2018-02-05 (Mon)

妓生(きしょう、기생、キーセン) とは、元来は李氏朝鮮時代以前の朝鮮半島に於いて、諸外国からの使者や高官の歓待や宮中内の宴会などで楽技を披露したり、性的奉仕などをするために準備された奴婢の身分の女性(「婢」)のことを意味する。

妓生は外交的にも使われることがあり、中国に貢女 (コンニョ) つまり貢ぎ物として「輸出」された。高麗時代には宋の使いやまた明や清の外交官に対しても供与された。

高麗・李朝時代の身分制度では、支配階級の両班、その下に中庶階級 (中人・吏属)、平民階級があり、その下に賤民階級としての七賤と奴婢があった。林鍾国によれば、七賤とは商人・船夫・獄卒・逓夫・僧侶・白丁・巫俗のことをいい、これらは身分的に奴隷ではなかったのに対して、奴婢(ぬひ)は主人の財産として隷属するものであったから、七賤には及ばない身分であった。
奴婢はさらに公賤と私賤があり、私賤は伝来婢、買婢、祖伝婢の三種があり、下人(げにん)を指した。奴婢は売買・略奪の対象であるだけでなく、借金の担保であり、贈り物としても譲与された。従母法では、奴婢の子は奴婢であり、したがってまた主人の財産であり、自由に売買された。そのため、一度奴婢に落ちたら、代々その身分から離脱できなかった。
朝鮮時代の妓生の多くは官妓だったが、身分は賤民・官卑であった。朝鮮末期には妓生、内人 (宮女)、官奴婢、吏族、駅卒、牢令 (獄卒)、有罪の逃亡者は「七般公賤」と呼ばれていた。

婢女 (女性の奴婢) は筒直伊 (トンジキ) ともよばれ、下女のことをいい、林鍾国によれば、朝鮮では婢女は「事実上の家畜」であり、売却 (人身売買)、私刑はもちろん、婢女を殺害しても罪には問われなかったとしている。さらに林は「韓末、水溝や川にはしばしば流れ落ちないまま、ものに引っ掛かっている年ごろの娘たちの遺棄死体があったといわれる。局部に石や棒切れを差し込まれているのは、いうまでもなく主人の玩具になった末に奥方に殺された不幸な運命の主人公であった」とも述べている。
両班の多くの家での婢女は奴僕との結婚を許されており、大臣宅の婢女は「婢のなかの婢は大官婢」とも歌われたが結婚は許されなかった。林鍾国は、婢女が主人の性の玩具になった背景には、朝鮮の奴隷制・身分制度のほか、当時の「両班は地位が高いほど夫人のいる内部屋へ行くことを体面にかかわるものと考えられたので、手近にいる婢女に性の吐け口を求めるしかなかった」ためとし、若くて美しい官婢が妾になることも普通で、地方官吏のなかには平民の娘に罪を着せて官婢に身分を落とさせて目的をとげることもあったとしている。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【慰安婦問題の発端】は、1991年12月9日、日本での【金学順(きんがくじゅん)氏の告白に始まった】ものである。

金学順
さらに【文玉珠(ぶんぎょくしゅ)氏などが元慰安婦であったと名乗り】出て、こうした【問題を訴える】ようになった。

文玉珠
【2人とも妓生(キーセン)の経歴がある人物】であり、

【日本の人権運動家やフェミニズム運動家の支援】により、

半信半疑でありながら、【韓国人のナショナリズム】によって、【民族的に英雄化】されていった。それをさらに【韓国メディアがクローズアップ】することによって、【問題は大きく膨らんでいった】。…

【韓国】では【日本研究、特に植民地研究】は、常に多かれ少なかれ【危険性を持つ】。今、さかんになっている【植民地テーマの研究をしている人たちの多く】は、その危険性を避けて、【安易な好事的なものですまそうとしている】。そして、勇気ある人が進んだ後の、【安全な道を歩こうとする】。このような、戦争や植民地研究をしながら、【危険性を避けようとする学者が多い】。学問にも勇気が必要なのである。

【朴裕河氏】の著書【『和解のために』が販売禁止】の裁判判決になり、【親日発言の教授が土下座させられる状況が続く】中で、はたしてアカデミズムは存在しうるのだろうか。朴裕河氏の主催による、2014年4月29日にソウルで開かれた「東アジアの平和のための慰安婦に関する集い」に、私も参加した。…そこで【一貫して使われた言葉は「客観性」】であった。それは、【「右も左もない」というような、安易な道ではない】。自分自身にも厳しく問う勇気のいることである。…

会の第二部では、釜山挺身隊問題対策協議会会長である高齢の女性、【金文淑氏が語った】。

金氏自身は、慰安婦を10人ほど連れて日本に行き、【「静かに」裁判をさせた】ことがあるという。彼女は、韓国女性がそんな恥ずかしい話を公に語るのは、実に「恥ずかしい。【韓国の女性はそんな話はしない】。【私が慰安婦だったら死ぬまで話さない】」と言っておられた。【その時、後ろからヤジが聞こえた】。しかし【彼女は強い語調で言った】。【社会運動家たちが、元慰安婦たちに綺麗な服装と化粧をさせ、身だしなみを整えて、「1日10人から20人の相手をした」と話させるのだと】。…

質疑の時間にフロアーから「日本が謝罪したことがあるのか」という質問が出たが、先ほどの【金文淑氏】は「見舞金自体が【謝罪になる】」と答えた。また、【「謝罪する心がなかったら、なぜ彼らは大金を出すのか」とも答えた】。
【戦争や植民地への賠償】は、1965年の日韓国交正常化の条約で【終結した】。それは、戦後裁判はしないという基本的な法精神であることは明らかである。しかし、人権問題は、戦争とは関係なく問われる。拉致、強制、奴隷などである。これらは人権問題の核心である。【そこで登場したのが慰安婦問題である】。

この問題は【韓国人のセンシティブな性モラルを刺激する】ので、【運動家や政治家たち】が【意図的】にそれを【クローズアップさせている】。…

【韓国の運動団体や政治家】が【慰安婦を利用している】のは、【先の金氏の言うとおり明白なこと】であろう。それが後に、朴裕河氏が裁判に掛けられるような事態にまで展開したのである。

本書では、事実に対しての分析や解釈はしても、主張はしていない。【日記の記述を客観的に見るだけに留めた】。そのためにはみずから、偏見なし、先入観なし、味方なし、自他なし、損得なしを、内心に覚悟して書き始めた。特に、味方なし、自他なしとするのは、非常に難しい。だが、【事実だけを正しく見ることにした】。…
そもそも【慰安婦問題というのは、政治的に現れたもの】であり、この日記が出版されて注目されるのも、日韓関係でそれが懸案となっているからであり、その問題が解決すれば、この日記は価値を失ってしまうだろうという見方もある。しかし私はそうは思わない。なぜならば、日韓における懸案の問題を超えて、戦争と性、政治、法などを考える上で、これは貴重な資料だと思うからである。
【韓国側】は、日本軍が直接関与して、いわば強制連行したという【証拠にできると思ったのかもしれない】。【しかし、繰り返すように、この日記では、そうした慰安婦の連行などに関する記述は一切ない】。…
【この日記には、そうした「強制連行」に繋がるような言葉すらない】。それは単に、日記を書いた人や慰安婦たちは募集の動機や過程には関心がなかったのだろうか、あるいは諦めたのだろうか。
私には、それは、【慰安所の関係者や慰安婦たちにとって、関心事ではなかった】のではないかと思われる。要するに、【この日記をもって、日本軍が強く関与したと主張するのは、逆に言えば、この日記を客観的に読んでいないからだ】、とも言えるのである。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、戦地の「慰安所」で「帳場人」として勤めた、ひとりの朝鮮人が書き残した単なる「日記」を読み進めながら、著者による非常に客観的な分析、あるいは偏りのない解説が随所になされ、当時の様子が、具体的にイメージでき、「慰安婦」の実態がとてもよく理解ができる良書となります。

さて、本文をご覧頂ければ、もうお気付きの通り、「元慰安婦」はただ単に利用されているだけであり、利用している連中によって「人権侵害」や「差別」が行われているというのが実態になります。


☆大高未貴「慰安婦問題は、女性の人権問題にすり替えただけの反日プロパンガンダ」
同じような事例として、ただ単に利用されているだけで、その死に際には本人も気づいていたと思われるのが吉田清治(よしだせいじ)です。

詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆吉田清治は単なる使い捨て

そして捏造された「作り話」に、私たち日本国民の多くが気付き始めているんです。

☆新聞の信頼感が低くなった理由に「特定勢力に偏った報道」という理由が41.4%に~ネットの反応「日本もやっと報道への評価が世界基準に…かなぁ」「まあ、やり過ぎで正体がばれたって感じかな~」
それでは、後学のためにも、昨日と同様に、朝鮮人に見られる「儒教」に縛られた「男尊女卑」「女性蔑視」の考え方を確認する意味で、イギリス人女性による1894年から1897年にかけて、4度にわたり朝鮮を旅したときの紀行、そこに描かれている当時の朝鮮半島の姿を確認してみましょう。

『 朝鮮の人々の極端な大食ぶりを目の当たりにした。彼らは飢えを満たすためではなく、飽食感を味わうために食べる。この楽しみを得るための訓練はごく幼い頃からはじまり、…母親が幼い子供にご飯を食べさせる場合、子供が体を起こした状態ではもうおなかに入りきらなくなると、膝の上に寝かせて食べさせる。そして時折平たいスプーンでおなかをたたき、まだ隙間があるかどうかを確かめるのである。…大人の朝鮮人は望ましい程度の飽食に達すると、げっぷをしたり、おなかをたたいたり、呻き声をあげたりしながら、満足げにあたりを見まわす。…食事のよさは、質より量で決められ、…裕福な家では牛肉と犬の肉は大皿に盛る。…朝鮮の人々は何でも食べる。犬の肉は…とても需要が高く、また食用犬は広く繁殖されている。…あらゆる鳥と猟獣は何一つ捨てずに食べる。頭も爪も内臓もつけたまま…』
余談になりますが、私たち日本人が、お魚を中心とした伝統的な食生活を営み始めたのが、はたして何時ごろのことか御存知でしょうか?

先日も書かせて頂いておりますが、今から1400年ほど前、聖徳太子の時代ですが、その頃、朝鮮半島にあった国々は、私たちの日本に「朝貢」をしていました。

600年頃の世界地図
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆1400年前に、日本に「朝貢」していた国々

その時代より、少しあとの時代になりますが、第40代・天武天皇(てんむてんのう)の時代(在位:673年~686年)に、私たち日本人の伝統的な食文化の基礎が築かれました。

『集古十種』「天武帝御影」
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆日本の自然が豊かな理由 ~ 天武天皇

それでは、紀行の続きを見てみましょう。
『 全国的に有名な八景すなわち八つの名勝地…磨釵洞の湖…魚の腐肉とゴミの山で、豚と、毛が抜けて目の濁った犬と、皮膚病にかかった子供たちが一緒になって転げ回って…水溜まりには茶色い浮きかすが厚く張り、蓋のない下水になりさがってしまった小川にはドロドロした緑色の汚水が…白砂なのは干してある魚で黒くなり、…あたりには耐え難い臭いがたちこめ、…宿屋は…不潔極まりないことこの上なく…部屋が面している不潔極まりない中庭は、一部が堆肥と化し、一部が豚小屋である。
日本人の細やかなところなも目のいく几帳面さや清国人の手のこんだ倹約ぶりに比べると、朝鮮人の農業は…無駄が多く、しまりがない。夏のあいだは除草しておくべきなのにそれがされていないし、石ころが転がったままの地面も多く、…あぜは手入れが行き届いていなくて、…農地を通る小道はかなり傷み、…雑草が生え…畑のうねはまっすぐではない。
路地の悪臭は凄まじく、土ぼこりは全く酷いもので、哀れな犬は大量にいる。また大量の血のしたたる肉片がひなたで黒ずんでいくのには完全に胸が悪くなった。屠殺方法の違いが肉をこうさせてしまうので、ソウルでも他の町でも外国人は肉は日本人の肉屋で買わざるをえない。朝鮮人は牛の喉を切り、開いた切り口に栓をしてしまう。そうしておいてから手斧を取り、牛の尻を死ぬまでなぐる。これには一時間ほどかかり、牛は意識を失うまで恐怖と苦痛にさいなまされる。このやり方だと放血はほんの少量で、牛肉には血液がそのまま残り、その結果重量が減らないので売り手には得というわけである。』

『 そして朝鮮特有のでこぼこ道がいつの間にか広い砂利道へと変わり、道の両側にはこざっぱりとした木造の家屋が菜園に囲まれて建っていた。やがて家屋の間隔がだんだんつまっていったかと思うと、私達は朝鮮国内で最も整然として魅力的な町に入っていた。…元山(ウォンサン)条約港の日本人街である。

日本統治時代の元山府の仲町
通りは広くて手入れが行き届き、波止場は整然とし、家々はこぎれいでかつ丈夫で、つんと取り澄まして諸事にうるさい日本人の性格をあらわしている。和洋折衷の大きくてとても目立つ日本領事館、日本郵船会社「NYK」の社屋、定評のある日本の銀行、こぎれいな読書室のある税関の建物、西洋の品物が手頃な値段で購えるこぎれいな日本の商店、…こういったものを特徴とするこの気持ちのいい日本人居留地は…』
と、まあ、こんな感じで延々と続きますので、本日はここまでとさせて頂きます。

続きは次回に♥
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