2017-07-15 (Sat)

戦後(せんご)は、戦争の終結後の短期または長期的な期間を指す言葉・概念。戦争では多くの破壊や社会システムの大変革が行われるため、戦争が終結した後は社会体制などが新しく作り直され、価値観まで変化する。このため、大きな戦争を一つの時代の区切りとして、戦前・戦中・戦後という区分をする。「戦後」はしばしば、戦争による混乱を抜けきっていない時代という意味合いをもつ。しかし終わりを設けず現在までを含めることもある。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 この本からはメリッという怪音が聞こえる。【世界が壊れる最初の音】である。

【13年も前の書】が蘇るときが来るとは、思ってもみなかった。しかし2016年アメリカの大統領選挙の烈(はげ)しい崩れぶりをみて、内心で密かにかつての自著を思い起こしていた。…

その自著が、【西暦2003年3月】に世に問うた「世界政府アメリカの『嘘』と『正義』」である。

この発行年月日を見て気づくひとも少なくないだろう。そうです、2003年3月19日に【アメリカ、イギリス両軍がイラクに爆撃を開始】した。【イラク戦争の始まり】だ。…
さて、出版界には、風雲児がときおり現れる。
人を惹きつける本の書き手を見つける目利きであり、意欲的な出版の度が過ぎて失敗もなさるが、後世に残る書物を生み出す出版社の社長さんだ。
「世界政府アメリカの『嘘』と『正義』」は、その風雲児のひとりに
「青山さん、アメリカが分かる一冊を書いて欲しい」
と言われたことから執筆が始まった。
背景には、誰もが【アメリカは一体、何をしようとしているのかと不安や疑問でいっぱいだった】ことがある。
風雲児はこう仰った。
「青山さんは、自分の作家としての値打ちをまだ知らない。発想の斬新さ、話の展開の痛快さ、それから文章のパワーいずれも、自分を分かっていない。ぜひありのままの自分で一冊、書いて、世界の疑問である【アメリカを裸にして欲しい】」

わたしは正直、顔が赤らむのがわかった。
あまりに面映(おもは)ゆい話でもあったが、社交辞令は間違っても言わない、厳しい人の意外な言葉ではあった。…
今から思えば意外だが、ノンフィクションの書きおろしはまだ一冊も出していなかった。風雲児は、そこを突いたのである。

それから13年を経た今、信頼する国士の編集者から
「新書にしましょう。新書にして再生させましょう。時代はそれを求めています」
と提案があった。
時代とは何だろう。
それはいつも新しい危機の顔をして、わたしたちの眼前に現れる。しかし同時に、絶望の向こうにあるからこそ光ある希望の顔も隠している。
【2016年アメリカ大統領選挙は、アメリカの解体と、アメリカが築いてきた戦後世界の崩壊を意味】している。

それは2001年の9・11同時多発テロ、2003年のイラク戦争開戦から始まる【崩壊の過程が一旦ここで完成したことを意味】する。
【日本の70年余の支配者が膝をついて倒れる】、さあ、そのときに【われら日本国民はどう生きるか、何をするか】。

わたしはこの書を「アメリカ・ザ・ゲンバ」、America at the Scenes と改題し、この新書版まえがきと、それからあとがきを書きおろし、全文を精査して直すべきは直し、世に問い直す。…
【崩壊のあとには創造がある】。その永遠の真理が、本書を「アメリカ・ザ・ゲンバ」へと再生させる道程で甦ってきたのだ。
さあ、その高い空を、一緒に見て考えましょう。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物の著者は、現在、国会議員としても熱心にご活動されている尊敬すべき方であり、当ブログを始めるきっかけとなった書物の著者でもあります。今後の益々のご活躍を願っており、当ブログも微力ながら、日本を良くするために頑張ってまいりたいと思っております。

さて、著者は本文中で、「メリッという怪音が聞こえる」、そしてそれは、「世界が壊れる最初の音」だと書かれています。
その「世界」とは、「アメリカが築いてきた戦後世界」であり、「世界政府アメリカ」が「解体」される時代に突入したということになります。
そして、それは、敗戦後の、「日本の70年余の支配者が膝をついて倒れる」ということと同じ意味だということになります。
このことを言い表すときに、なぜか、「米中対立」の構図を軸にして、アメリカが敗れ、支那が勝つみたいな「妄想」をされる方々が多いのですが、全然間違っています(笑) あまりにもバカバカしくて、取り上げる気にもならないのですが、ここでいうところの「敗者」も「勝者」も、実はアメリカの中に存在しています。

つまり、それは、これまで「世界政府アメリカ」を築いてきた、アメリカの中の特定のイデオロギーを持った勢力が「敗れ去る」、そして、本来のアメリカが「勝ち残る」ことで、これから新しい世界の秩序が形成される時代に突入したということになります。

では、どんな勢力が「敗れ去る」のでしょうか?

当ブログでは、そのことについて繰り返し何度も書かせて頂いております❤
たとえば、最近のニュースから見てみますと。。。

☆トランプ陣営のロシア疑惑捜査「十分根拠ある」=前CIA長官
オバマ政権時のCIA長官が、トランプ大統領に噛みついていましたね❤

☆プーチン氏の米大統領選介入命令、CIAが16年8月に報告 米報道
ですが、その欺瞞が暴露されてしまって・・・

☆ロシア介入、オバマ氏は知りつつ「対応せず」 トランプ氏が批判
トランプ政権から、反撃にあうことになりました。

☆オバマ氏のロシア疑惑対応は「共謀」、トランプ米大統領が批判
さらに、トランプ&プーチンによって「止めを刺される」という失態ぶりですw

☆ロシアの介入否定にトランプ氏「満足」=プーチン大統領
さて、そんな大失態を演じた元CIA長官がジョン・O・ブレナンです。グアンタナモにおける拷問やCIAの秘密収容所設置などで、激しく非難された、あのジョン・O・ブレナンです。

ジョン・O・ブレナン
こちらもご参照❤
↓
☆ジョン・ブレナン テロ対策 オバマの秘密兵器
で、このジョン・O・ブレナンですが、こんな人物だったんです。
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 Brennan is the son of Irish immigrants from Roscommon, Republic of Ireland. He was born in North Bergen, New Jersey He attended the Immaculate Heart of Mary Elementary School, and graduated from Saint Joseph of the Palisades High School in West New York, New Jersey before enrolling at Fordham University in New York City.
While riding a bus to class at Fordham, he saw an ad in The New York Times that said the CIA was recruiting, and he felt a CIA career would be a good match for his "wanderlust" and his desire to do public service. His studies included a junior year abroad learning Arabic and taking Middle Eastern studies courses at the American University in Cairo. In 1976, he voted for Communist Party USA candidate Gus Hall in the presidential election; he later said that he viewed it as a way "of signaling my unhappiness with the system, and the need for change."
He received a B.A. in political science from Fordham in 1977. He then attended the University of Texas at Austin, receiving a Master of Arts in government with a concentration in Middle Eastern studies in 1980. He speaks Arabic fluently.
Brennan is married to Kathy Pokluda Brennan, with whom he has had one son and two daughters. 」
1976年の大統領選挙で、「アメリカ共産党」の「ガス・ホール」を支持したと。。。

元アメリカ共産党党首・ガス・ホール


アメリカ合衆国共産党ロゴ
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 アメリカ合衆国共産党(アメリカがっしゅうこくきょうさんとう、英語: Communist Party of the United States of America)とは、アメリカのマルクス主義政党。党首は2014年よりジョン・バックテル議長。

ジョン・バックテル
ソ連崩壊後は、党員の減少と高齢化に苦しんだが、現在のところ推計15000人の党員を維持している。党のウェブサイトでは、社会保障削減反対、移民の権利拡充、女性への暴力反対などを訴えている。2011年からニューヨークのウォール街で始まり、その後全米へ広がった反資本主義運動「ウォール街を占拠せよ」にも連帯を表明した。2008年と2012年の大統領選挙では、バラク・オバマを推薦し、彼の当選を「人民の勝利」とした。

1919年9月1日、モリス・ヒルキット率いるアメリカ社会党の改良主義的な路線に反対して離党した左派党員により結成。当初はアメリカ共産党とアメリカ共産労働党に分かれて出発したが1921年5月に統合した。発足時点の党員のほぼ7割はアメリカ国籍を持たない外国人、

とりわけ東欧系ユダヤ人で占められていた。
こちらもご参照❤
↓
☆オバマと、アメリカ共産党と、ユダヤ人


穏健派の社会党がわずか4万人の規模だったのに対し、結成から1ヶ月で共産党はアナーキストやその他の急進派も含め6万人の党員を獲得した。一時党員は数万人に達したといわれているが、1920年1月の司法長官ミッシェル・パーマーによる一斉検挙によって数千人の党員が逮捕され、特に海外生まれの党員は国外追放されて大ダメージをうけ、1920年代は沈滞する。共産党は地下活動を余儀なくされ、当局の弾圧を避けるため何度か党名を変更した。

ヘレン・ケラー

アメリカ社会党 ロゴ
詳しくはこちらもご参照❤
↓
☆ヘレン・ケラーが、こどもの教育にヨクナイ理由
1928年、ジェームズ・キャノンやマックス・シャハトマンらトロツキストが党から追放された。のちに彼らはアメリカ共産主義者同盟を結成し、1937年には第四インターナショナルの加盟政党である社会主義労働者党を結成した。

レフ・ダヴィードヴィチ・トロツキー
こちらもご参照❤
↓
☆日本の「珍パヨク(新左翼)」と関西地区生コン支部
1929年に大恐慌が米国を襲い、労働運動や社会改革運動が再び台頭の兆しをみせるなかで、共産党は学生運動や労働運動、公民権運動などに着手し、大衆運動に影響力を拡大しはじめる。他方で1930年代にはスターリンのモスクワ裁判を支持するなどの教条主義的、硬直的な態度は知識人や学生に幻滅をあたえ、後に「ニューヨーク知識人」と呼ばれるようになった社会学者のリチャード・ホフスタッターやダニエル・ベルらは離党し、敵対していく。」
この「ニューヨーク知識人」というのがネオコンの源流になります❤

詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆バチカンとマフィア
「1932年全国産業復興法(NIRA)が議会を通過し、翌1933年にはヒトラーがドイツで政権を掌握すると、それまで対立していたアメリカ労働総同盟(AFL)に党員を大量に入党させるなど他勢力との協調の道を探り始め、コミンテルンの人民戦線路線を積極的に採用し、ニューディール・リベラルなどとの共同関係を強めて反ファッショ運動の一翼を担う。そのなかでもとりわけ有名なのは、スペイン共和国支援のための国際旅団「エイブラハム・リンカーン大隊」である。リンカーン大隊は労働者を中心とする義勇兵の部隊で、1938年に撤退するまで前線で戦い続けた。」

国際旅団の旗
ここで、「国際旅団」についても見ておきましょう❤
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 国際旅団(こくさいりょだん、スペイン語: Brigadas Internacionales、英語: International Brigade)は、スペイン内戦の際、スペイン共和国政府により編成された、外国人義勇兵による部隊。マドリード防衛戦、ハラマ川の戦いなどでフランシスコ・フランコ率いる反乱軍や、同じく義勇軍を称していたドイツ軍・イタリア軍と戦った。部隊には延べ6万人の男女が参加したが、うち1万人以上が戦死した。部隊には55以上の国から参加者がいた。総参加者の内60-85%が各国の共産党員であり、また参加者の社会階層としては知識人や学生が20%、労働者が80%であった。マルローやヘミングウェイなどの文化人が指導的立場にあった。実態はコミンテルン主導の派遣軍であり、第二次世界大戦の前哨戦としての側面を強く象徴する集団であった。」

で、再び、アメリカ合衆国共産党について。
「 アメリカ共産党は第二次エチオピア戦争や日中戦争に対する反対運動を起こし、政府に対して戦争物資の対日出荷停止を要求した。」

1982年に日本共産党との関係が断絶したが、その後2004年1月の日本共産党第23回大会に、党副議長が来賓として24年ぶりに参加、祝電も送っている。
1987年11月7日には、ガス・ホール党首とアメリカ共産党幹部ジャルビス・タイナーがソ連革命記念日の式典に参加、ソ連のテレビ局のインタビューを受けた。」
で、CIAの前身が何だったのかと言いますと・・・

「 日本国憲法を使った二段階革命理論を推進したのは、CIA(中央情報局)の前身であるOSS(戦略情報局)にいた、アメリカ人共産主義者(日系二世らを含む)と、彼らに協力した野坂参三(のさかさんぞう)らの日本人共産主義者たちでした。
この観点から考えると、日本を戦争に追い込もうとする動き自体は、ソ連のみならず、アメリカのルーズベルト政権に巣食った共産主義者らによっても画策されていたわけであり、当時の日本の体制では、とてもではありませんが、狡猾な彼らの計画に対抗することはできなかったでしょう。事実、共産主義者らによる日本破壊計画は、日本の敗戦よりもはるか前から画策されていました。」
詳しくはこちらをご参照❤
↓
☆敵である連合国軍に協力していた「日本共産党」 ~ 野坂参三(元日本共産党名誉議長)とアメリカ

続きは次回に♥
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