2018-07-14 (Sat)

『処刑される聖アンデレ』 バルトロメ・エステバン・ムリーリョ
アンデレは、新約聖書に登場するイエスの使徒の一人。シモン・ペトロの兄弟であるとされている。西方教会、東方教会ともに聖人で記念日(聖名祝日)は11月30日。
伝承ではアンデレはギリシアのアカイア地方でX字型の十字架で処刑され、殉教したことになっており、絵画においてもしばしばX字型の十字架と共に描かれている。

聖アンデレ十字(セント・アンドリュー・クロス Saint Andrews Cross)

スコットランド国旗
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 アメリカ政府の問題は国務省に止まらず、CIAやFBIも【トランプ派】と【反トランプ派】に分かれていることです。トランプがやりたいと思っても、動いてくれる援軍がまだ十分ではない。それを【親トランプ】に変えるには、もう少し時間がかかるでしょう。今、調整時期です。

ウォーターゲート・ビルとコンプレックスの全景
ちなみに、【FBIは反トランプ派のほうが強い】のですが、多くは【グローバリストのユダヤ系】で、いわば【ユダヤ系の巣窟】です。ウォーターゲート事件でニクソン大統領を引きずり落とした「ディープスロート」は、【マーク・フェルト】という【ユダヤ人】の副長官でした。

マーク・フェルト

彼を主人公にした映画『ザ・シークレットマン』は最近日本でも公開されました。要は【「アメリカの前川喜平」みたいなもの】でしょう。【「面従腹背」】はどこの国でも【官僚の十八番】です。


【文春】文春「ツイッターの『右傾化を深く憂慮する一市民』が前川さんのアカウントではないかという噂が」⇒前川喜平「ああ、それ私ですよ」 ビーチ前川認める

☆前川喜平?独白ツイートの抜粋 - Togetter

もっとも、【問題にすべき】なのは、個人としてのユダヤ人というより、むしろ【ユダヤ社会】というべきでしょう。アメリカの国会議員の中にもかなりユダヤ人はいますが、【国会議員】の場合は【一般の国民から支持を得なければならない】ので、自由に進出はできません。一方、【金融、メディア、司法】は【彼らが握っています】。

ところで、2017年11月に、【ジェローム・パウエル】が【連邦準備制度理事会(FRB)】の【次期議長に指名】されました。

ジェローム・パウエル
【彼はユダヤ系ではありません】。それまで議長といえば、【グリーンスパン】、【バーナンキ】、【イエレン】と【30年以上、ユダヤ系の金融関係者が就任】していました。

当然のことです。その【ユダヤ資本家の定位置】だった【議長のポスト】を【トランプは剥奪した】のです。当然、彼らは猛反発しました。
しかし、【同時期】、トランプは【ケネディ暗殺の機密文書の公開】をチラつかせています。これはどういうことだったのか?

☆BBCニュース - トランプ氏、ケネディ大統領暗殺資料の部分公開を承認

次期FRB議長パウエル氏指名へ 金融市場は織り込み済み、反応は限定的 空席のFRB理事ポストの行方に関心 - 産経ニュース
私はそのニュースを聞いて、「トランプはFRBに関して、【ユダヤ資本と取引】しているな」と思いました。言うまでもなく【ユダヤ勢力】にとっては、【「ケネディ暗殺」】に、自分たち【ユダヤがからんでいたという「事実」が公開されるのはヤバい】のです。

結局、トランプの推したパウエル議長がスンナリと認められ、その見返りでしょうが、機密文書の公開は見送られましたが、これはトランプが生きるか死ぬかの綱渡りをしていたことを物語っていると思います。一線を超えれば、トランプ暗殺の危険性も十分考えられるからです。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、過去に何度もご紹介させて頂いている著者による書物で、これまで同様、現在の国際情勢を知る上で、非常に参考となる様々な情報を、歴史を踏まえ、分かりやすく解説がなされているため、恐らく、本書をご覧頂いた方々は、世の中にあふれるニュースの本質を見抜くことができるようになるのではないかと思える、お勧めの良書になります。

さて、本文中に「ユダヤ社会」が、「金融、メディア、司法」を握っている、と書かれていましたが、このことが問題なのは、一般国民が自由に選挙で選んだ国会議員は、国民の意思が働いていますが、金融、メディア、司法というのは国民の意思が働いているわけではないため、コントロールが困難な点にあります。
もちろん、国会議員が法律を作成し、議会で承認される、あるいは、大統領自身の権限で大統領令によってコントロールする、ということも可能ですが、その際に、重要な問題があります。それは、アメリカの連邦最高裁判所の権限が圧倒的に強すぎることです。

それについては以前にも書かせて頂いておりますので、ここでは省略をさせて頂きます。
『 残念なことに、我が国では小学校から大学まで、「三権分立が近代法治国家に共通する普遍的な憲法上の原理」であるかのように教えています。しかし、はっきり言いましょう。それは間違った知識です。
三権分立とは、モンテスキューというフランスの哲学者が、ジョージ3世(在位1760~1820年)時代のイギリスを「おお、三権分立だ、すばらしい!」と勘違いして「発明」してしまった概念です。本人は「発見」したと思い込んでいましたが、モンテスキューの頭の中で作り上げられた妄想に過ぎませんでした。三権分立をまともに実行してしまっている国は、世界の文明国の中でアメリカ合衆国ただ1国です。いつまでたっても他の文明国がアメリカの真似をしないのは、三権分立が欠陥制度だからです。
そして、アメリカ大統領は「世界“最弱”の権力者」と言われています。』
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆三権分立ってなに? ~ アメリカ大統領は、世界最弱の権力者なんです

2016年2月にアントニン・スカリア判事が急遽し、最高裁判事9名という枠の中にできた1席の空席を巡って、激しい攻防が繰り広げられていたのが、2017年1月で、ちょうどその頃に、「トランプ新大統領にとって、最初の勝負どころが、欠員が出ている連邦最高裁判事を、好ましい人物にできるかどうか」と書かせて頂きました。
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆モルデカイとエステル

その結果、無事に保守派とされるニール・ゴーサッチ判事が就任します。

☆BBCニュース - トランプ米大統領、最高裁判事にニール・ゴーサッチ判事を指名
で、現在の最高裁判事9名が、こんな感じになっています。就任日順に上から書かれていますので、最下部にその名を確認することができます。

ちなみに、ニール・ゴーサッチ判事は「米国聖公会」に属する上流階級です。
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 米国聖公会(べいこくせいこうかい Episcopal Church in the United States of America)は、キリスト教の一派のアングリカン・コミュニオンのひとつ。アメリカ合衆国、バージン諸島、ハイチ、台湾、コロンビア、ドミニカ国、エクアドル、ホンジュラスに主教区を持つほか、プエルトリコおよびベネズエラの主教区と地域を越えた関係にある。しばしばEpiscopal Church in the USA、略称ECUSAと言及される。
18世紀にアメリカ合衆国がイギリスから独立すると創設された。アメリカ独立戦争以前はイングランド国教会の一部であり、聖職者は就任にあたりイギリス国王の承認を得る必要があった。コネチカット州の聖職者がサミュエル・シーバリーを主教に選出したとき、シーバリーはイングランドで主教按手(あんしゅ)を求めたが、それはイギリス国王との関係から困難であることが判明した。そこでスコットランドへ行き、当時国家から迫害されていたスコットランドの主教たちによりアバディーンで主教に任ぜられた。これは1784年11月14日のことで、このとき初めてイギリス諸島以外に任命された聖公会主教が誕生した。

ワシントンD.C.の主教座聖堂
米国聖公会の初代主教はスコットランド聖公会により主教に任命された。このため米国聖公会は、スコットランド聖公会を通じた使徒継承を主張している。スコットランドとの関係を示すため、米国聖公会の紋章にはスコットランドのセント・アンドルー・クロスをかたどった意匠が使われている。

米国聖公会の紋章
アメリカ福音ルター派教会と完全相互陪餐(そうごばいさん)の関係にある。
米国における教会員はおよそ300万人である。富裕層や社会上層部に信者が多く、歴代のアメリカ合衆国大統領の1/4、アメリカ合衆国最高裁判所長官の1/4は米国聖公会の信者である。またアメリカ合衆国議会と合衆国最高裁判所判事の約半分が信者である。ただし、近年では社会的影響力を付けてきたヒスパニック移民の信者も増加傾向にある。」
以上、アメリカにおけるキリスト教による社会階層が厳然と存在していることがご理解いただけたのではないでしょうか?

序(ついで)に申し上げますと、同じくアングリカン・コミュニオンのひとつである「日本聖公会」というものがあるのですが、私たちの日本で、何をやらかしているのか、ご存知でしょうか?
詳しくはこちらをご参照💛
↓
☆日本聖公会って何?

それでは、お話を元に戻しまして、今月末にアンソニー・ケネディ判事(下表一番上)が退任することになりましたので、また1つ空席ができるのですが、

果たして、結果はどうなるのでしょうか?

☆トランプ氏、カバノー氏指名に傾く 最高裁判事候補
もう、お気づきかと思われますが、ビル・クリントン大統領の時代に任命された、ユダヤ系のリベラル判事が2人いますが、その両名とも、すでにかなりの高齢です。アンソニー・ケネディ判事のように、とっとと退任すれば、ますます面白い展開になりそうですね💛
そうなれば、もう、左翼リベラルが壊滅に向かいますよ(笑)

続きは次回に♥
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