2017-07-17 (Mon)

予行演習 : 催事などの前に、実際どおりに練習すること。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 湾岸戦争(1991年1月~2月)に負けたあとのイラクは、アメリカとイギリスによって空を三分割されてしまった。

イラク飛行禁止空域
南部は「飛行禁止区域」とされ、そしてバグダッドのある真ん中部分をはさんで北部も「飛行禁止区域」とされていた。

インジルリク空軍基地の飛行場の航空写真、1987年頃
北部はトルコの米軍基地から飛びたった戦闘機が任務にあたり、南部は、ペルシャ湾のアメリカ海軍第五艦隊の戦闘機に加えて、【三沢と嘉手納の空軍機が任務に就いている】。

こうやって「任務」と言うと、その戦闘機が実際にやっていることの手触りが失われる。

だが、アメリカ軍の関係者は、ワシントンDCのホテルのバーで、バドワイザーの冷たい生ビールを飲みながらこう言った。

「 地上に光るものがあれば、空対地ミサイルを撃ち込むか、爆弾を落とし、空を飛ぶものがあれば、それが何であれ撃ち落としているのさ」…

世界トップ級とされるアメリカ製の戦闘機、能力を正確に言うと【「戦闘爆撃機」のF15は世界で4か国しか保有されていない】。

まずアメリカ、そしてイスラエル、次にサウジアラビーア。最後の一つはどこだと思いますか。

【日本の航空自衛隊】だ。

空軍と呼ぶことさえ許されない、呼んだ瞬間に憲法違反になる。憲法には、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しないと明記されているから。

ところが、その「航空自衛隊」が世界中の空軍もうらやむ最先端(当時)ハイテク戦闘機を保有している。

まるで、白い薄い紙を裏返してみると、黒い鋼鉄に変わっているようなものだ。しかしこの黒い鋼鉄は、よく見るとただのプラスチックだと分かる。
どういうことか。

【日本のF15は実はF15Jだ】。お尻にジャパンの「J」が付く、【日本仕様】なのだ。

アメリカ、イスラエル、サウジのF15はお尻に「ストライク・イーグル」、すなわち「地上を急降下攻撃する鷹」というアメリカ人好みの名前が付いている。

F15JとF15ストライク・イーグル、実はこの2つ、【まさしく似て非なるもの】である。

わたしと長い親交のある、航空自衛隊の階級の高い人は、制服を脱いでわたしと防衛庁近くで焼き鳥を食べながら、こう言った。

「 われわれの【F15Jは地上識別能力を外し、空対地ミサイルも爆弾も外している】からね。空中戦はやれても、【地上はまともに攻撃できない】。地上が攻撃できるとなったら、侵略兵器だ、専守防衛じゃない、【憲法違反だと言われちゃう】からね」…

F15が、【北朝鮮のミサイル基地の上空に飛んでいっても、それを許されても、攻撃はできない】…

さきほどの航空自衛隊の「制服組トップクラス」のひとは焼鳥屋で熱燗の盃を傾けながら、わたしに言葉を続けた。
「 ようやく日本にも空中給油機が導入されるからね。【F15Jは北のミサイル基地まで飛んではいける】。しかし【攻撃能力は外してある】んだからさ。【急にやれと言われたって、われわれはできない】よ。空中戦なら立派にやってみせるがね。そんなとき北朝鮮の空軍は、在日米軍の戦闘機に航空優勢(一般には制空権)を完全に奪われているに決まってるから、こちらは【やることはない】。まぁ【遊覧飛行】だね」 』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物の著者は、現在、国会議員としても熱心にご活動されている尊敬すべき方であり、当ブログを始めるきっかけとなった書物の著者でもあります。今後の益々のご活躍を願っており、当ブログも微力ながら、日本を良くするために頑張ってまいりたいと思っております。

さて、日本仕様のF15では、わざわざ「攻撃能力は外してある」ということなんですが、実に奇妙なお話ですね❤
現在、北朝鮮が攻撃ミサイルを繰り返し発射しているように、私たち日本国民の生命が危険にさらされています。日本国民の安全を守るために、北朝鮮のミサイル基地は破壊しておく必要があります。
大切なのは、私たち日本国民の生命であり、それを守ることであって、朝鮮半島のヒトの命なんて、日本とは何の関係もない問題であり、空爆によって爆死しようが、餓死しようがどうしようが、私たち日本人にとっては「どうでも良いお話」です。そういうことは、朝鮮半島のヒトが自分たちで解決すればいいお話です。
で、日本国民の尊い生命を守るために必要と考えられる「敵基地攻撃能力」は、もちろん憲法が認めるものであり、政府の統一見解も継承されて現在に至っています。

☆座して死を待つなかれ 国民を守るため敵基地攻撃能力の保有へ機は熟している
要するに、私たち日本国民の生命を守るために、とっとと必要な軍備を揃え、訓練によって、いつでも武力行使できる状態にしておかなければなりません。
ただ、足元の状況では、本文中の航空自衛隊の「制服組トップクラス」のひとの発言からも理解できるように、アメリカ軍に頼りっぱなしの状況になっていますね。とても、恥ずかしいことですね❤
ところで、アメリカ空軍のステルス戦略爆撃機「B2」が、昨年8月にグアムに3機配備されました。

「 第二次世界大戦後のアメリカの軍事行動の中で最も鮮やかな成功を収めたのは、1999年5月7日、旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードの中国大使館に対して行われた爆撃である。この爆撃で、旧ユーゴスラビア軍ミロシェビッチ将軍の率いる反ヨーロッパ軍が指揮命令系統を失い、壊滅してしまった。この結果、6月はじめにはミロシェビッチ勢力が敗退し、旧ユーゴスラビアのコソボを中心とする地域が独立を勝ち取ることに成功した。
この爆撃を敢行したのは、アメリカ軍最新鋭ステルス戦略爆撃機B2で、地下貫通弾JDAMを投下して、地下深くにつくられていた中国の通信指令センターを破壊した。」
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆B2 ~ 習近平、金正恩が本当に畏れているモノ
中国大使館に対して行われた爆撃は、わざわざ遠くアメリカ本土から襲来し、爆撃をしておきながら、「誤爆だった」という言い訳が通ってしまったわけですが、半年ほど前のリビアへの空爆も、アメリカ本土から34時間もかけて襲来しています。

☆米ステルス爆撃機、リビアでIS戦闘員80人超殺害 異例の空爆作戦
さらに、最近はB1も投入しちゃっています。

☆米B1戦略爆撃機が北朝鮮に接近、威嚇…爆撃訓練、標的は「ミサイル発射台」
しかも、ミサイル基地爆撃の予行演習もやっています。

どんな風に使用されるのかは、こちらの動画をどうぞ。
↓
これまでに、何度も北朝鮮攻撃の予行演習をやっていますので、そろそろなんでしょうか(笑)
朝鮮半島に、たくさんの「キノコ雲」が、きっと見られることでしょう。
楽しみですね~♪
続きは次回に♥
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