2018-09-28 (Fri)

海賊(かいぞく、英語: pirate)とは、船舶や沿岸を襲撃することによって、金品を強奪する盗賊を指す。
バイキングはノルマン人の事で、8世紀から12世紀にかけて、ヨーロッパの各地を侵略し、席巻した。一部はスコットランドや北イングランドに入植し、またフランスを襲った一派はノルマンディー公国を、ロシア(ルーシ)ではノヴゴロド公国とキエフ大公国、南イタリアではシチリア王国を立てた。その活動はスケールが大きく、グリーンランド、果ては北米にまでに達し植民地を作り、十字軍にも参加した。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【日本のマスコミ報道】をみていますと、各紙ともに【ロシア・ゲートとは何だったか】、ということを【伝えていません】。…

もともと【ロシア・ゲート問題】は2016年の大統領選挙の際、【民主党全国委員会から情報が漏洩したことが発端】であり、当時の民主党全国委員長の辞任にまで発展したものです。

本来、民主党全国委員会は予備選挙の候補者に対して【中立でなければいけません】が、党大会前、【ヒラリー・クリントン候補を当選させるため、当時の委員らが結託していた】ことがメールのやりとりから【発覚】しました。

そのメール情報はロシア政府がハッキングしたものであり、民主党全国委員会の内情暴露を行い、トランプを有利に導こうとした。その間、トランプ陣営とロシア政府の共同謀議があった、というものです。
当時、民主党内ではヒラリー・クリントンの対抗馬として、旧左翼でありながらも良心的なバーニー・サンダース候補が代議員の間で相当の支持を集めていました。そこで党幹部たちは【ヒラリー・クリントンの指名獲得のため、中立的であるべき立場を逸脱する】ような動きをしたのです。こうした内情暴露により、民主党とヒラリー陣営はかなりのダメージを受けました。

バーニー・サンダース
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆イスラエルにある「キブツ」ってなに? ~ 日本人とは正反対な、あの民族

しかし、事実関係をたどっていくと、【違った構図】が見えてきます。この疑惑を直接暴露したのはウィキリークスですが、ロシアからの情報提供によるものではありません。【民主党の情報が漏洩したのは】外部からのハッキングではなく、【内部からの暴露(リーク)によるもの】です。

民主党全国委員会に勤務していた【セス・リッチ】という20代の職員がいました。彼はサンダース支持者で、民主党全国委員会に不満を抱き、【情報を直接コンピューターから盗み取り、そのスティック(USBメモリー)をウィキリークスに渡していた】のです。実際、英国の元外交官がセス・リッチとウィキリークスの間を仲介していたことが明らかになっています。

Seth Rich(セス・リッチ)
そもそも情報流出の速度からして、この騒動が外部からのハッキングではなく、内部からのリークによるものだ、という指摘は早くから情報専門家の間で出ていました。

のちに【FBI(連邦捜査局)が捜査】に乗り出しますが、オバマ政権、ヒラリー・クリントン陣営寄りの立場であったため、【肝心の民主党全国委員会のコンピューター(サーバー)そのものは調べていません】でした。もし調べれば、ハッキングなのか、内部リークなのか明らかになるからです。

結局、この2年間を通じて明らかになったことは、【トランプ陣営とロシアの間に具体的関係はなかった】ということです。むしろ、調べていくにつれて明らかになったのは、【民主党とヒラリー・クリントン陣営の側こそ、ロシアと関係があった】ということです。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、アメリカ合衆国と中華人民共和国という、私たち日本人にとって「非常に厄介」な2つの国の動向について、朝日新聞に代表されるような日本のメディアが垂れ流し続けている「報道(ニュース)と称したコマーシャル」、それを「フェイク・ニュース」と呼ぶのですが、そのような、一銭の価値もない、むしろ「害悪でしかない」ものとは一線を画して、独自の取材を通じて持論を展開される御両人による良書となります。

さて、民主党の内部情報をリークした若者セス・リッチは、その後、殺害されてしまうのですが、この手の連中(↓)の仕業なのかもしれませんね💛


☆【驚愕:米国最高裁判事指名】ソロスの支援を受けた活動家が、逮捕前にアンチ・カバノーの抗議者たちに現金を提供
もちろん、こういった連中(↓)も関係している可能性は十分ありますね💛

☆やはりあった政権転覆をはかるディープステート集団 NYタイムズ紙匿名投稿記事が暴露 - FNNプライムオンライン
で、そういったことを推測する上でも、キチンと世界の歴史を学んでおく必要があります。

それでは、ここからは昨日の続きになります。
今から、約1200年ほど前、私たちの日本が「平安時代」を迎えた頃である800年頃の世界の様子を、ユーラシア大陸の西側は、どうだったのか確認しているところになりますが、

800年頃の世界地図
ちょうど9世紀に入る頃から、蛮族・ゲルマン人の「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」どもが、北方から南方への侵略を始めるようになります。

鎧に身を包み船に乗ってルーシの地を訪れたヴァリャーグたち。手前は現地のスラヴ人。

ヴァイキングの航海 緑色はヴァイキングの居住地(植民地)、青線は経路、数字は到達年。
上図で、デンマーク地方に居住していたノルマン人=蛮族・ゲルマン人の「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」どもが、9世紀後半にはイングランド東部を制圧します。その支配された地域を「デーンロウ(Danelaw)」と言います。
イングランドには、もともと先住民族のケルト系ブリトン人が住んでいたところに、ローマ帝国が侵入、その後、ゲルマン系アングロ・サクソン人が侵入、そこに「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」のノルマン人が侵略し支配するという流れになります。
イングランドの南側、海を挟んだ対岸にある、フランスのノルマンディー地方も「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」のノルマン人が侵略し支配していたところであり、現在のイギリス王室に繋がるのが、その「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」のノルマン人です。

詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆イギリスにもある「万里の長城」 ~ イギリス王室とヴァイキング

☆「ドイツ語」と「フランス語」が混じってできたのが「英語」なんです

昨日のところで、833年に「ハザール・カガン国」は、「東ローマ帝国」へ砦を築くための支援要請、をしていたと書かせて頂きましたが、その頃にはすでに、「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」のノルマン人がヨーロッパの主要な水路に侵入し、現在のアイルランドの半分を制圧、それから後の数十年間で、アイスランドを植民地化しノルマンディーを征服し、パリを繰り返し略奪し、そして「東ローマ帝国」の首都であったコンスタンチノープル(現イスタンブル)を攻撃するまでになっていきます。

ヴァイキングの航海 緑色はヴァイキングの居住地(植民地)、青線は経路、数字は到達年。
「東ローマ帝国」にとって、北方・東方の守りの役割を、実質的に果たしていたのが、「ユダヤ教に改宗」した「ハザール・カガン国」でした。

833年頃の世界地図
しかし、その「ハザール・カガン国」に対して、「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」が攻撃の矛先を向けるようになります。
その経路が、昨日も書かせて頂いた、次の経路になります。

当時、すでに、丸太を横に並べて舟に分水嶺を越させる、いわゆる連水陸路によって、ヨーロッパのいくつかの大河は繋がっていました。

連水陸路を引きずられる船(ニコライ・リョーリフ・1915年)
その水路を使って、北方から南方へと侵略を始めたのが、「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」の一派の「ルーシ(ルス)人」でした。

9世紀半ばのヴァリャーグとルーシの居住地域(赤字)とスラヴ民族の所在地(灰色字)。
その「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」の「ルーシ(ルス)人」たちが生業としていたのが「陸の海賊」です(笑)
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 ルーシの主な収入源は交易であった。イブン・ルスタによるとルーシの人々は農耕をしなかったという。
「彼らには耕作地がなく、サカーリバ人(スラヴ人)の土地から運んで来たものだけを食べて(生活して)いる。彼らは不動産(土地)も村も畑も持たずに、ただただ彼らの唯一の収入は貂(てん)や灰色リス、その他の毛皮の商売から得たものだけである。したがって、彼らはそれらを売却する商売をおこない、硬貨を得ると、その財を彼らの飾り付きの帯の中にしっかりと縛って持っている。」

セーブル

灰色リス
また「彼らはサカーリバ人を攻撃することがあるが、その際に、サカーリバ人のもとに船に乗って出かけて行き、捕虜にする。そしてルース人たちはサカーリバ人(捕虜)を連れてハズラーン(ハザール人)やブルガール(人)のもとに向かい、それを彼らに売却する。」としてルーシの奴隷貿易についても記述がある。ルーシの商人たちはヴォルガ川を下り、ブルガールやハザールに税を納め、カスピ海南岸の港町ゴルガーンやアバスクンや、ときには交易のためバグダートまで旅をした。」

『中世初期東欧における奴隷貿易』 セルゲイ・イワノフ
つまり、周辺の「スラブ人」らから略奪し、また奴隷とし、それらを売って商売していたわけですが、よくよく考えてみれば、面倒くさいですよね?
少なくとも、自分たちの軍事力に自信を持てば、その様に考えるのではないでしょうか?
現在の、中華人民共和国みたいに💛 (→この場合は、甚だしい勘違いでもあるわけですが。。。)

そして、「ヴァリャーグ(ヴァイキング)」の「ルーシ(ルス)人」たちは、まさに、その通りに行動するようになったわけです。

続きは次回に♥
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