2017-11-14 (Tue)

平等(びょうどう) 仏教用語で、物事のあり方が真理の立場から見ればすべて同一であること。
仏教には差別即平等・平等即差別といった独特の哲学的解釈がある。これは差別の中に平等あり、平等の中に差別ありとの意で、陶器は焼物として平等だが用法に茶碗・便器の差があるといった実態の総体把握である。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 現在の【ゲノム研究】の多くは、【病気との関係を調べるもの】となっています。病気を引き起こす遺伝子、あるいは発症のリスクに関わる遺伝子については世界中で研究されていて、その成果も多く上がっています。

ところが、【ゲノムと顔の関係】については、まだ【あまり研究されていません】。ゲノムから顔や性格がわからなかったのは、【ゲノムと顔が無関係だからではありません】。ゲノムのどの部分が顔と関係があるのか【判断するためのデータが十分にないから、というだけ】です。

つまり、【データを多く集めて解析すれば、ゲノムと顔との詳しい関係がわかるはず】なのです。

【ゲノムと顔が関係している】のは、見た目がそっくりな【一卵性双生児を考えれば明らかに】です。

【一卵性双生児はゲノムが同じ】です。【同じゲノムをもつ人間の顔がそっくりなのは、ゲノムと顔が関係しているから】です。

今は、ゲノムのどの部分が顔のどのパーツに関係するのかわからないだけであって、ゲノムと顔のデータを大量に集めて解析すれば、今より多くのことがわかるでしょう。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「ゲノム解析」の科学者から「ゲノム解析サービス会社」を立ち上げ、その代表を務められている著者が、テクノロジーの発展により今後近い将来、私たちにとって、大きな生活の変化や社会環境の変化を引き起こされる可能性を解説し、そういった変化を迎える前提で、現代を生きる私たちの心構えについても、アドバイスされている良書となります。

さて、本文中に「一卵性双生児はゲノムが同じ」だと書かれていましたが、ここに着目して、色々と調べていきますと、遺伝の影響がどの程度あるのかが客観的に分かるようになります。

「 知能や性格といった、人間の心ははたして遺伝するのか。遺伝するとしたら、どれくらいの影響を与えているのか。
これを科学によって明かにするのが行動遺伝学という学問分野であり、中心となる手法が「双生児法」です。…
双生児法の基本的なアイデアはとてもシンプルで、一卵性双生児と二卵性双生児の類似性を比較するというものです。
一卵性双生児は同じ1つの受精卵から生まれた双生児であり、遺伝子まで完全に同一の、いわば天然のクローン人間。一方、二卵性双生児は2つの受精卵から生まれた双生児で、遺伝子レベルでは普通のきょうだいと同じ程度に似ています。ですから、一卵性のようによく似ている二卵性もいれば、同じ親から生まれたとは思えない二卵性もいます。もちろん性別が異なることもあります。
二卵性双生児や普通のきょうだいの場合、お互いに共有している遺伝子は半分程度。そうなるのは、父と母から子どもが生まれるときに減数分裂という現象が起こるからです。
人間の遺伝子は23組の染色体という構造体の上に乗っています。精子や卵子がつくられるときには、ペアになっている染色体のどちらか1つがランダムに選ばれる減数分裂が起こります。つまり、父と母がペアで持っている遺伝子の半分が子どもに受け継がれることになるわけです。ある遺伝子を二卵性双生児の片割れやきょうだいが持つ確率は約50%。このことはあらゆる遺伝子について当てはまりますから、全体として見ると二卵性双生児やきょうだいの遺伝的類似性は約50%ということになります。
遺伝子が100%同じ一卵性双生児と、50%類似している二卵性双生児。同じ環境で育った一卵性双生児と、二卵性双生児の類似性を比べて、もし一卵性双生児の方が似ているのであれば、それは遺伝の影響によるものだと考えられます。…
指紋数や体重、IQ(知能)や学力のテスト得点、さまざまな側面の性格をアンケートで調べた得点、それにうつの程度や自閉症、そして反社会的行動の程度について、たくさんの双生児のペアのデータを集めて一卵性双生児と二卵性双生児で相関係数を出してみると、…おしなべて一卵性の方が二卵性より「似ている」ことがわかります。
それでは、遺伝の影響がどの程度あるのかはどうやって調べればいいのでしょう?
ここで思い出してほしいのが、一卵性双生児と二卵性双生児の遺伝子の共有率です。一卵性双生児では遺伝子の共有率は100%、一方、二卵性双生児では約50%と、2:1の関係になっています。
例えば、指紋の線の数の相関係数を調べると、一卵性双生児の相関係数は0・98、二卵性双生児は0・49です。遺伝子の共有率と同じ2:1になっていることから、遺伝の影響が極めて大きいことがわかります。…ただし、指紋は遺伝の影響が大きい形質とはいえ、それでも遺伝以外の影響を受けており、一卵性双生児といえども完全に同じにはなりません。…「遺伝以外の影響」によって相関係数は1ではなく、0・98になっているのです。…
では、IQはどうでしょうか?
IQの相関係数は発達とともに変化することが知られていて、…ここでは青年期の値を見てみましょう。一卵性双生児で0・73、二卵性双生児で0・46です。
一卵性双生児の相関係数が二卵性双生児よりもずっと高いことから、遺伝の影響が働いていることがわかりますが、相関係数の比は2:1ではありません。もしIQの類似性が遺伝だけで説明できるのであれば、二卵性双生児の相関係数は0・73の半分、0・36程度になっているはずです。にもかかわらず、二卵性双生児の相関係数が0・46とやや大きいということは、遺伝の影響以外に、「より似させようとする何らかの影響」があると考えるのが妥当ということになります。
行動遺伝学においては、遺伝以外の影響とは環境です。そして家族のメンバーを「似させようとする環境」のことを「共有環境」といいます。つまりIQには共有環境の影響があるわけです。
逆に家族のメンバーを「異ならせようとする環境」のことを「非共有環境」といいます。これが遺伝も共有環境も同じ一卵性双生児でも似ていない理由です。」
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆双子で「遺伝」を科学する

このようにして、現在、さまざまなところで遺伝の影響が、どんどん明らかにされていっています。
「一卵性双生児はゲノムが同じ」なので、非常によく似ているということは、みなさん誰でもよく御存じなことだと思います。でも、100%同じではなく、遺伝以外の影響もあります。
お父さん、お母さん、そして兄弟姉妹、これらは遺伝子レベルで半分程度が同じ関係にあります。逆に言うと、親きょうだいでも半分程度、ということになります。
だから、私たちは、みんな一人ひとり「違っている」わけです。

実は、この「違い」を無くすのではなく、この「違い」を活かすことで、みんながそれぞれの人生をハッピーに送ることができるようになるんです。
福沢諭吉は「学問のすすめ」で、
『「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」と言えり。されば天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤(きせん)上下の差別なく・・・』
と言っていますが、

これは、「機会の平等」を説いているものであって、「パヨク」や「パヨク・リベラル」が好む「結果の平等」を説いているのではありません。

『万物の霊たる身と心との働きをもって天地の間にあるよろずの物を資(と)り、もって衣食住の用を達し、自由自在、互いに人の妨げをなさずしておのおの安楽にこの世を渡らしめ給うの趣意なり』
つまり、「人間」として、自然界にある色々なものの恩恵を受けていて、そこから日常生活を送り、自由自在に、ただし、お互いに邪魔にならないようにしながら、みんなそれぞれが安心して穏やかに暮らしていく、と続いたあと、
『されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥(どろ)との相違あるに似たるはなんぞや。』
賢いひとがいたり、愚かなひとがいたり、貧乏なひともいたり、裕福なひともいたり、社会的な地位の高いひともいたり、社会的な地位の低いひともいたりして、その様相は、「雲泥の差」に似ているのは、どうしてでしょう、って問いを投げかけています。
さて、どうしてなのでしょうか?
答えは、とってもシンプルです。

詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆「天は人の上に・・・」の本当の意味 ~ 福沢諭吉 『学問のすゝめ』

続きは次回に♥
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