2018-10-03 (Wed)

1941年ロンドンの主婦の家事の一部
家事(かじ)は、掃除、洗濯、炊事、買物などの、家庭における日常生活のことである。
日常的な生活が円滑に推移していくための基本的な用事(掃除・洗濯・炊事・買物)、及びそれをこなしていくことをいう。

主婦の雑誌(アメリカ1908年)

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【日本】だと炊事、洗濯、掃除など【家事は母親がやるのが当たり前だと思われている】が、【これは間違い】である。

【アジア】では、【家事は子供がやるのが当たり前】だという国が多い。家事はもちろん、農作業、家畜の世話、薪拾いなど忙しく働く子供たちの姿を見てきた。【ちょっと前までは日本もそうだった】のだが…。

家事のすべてを子供たちがすべきとは思わないが、【我が子に家庭での役割や仕事を与えるのは大事】だと私は感じる。皿洗い一つでも、どんなに母親が大変かを知るようになる。すると親を尊敬し、信頼する心も育まれる。…

【ヒンズー教】を信ずる人が多い国々を廻ると、絶望的な悲しみに出合う。
生まれながらに職業が強制的に決められてしまう世界が、この世にはある。焼き物職人、踊り子、靴や傘の修理、トイレ掃除、ゴミ拾いなど、身分によって、「これしかできない」と決められてしまう。子供たちが将来の夢を見ることは許されない。
父親と共にゴミを処理する兄弟がいた。この子たちには職業選択の自由はない。お父さんの仕事を引き継ぐしかない。
「あの子たちは学校へ行っていないのか?」
と現地の人に聞くと、
「彼らは最下層の身分だから、ゴミ拾いしかできないんだ。学校へ行く必要がない」
と当然のごとく話す。悲しいですね。辛くなる。
なぜか知らぬが【日本人の多く】は、【アジアの人々の前では「上から目線」の人が多い】。困ったものだ。

「助けてあげる」
「してあげる」
「教えてあげる」
「変えてあげる」
と、【「あげる」の連発】。私とは真逆の考え方だ。【とんでもないことで、教えられることの方が多い】のだ。

特に、【ゴミ捨て場の子供たち】には、【人間にとって大切なこと】を数多く教えられた。

【親を思い、家族を守り、朝から晩まで真っ黒になって働く子供たち】。必死になって今日を生き延びる姿に、幾度も感動した。そして自分の不甲斐なさと不真面目な生き方を恥じた。自分にとって【人生の最大の先生】は【ゴミ捨て場で暮らす子供たち】だ。
どの国の人々も、自国への誇りと人間の尊厳を持つ。【上から目線は止めた方がいい】。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、アジア各国の貧困地域への調査・支援を長年なされている、私たち日本人が誇りとすべき著者の活動を通じて、私たち日本人が知らない、あるいは忘れてしまっている、非常に大切なことを、丁寧に教えて下さる良書となります。

さて、本文中に「ヒンドゥー教」の子どもたちのお話が出てきましたが、そういった子どもたちを見て、勝手に憐れんで、余計な正義感を振りかざして、「あげる」を連発し、さらには被害者に仕立て上げ、あわよくば「自らのおカネ儲け」の道具にしてしまうのが、「左翼リベラル」と呼ばれる連中になります。

インド人を中心とする3000年の歴史を誇る宗教を「バラモン教」と呼びますが、狭義には「古代のヒンドゥー教」のことを意味し、広義にはそれをも含んだインドの民族宗教のことを意味しています。
また、現在のインドにおける「ヒンドゥー教」の広義の定義では、キリスト教やイスラム教などインド以外の地域で発祥した特定宗教以外のすべての宗教を意味しています。ですので、インド憲法25条において、シク教、ジャイナ教、仏教を信仰する人も広義のヒンドゥー教徒となっています。

恐らく、すでに、多くの日本人の方々が一般的にイメージされている、いわゆる「ヒンドゥー教」が不正確極まりないイメージで認識されている、ということがご理解頂けるのではないでしょうか?

『 この物語にたびたび出てくる「カースト」という言葉があります。日本では、ヒンドゥー教の「身分制度」として知られ、ブラフミン(バラモン)=司祭、クシャトリヤ=王・戦士、ヴァイシャ=市民、スードラ=労働者、さらに「カースト」に属さない不可触賤民(ふかしょくせんみん)に分けられる、と理解されていることが多いようです。でも、実際は、そんな単純なものではありません。たとえば1881年の調査では、自己申告された「カースト」の数は20,000近かったと言われています。
そもそも「カースト」という言葉自体、インドで使われていたわけではありません。インドには、「ヴァルナ」(宗教による身分制度)と、「ジャーティ」(出自・生まれという意味であり、共同体の単位、階層を示す)という制度・慣習があり、生まれや属している集団によって、職業や結婚、食べるものから食べ方、水のやりとり、浄(じょう)・不浄の考え方などまで、さまざまな決まりがありました。そうした「現象」をヨーロッパ人が、「カースト」と呼ぶようになったのです。
つまり、外来語だった「カースト」ですが、インドの人々にも定着し、もともとの「ジャーティ」や「ヴァルナ」が意味していた範囲よりも、多くの分類をふくむようになりました。
現代では大きく変わってきてはいるものの、物語の舞台である19世紀のインドでは、「カースト」に基づく見方・習慣はインドの人々に深く根づいていました。インドで生まれ育った作者キプリングは、そうしたようすを実にいきいきと描きだしています。
では、以上のようなことを頭の片隅において、どうぞキムの世界を楽しんで下さい!』
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆日本へと波及した19世紀の「グレート・ゲーム」

と、このように、インドの宗教に基づく制度・慣習である「カースト」も、多くの日本人の方々が、著しく誤解をされたまま今日に至っていることだと思いますが、それもそのはず、自国の歴史を教える教科書に、「嘘」がたくさん書かれている(←いまだに)わけですから(笑)
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆教科書に書かれていたウソ ~ 「士農工商」

そして、そんな「教科書」に書かれていることを真に受けて、必死になって「丸暗記」しているだけの「文系アタマ」を大量に繁殖させている(=馬鹿の大量生産)のが、現在の日本の教育制度なのですが、そろそろ、こんな無駄なことは止めに致しませんでしょうか💛

☆ハムスター速報:【就活】学歴フィルターが大企業を中心に大活躍してしまう
さて、それでは、当然の疑問として考えられると思うのですが、本文中に書かれていましたように、
何故、「生まれながらに職業が強制的に決められてしまう」のでしょうか?
何故、「身分によって、これしかできないと決められてしまう」のでしょうか?
何故、それを受け入れているのでしょうか?

一言で、それを言い表すとすれば、「因果応報」だからです。


詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆「脳」のはたらきと「因果応報」 ~ 朝日新聞の例

続きは次回に♥
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