2017-07-25 (Tue)

ストッキング(英語: stocking)とは、長い靴下、特に薄手の編地の長靴下のこと。ナイロン製のものは婦人のファッションアイテムとして用いられる。野球、サッカーなどのスポーツでスパイクシューズの下に着用する靴下についてもこの名称を使うことがある。
ナイロン製ストッキングは1937年にウォーレス・カロザースによって発明され、1940年に発売された。極細のナイロンモノフィラメント繊維で生産され、爆発的に世界中に普及した。当時は筒状に編み立てる技術がなく、縫い目かがり(シーム)のある靴下として発売された。後年に開発される縫い目かがりのないストッキングを、「シームレスストッキング」という。ナイロンとポリウレタン糸で編まれたストッキングは画期的な新製品とされ、日本に上陸したのは1952年。当時は何も脚に着用していないように見えるのが好まれず、国内ではあまり売れなかったが、後年には足首部分で編地がたるみにくいシームレスの良さが徐々に広まり、普及した。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【日本の学校】では、【人類の起源や進化】については生物学か【世界史で学習】することになっています。

一方、【日本人の成り立ち】については【日本史の授業で学ぶ】ことになっていますので、【両者を結びつけて考えることはありません】。

しかし、【本来両者はシームレスにつながったもの】だということを【最近の人類学の研究は明らかにしています】。

私たち【現代に生きる人類】は、生物学的には【ホモ・サピエンスという1種の生物】です。しかし今でこそたった1種類になってしまいましたが、チンパンジーとの共通祖先から別れて、私たちに至る【700万年の歴史】のなかでは、【さまざまな人類がいた】こともわかっています。

ときには【何種類もの人類が同じ場所に住んでいた】時代もありました。

そんな人類の歴史のなかで、【私たちが登場するのは15~20万年前】という比較的新しい時代です。しかも、私たちの祖先は誕生の地である【アフリカに10万年以上も留まっていた】こともわかっています。アフリカを飛び出したのは【1万人にも満たない人々】でした。それが60億人を超えるアフリカにルーツをもつ人々以外の人々の祖先なのです。

そんなことがハッキリとしてきたのは、【今世紀になって以降のこと】です。

人類の進化史は私たち一人ひとりがもつ【DNA】のなかに書き込まれています。そのことは【DNAが私たちの体の設計図】であるということがわかった、今から半世紀以上も昔から知られていたのですが、当時は読み解く技術がありませんでした。それが【本格的に可能になったのはつい最近】のことです。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただくのは、私たち人類全体の歴史と、そして私たち日本人の成り立ちを、最新の科学的見地によって、現時点で知り得た事柄について、非常に分かりやすく解説をされている良書です。
また、これまで一般的に考えられてきた数々の誤りについて、現在の科学が導く、正しい考え方がたくさん書かれているのも、お勧めする理由の一つです。

まず、冒頭で書かれていました通り、何故か、私たち日本の学校教育では、「人類の起源や進化」といった「科学」に属する分野について、文字史料を中心にしか物事を考えることができない「歴史」の授業で教えています。
この両者は、分野が全く異なっていて、しかも、理系の授業を、文系の教員が教えるといった非常にナンセンスなことが平然と行われています。
こちらもご参照❤
↓
☆縄文時代を教えるべき授業は?
同時に、文字史料では解明することが不可能な「日本人の成り立ち」についても、何故か、「日本史」という歴史の授業で、子供たちは無理やり学ばされています。
日本史の教員が、はたして、「DNA」や「Y染色体」を教えることが出来るのでしょうか(笑)

世界史の教員が「人類の起源や進化」といった「科学」を教え、日本史の教員が「日本人の成り立ち」といった「科学」を教えることで、本来、一連の流れの中で教えられなければならない「人類の起源や進化」と「日本人の成り立ち」が、バラバラに分離されて教えられていることで、子供たちが「正しい知識」を身につける機会を奪っているんです。
そもそも、現在の「世界史」の授業や「日本史」の授業そのものが、もう滅茶苦茶な酷い内容なので、子供たちが「つまらない」と感じてしまうわけです。
こちらもご参照❤
↓
☆池上彰で歴史が学べない理由 ~ 水と油が混ざった「ごちゃ混ぜの歴史観」

では、一体どうすればよいのでしょうか?

答えは簡単で、まず「科学」に基づいて、現時点で判明している「事実」を教えるだけで、子供たちは「面白い」と感じるようになります。
例えば、「世界で最初に焼き肉を食べていたのは、どの民族でしょう?」とか。

こちらもご参照❤
↓
☆(問題) 世界で最初に焼き肉を食べていたのは、どの民族でしょう?
そして、「人類の起源や進化」と「日本人の成り立ち」について知るためには、最低限、「遺伝子、DNA、染色体、ゲノム」の違いを理解しておくと良いと思います。

こちらもご参照❤
↓
☆「ちぎり(契)」の語源 ~ 遺伝子、DNA、染色体、ゲノムって何?
そうすることで、さきほどあった、この(↓)図表の意味を理解することができ、「人類の起源や進化」と「日本人の成り立ち」について興味を持つことができます。

これは、男性の親から男性の子へと受け継がれる「Y染色体」の系統グループの追跡を示したものです。
つまり、「男系男子」の系統の移動を示しています。

Y染色体の系統は、A~Tまでの、全部で20種類の系統が存在していることがわかっています。
その中で、私たち日本人に「固有」なものが、「D」グループに属する「ハプログループD1b (Y染色体)」になります。

5万年前にアフリカを出て、インド南部、東南アジアを経て、やがて日本列島へ、そしてその後に大陸へと進出していった様子が描かれています。
そのことを語り伝えているのが「日本神話」で、それらを文字史料としたのが「古事記」や「日本書紀」です。
こちらもご参照❤
↓
☆世界に飛び立つ古代日本人 ~ 「月氏」
ここで初めて「歴史」を教えることが出来るんです。文系の教員の出番となるわけです。
ですが、何故か、「日本史」では「古事記」に書かれていることを授業では教えていません。おかしいですね?

また、「世界史」の授業でも、「古事記」に書かれていることを教えていません。世界の歴史を教えるのが「世界史」であれば、その世界には私たちの「日本」も入っているはずであり、しかも、世界最古の文明が私たちの「日本」であるのであれば、その「世界史」は、私たちの「日本」から始まっていなければならないのではないでしょうか?
こちらもご参照❤
↓
☆日本人が誕生したのは、いつ?
続きは次回に♥
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Re: No title * by みっちゃん
4711さん、こんばんは^^
コメントありがとうございます。
まさに、仰られている通りだと思います。要するに、学問がバラバラに教えられているんです。
ところが、世界で起きている流れは、異なる学問の研究成果を融合させて、これまでわからなかったことを解明していこうという流れなんです。
漸く、日本の大学入試制度も変わろうとしていますが、果たして「教員」のレベルが追いつくのかどうか、甚だ疑問です。
「自分で類推する力、問題を見つけ出す力を伸ばす教育」は、とても重要だと思いますが、肝心要の「教員」が、それをできないと教えることはできません。
野球やサッカーをやったことがない人間が、野球やサッカーを教えることができるはずがないんですから(笑)
そもそも「自分で類推する力、問題を見つけ出す力」を持っている人間は、「教員」になんかならないですから。
優秀な志のある民間人に、「教員」を兼務(週に2,3コマの授業で十分だと思います)させる方が、余程、子供たちの教育にも良いですし、能力が低い「教員」を解雇して税金の無駄を省くようにできたらいいなぁ、って思っています。
これからも、宜しくお願いいたしま~す☆彡
コメントありがとうございます。
まさに、仰られている通りだと思います。要するに、学問がバラバラに教えられているんです。
ところが、世界で起きている流れは、異なる学問の研究成果を融合させて、これまでわからなかったことを解明していこうという流れなんです。
漸く、日本の大学入試制度も変わろうとしていますが、果たして「教員」のレベルが追いつくのかどうか、甚だ疑問です。
「自分で類推する力、問題を見つけ出す力を伸ばす教育」は、とても重要だと思いますが、肝心要の「教員」が、それをできないと教えることはできません。
野球やサッカーをやったことがない人間が、野球やサッカーを教えることができるはずがないんですから(笑)
そもそも「自分で類推する力、問題を見つけ出す力」を持っている人間は、「教員」になんかならないですから。
優秀な志のある民間人に、「教員」を兼務(週に2,3コマの授業で十分だと思います)させる方が、余程、子供たちの教育にも良いですし、能力が低い「教員」を解雇して税金の無駄を省くようにできたらいいなぁ、って思っています。
これからも、宜しくお願いいたしま~す☆彡
「人類の誕生」が、世界史で科学の観点からのみ教えられ、
日本史からのアプローチが抜けていることと、
「子孫の誕生」が性教育のみで扱われ、
神話の授業がされていないことは、
同じなように思います。
枝葉を論じて根幹が論じられていないというか、
個々は教えるけれど、繋ぎ合わせられていない、
自分で考えを伸ばせるような筋道(方法)を教えていないというか…。
受験勉強が受験にしか役に立たないのも、
詰め込み教育が良くないと言われるのも、
機械的な暗記や問題を反射的に解くばかりで、
自分で類推する力、問題を見つけ出す力を伸ばす教育が、
今の日本の学校ではされていないからではないでしょうか。
(もっとも、受験用の詰め込みは最低限の土壌であり、
或る程度の知識がなければ応用力は育たないのですが。)
日本の公立の小中学校では、もっと、
「子供が日本人として生き残っていける力を伸ばす授業」
をしてほしいと思います。