2018-01-17 (Wed)

『冨嶽三十六景 東海道品川御殿山の不二』 葛飾北斎
御殿(ごてん) : 身分の高い人が住む邸宅の意。
御殿・御茶屋(ごてんおちゃや)とは、江戸時代、将軍が江戸近郊に外出する際に利用するため、各地に設置された施設である。 御殿・御茶屋とは江戸時代将軍自身(大御所・世子をふくむ)が旅行や外出の際、休泊するために城内以外に設けた施設である。 宿泊用としたものが御殿、小規模なものは御茶屋とよばれた。
南関東では御殿・御茶屋の別は概ね明瞭であるが、美濃・近江等では“御茶屋御殿”と称され、区別が曖昧である。
その他、南関東以外では駿豆以西京都に至る路線と北関東(日光方面)に分布し、幕府にならって大名が設置した御殿・御茶屋がある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 いわき中央台のその【新興住宅地】を、地元では【「賠償御殿」】と呼んでいた。いわきの中心から車で15分ほど南に行った場所だ。

ここは元々、いわき市の中では【高級住宅地】で、お金持ちが家を建てて移り住んだため、「医者村」と言われていた。

☆いわき市HP いわきニュータウン概要
3・11のころは、この「医者村」にも、まだ売れ残りの区画がたくさんあって、広々とした光景だったという。ところが、今では風景は一変、瀟洒(しょうしゃ)なデザインの豪邸が、余す区画なく立ち並んでいる。…

☆いわき市HP いわきニュータウン概要
じつは、この「医者村」と道一本を隔てた広い区画に、【仮設住宅】が立ち並んでいる。四角い箱のような住宅群は、世にいうバラックだ。…

【津波で家を流された】中峯さんは、ここで2年半を過ごした。…
中峯さんは、いわきの平豊間(たいらとよま)の人だ。…

中峯さんの話を聞いていて意外だったのは、【いわきの津波の被害の大きさ】だ。私たちは津波といえば、仙台や石巻の被害については詳細に聞き知っているが、いわき市についてはあまり知らない。しかし、いわき市にも、【津波でそっくり無くなってしまった集落】があった。それどころか、中峯さんの住んでいた豊間では、【85人もの人が命を落としている】。【600軒あった家が、津波の後は50軒しか残っていなかった】。
なのに、あまりニュースにならなかった。なぜか?

【いわき市の津波の被害地は原発に近かったため】、放射能を恐れて【マスコミが入らなかったから】だという。

入らなかったのはマスコミだけではない。【支援物資を運ぶ人たちも来なかった】。…

いわき市には、中峯さんのように【津波で家を無くした人】もいれば、原発の影響で【強制避難を強いられた双葉郡の人たち】もいた。【津波ですべてを無くした被害者】には、国などから【100万円の見舞金が出ただけ】だが、【国の避難命令で自宅を離れた双葉郡の人たち】には、東電から【莫大な賠償金が出ていた】。同じ市内で、【信じられないほどの貧富の差ができていた】わけだ。…

じつは、中峯さんが仮設住宅に入った(震災の年の6月)そのころ、【いわき市では土地の値上がりが始まっていた】。不動産関係の人の話では、震災のあと、2、3ヶ月経ったころから、土地の値が動き始めた。そして、翌2012年の暮れには、【いわきの地価は2倍に跳ね上がり、順番待ちの状態となった】。…
【福島で払われている損害賠償金】は、【半端な額ではない】。国はまず、原発から20キロ圏と、飯館村など汚染の多かった地区から住民を避難させた。…
【避難しなければならなかった人】には、その状況や時期に応じて、苦痛や生活費の増加分の損害賠償として、【赤ん坊から大人まで、1人につき一律1ヶ月あたり10万円から12万円】が支払われた。2018年分まで【前金で支払われたケースも多い】。4人家族に支給される慰謝料を1人10万円として単純計算してみると、【年間480万円】となる。これは、苦痛に対する慰謝料で、【収入ではないため、課税されない】。なお、すでに受け取ってしまった賠償金は、【本人が亡くなった場合は、相続人が受け取る】ことになるという。

それに【加えて、実質の損害に対する賠償が出る】。まず、事故のせいで【失業した人】には、事故がなければ得られたであろう利益ということで、【事故前の収入がそのまま賠償金として支給】された。もしも、その世帯の年収が500万円だとすると、心身の苦痛に対する賠償金【480万円に加えて】、【年収分の500万円】、これで【一家の年収は980万円となる】。

また、事業を経営していた人、あるいは、酪農や農業、漁業などを営んでいたのに、事故後、その存続が不可能になった人には、その売上額も補償された。これらは事業の規模にもよるが、【年間で億を超えることも希ではない】。

☆宇宙、福島、今は清流 元記者・秋山さんが求めた移住先

秋山豊寛
さらに、【宅地、建物、田畑、家財、山林などを持っていた人】には、その価値に応じて、やはり【賠償金が支払われた】。補償額のほうは、福島第一、あるいは第二からの距離、汚染状況、また避難指示の期間に応じて決まる。つまり、ときに、道ひとつ、川ひとつで大きく違ってきた。
なお、これは【家や土地の全損扱いの賠償】なので、【通常なら所有権は東電に移転するはず】だが、今回の場合、将来、避難が解除された場合のことを考慮し、【東電は所有権を放棄】した。

つまり、【家や土地の所有権は元のまま】だ。しかし、【今、住むために新しく購入した家は、やはり東電が支払ってくれる】。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、東日本大震災という「地震」と「津波」によって引き起こされた大惨事を正しく理解し、そして、その「地震」と「津波」によって、本当に被害を受けられた数多くの方々が「置き去り」にされ、その一方で、本来であれば、一時避難をするだけで「何の問題もない」、まったくデタラメで非科学的な「原発被害」「放射線被害」という虚構によって、事実上被害はゼロであるにも関わらず、まさに「濡れ手に粟」で「おカネ」を手に入れている不埒(ふらち)な輩も数多く存在しているという事実を認識することができ、そのことによって地域住民の中で軋轢(あつれき)が生じているという被災地の現実の姿を把握することができる良書になります。

まず、昨年10月に公開されている、さえきなつこさん提供のいわき市平豊間の動画をご覧ください。
さきほどご紹介させて頂いております空撮動画と併せて見てみますと、巨大な防波堤こそ建設されていますが、肝心要の住宅が、ほとんど建っていません。
これでは、何のための防波堤なのか。。。まさに、本末転倒の税金の無駄遣いですね。

昨日のところでも見てきましたが、福島第一原発にも近い、しかも海岸線にある、「南相馬市」と「いわき市」といった地域の住宅地こそが、何故か急激に上昇しているんです。

ここに、日本のメディアが報道している内容と異なる実態がみてとれるんです。

こんな状況に陥った最大にして唯一の理由が、当時の「民主党政権」にあります。現在の「立憲民主党」が、その当時の中心メンバーの集合体です。


☆<#テレビが絶対に報道しないニュース>維新・足立議員、国会で「枝野幸男代表と、極左暴力集団・革マル派との関係を取り上げねば」と予告~ネットの反応「どんどんやったれ」「オールドメディア全力スルー決定www」
『 科学を無視したハチャメチャな「警戒区域」の設定は、「福島第一」の四基の原発事故があっという間に軽微な事故で終息し始めた3月末、菅直人総理と放射線問題を担当する文部科学省とが、チェルノブイリ黒鉛炉事故と同レベルの事故かに国民が錯覚するよう針小棒大に演出する“悪魔の共謀”がなかったならば、決してできなかったはずです。

つまり、「福島第一」原発事故の終息への道程が始まった2011年3月下旬から4月上旬にかけて、東電に6兆円ほどの賠償を支払わせて、

①東電の国有化と②他の発電方法に比べて半額の、最も安価に電力を生産できる原発の発電コストを二倍に引き上げて「原発は安い」という事実を消滅させるとの、2つの犯罪が、菅直人と枝野幸男(官房長官)と細野豪志(総理補佐官→原発担当大臣)と文部省との共謀で計画されたのが、事実で真実でしょう。これに官房副長官の陳(福山)哲郎も加わったようです。

陳(福山)哲郎
だから、損害賠償が発生するかどうかわからない4月11日の時点で、文科省に早々と「原子力損害賠償紛争審査会」が設置され、4月15日には初会合が開催されています。一方、官邸に設置された「原子力災害対策本部」が、「警戒区域」の命令を発したのは、4月21日。その十日後です。
奇妙ではありませんか。

「警戒区域」が発動され
↓
強制避難が実行されて
↓
初めて損害賠償が発生するのに、順序が逆。損害賠償の行政システムが、非難より先に設置されているからです。

この時間的な転倒は、6兆円の損害賠償を東電に支払わせる目的が「先」に決まり、その手段として、健康に無害な住民に対する“強制移住”という強権発動が「後」で決まったからです。

もう一度いいます。①東電国有化と②原発の発電コストの倍増によって「脱原発」=日本経済つぶしをめざす、極左イデオロギーから革命目標が「先」に設定され、その「後」に、①と②を達成する方法として、③「強制移住」が発案され、次に、この「強制移住」を正当化する屁理屈として④非科学的なセシウム被曝の許容線量が定められたのです。』
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆【福島第一】 警戒区域を発動する前に、やっていたこと!

いかがでしょうか?
ぜひ、みなさんも、本書を手にとってご覧頂き、正しい認識をして頂ければ、本当に救済をしなければいけない方々が放置されている、そんな現状を知って頂けるのではないかと思います。
私たちの日本の国益を害し続ける、確信犯である「立憲民主党」は、「日本共産党」と並び、日本人にとっての脅威です。
ということで、本年は、当ブログと致しましては、「立憲民主党」並びに「日本共産党」の「掃討作戦」を実行して参りたいと思いますので、みなさま、何卒宜しくお願い申し上げます。

続きは次回に♥
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