蓮舫は、「馬の骨」

2017-07-16 (Sun)

馬の骨　：　素性(すじょう)の知れない、つまらない人間を、あざけって言う語。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

客観的に情勢を判断する必要があります。

それでは、この書物を見ていきましょう！

『　日本にはアメリカ軍がいる。アメリカ軍の基地がある。

　それを知らない日本人は少ないだろう。

☆在日米海兵隊員、下山中に倒れていた女性を医療支援が受けられる場所まで緊急搬送！　感謝のコメントが多数集まる…（※動画あり）

　それでは【アメリカ空軍】の【青森県・三沢基地にいる戦闘機Ｆ１６ファイティング・ファルコン】、【沖縄県・嘉手納基地にいる戦闘機Ｆ１５ストライク・イーグル】は、【ふだん何を任務にしている】のだろう。

　【何をしている】のだろう。

　これを知っている日本人は、どれぐらいいるだろうか。

　わたしは、共同通信の記者時代から現在まで、防衛庁・防衛省の上級幹部研修の講師を９年、勤めてきている。(新書版註・２０１６年現在で２２年)

　壇上で一方的に話すのではなくて必ず、受講生に問いかけ、その答えをもとに一緒に考えるというやり方で講義してきた。

　その受講生に

「　三沢と嘉手納のアメリカ空軍戦闘機は、ふだん何をしていると思う？」

と聞いて、【一度も正しい答えが返ってきたことがない】。

　この受講生たちは文民である。キャリア組ではなくノンキャリア組だが「上級幹部」になる際の研修に来ているということは、【選抜に勝ち残った人たち】だ。

　陸海空の自衛隊、つまり制服組をシビリアン・コントロール、すなわち「文民統制」で導く中核になる人たちだが、【残念ながら、一度も正しい答えが返ってきたことがない】。

　よくある答えは、

「　北朝鮮の近くを【パトロール】している」、

あるいは

「　北東アジアの空の安全を守るために日本近海や朝鮮半島近海を【パトロール】している」

というものだ。

　この本の読者のなかにも「あれ？それで正しいはずだ」と思った人は多いだろう。

　しかし、【これは正解とは言えない】。

　【肝心なことがすっぽりと抜けている】のだ。

　わたしは、駒場の東京大学教養学部で臨時講義をすることがある。(新書版註・現在、参議院議員と兼ねて東大教養学部非常勤講師)

　安全保障を論じている東大助教授(当時)が、わたしの考え方に関心を持ってくれて、その助教授の学生たちに、やはり問いかけながら講義をしていた。

　２００３年１月下旬にもこの東大で講義をし、わりあい広い教室を嬉しいことにいっぱいに埋めた東大生たちに、同じ質問をした。

「　三沢と嘉手納から飛びたつ【アメリカ空軍戦闘機は、どこへ行って、何をしている】のだろう」

　さすがに日本屈指の大学である。

「　日米安保条約に基づいてアメリカ軍は日本に駐留しているのだから、【日本の安全を守るため】に朝鮮半島あたりを飛んで、北朝鮮の動きなどを【監視しているはず】です」

という趣旨の答えが返ってきた。

　そう、【１９９１年の湾岸戦争までは、この答えでほぼ正解だった】。

　しかし、それが今や、【「もっとも肝心なこと」が抜けた答えになってしまった】。

　三沢を発進したＦ１６戦闘機、嘉手納から舞いあがったＦ１５戦闘機、【これはいずれもイラクを爆撃している】のだ。』

いかがでしょうか？

今回ご紹介させていただく書物の著者は、現在、国会議員としても熱心にご活動されている尊敬すべき方であり、当ブログを始めるきっかけとなった書物の著者でもあります。今後の益々のご活躍を願っており、当ブログも微力ながら、日本を良くするために頑張ってまいりたいと思っております。

さて、本文中に書かれていた「日本にいるアメリカ軍が、普段は何をしているのか」という質問に、皆さんは答えることができたでしょうか？

「日本にいるアメリカ軍」が、私たちの日本のために「パトロール」してくれている、なんて考え方をされている人が、未だに多いのではないかと思いますが、それは勘違いだということが、御理解いただけたのではないかと思います。