2018-05-21 (Mon)

近代化(きんだいか)とは、社会を近代的な状態に変えること。即ち、政治・経済が、国民国家と産業化を特徴とする形態に変えることである。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 渡部 : 私は髙山さんのお書きになるものを、見逃さずに読むようにしていますが、本当に痛快ですね。これだけ【徹底して、朝日を批判し続けた】のは髙山さんしかいません。
ここ数年、【朝日新聞の神通力が衰え】てきて、日本の言論人が南京虐殺を言いふらしたり、慰安婦でも何でも、【日本を攻撃しているだけでは社会的地位を得られなくなってきました】。


☆朝日新聞、発行部数が5年で半減 「400万部を切ったとの噂」
多少の知識人なら、【いまや朝日ではなく産経を読んでいないと、発言できない】と感じているのではないでしょうか。

☆韓国船、北瀬取りに関与か 南北会談直後に発生、日本政府が調査要求
髙山 : ありがとうございます。【朝日】には【いまだに】、【これはおかしいと思うような記事ばかり】が載っています。

☆朝日新聞、中野区長選に出馬予定の吉田康一郎氏を匿名、他の区長候補予定者は実名で紹介~ネットの反応「『朝日が実名を書きたがらない吉田です』で街宣すればどうですか?日本人には受けるでしょうw」「朝日新聞が抱える『三つ目の吉田問題』ですね。負けずに頑張って」
日本を立ち直らせるには、【メディアが真っ先に立ち直らないといけない】。
米国がいい例で、【トランプがなぜ大統領選になったのか】、いまだに【メディアは分かっておらず】、【現実を認めまいと総攻撃】を続けている。【安倍政権に対しても同じ】ことが起きています。

☆【獣医学部】安倍総理「申請すらさせなかったというのは、はっきり申し上げて『行政が歪められていた』と思う」

☆安倍総理「獣医学部は業界も反対し50年間できなかった。ずっとチャレンジし続けた人が友人だから批判されるのはおかしい。」

☆【twitterで話題】『ジンギスカンを食べにサッポロビール園に行ったら 安倍総理にお会いできました!!!』
渡部 : 【憲法と占領政策を称える連中はどうもおかしい】。まともなことをいう人は、どうも【敗戦利得者】にはいないようだと、多くの人が気づくようになっています。

☆<#テレビが絶対に報道しないニュース>愛媛県職員の発言メモ「今後の対応: 獣医師会の強い反対を踏まえ今後は賛同が得られるよう粘り強く働きかけていく」~ネットの反応「『今後の対応』部分は絶対に朝日で報道されないと予言しとく」
【日本を攻撃して儲けてきたマスコミや文化人】は、口移しで後進にも同じことをいわせて、【日教祖も子供たちに「すべて日本が悪い」と教えてました】。

☆< #衆院選2017 >新党「立憲民主党」結成! 枝野・辻元・有田芳生・日教組・自治労・部落解放同盟が最強タッグ~ネットの反応「THE 日本の闇て感じだな」「数え役満どころじゃないな…」「これが爆死したときの朝日毎日東京の言い分が楽しみだ」
☆日教組も立憲民主党を支援へ 比例代表に水岡俊一氏擁立~ネットの反応「日教組公認ww」「バカサヨの本命が立憲を支援かwwwww」「政治が教育に介入すんなとか言ってるやつらがコレかw」
敗戦利得者たちの悪影響はいまだに尾を引いていて、【反日的言論で地位を築いた人】は、新たな歴史的事実が出てきても、【メンツがあるからいまさら持論を引っ込めるわけにはいかない】でしょう。
髙山 : 【まさに朝日新聞がそれ】だと思いますが、戦後の出発点となる時期、【朝日のコア(核)】となっていたのは【米国との非常に深いパイプ】です。【緒方竹虎】(朝日新聞元主筆、代表取締役)しかり、

緒方竹虎
【笠信太郎】(朝日新聞元論説主幹)しかり。

笠信太郎
【緒方】は【政界にも進出】しましたが、【CIAの協力者】であり、【ダレスの対日工作のエージェント】でした。

アレン・ウェルシュ・ダレス
【アメリカが最も恐れていた】のは、【日本】が戦前のように力をつけて【中国を従え】、日支が協力して手を携えれば、世界の覇権を取らないと誰が断言できるか、とムッソリーニが心配した事態であり、これこそ【「イエロー・ペリル(黄禍)」】と彼らが呼んだものの正体です。

そうならないように、【極東アジア】の国際情勢、【日本とその周辺は常に不安定にしておく】。【日本と朝鮮と中国】の【対立状態を継続】させて、【日本国内も混乱させる】。
こうした戦略の信奉者である【ダレスとつながっていた緒方竹虎】が1956年に急死すると、【笠信太郎】がスイス以来のよしみで【後を引き継いだ】。

【笠信太郎】はヨーロッパ特派員として滞在していた45年のスイス・ベルンで、【米国OSS】(戦略情報局、CIAの前身)支局長だった【ダレス】と、【水面下の対米和平交渉を行っていた】縁がありました。
【米国とつながっていた証拠のひとつ】が【60年安保】の【七社共同宣言】です。

七社共同宣言(朝日新聞1960年6月17日付)
【朝日】は59年に『朝日ジャーナル』まで創刊して、【安保反対、自民党打倒を煽り立てます】。
デモ隊と警察官の衝突で東大の学生だった樺(かんば)美智子が死亡しました。すると警視庁発表で約13万人(主催支や発表33万人)のデモ参加者が猛り狂い、騒然となる。ほとんど【革命前】みたいな熱気がみなぎると、【笠信太郎】が在京新聞社・通信社を集めて【「暴力を排し 議会主義を守れ」との共同社説を掲載させた】。仕掛けたのは電通といわれていますが、私は【笠信太郎に間違いない】と見ています。

日比谷公園から国会に向かうデモ隊(1960年6月15日)
渡部 : なるほど。あれは【ハシゴを外したようなもの】でしたな。
髙山 : 土壇場で【革命が起きるのを禁じた】。『朝日ジャーナル』も含めて、【朝日の路線】はずっと【安保条約改正反対と岸内閣退陣】でした。
政府を倒し、国会議事堂の占拠まで煽っておいて、ここで本当に革命が起きてしまい【日本】が不安定を越えてホントに【社会主義国家】になってしまったら【米国の思惑を飛び越えてしまう】。急ぎ手を打ったということでしょう。
【笠信太郎が米国の代理人】となって集めた七社には、【共同通信】も入っていますから、地方紙にも配信され、社説として掲載されます。
6月15日の樺美智子の死であれだけ暴れた【デモ隊の連中】が、17日の【七社共同宣言】で、18日以降【ピタリと沈静化】してしまいます。【完全なメディア専制】でした。

国会を取り囲んだデモ隊、1960年6月18日。
渡部 : その通りで、絶大な影響力を持っていました。
髙山 : その後、【今にいたる朝日の論調】をどう考えるべきか。長谷川煕や永江潔などの朝日OBは、【朝日新聞はマルクス主義に占領されている】から【「日本が悪い」という価値観】で事実を見る目が曇るのだといいます。私は、【それは違う】と思いますね。マルキシズムという思想にかぶれているからではなく、【「反日だったらなんでもよろしい」】という、放恣(ほうし)な思惑しかない。

それでも、【笠信太郎の時代までは、米国のコントロール】の下に、【メディアが政治と社会を混乱させ、安定させなかった】。でも、【革命までは許さないという最後の一線が存在】していました。
しかし【笠信太郎が亡くなると、対米窓口役を引き継ぐ人材がいなくなった】。だから、【手綱を外された(unleashed)犬】みたいに、【反日を吠えてあたりかまわず走り回っている】のが、今にいたる【朝日新聞の論調】です。

マルクス主義とはあまり関係ないように思います。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、私たち日本人が、日本という国をどのようにしていくのかを考える上で、知っておかなければならない「世界観」や「世界の歴史観」について、その正しい在り方を提示している書物であり、「教科書」と表現しても良いほどの良書になります。

さて、昨日の続きになりますが、「日清戦争」での決定的な敗北によって、満州人が統治する「清朝」は、初めて、「日本に学ぶ」ことの重要性に気付くことができました。

そして、もし、そのまま「日本に学び続ける」ことが出来ていたのであれば、現在とはまったく異なった状況にあったハズなのですが、終に「近代化できなかった」のが現在に至るまでの支那の歴史になります。

『 私が日本に来たのは1988年のことだったが、1980年代を通して、私たちの世代の中国人が日本に大いなる関心をもった理由の一つは、実は、「近代」というキーワードにあった。
同じ東アジアの文明国家でありながら、中国が近代化に失敗して近代国家になり損なったのに、日本はどうして、百数十年前の明治維新を通じてアジア最初の近代国家となり得たのか。この一点はまさに、当時の私たちがもつ「日本への関心」の最大のポイントだったのである。
その際、「中国が近代国家になり損なった」という私たちの時代認識は、決して「歴史の研究」などから得た机上の理論ではない。それはまさに、私たち自身と私たちの親の世代が身を以(もっ)て体験した目の前の現実であり、数千万人の中国人の奪われた命と引き換えにやっとたどり着いた唯一の、悲しむべき結論である。
1949年に中華人民共和国という国が成立してから毛沢東が死去するまでの27年間、中国の人びとはいったい、どれほど暗黒な時代をくぐり抜けたのだろうか。わずか27年のあいだに、一億人以上の国民が何らかのかたちで政治的迫害を受け、数千万人の無実の人びとが尊い命を奪われた。そして独裁政治が猛威を振るう中で、密告とリンチと殺し合いが奨励される一方、文化と文明と人間社会の良識が容赦なく破壊されていた。
その時代の中国は、あらゆる意味において、まさに「反近代国家」であった。一度の人民裁判で何十人、何百人が公開銃殺されるのは日常茶飯事となっており、普通の一般国民が何の罪もなく人権と自由の一切を奪われ、強制労働場へ送り込まれるようなことは、毎日のように起きていた。近代でいう「法治」と「人権」の意識はこの国では皆無であり、「圧政」と「暴力」だけが大手を振るって罷(まか)り通っていた。
その一方、毛沢東という邪悪な独裁者に対する個人崇拝が国民全員に強いられ、共産主義という虚偽のイデオロギーへの信奉と盲従が強制された。あるいはそのときの中国全体は、毛沢東という一個の人間を「絶対的な神」として崇(あが)めるような新興宗教集団と化しているような雰囲気でもあった。その中では、自由な思考と合理的懐疑の精神が完全に葬り去られ、近代が誇る「理性の光」は独裁政権の愚民政策の闇に呑み込まれていった。
言ってみれば、この27年間の中国は、まさに前近代的な暗黒国家の典型であった。』
詳しくはこちらをご参照❤
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☆アジア最初の近代国家 日本

で、日本には近代化が可能で、支那が近代化できなかった理由の1つとして、民族性の違いがあります
『 私自身が強く感じていたのは、やはり伝統と近代を調和させるうえでの、日本人のもつ驚くべきほどの合理性なのである。
日本で生活してまず驚きつつ感心したのは、アジア有数の近代国家となったこの国では、「伝統」が至るところで生きていることである。・・・
その一方、日本人は伝統を大事にしていながら、けっしてそれに囚われず、むしろ伝統と現代の調和を心がけている。・・・
つまり日本人は伝統を重んじる一方、生活様式から国家の運営まで全部、「近代」の原理原則に従って行われているのである。伝統に対するこのような極めて合理的な態度こそは、多くのアジア民族と異なった日本人の思考様式の特徴の一つであろう。そしてそれこそが、日本を近代化の成功へと導いた大きな要因の一つではなかろうかと思う。
多くのアジア民族は、「伝統」に束縛されて近代への脱皮に踏み切れないケースがあまりにも多かった。たとえばアジアの大国のインドの場合、古いカースト制度は今でもこの国の近代化の妨げとなっていることはよく知られている。あるいは本書でも取り上げるように、中国人の抱く根強い「中華思想」というものが中国という国の近代化にとっての最大の足枷になっている。
それに対して、アジアの中で日本だけは「伝統」と「近代」との溝をいかにも簡単に飛び越えてしまい、伝統を保持したままで国の近代化にいち早く成功した。日本民族が生まれつきのようにもっている卓越した合理精神は、日本とその他のアジア諸国の明暗を分けた大きな要因の一つであり、日本が近代国家の建設に成功した理由の一つであろう。
そして、伝統を保持したまま、近代国家の建設に成功した日本は、単に近代化に成功しただけでなく、むしろ「近代」を超克したとも言える。つまり、西洋から「近代」を学んで自国の近代化に成功しながら、生活様式と心は「西洋化」されることなく、日本的精神と日本的情緒を根っこに持ちつづけるところに、日本の近代化の特色があるのである。』
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☆日本人は「超人」なんです ~ 近代を超克した日本、古代のままの支那

『 支那は三千有余年の古い文明の要素を持っている。しかし、その間に累積してきた多くの悪弊(あくへい)のため、ついに今見るような、四肢(しし)が倦怠(けんたい)したあげく、みずから扶起(ふき/立て直す)こともままならないといった病的現象を呈している。
支那が翻(ひるがえ)ってこの点を自覚し、旧来の陋習(ろうしゅう)を改めて、その固有の文明を現代の文明と同化させ、支那みずからがうまく国を治めるようにならなければ、彼らは長く苦しまなければならないし、ひいては、世界の平和を害することにもなるのだ。
わが国の対支(対支那)政策は、この病的状態から支那を覚醒させ、それによって、この国の健全な発達を促すということのほか、なんら他意のあるものではない。ただ、この精神に本(もと)づいて支那を扶掖(ふえき/扶助)し、列強の競争が激甚(げきじん)都なる渦中にあって、永遠の東洋平和の基礎を確立しようと欲したにすぎない。
ところが支那は、あまりに頑僻(がんへき/かたくなな性質)を変えないので、世界の大局、東洋の大勢にうまく通じることができず、しかも、あまりに猜疑(さいぎ)や嫉妬の念が深いので、わが国の善隣(ぜんりん)の好誼(こうぎ/隣国のよしみ)を正しく理解して、自国の将来に有利な忠言にも十分に耳を傾けることができない。
ややもすれば、忘恩(ぼうおん)と背信の行為の多いことは、まったく顰蹙(ひんしゅく)の極みであるが、このようなことは、ほとんどその遺伝性によるものである。
もはや尋常で一様な舌頭(ぜっとう)の教訓(言葉のおしえ)では、容易に功を奏しないほど頑固な痼疾(こしつ/持病)となってしまっている。…
支那も日本から学びさえすればよい。それで、国家は安全に立っていくのである。
ところが、支那というのはどういうわけか、敵国外患が起こったことで、ある程度まで覚醒し、新文明に移ろうと努力しているのかと思えば、困難が去ると、すぐさま逆戻りしてしまう。それが平常の状態である。
そこで知ることになるのである。長い期間続いてきた遺伝的疾患はゆらぐことなく、容易に抜くことのできないものであることを。』
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆支那人の遺伝 ~ 支那が決して日本から学ぶことができない理由

で、その民族性の問題に加えて、どうして、支那が「日本に学び続ける」ことが出来なかったのでしょうか?

それこそが、近現代史を理解する上での肝となるのですが、相変わらず学校では教えてはくれません(笑)
それが昨日の本文に書かれていた黄禍論(こうかろん)であり、本日の本文にも書かれている「イエロー・ペリル(黄禍)」です。


「黄禍」を世界に知らしめた寓意画 「ヨーロッパの諸国民よ、諸君らの最も神聖な宝を守れ」
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆黄禍論って何? ~ 核爆弾落ちたら、日本死ぬ。。。

それでは、引き続き本書を読み進めてまいりましょう。
続きは次回に♥
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