2018-02-11 (Sun)

由岐神社(京都市左京区)の神木。
依り代、依代、憑り代、憑代(よりしろ)とは、神霊が依り憑く(よりつく)対象物のことで、神体などを指すほか、神域を指すこともある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 例えば、【量子論の世界】では、常に観察できるはずの【原子など最小単位の物質】が、実は【「観察するとすり抜ける」】ものとなり、【電子】に光子を当てる実験を行うと、【「同じ電子が同時に分かれて存在する」】という【物質が、まるで自らの意志を持っているかのような現象が起きる】といいます。

【量子力学】は、これまで【「目に見える世界」だけを信じてきた人にとっては、まさに価値観の大転換の世界】でしょう。

ところが、この【量子論】を【神道的価値観で考えると、とたんにわかりやすくなります】。

例えば、古くからの神道の教えを継いだ神道人、例えば明治時代初期の【福羽美静(ふくばよししず)】のような神道人たちは、ずっと以前から【世界を自由に飛び回る小さな「神々」や「霊魂」】を、【「霊子」】と呼び、【神社の「分霊」(分祀、ぶんし)として、「同時に日本中を分かれて飛んで回っている」と解説】していました。

福羽美静
また、人間の世界に神々が現れる【「みあれ」】の状態では、【「神」は「波」のように揺れながら、現世に現れる「振動状態」となる】となるいわれていました。

☆漁船200隻集結の迫力…世界遺産・宗像大社の「みあれ祭」 玄界灘で豊漁祈願
これと似た現象として、…【神道の「鎮魂」といわれる修行法の世界のなかに、その理論が実在します】。
これは、【光子が「波」となって現れる現在の量子力学に合致する考え方】と極めてよく似ているのです。…
結局、【日本人】は、このような【「目に見えない神々の世界」】、つまり【バーチャルな世界】を【把握し、重ね合わせて見立てるのが得意】なのです。…』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、私たちの日本に古くから存在している「神道」について、それが如何に私たち日本人にとって非常に関わりの深いものであるのかが、幅広く解説されている良書となります。本書をご覧頂ければ、「神道」がどういったものであるのか、その基本的なところが御理解いただけると思います。端的に申し上げますと、「神道」というのは、そこら辺にある「宗教」ではない、根本的に違っている、ということです。その違いがわからなくなっていると感じられるならば、ぜひ、本書をご一読されることをお勧めさせて頂きます。

さて、本文中に書かれていた「みあれ」のところで、宗像大社の秋季大祭の神事「みあれ祭り」の記事と動画を御紹介させて頂いておりますが、この「みあれ」に漢字を当てはめますと「みあれ(御阿礼)」で、「あれ」は出現・誕生・開花という意味になります。
昨日のところで、「かみ(神)」の「み」と、「かみ(上)」の「み」の発音が本来は違っていたということを書かせて頂きましたが、「みあれ(御阿礼)」の「み(御)」は、「かみ(上)」の「み」と同じ発音をする言葉で、元々の意味は「神さまのものである」ことを示す言葉です。
私たち日本の神々は、もともと具体的な形を持たない、「目で見ることができない」存在で、その神々は、「漂動(ひょうどう)」している存在でもあり、それが時々、人や物に依(よ)りつく、と考えられています。
そんな神々を「招き降ろす」ために、お酒や海の幸、山の幸をご用意して、その来臨をお願いする「儀式」が、「まつり(祭り)」であり、これは私たち日本人が遥か昔から、全国津々浦々で繰り返し行ってきたものになります。

余談になりますが、支那には、この文化がありません。
『 日本の農村社会ではずっと古くからの祭りが今なお盛んに行われていますが、中国の農村社会では昔ながらの祭りといったものがありません。
そもそも今の中国には祭りという概念からしてありません。
今の中国一般の人々の生活には祭りがないんです。
何々節といったものが残ってはいますが、それはただの記念日として残っているだけのことです。たとえば、お正月は春節として残っていますが、お正月の祭りというものは存在しません。
お正月には何をする…か?
飲んで食べてに尽きます。
先祖祀り、祖先祭祀をすることは…ありません。だいたい、祖先はどこにいるのかなんていう意識は誰にもないんです。
今の漢民族の農村社会には、お祭りといえるものはまったくありません。何かの時に人々が集まってお祝いをすることはあります。
そこではしばしば催し物をやったりするんですが、最近一番流行っているのはストリップですよ。
村のみんなでお金を出し合って、どこかからストリップ嬢を呼んできて、村の広場に仮の舞台を設置して、村中でストリップを楽しむんです。
葬式の時にもやる…葬式にストリップ嬢を呼んでくることもあります。
とても理解できません。
人が亡くなっているんですよ。家族の誰が亡くなっても、とても悲しいことじゃないですか。それならいったい、葬式はどのようにする…か?
葬式では、当然ながらまず悲しみを表現します。みんなが泣くんです。しかし涙は出ない。一種の演出として泣くんです。
それでも足りない場合は泣くプロがいましてね、家族がそのプロを雇って泣かせるんです。
プロに泣かせておいて、家族は酒を飲んでストリップを見る。だんだんそういうふうになっているんですよ。…
基本的には葬式をしますが、それは宗教色の一切ない葬式です。都市部ならば、お坊さんもいなければお寺もない。ただ人が集まって追悼会のようなものをやるだけです。そして葬式が終わればそれっきりです。
日本でやる何周忌の法事といったものもありません。死者を供養するという習慣は今ではないんです。』
詳しくはこちらをご参照❤
↓

また、ユダヤ人なら、「ホロコースト」。

『祭壇の供物を燃やすノア』ジェラール・ホート、1728年
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆ユダヤ人の“最も高貴”な宗教儀式 = 「ホロコースト」

それでは、私たち日本人の「まつり(祭り)」にお話を戻しましょう。
酉の市(とりのいち)というお祭りは有名ですが、酉の祭(とりのまち)とも言われるように、「まつり(祭り)」の方言である「まち」は、山形・茨城・栃木・埼玉・千葉・東京多摩・神奈川・長野諏訪など主に東日本にみられ、同じ意味になります。

鷲神社 (台東区)の酉の市
で、その「まつり(祭り)」は、食糧の豊穣を願ったり、安全を願ったり、そして神々に感謝する「儀式」ですので、それを国全体として、安寧を願うことに繋がる必要なものであると考え、「まつりこと(祭り事)」が「まつりごと(政)」へ、つまり「政治を行うこと」という意味になっていくわけです。
そういった本来の意味をすっかり忘れて(というか、そもそも知らないw)、実にクダラナイ連中が政治家をやったりしています。
例えば、これ(↓)。


☆<ブーメラン健在>希望の党・玉木雄一郎も香典代 立民・近藤昭一、菊田真紀子ら野党議員の線香、供花支出続々判明~ネットの反応「民進が分裂した結果、ブーメランまで量産されるというw」「鏡に向かって頭突きのイメージ」

☆【慶弔費問題】希望・玉木雄一郎「茂木大臣は出処進退を自ら判断すべきだ」⇒玉木自身に慶弔費支出発覚⇒は予定していた記者会見取りやめ逃亡~ネットの反応「ワロタww やっぱり無能野党」
そして、「まつり(祭り)」の文化の無い、支那と結びついたりしています。

詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆日中友好協会とは、「反日プロパガンダ」のための組織です
☆「天安門事件」「ベルリンの壁崩壊」で、何が変わったのでしょう?

私たち日本人として、こういった連中は、「排除」していかなければいけませんね❤

続きは次回に♥
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