2018-06-25 (Mon)

妄想(もうそう、英: delusion)とは、その文化において共有されない誤った確信のこと。妄想を持った本人にはその考えが妄想であるとは認識しない(むしろ病識がない)場合が多い。精神医学用語であり、根拠が薄弱であるにもかかわらず、確信が異常に強固であるということや、経験、検証、説得によって訂正不能であるということ、内容が非現実的であるということが特徴とされている。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【仏教】も【インド】で生まれた【宗教】です。
英語でブディズム。「ブッダの宗教」です。

ガウタマ・シッダールタ
ブッダという人がいたのは間違いありません。今から【約2400~2500年前】の、【北インド】の人です。
キリストが約2000年前の人ですから、それよりずっと古いということになります。

紀元前500年頃の世界地図
☆ワールド・ヒストリカル・アトラス
インドは当時、たくさんの小さな国に分かれて争っていました。戦国乱世だと思ってください。

紀元前500年の十六大国の領域
今の【ネパール】に【シャーキャ(釈迦[シャカ])】という小さな国があり、マガダ、コーサラといった大きな国に囲まれていました。その【シャーキャの王子】が【ガウタマ・シッダールタ】後の【ブッダ】です。

ガウタマ・シッダールタは10代で結婚して、世継ぎの王子も生まれました。豪華な宮殿に住んで、望むものは全部手に入る生活です。これは、【他の宗教の開祖とは違うところ】ですね。

キリストはユダヤ人の貧しい大工のせがれでした。

イスラームの開祖、ムハンマドはアラブの商人でした。金持ちの未亡人と結婚するまでは、かなり生活に困っていたようです。
ですから、【キリスト教】、【イスラム教】ともに、【「貧しい人をいかに救うか」】を課題にしています。

【イエス】が生まれた時代の【ユダヤ教】には生活に極めて煩瑣(はんさ)な【戒律】があった。豚肉は食べてはいけない。蹄(ひづめ)が割れていない動物の肉は食べてはいけない。食べていい肉も、血抜きの方法から料理法まで【全部決まりがある】。他にも、金曜の日没から土曜の日没までは【安息日だから働いてはいけない】とか、生活のすべてにわたって【厳しいルール】がありました。当然、【貧しい一般庶民はそんなことをやっていられません】。手に入った肉は何でも食べるしかないし、安息日でも生きるために働かなくてはいけない。だから、【戒律を守れないような庶民は救われない】、というのが【ユダヤ教】だったのです。

これに対して【イエス】は【「信仰があれば、何を食うか、食わないかなんてどうでもいい」】と言った。【下層民を救う】というのが【キリスト教の始まり】だったわけです。


【ムハンマド】もこの点は【同様】です。その教えは、【「とにかく施せ」】ということ。富める者は貧しき者に施せ。孤児を養え。寡婦(かふ)を助けてやれ。【イスラーム】では【妻を4人まで】持っていいとされていて、しばしば【「女性蔑視でけしからん」という批判】を受けますが、あれは【誤解】です。

ムハンマドの時代には夫を戦争で失い、子供を養うために道端で物乞(ものご)いをする未亡人がたくさんいました。そんなシングルマザーを、財力のある男は養ってやるべきである。【ムハンマド】は【一種の社会保障を提唱】したわけです。【イスラーム】もまた、【貧しい人を救おうという課題から出発】しています。

この点、【仏教はまったく違います】。

【開祖ブッダ】は、前述のように王子として生まれ育ち、【物質的な欲望は全部満たした人】です。

この境遇は、ある意味で【現代人と似ています】。
おそらく、「今日食べるものがない」という人は読者の中にはいないでしょう。先進国に生まれればですが、【現代人は、物理的には恵まれている】といえます。

☆高須院長、「万引き家族は日本人の発想じゃない」就職率ほぼ100%の日本で貧困を捏造する是枝監督の自己矛盾【高須克弥】

☆【万引き家族】映画評論家「彼らは僅かな食料が欲しくて万引」映画ファン「車上荒らしや釣り竿盗んでパチンコしてたやん?」映画評論家「だから彼らを許せないというんですか?」 - Birth of Blues
しかし、【人間】は【お腹がいっぱいならしあわせか】--というと、【そうではない】ですね。お腹がいっぱいでも満たされない部分がある。だから新興宗教にハマる人がいたり、カウンセリングに通う人がいたりする。

☆政府からの祝意を辞退した是枝監督 に「文化庁から助成金もらって祝意辞退は失礼」と議論呼ぶ~ネットの反応「助成金万引き家族」
【物理的な豊かさ以外のもの】を【求めたブッダ】は【現代人と似ている】。その意味で、【仏教は極めて現代的】なのです。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、世界の主要な諸宗教について、非常に分かりやすく解説された良書で、世界史を理解するために必須であり、現在の世界の諸情勢を理解し、そして今後を推測するためにも、当ブログでも重要視させて頂いている「宗教」について、私たち日本人の理解を促進させて下さるお勧めの書物となります。

さて、ちょうど一週間前に、関西で大型の地震が発生しました。
大型の地震が発生するたびに、マスメディアが垂れ流す、いわゆる「プレートテクトニクス説」に基づいた解説が繰り返され、まるで「活断層」が地震を引き起こしているかのように報道され続けていますが、非常に説得力の無い解説になっています。
もはや、現実の問題として、「プレートテクトニクス説」の限界、つまり「地震」や「火山活動」を説明することができないのは明らかなのですが、予想が外れると、それを「想定外」という形で言い逃れをしている有様です。
その「プレートテクトニクス説」に代わる、新しい地震発生メカニズムとして提唱されているのが「熱移送説」で、「プレートテクトニクス説」が、単に「地球の表面」の現象を説明しようとしているのに対して、地球内部のマントルの動きから「地球表面」の現象を説明しようとする「プルームテクトニクス説」がありますが、そこからさらにもう一歩進んだのが「熱移送説」になります。
「活断層」をマスメディアは、地震の原因のように報じますが、そもそも大地の裂け目(古傷跡)でしかない「活断層」は、長い時間が経過するとくっついてしまい、大きな圧力をかけてもびくともしません。「活断層」そのものに、地震を発生させることなどできません。「力」ではなく「熱」が重要になります。
この辺りのことは、以前にも書かせて頂いておりますので、そちらをご参照ください❤
↓
☆「地震」が予知できないワケ ~ 「プレートテクトニクス説」の限界
☆「宝石」が、山のように、あるところ ~ モグラになりたいかも。。。
☆夏休みの自由研究 : 岩や石を温めると、どうなるの? ~ 「活断層」が地震の原因ではありません

ところで、本文中に書かれていましたように、イエスは下層民を救うという思想の下、その為の行為をすべて正当化しようとするテロリストでしかなかったのですが、その死後、弟子によってキリスト教として布教が始められます。
これとそっくりなのが、赤貧生活を送っていたマルクスです。

1875年のマルクス
労働者は暴力によって革命を起こすべき、資本主義社会から社会主義社会へと「進歩」するのは歴史の必然だ、などといった妄想の下、世の中を扇動しまくるわけですが、
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆ユダヤ人のイエスから連なるもの

それでは、イエスのキリスト教の教えと同様、果たして社会主義社会を実現すれば、みんなが救われるのでしょうか?

宗教を理解していれば、答えは非常に簡単で、イエスのキリスト教の教え、つまりイエスの弟子たちの決めごとを、いくら守ったからと言って、「救われる」わけではありません(笑)
「救われる」のか「救われない」のかは、人間が決められることではない、という宗教なんですから、そもそも人間が、どんなに努力をしようとも、どうにかできるものではありません❤
教えを守ったところで、「どのようになるのか」という答えは、未来永劫、決してわからない、そういう論理の宗教だからです。
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆『神曲』 ダンテとベアトリーチェの物語 ~ キリスト教を信じても、救われることはありません

マルクスが言っていることもまったく同じで、社会主義社会が実現したら、「どのようになるのか」という点について、マルクスは何ら答えを用意していません。

ですから、左翼の思考回路の持ち主、つまり「パヨク」が念仏のように唱えている主張は、ことごとく「論理的ではない」、つまり「数学的ではない」ので、いつでも、簡単に、誰にでも、「論破できる」わけです(笑) もっとも、当人が気付いていないことが多いのですが❤

続きは次回に♥
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