については、これまでにも何度か書かせて頂いております。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「人間はチンパンジーから進化した」は、間違いです ~ 「進化」と「進歩」の違い

☆人類の祖先が「理想」を求めて向かった場所は?

また、「ヤポネシア人(日本列島人)」の研究も始まりましたので、これからどんどん新事実が明らかになってくることでしょう💛
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆ヤポネシアと琉球とアイヌ

さて、お話を元に戻しますと、いわゆるオーストロネシア系とされる人々が、「航海」によって拡散していく様子が、次の図で示されているわけですが、

オーストロネシア系民族の拡散
その出発点が、現在の「台湾」になります。

さきほど、ミクロネシアの北西部のマリアナ諸島に、今から3500年前頃から人々が移住してきたと書かせて頂きましたが、それが支那人ではなく、もともとの台湾原住民、つまり「高山族(こうざんぞく)」です。

高山族
私たち日本の『古事記』に語られる神話や、「浦島太郎」の昔話で伝わるお話には、かつて海洋を支配していたと思われる人々が登場しますが、台湾の高山族ではないかと、当ブログでは妄想しています。
「台湾」 = 「琉求」 = 「琉球」 = 「竜宮」

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆琉求とは、台湾のこと ~ 琉球神道と日本神道
☆浦島太郎の竜宮城は、琉求のお城、台湾のお城!?

ちなみに、かつて「マレー・ポリネシア語族」と呼ばれていた「オーストロネシア語族」ですが、現在では台湾原住民(高山族)の言語との類似性が言語学的に証明されていて、かつ最も古い形を保っているものであるため、考古学的な証拠と併せて、その分布の起点は台湾であると考えられています。

東南アジア周辺の言語分布
で、その台湾原住民(高山族)=「オーストロネシア人」は、今から約4000年前にフィリピンへ移住し始め、約3500年前にはマレー諸島へと移住していきます。
こうして、現在のマレーシアへと繋がる歴史が始まるのですが、そういえば、最近のニュースで、こんなの(↓)がありましたね!


☆【朝日新聞】日本での憲法改正の動きに、マレーシア首相「戦争に行くことを許すようにするなら後退だ」
昨日も書かせて頂きましたが、「左翼リベラル」の連中が騒ぎにしたいだけというニュースで、その内容自体には、何ら価値はありません。

それよりも重要なことは、マハティールが、その演説で「何を言っていたのか」を知ることこそが非常に大切なんです。
続きは次回に♥
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