2018-02-22 (Thu)

ケーニヒスベルク城
ケーニヒスベルク城(ドイツ語: Königsberger Schloss, ロシア語: Кёнигсбергский замок)とは、東プロイセンの首都ケーニヒスベルク(現:ロシアのカリーニングラード州首府カリーニングラード)に存在した城である。
第二次世界大戦で破壊され廃墟になった。1968年にソビエト連邦政府によって完全に破壊され、その後は「ソビエトの家」と呼ばれる建物が長い間建設中となっている。
第二次世界大戦で破壊された跡地(堀側)には、「ソビエトの家」(愛称は「埋められたロボット」)という建物が、戦後から長い間建設中である。
延長の理由は、高層ビルを建てる強度が地盤に無く沈下する為、計画変更された。これを「プロイセン人の復讐」などと揶揄されている。
そして、1980年代後半に95%近く完成していたが「ペレストロイカ」後に、民営化の検討、そして裁判による売却無効などの混乱で中止になった。
2011年11月30日カリーニングラード州知事ニコライ・ツカノフはソビエトの家は「カリーニングラードの街の恥」で取り壊さねばならないとコメントしている。

ソビエトの家
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【“数学”】といえば、その言葉を聞いただけで【敬遠したり、嫌悪感を催(もよお)す人も少なくない】だろう。そして、たいていは【「数学など知らなくとも、実際の社会生活のうえで何ら支障があるわけでもなし…」】などといった【気の弱い弁明】をつけ加えたりする。しかし、個人的な好き嫌いなどにいっさい関係なく、【数学の本質を知らずして、社会生活を営むことは不可能に近い】。もっと言えば、【数学的発想こそが、現代社会を成立させ、充実させる基盤そのもの】なのだ。

しかも、【数学の本質】は数学嫌悪症の人が思っているほど【むずかしいものではない】。要するに、【中・高校時代に数学のおもしろさを教えてもらう機会に恵まれなかったというだけ】にすぎない。

これから縷々(るる)述べるが、【サラリーマンライフの充実】も、はたまた【女性を口説く術】においても、【数学を知っているか否か】が、【成功への一大ターニングポイントになる】ものだということは肝に銘じておいてもらいたい。

もちろん、【より広大な視野】で見れば、【日本】が、従来の【“欧米追従型文化”から脱却】し、【新たなるものを創造していく】ことができる、文字どおりの【「一流国」になれるか否か】も、ひとえに、【日本人】が、【これまで培(つちか)ってきた日本流の知恵に、数学的な発想を加えることができるかどうかにかかっていよう】。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「数学」の本質である「論理」を知ることで、契約社会とも言われる欧米社会の根底にある「論理」や、キリスト教の精神の根幹にある「論理」などが、すべて「数学の論理」から説明することができ、一方で、それらとはまったく異なる、私たち日本人の思考方法に基づく「常識」が、「数学の論理」からは説明不可能であり、それらの日本人と欧米人の考え方の違いを「数学の論理」で浮き彫りにすることで、私たち日本人一人ひとりに「気づき」を与えてくれる良書となります。

さて、昨日のところでは、本書のエッセンスを知って頂く例として、「数学の論理が理解できていない人々」の「集合」でしかない、朝日新聞について書かせて頂きました。
その際に、お話の中心にあったのが「日韓合意」という「外交交渉」が行われた結果、「双方の合意された契約」が2年以上前に結ばれ、それを双方が絶対に厳守するということが「外交交渉の鉄則」になります。
そして、その合意を韓国が守らない場合、日本が韓国に対して「武力攻撃」を行っても、何ら問題が無い、というのが「数学の論理」、すなわち「論理学」で導かれる答えになります。

また、同じく「朝日新聞」の事例と致しまして、一昨日のところで、北朝鮮問題に対する「六者会合」という言葉を、「六カ国」として表記している記事を御紹介させて頂きましたが、これも「数学の論理」、すなわち「論理学」が全く理解できていないことの証左になります。


☆インタビュー:北朝鮮問題で6カ国協議の再開目指す=韓国大統領候補の安氏
高校生が学ぶ「数学」に「集合」という分野がありますが、その「集合」について、ここで確認しておきますと・・・
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 数学における集合 (しゅうごう、英: set, 仏: ensemble, 独: Menge) とは、大雑把に言えばいくつかの「もの」からなる「集まり」である。集合を構成する個々の「もの」のことを元 (げん、英: element; 要素) という。
集合は、集合論のみならず現代数学全体における最も基本的な概念の一つであり、現代数学のほとんどが集合と写像の言葉で書かれていると言ってよい。
集合は「もの」の「集まり」である。集合の元(要素)として集められる対象となる「もの」は、数、文字、記号などをはじめ、どんなものでも(もちろん集合でも)構わない。
一方で、どんな「集まり」でも集合と呼んでよいわけではない。その「集まり」が集合と呼ばれるためには、対象がその集まりの元であるかどうかが不確定要素なしに一意に決定できるように定義されていなければならない。」
つまり、「国家」の「集合」に要素として含めることが不可能な「北朝鮮」を、カウントしている時点で、すでに「数学の論理」で間違っている、非論理的な思考をしている、ということになります。

それでは、ここからは一昨日の続きになりますが、安倍総理は、日本にとっての脅威の1つであるロシアとの関係で「平和条約」に言及していますが、ロシアの特性から、常に警戒をしておかなければならない存在でもあります。

☆安倍晋三首相「平和条約問題は私とプーチン大統領が終止符を打つ」 北方領土返還大会で
では、どのようにすれば良いのかと言いますと、ロシアの立場に立って、考えてみる必要があります。、

で、ロシアを中心にした視点で確認しますと、

ロシアにとって重要なのは、ウラル山脈の西方(上図では右側)のエリアであることが理解できます。
そして、モスクワの右斜め下に、「黄色の丸」で囲った部分は、ロシアの一部で、「カリーニングラード州」と呼ばれるロシアの領土になります。

そして、何故か日本のメディアは、ほとんど報道しませんが、現在、この地域での緊張が高まってきています。

☆ロシアはカリーニングラードへのミサイル配備をNATOに報告しない
この「カリーニングラード州」も、スターリンのソ連が、私たち日本の「北方領土」を略奪したのと同様にドイツから略奪した領土になります。

以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 カリーニングラード州(Калининградская область, Kaliningradskaya oblast')は、バルト海沿岸のロシア連邦の州(オーブラスチ)。ロシア連邦の最西端で、飛び地である。琥珀を産したことからヤンタルヌイ・クライ(Янтарный Край, 「琥珀の土地」の意)と通称される。
最大の都市は州都カリーニングラード。カリーニングラードは、かつてケーニヒスベルク Königsberg (ドイツ語で「王の山」の意)と呼ばれ、プロイセン公国とプロイセン王国の首都であった。州名は革命家ミハイル・カリーニンに因む。
1918年、第一次世界大戦におけるドイツの敗戦にともなって西プロイセンがポーランドに割譲されたことで、東プロイセンはいわゆる「ポーランド回廊」によってドイツ本土と隔てられた飛び地となった。第二次世界大戦では、プロイセン地方は、ドイツ軍が劣勢になるに従って東部戦線の戦場となり、 敗戦直前の混乱の中で虐殺・強姦を繰り返すソ連軍を恐れたプロイセンの人々は大量の難民となって西方に逃亡した。
第二次世界大戦後、東プロイセンは分割され、北半分はソビエト連邦の、南半分はポーランドの領土とされた。それを受けて、すぐにケーニヒスベルク特別管区が設置され、ケーニヒスベルク州としてソビエト連邦に編入された。1946年にカリーニングラード州と改称。1947年までに、残っていたほぼすべてのドイツ人住民はドイツに追放された。
戦後、カリーニングラード州はソビエト連邦でも特に軍事施設の集中した地域となり、「ソビエトの不沈空母」とさえ呼ばれた。」

☆ケーニヒスクローネ
余談ですが、神戸の洋菓子メーカーの「ケーニヒスクローネ」はドイツ語で「王冠」(Königskrone)を意味すると同時に、

当て字で「継荷比州吼浪音(荷を継(つな)ぎ、州(くに)に比(ひとし)くす、吼(ほ)ゆる浪の音)」とも表記され、日本という国と一緒になって、隆盛(大きな波)のごとく伸びて行こうという想いも込められているのだそうです。

で、お話を戻しまして、安倍総理が、どのような外交をされているのか、ここで確認をしておきましょう。
さきほどの地図と一緒に考えてみてください。

今年(2018年)の1月、安倍総理は「日・エストニア首脳会談」を行いました。エストニアは、EU及びNATOの加盟国で、通貨はユーロを採用している国で、第二次世界大戦末期の1944年にはソ連軍に占領され、ソ連に併合された国であり、ソ連崩壊直前の1991年に独立回復を宣言した国でもあります。

☆外務省HP 日・エストニア首脳会談

同じく今年(2018年)の1月、安倍総理は「日・ラトビア首脳会談」を行いました。ラトビアは、EU及びNATO、OECDの加盟国で、通貨はユーロを採用している国で、第二次世界大戦中の1944年にはソ連軍に占領され、ソ連に併合された国であり、ソ連崩壊直前の1991年に独立回復を宣言した国でもあります。

☆外務省HP 日・ラトビア首脳会談

さらに、今年(2018年)の1月、安倍総理は「日・リトアニア首脳会談」を行いました。リトアニアは、EU及びNATOの加盟国で、通貨はユーロを採用している国で、第二次世界大戦中の1944年にはソ連軍に占領され、第二次世界大戦中、合わせて78万人(現在の人口は325万人)の住民が殺され、ソ連に併合された国であり、ソ連崩壊直前の1991年に独立回復を宣言した国でもあります。

☆外務省HP 日・リトアニア首脳会談

続いて、今年(2018年)の1月、安倍総理は「日・ブルガリア首脳会談」を行いました。ブルガリアは、ナチス・ドイツと軍事同盟を締結するものの、ホロコーストには抵抗して本国からの移送を阻止し、枢軸国勢力下では戦中期にユダヤ人の人口を増加させた唯一の国でもあり、私たちの日本と同様にユダヤ人に貸しをつくった国になります。1944年にはソ連の侵攻を受け、ソ連の衛星国家となりますが、1989年に共産党政権が崩壊し、2007年にはEUの加盟国となります。

☆外務省HP 日・ブルガリア首脳会談

さらに安倍外交は続き、今年(2018年)の1月、安倍総理は「日・セルビア首脳会談」を行い、

☆外務省HP 日・セルビア首脳会談
最後に、今年(2018年)の1月、安倍総理は「日・ルーマニア首脳会談」を行いました。

☆外務省HP 日・ルーマニア首脳会談

上図の「青い☆」の国々が、今年の1月、つまり先月になりますが、安倍外交を行った国々になります。
これは、ロシアを西方に「釘付け」にした上で、日露双方にとっての東方における「脅威」を低下させるための外交が行われていると理解することができます。
つまりは、ロシアにとって微妙な立ち位置にある国々に対して、首脳外交を展開しているのが、現在の安倍政権ということになります。
続きは次回に♥
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