2018-05-01 (Tue)

大石主税藤原良金
主税(ちから)は、百官名の一つ。主税寮(ちからのりょう)に由来する。「ちから」とは「田租」のことで、人民の力に依って得るものであることに由来している。
主税寮(しゅぜいりょう)は律令制において民部省に属した機関。和訓は「ちからのつかさ」。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【売上税を巡っての中曽根】は【いい処はちっともなし】であった。
【税制改革】を、行政改革、教育改革と共に【戦後体制見直しの三大改革の一つと宣伝】した。

山中貞則
が、【「自民党税制調査会」】の会長【山中貞則】には、「中曽根はいらん事をほざくので仕事がやりにくくって仕方がない」とどやされるわ、答弁に立つとメチャクチャな数字を並べて揶揄されるわ、散々であった。「中曽根は、本気で税制改革に取り組むのかしらん」との声まで出て来る始末となった。
が、【致命的な事】は、【大平首相が確立】した【前例を強化して踏襲(とうしゅう)してしまった事】である。

大平正芳
【「民は依らしむべく、知らしむるべからざるなり」】と言う【家康的発想】が【転換される事はなかった】。…

中曽根は、時間をかけてゆっくりとやれば、国民の説得が出来たであったろう。

が、どうした訳か、中曽根はそうはしなかった。いや、【大蔵省主税局がそうはさせなかった】。

☆なるほドリ 財務省理財局って、どんな部署?
【大蔵省の主税局】。【大変な力を持っている】。また、【その力に驕(おご)り切り、自惚(うぬぼ)れの塊りに成り切っている】。
「税金の事ならお任せ下さい。【国民の皆様方のお分かりになる事ではございません】」

何度も言うが、【「民は依らしむべく、知らしむるべからざるなり」】とは家康的発想である。【近代デモクラシー以前の封建的発想】なのである。
が、【主税局】が【力に驕(おご)って自惚(うぬぼ)れる事は、家康よりももっと古い】。
【封建時代よりもずっと古い発想】なのである。

それが何より証拠には、【「主税」と書いて「ちから」と読む】ではないか(例・大石主税(ちから))。

『義士四十七図 大石主税吉金』(尾形月耕画)
昔から、【平安時代の官僚名を人名とする例は多い】。
この制度こそ、官職名をその儘(まま)読んで人名とする。兵衛(ひょうえ)、権兵衛(ごんのひょうえ)、右衛門、左衛門など。【「主税」に限って、何と「ちから」と読む】。大蔵省でも、主計局(主計寮)までは、人名となっても素直に「かずえ」と読む。それが、【「主税」となると一変して、似ても似つかない「ちから」となる】。
【主税局(主税寮)が「ちから」の権化(ごんげ)であった事】。これのみにて察せられよう。
それから千数百年経っている。
【大型間接税の導入】は、その【主税局主導】によって試みられてきた。

大平内閣の時の一般消費税は、世論の反対によって押し潰された。
今度こそは。
【主税局】は、【滾(たぎ)りに滾(たぎ)った】。
今度こそは、【世論の目を掠(かす)めて秘密の内に神速(しんそく)にやってしまえ】。

【大平内閣時代に確立】された【議会の慣習】に因(よ)って、【大型間接税法案】は既に【「泥棒猫」に成り果てていた】。…
【大蔵省主税局の主導】に依って【売上税法案】は【密かに練られ】、強行突破が計画された。そして【慣行化された】。
この時【主税局】が、【特に秘密にしたがった】のが、【売上税に於ける伝票(インヴォイス)方式】であった。

【伝票方式】だと、【全ての取引、全ての所得】ががっちりと【税務署に把握されてしまう】に違いない。
商工業者は、懸念するだろう。こう懸念して猛反対するだろう。…
【売上税のエッセンスを、なるべく早く発表して国民を納得させると言う様な、デモクラシーの初歩の入門の、そのまた手解(てほど)きたる右の手続きなんか、初めから論外であった】。

【主税局】が【こう決意】して、【自民党がこれに乗っかった】。…
【売上税導入の準備は秘密たるべし】。

この決定は、誰も動かせない。
だとすると、【国民の前での十分な討論なんか出来っこない】ではないか。
それどころか、【国会に於ける税制審議も殆どされなかった】。

いや、【自民党内に於いてすら、61年12月5日の党議決定に至るまで、真剣に討議された形跡は見当たらない】。
我々は、後世の歴史家の為に、十分なデータの保存を痛感せざるを得ない。
昭和の末期に本当にこんな事が起きたとは、後世の歴史家は到底信じられないであろう。
【デモクラシーの血管、国家の構成を一変させる税制】が、【何処に於いても殆ど検討される事なく作り変えられようとした】のであった。

だから【野党の反対】と言っても、所詮、【何が何でも反対】で、その為の【尤(もっと)もらしい理由を積み重ねるだけ】であった。「ここまでは仕方がないが、ここをこう変えよ」と言った【建設的な対案など出てきようがなかった】。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「消費税」という言葉が、そのタイトルにもありますように、一見すると、非常に堅苦しいのではないかと誤解されがちであろうかと思いますが、今から30年ほど前に書かれた書物で、言葉遣いが難しそうに感じられる部分もあるのですが、全体を通して、非常に重要かつ深刻な私たち日本国民にとっての問題について、①民主主義(デモクラシー)、②税制、③教育といった3つの柱を中心に、非常に分かりやすく解説がなされている良書になります。
この書物をご覧頂くことで、①現在の国会における野党の在り方の問題、②財務省と自民党税制調査会の問題、③「加計」報道における文部科学省の問題、といった、まさしく今、私たちの目の前で展開されている、非常に醜悪な「既得権益」を固守しようとする「反安倍」の動きの、その元凶の姿が浮かび上がってくるであろうと思います。

さて、昨日のところで、世界的にも珍しい「日本の消費税」、その問題点が、「インボイス」が導入されていないという点、「インボイス」なきままでの「軽減税率」導入という点をご指摘させて頂きましたが、これらは税制の制度上の問題といった表面的、テクニカルな問題になりますので、私たち日本国民の意思によって手直ししていくことは可能です。
しかし、本書で著者が主張されている最も重要な問題は、私たち日本国民の目に見える形で、キチンと議論され審議される訳でもなく、勝手に秘密裏に決定されている、という点になります。そして、それが「慣行化」されてしまったことが、非常に深刻な問題であると訴えている訳です。

日本国憲法第41条には、次のように書かれています。
「 国会は、国権の最高機関であつて、国の唯一の立法機関である。」
また、日本国憲法第43条には、次のように書かれています。
「 両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。両議院の議員の定数は、法律でこれを定める。」
「消費税」だけに限らず、「税制」は、私たち日本国民すべてにとって関係するものであり、最も関心の高いところであるにもかかわらず、「与党側の一部の人間と財務省」によって「勝手に決められている」ということ、さらにそれを「野党がキチンと審議し、対案を出さない」ということ、この2点こそが、私たち日本国民を愚弄している、現在の国会議員たちの重大な「裏切り行為」なんです。それに加担しているのが、「朝日新聞」を筆頭とする「日本のメディア」です。
なぜ、国会議員としての「唯一のお仕事」である、新たな法律を審議する場に、野党の連中が出席しないことが大問題にならないのでしょうか?


☆野党がサボった本日の審議「生活困窮者自立支援法等の一部を改正する法律案(内閣提出)」と、立憲民主党自らが法案を提出した「生活保護法等の一部を改正する法律案」~ネットの反応「生活困窮者を利用することばかりで、なんとも思っていないことがわかりますね」

☆共同通信「立憲民主や希望など野党が欠席する中、与党と日本維新の会だけが出席し審議を強行」~ネットの反応「欠席した生徒がいたら『授業を強行』って言うのか」「真面目に仕事した人らのことを強行扱いって…ほんまに反安倍ウイルスに侵されると頭おかしくなるんやな」

☆大阪・吉村洋文市長が生活保護に関する法案で参考人として国会に出席…も…野党がいない! 吉村市長「なんで、国会議員がいないの?国会議員の本分の仕事してよ」~ネットの反応「審議は拒否する、だが歳費は貰う。こんな国民をバカにした話は無い」

☆【支持率0%】希望・柚木道義議員「『国会に出るべき』というのは数の横暴だ!」

☆【ジェネリックについて】吉村洋文「なぜ税で生活保護を受けてる方が完全自由で選べるの?それらを野党と議論したかったのにいない!野党はおかしい!」

☆【これが国会議員の仕事?】国会の仕事を放り出して、月曜日の朝から極左活動家らと座り込む野党議員

☆【国民の敵&膿】希望の党・柚木「『国会に出るべき』というのは数の横暴だ!」~ネットの反応「仕事しない言い訳始めちゃったよ… どうするの?」「ニートって仕事しない言い訳させたら天才だよな」

で、このような異常な状況となっている理由を、正しく理解するためにも、「財務省」について知っておく必要があります。

まず、テレビ朝日が、自社の女性記者に対して「セックス・スレイブ(性奴隷)」として働かせていたことが、すでに様々なソースから明白になっていますが、

☆【女性記者セクハラ問題】テレ朝報道局長「もみ消し、隠蔽はない」「すべて組織の長として私に責任がある」


☆長谷川幸洋氏の2017年4月の発言「霞ヶ関のスケベのツートップは外務省。次が財務省。外務省にはパジャマパーティーというのがある。そこに呼ばれるくらいの女性記者ともなると、相当深いと‥」~ネットの反応「録音データーの『パジャマ』云々は~このことか!!!」
何故か、テレビ朝日は、自社の女性記者に社命で「性接待」をさせていたにもかかわらず、被害者ヅラしているところが、朝日新聞の捏造話である「従軍慰安婦」のお話とソックリである点は見逃せませんね❤


☆「慰安婦は自発的な売春が世界の常識」、韓国人教授の発言が物議=韓国ネット猛反発

☆慰安所管理の朝鮮人の日記に「強制連行」「性奴隷」の記述ナシ
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆崔 吉城 朝鮮出身の帳場人が見た 慰安婦の真実 ― 文化人類学者が読み解く『慰安所日記』

テレビ朝日が、自社の女性記者に、社命で「性接待」をさせていた事に対して、女性記者が無理矢理に「セックス・スレイブ(性奴隷)」として働かされていたのであれば、それは「パワハラ」でしかなく、まともな会社であれば、本来は外部機関による社内調査が必須ということになります。


☆松本人志「女性記者の訴えを退けて一年半も取材させたテレ朝の責任はどうなる?これはパワハラではないのか。女性記者が自ら一年半取材してたらハニトラ。」

☆松本人志「エロ親父のところへ1年半も行かせたテレ朝はパワハラでしょ。ですから僕の見解は『セクハラ6、パワハラ3、ハニトラ1』でどうでしょう」~ネットの反応「ワロタ。松ちゃんの見解が正解に近いと思うわw」

☆【セクハラ疑惑】テレ朝女性記者セクハラ申告を握り潰したのは、テレ朝・経済部長の松原文枝(夫は朝日新聞の立松朗)だと話題に~ネットの反応「揉み消した側がMeToo推進とか…マジで頭おかしい」「もうこれハニトラ部やろ」
少なくとも、テレビ朝日の女性社員は、真実を知っていらっしゃるようなのですが。。。 このまま、隠し通せるとでも思っているのでしょうか(笑)

☆報ステで小川彩佳アナが謎の“ブチ切れ” 怒りの矛先についてネットで憶測が飛び交う…
ですので、今回のテレビ朝日による数々の犯罪の本質は、別のところにあります。


☆【セクハラ疑惑】ピアニスト・清塚信也「今出てる証拠でなびきすぎでは?音声の切り貼りは凄い簡単であれぐらいの証拠は誰でも作れる」
テレビ朝日が、ターゲットとしたのが、それまで「財務省のトップ官僚」です。

☆福田財務事務次官、テレビ朝日の記者会見を受けてセクハラ疑惑あらためて否定 「向こう(女性社員)の音声が出ていない。全体を見てくれと前から申し上げている」~ネットの反応「切り貼りなしの音声はよ」

それでは、何故なんでしょうか?

要するに、「罠に嵌められた」わけです。
では、一体誰が。。。
犯人は、こいつ(↓)でしょ~♪


岡本薫明(おかもと しげあき)

☆麻生財務相「はめられ訴えられているんじゃないかの意見もある」発言に、 福島瑞穂議員が非難「被害者を加害者扱いしている」
あの有田芳生のソックリさんです(笑)

有田芳生

岡本薫明(おかもと しげあき)

ということで、本日はここまでとさせて頂きます❤
続きは次回に♥
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