2017-11-28 (Tue)

大阪大学総合学術博物館に展示されているマチカネワニのレプリカ。
中国の竜は神獣・霊獣であり、『史記』における劉邦出生伝説をはじめとして、中国では皇帝のシンボルとして扱われた。
中華人民共和国内モンゴル自治区東南部、遼寧省西部に紀元前4700年頃-紀元前2900年頃に存在した紅山文化の墳墓からは、ヒスイなどの石を彫って動物などの形にした装飾品が多く出土している。
恐竜など大型動物の化石は竜の骨(竜骨)と信じられ、長く漢方の材料として使用された。
青木良輔は、竜の起源は、古代に長江や漢水に残存していたワニの一種(マチカネワニ)であり、寒冷化や人類による狩猟により絶滅した後、伝説化したものだと主張している。これは現在残っている竜の図像の歴史的変化からも窺えるとのことである。
マチカネワニ(待兼鰐、Toyotamaphimeia machikanensis)は、更新世(ミンデル氷期-リス間氷期頃、30-50万年前頃)に日本に生息していたワニ。体長約7メートルの大型のワニである。
化石は、1964年に大阪府豊中市柴原の待兼山丘陵に位置する大阪大学豊中キャンパスの理学部で新校舎建設現場から出土した。
発見当初は、本種は頭骨の特徴が現生のマレーガビアル属と類似している(鼻吻部が異常に長く狭いこと、鼻骨が外鼻孔まで届かず楔状であること、前上顎骨は片側5本、上顎骨は片側16本と上顎の歯式が同じことなど)ことからマレーガビアル属の新種とされた。亀井節夫、松本英二によりに出土した地名(待兼山)にちなんで1965年9月、和名はマチカネワニ、学名はTomistoma machikanense(トミストマ・マチカネンセ)と命名された。
それから18年後、青木良輔により再研究され、1983年、マレーガビアル属ではなく新属のワニであることが示唆され、古事記に登場しワニに化したと伝えられる豊玉姫にちなんだ属名を冠した学名 Toyotamaphimeia machikanensis (トヨタマヒメイア・マチカネンシス)と命名された。青木は関節骨後突起が分類上重要なことを指摘し、マレーガビアル属よりもクロコダイル属に近いと提唱した。この論文を出版した「Copeia」は国際的な爬虫類学の学術誌だったため、Toyotamaphimeiaの名が世界中に浸透し、その重要性が確認された。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 日本の漢学者や中国古典学者もあまり触れていないことだが、【社会主義】は儒教主義ではないにしても、【儒教との共通点がじつに多い】。このことは文化大革命中に下放された文化人の間でよく議論された。

少なくとも、ともに【コスモポリタン的な思想】であり、【ユートピアが天上ではなく地上の国である】こと、【理想と現実がかなり乖離する】ことなど、【類似性はじつに多い】。

【社会主義の第三革命が日本で成功しなかった】のは、【日本が儒教文明圏の国ではなかった】ということが、その【最大の原因】となっている。だから、【いくら戦後の反日諸勢力を総結集としても、それが空騒ぎになってしまう】のは、【民衆に受け入れる風土がなかったから】だろう。

☆金日成・金正日主義研究のオリジナルTシャツ 「日本キムイルソン主義研究会」会長:田代菊雄(ノートルダム清心女子大学教授)副会長:大峰勝(連合高知)・ 結城久(関西地区生コン)・新里正武(沖縄社会大衆党)、事務局長:植木正治(東京都教職員組合)~ネットの反応「間違っても着れない代物だな」

【儒教思想】は、【イスラム世界やインド世界にはほとんど入れなかった】。そして、【日本にも定着しなかった】。
インドから北上し、西域を経由して日本にまで伝来した【仏教】は、【鎌倉時代になると日本仏教として土着】していく。しかし【儒教】は、日本の風土とあわず、【日本に根を張ることができなかった】。…
こちらもご参照❤
↓
☆孔子って誰? ~ 孔子の教えが、中国人には何の意味もなさない理由
☆支那の本質 ~ 建前は儒学、本音は韓非子

日本は神代からの「万世一系」の国として、「易姓革命」の中国・韓国とは政治経済から社会文化に至るまで、自然の摂理や社会の仕組みがまったく違う。

【中国と韓国】はともに【戦後生まれの国家】である。

はじめはイデオロギーを国造りのテコにしていたが、そのイデオロギーの緩和から「反日」をテコにせざるをえなくなった。

☆【慰安婦像】安倍首相、サンフランシスコ市長に「受け入れ拒否を申し入れた」(※動画あり)

☆【大阪】吉村市長「姉妹都市は消滅した」サンフランシスコとの姉妹都市解消表明 手続き開始12月中に完了~ネットの反応「姉妹都市解消した!朝日新聞死ね!」「ひとつだけ断言できるわ。東京だったら絶対ヘタレて何もいわなかった」
中国は、実質的にはすでに社会主義の夢を完全に捨てたものの、なおも【「毛沢東主義の復活」の危険】は潜んでいる。韓国は北からの赤化は防いだものの、依然として【従北派が一大勢力として蠢いている】。

☆朝日新聞が維新・足立議員や小川榮太郎氏、高山正之氏らへの抗議開始も「まず慰安婦捏造を謝罪しろ」と朝日バッシングの大合唱~ネットの反応「朝日新聞慰安婦捏造記念碑建てるぞこの野郎‼」
日本は「第三革命」に挫折したものの、【反日勢力が最後の足掻(あが)きに総力を結集】している。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、支那と朝鮮に関しての地政学に基づく歴史的な解説をベースに、それらとはまったく異なった存在である私たちの日本について、比較検討していくことで、常に劣位であり続ける支那や朝鮮、その反対に、常に優位であり続ける私たちの日本を、鮮やかに浮かび上がらせている良書となります。

さて、私たち日本人が、あまりよく知らない、「客家(ハッカ)」と「ユダヤ人」について、私たち日本人は、もっとよく理解しなければいけません。
で、その「客家語」を話し、独特の風習を持つ「客家」を理解していくことで、「支那人」とは何かが理解できるようになります。
昨日のところでは、誰もが学校の社会の授業で覚えさせられる、世界の四大文明などという「嘘」の歴史観で語られる「黄河文明」というものの発祥地、すなわち「中原」について、その中心地が交通の要衝にあたる洛陽盆地周辺の非常に狭い範囲でしかなかったということを確認してきました。


さて、この「中原」を中心とする黄河中下流域の「黄河文明」とは異なった別の文明が、遼寧省の遼河流域に存在した「遼河文明」です。


遼河流域

黄色の円が「黄河文明」、赤色の円が「遼河文明」
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 遼河文明(りょうがぶんめい)とは、中国東北の遼河流域で起こった中国の古代文明の一つ。紀元前6200年ごろから存在したと考えられている。
大規模な竪穴式住居が出土しており、特に遼寧省凌源市から建平県で発見された紅山文化の遺跡の一つ牛河梁遺跡は広範囲にわたって墳墓や祭壇などの神殿が発見され、先史時代の「国」があったのではないかと考えられている。
興隆窪文化の遺跡からは中国最古の龍を刻んだヒスイなどの玉製品が発見されている。また最古の遼寧式銅剣(琵琶形銅剣)や櫛目文土器などが出土している。」
北京のすぐ北に燕山山脈(えんざんさんみゃく)があって、その外側にあったのが「遼河文明」で、万里の長城の東端は燕山の上を通って築かれていることからも理解できるように、

いわゆる支那の領域の辺境に位置し、内モンゴルにまで広がっていた文明です。


内モンゴル
その遼河文明は興隆窪文化(こうりゅうわぶんか)と紅山文化(こうさんぶんか)とに分けられていて、興隆窪文化が紀元前6200年頃~紀元前5400年頃、紅山文化が紀元前4700年頃~紀元前2900年頃と考えられています。
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 興隆窪文化は、ヒスイなどの玉製品(玦 : けつ)の出土する文化としては中国最古のものであり、なおかつ龍の出現する文化としても中国最古のものである。また興隆窪文化の遺跡からは平底円筒状の、比較的低い温度で焼いた土器(陶器)が出土するほか、最古の櫛目文土器が出土している。
興隆窪文化の遺跡においては、集落が計画的に築かれた痕跡も見られる。住居が列をなしている状態が3つの遺跡から発見された。またいくつかの遺跡ではひときわ大きな建物が発見されたほか、堀に囲まれた環濠集落も見つかっている。
埋葬の風習も独特のものであり、いくつかの遺骨は住居の下に埋葬されていた。興隆窪文化の他の遺跡同様、興隆窪遺跡の墳墓などからもヒスイでできた玉が発見され、ある墳墓からは玉製品のほかにブタのつがいとともに葬られた遺骨もあった。」

玉竜。紅山文化の出土品
「 紅山文化(こうさんぶんか)は中華人民共和国河北省北部から内モンゴル自治区東南部、遼寧省西部に紀元前4700年頃-紀元前2900年頃に存在した新石器時代の文化。
万里の長城より北方、燕山山脈の北から遼河支流の西遼河上流付近にかけて広がり、農業を主とした文化で、竜などをかたどったヒスイなどの玉から、現在の中国につながる文化や宗教の存在の可能性が考えられている。
紅山文化では農業が主で、家畜を飼育しての畜産も発達しておりブタやヒツジが飼われた。一方では狩猟や採集などで野生動物を狩ったり野草を採ったりすることもあった。

象頭の玉器
紅山文化の墳墓からは、ヒスイなどの石を彫って動物などの形にした装飾品が多く出土している。ブタ、トラ、鳥のほか、龍を刻んだものも見つかっている。工芸の水準は高く、紅山文化の大きな特徴となっている。「猪竜(ズーロン)」または「玉猪竜(ユーズーロン)」と呼ばれる紅山文化の玉龍(龍を彫った玉)の造形は単純であり、龍が円形になっているものが多いが、後期になると盤龍・紋龍などの区別がはっきりとしてくる。考古学者の中には、後に中原で始まった龍への崇拝は、紅山文化にその源を発するという見方もある。」

太陽神の玉器
で、この「遼河文明」と、私たちの日本文明は「三内丸山遺跡」を中心とした、北海道・東北の文化圏とは、交易等によって大きな経済圏を形成していた可能性があります。

時期的には、縄文時代の中期から後期にかけた時代です。

「 日本の縄文文化を先に述べた中国の三つの文化圏と比較してみると、明らかに中国の東北地方の採集狩猟漁労文化圏の諸文化に似ている。特に三内丸山遺跡と興隆窪遺跡とは、次のように類似点が多い。
(1)北緯40°をやや越える緯度に位置すること。
(2)当時の環境は落葉広葉樹林地帯であること。
(3)低い丘陵に立地すること。
(4)長い期間の定住集落であること。
(5)土器は主に平底の円筒形土器で、土器の表面に全部文様を施す。口縁部、頸部と胴部という三つの部分で、その文様が異なること。
(6)石器は打製石器が多く、磨製石斧もあり、石皿と磨棒は食用植物の調理具として使われたこと。
(7)状耳飾りの存在。
(8)住居は堅穴住居であること。床のほぼ中央に地床炉があること。
(9)墓は土壙墓であること。
(10)生業は主に採集狩猟漁労である一方、食用植物の栽培か半栽培が行われた可能性があること。
(11)あとを受け継いだ文化は石で祭祀遺構と墓を築く風習が出現すること。とくに二重か三重の配石遺構の存在とそれによって反映された原始宗教の類似性の存否に注目すべきである。
2000キロぐらい離れている両地域の文化がこれほど多くの類似点を持つことは実に興味深い。縄文文化は日本独特な文化と言われているが、三内丸山遺跡の発見をきっかけにして中国東北地方、朝鮮半島東北部、ロシア沿海州南部、日本とくに東日本という広い地域が、数千年前の自然環境とその変化の流れ、人々の生業、定住集落の出現、風土と気候による住居の構造、生業による土器の種類と形及び石器の種類、環境と生業と関連する原始宗教の出現など、様々な共通性を持つことを指摘したい。これこそが、三内丸山通跡の国際性及びその意義の一つではあるまいか。
もちろん、三内丸山遺跡は興隆窪ないしほかの中国東北部及びその近辺の遺跡との相違点もある。例えば、集落の規模の差、定住期間の長さ、集落内遺構の種類と規模の差、食料とした植物と動物の種類の差、石器など道具や生活用具の種類の差などが挙げられる。
しかし、これらの相違点を分析すると、環濠の未発見を除けば、集落と遺物に関する差のほとんどは三内丸山遺跡の方が相手を上回ることを否定できない。 それは年代の差による面もあろうが、何よりの原因は、三内丸山遺跡の性格だと思う。つまり、三内丸山遺跡は単なる遺跡近辺的遺物群の拠点ではなく、その規模と集落の内容及び大量の出土品を見ると、青森市のみならず、東北北部及び北海道南部に分布する円筒形土器文化の中心的な拠点、少なくともその一つだと言えるのではあるまいか。」

詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆東北アジアにおける先史文化の交流 王 巍(中国社会科学院考古研究所・副所長)
ここで申し上げたいことは、日本人が大陸と行き来していた、大陸へと渡って行ったということです。

日本最古のお墓は、北海道南部沿岸の町、知内(しりうち)の「湯の里4遺跡」で発見されています。これは、2万年以上前のものです。

旧石器時代のお墓
こちらをご参照❤
↓
☆土に埋もれた知内の物語を発掘する - 北海道知内町
そのお墓に埋葬されていた副葬品の玉類の原材である「ダナイト」は、原産地がどこなのかと申しますと、「バイカル湖」周辺なんです。

詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆「寄せ鍋」は、16000年前からの日本の伝統です

まず、圧倒的に古い時代から、私たち日本人が、この日本列島に居住していて、それよりも遥かのちの時代に「遼河文化」が興るわけです。
ここが非常に重要なポイントです。

続きは次回に♥
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