2018-06-09 (Sat)

リトマス(英: litmus)は、リトマスゴケ(Roccella 属)などある種の地衣類から得られる紫色の染料。複数の化学物質の混合物である。CAS登録番号は1393-92-6。主に試験薬として用いられる。
リトマス紙では、酸性・アルカリ性が簡単に判定できるため、物事を見極める尺度の比喩表現としても使われる。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【加計学園問題】は、【メディアの資質をチェックするリトマス試験紙】のようなものだった。

☆【モリカケ】毎日新聞・伊藤智永記者「首相と副総理の笑顔は不自然だ。まともな大人はこういう時に笑いはしない。よほど焦っているのだろう」~ネットの反応「呆れてるだけだろ…」「仮にも大手新聞なのに文章酷すぎないか?」
先に【結論】を述べよう。加計学園問題の【本質】は、【50年以上も新設がなかった獣医学部】に【新規参入を認めるという規制緩和】である。

対象となった規制は文科省告示(平成15年3月31日文部科学省告示第45号)で、これを初めて読んだとき、筆者は目を疑った。【獣医学部の新設】は、医大の設置などとともに、【設置認可を「申請」してはいけない】というのだ。

常識的に考えて、【認可制度がありながら申請を受け付けない】、という規制はない。【「告示」】は法律ではなく【省庁が独自に決めた規制】だから、これは下手をすれば【法律違反に問われる】。

この【「非常識」な岩盤規制】を正そうとした内閣府に対し、【文科省は告示の妥当性を主張】した。

しかし、そもそも【おかしな理屈】が通るはずはなく、議論を戦わせた結果は【内閣府の完勝】だった。その議論の詳細は、以下の3つの資料で知ることができる。
①2015年6月8日国家戦略特区ワーキンググループ議事録
②2015年6月30日閣議決定(文科省部分)
③2016年9月16日国家戦略特区ワーキンググループ議事録
③のワーキンググループにおいて、【実質的な交渉は終了】している。

そして2017年1月4日に【文科省は文科省告示の「特例」をつくり】、獣医学部設置認可の【「申請」ができるようになった】--。【これが加計問題の構図】であり、【「歪められた行政が正された」というのが本質】である。

ところが【マスメディア】は【この点についてほとんど言及がなく】、【議論が「決着」したあとから「疑惑のストーリー」を展開した】。

☆【党首討論】朝日新聞/社説「質問に正面から答えない。一方的に自説を述べる。論点をすり替える。批判には耳を傾けない……安倍論法はもううんざりだ!」~ネットの反応「朝日新聞の自己紹介」「自分のことは棚に上げる 朝日論法はもううんざりだ!」
安倍首相と加計学園理事長・総長の加計孝太郎氏が友人であることを問題視するのは森友学園問題のときと同じだが、【そうしたミスリード】によって「文科省の行う学部の設置認可が、総理の意向で歪められた」という印象を多くの国民は抱いたのではないか。
しかし、【大学による学部の認可申請】と、【文科省による学部の認可】を【混同してはならない】。

【大学の学部認可】というのは行政法では【「運転免許」のようなもの】で、【学部認可の「申請」】は、いわば【自動車学校への入学と同じ】である。

自動車学校に入るためにそもそも政治家のコネを必要とする人がいるだろうか。

さらには入学したからといって、免許合格は保証されていない。

【合格を見極めて免許を発行する権限】は【文科省にある】。学部認可の部分はほとんど変わっていないのに、そこで「総理の意向」がどう働くのだろうか。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、数学の専門知識を持って旧大蔵省に入省された、大変珍しいキャリアをお持ちの著者が、「数学の論理」を用いて、我が国において日常的に散見される「おかしな議論」を論破し、合理的で正しい考え方を明快に示して下さっている良書となります。

さて、本文中にも書かれていましたように、文部科学省は半世紀にもわたって、「獣医学部の新設を拒絶してきた」というのが、加計学園問題の本質であり、しかも、既存の日本の獣医師のレベルが世界的に見ても著しく劣後しているという状況にあって、それに危機感を抱き、世界水準に伍するレベルの獣医師を育成しようという健全な目的を持って新規参入したのが加計学園であることは、すでに多くの日本人が認識している事実になります。
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆長谷川熙 偽りの報道 冤罪「モリ・カケ」事件と朝日新聞

我が家にも新しい家族が増えましたので、実際に、獣医師の方々と接する機会も多くなりましたが、

日本の獣医師の技術水準について、質問してみますと、やっぱりレベルが低いという認識をお持ちの方が多くいらっしゃいました。
日本の獣医師会という組織は、新規参入を拒むことで、「競争」を避け、自分たちの目先の利益を保守しようとしているのでしょうが、どんな商品やサービスにも共通しているように、厳しい競争の中に身を置き、切磋琢磨してレベルを向上させて、生き残ったところが、果実を得ることができるわけで、何も努力していないのであれば、やがては消滅する運命にあるのは必然です。

ですので、我が家では、加計学園の岡山理科大学獣医学部を卒業され、獣医師となられる方々が開業されるのを、非常に心待ちにしているところになります❤
大切なペットを安心して任せられるレベルの獣医師は、岡山理科大学獣医学部を卒業していることが第一の要件になる日も近いのではないでしょうか。

これらの問題の根本にあるのが、「自由」な「競争」を許さない、「文部科学省」と「日教組」の保身のために構築されている現在の日本の教育制度です。

『 近代国家は、伝統主義の打破から始まる。習慣、制度、権力等は社会的事実ではなく、人間の行為を以(も)って選択し得ると言う思想から始まる。…
伝統主義の打破は困難この上ない。奇蹟的突破が必要となる。
昭和が終わり、平成の御世(みよ)となった現代の日本に於いてすら、伝統主義の呪縛が如何に強靭なものであるか。この事を痛感しただけでも、思い半ばに過ぎよう。
例えば税制改革と並んで失敗続きの教育改革。…
この事は、目ぼしい処を幾つか拾ってみただけでも、一目瞭然だろう。
昭和22年の教育大改革から始まって色々と試みている。…
しかも、これらの全ての教育改革は失敗した。
この上ない程、見事に失敗した。…何故、失敗したのか。…
人々が全て、伝統主義の呪縛から自由でなかったからである。
習慣、制度、権力などは社会的事実ではなくて、人間の作為を以って選択し得るものである事を理解し得なかったからである。
して、この場合の「人間」とは誰か。
教育を受ける者と、教育をする者。
これらの人々が、自由に教育制度、教育習慣、教育に於ける権力を選び得る時、教育に作為の契機があると言い得る。
恰(あたか)も、被治者に依る権力の選択があって初めて、政治に於ける作為の契機がある様に。デモクラシーでは、政治に於ける作為の契機こそが、全ての出発点であるが如くに。…
日本教育に於ける作為の契機。
それは全く認められなくなってしまったのであった。
一頻(ひとしき)りベストセラーになった黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』。
でも、『窓ぎわのトットちゃん』が、再び書かれる事はないであろう。
その理由は簡単。『窓ぎわのトットちゃん』にある「自由ヶ丘学園」が許可される事は、今や不可能であるからなんです。
戦前には、もうちょっと正確に言うなら、昭和16年までは、誰でも割合に自由に学園を創設する事が出来た。
それが突然、出来なくなってしまった。
昭和16年4月1日。
「国民学校令」に因(よ)って、小学校や中学校を自由に作る事は許されなくなってしまった。いちいち、文部省当局の厳重な審査にパスしない事には、小学校や中学校は作れなくなった。
いや、てんで作れなくなった。こう言いきった方が、手っ取り早い。
では、それは何故(なにゆえ)。
文部省を筆頭として、日本の教育が、ヒットラーに気触(かぶ)れてしまったからであった。
文部省は命令した。
全国全ての小学校は、国民学校に改革せよ。
命令は遵守(じゅんしゅ)された。
こうして、明治以来の由緒ある「小学校」は一斉に姿を消した。…
完全な国家統制である。
それと共に、自由に学校を興(おこ)し、自由な教育を行うことは出来なくなった。…
教育の完全国家統制は、戦争中ずっと続けられた。
戦後もずっと。そして今もである。
今でも、小学校や中学校を私人が自由に作る事なんぞ出来はしない。
自由に学校を興そうとする動きに対しては、文部省が反対する。どうしても、認めようとはしない。
日教組も、教育の完全国家統制を強力に支持している。…
文部省と日教組。誰しも敵味方だと思い込んでいる。見掛け上は確かにそうだ。
しかし、一皮剥(む)けばヒットラー教育理念の確信者である事に於いては、同志もいい処なのだ。
斯(か)くて、今も日本教育は、完全なる国家統制下にある。
それが何より証拠にはトットちゃんの「自由ヶ丘学園」、戦前に栄えたこの小学校が戦後に復興される事はなかった。』
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆テレビ朝日の『トットちゃん!』と福山雅治の「トモエ学園」 ~ 知っておかなければならない一番大切なこと

現在の日本の教育制度の問題点こそ、朝日新聞などのメディアが、本来追求しなければならないのですが、もはや彼らに期待することは「無駄」のようですね(笑)

続きは次回に♥
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