2017-07-06 (Thu)

熊は、食肉目クマ科(クマか、Ursidae)の構成種の総称。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 僕には母と姉がいる。
物心ついたときから、父親はいない。母子家庭である。
当然、生活は楽ではなかった。おかずが三食、もやしだったことがある。

そのうち、もやしも出なくなって、ごはんだけになり、やがてごはんもなくなり、米のかわりにあられが食卓に出たこともある。

そんなとき、母は、
「今日のごはんは、あられたい!」
と明るく言い、僕と姉も喜んで食べた。
貧乏だなぁ…とか、惨(みじ)めだなぁ…とか思ったことはない。

☆青山氏「前川喜平が通った歌舞伎町ラブオンザビーチは暴力団経営。管理売春だと警視庁が考えたのはシステムが店外で5千円、暴力団直営ラブホなら3万円。そこに前川次官と、前の事務次官が通っていた。これのどこが女性の貧困調査なのか?」
当時の近所の人たちも、僕ら家族がそれほど貧乏だとは思っていなかったという。
なぜか?
母が無類のきれい好きで、僕たちを毎日、必ず銭湯に行かせたからだ。お金がないときは、
「持ってくっとば忘れました」
と言わせて入らせた。
たとえ着ている服がボロボロでも、清潔にしていれば大丈夫――母の知恵だ。

人の悪口は言わない。別れた夫(僕の父)への文句や愚痴も言わない。たとえ身内でも金の無心はしない。

そして、あいさつや片付け、食事のマナーなど、しつけにもうるさかった。幼少の頃は、とにかくよく怒られていた。

でも、僕がいじめにあっていると知ると、小さい体で相手の家や学校に、何度も乗り込んでいってくれた。
僕と姉のためには、文字通り、体を張ってくれていたと思う。
こう書くと、行い正しき理想の母のように思えてくるのだが、僕が今やっているものまね。そのルーツも、実は母にあるといってもいい。
とにかく「笑い」のツボがズレているというか、独特なのだ。なんでそういう発想をするのだろう、と思うことばかり。
おかげで僕の家にはいつも、笑いがあった。笑い声がしない日なんてなかった。

反抗期もなかった僕が、人生で一度だけ、母の言うことに逆らったのは「芸能人になる」といって東京へ出て行ったとき。
母が言ったように、芸能界は決して楽な世界ではなかった。楽しいこともあるけれど、つらいことやいやなこともたくさんあった。
そんなとき、僕にはいつも思い出す言葉があった。
「あおいくま」
母に教えられ、小さい頃からつねに僕の胸の中にある言葉だ。
あせるな
おこるな
いばるな
くさるな
まけるな
この五つの言葉の頭の文字をとって、「あおいくま」。
母はいつも言っていた。
「人生は、この五つの言葉たい」
いったいどんな母親だったのか。それはこの本を読んで知ってもらいたい。とにかく、いろいろな意味で「すごい」人だ。

おかげさまで僕も、2010年で芸能生活30周年を迎えることができた。
デビューこそ順調だったが、決して順風満帆な日々だったわけではない。特に人間関係ではいろんなことがあった。
そんなとき、何度も思い出したのが「あおいくま」だった。そしてそのつど、「あおいくま」に助けられてきた。
東日本大震災や長引く不況も重なり、新聞やテレビのニュースでは何かと暗い話題ばかりが先行している。
仕事場の人間関係で悩んでいる人。
親子や家庭の関係で悩んでいる人。
友だちとうまくいかなくて悩んでいる人。
こんな時代だからこそ、ポジティブに、そして明るく前を向いて進めるように、ひとりでも多くの人に、この「あおいくま」を知ってもらえたらうれしい。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させて頂く書物は、ものまねのコロッケさんが書かれた書物なのですが、以前、ディナーショーを拝見させて頂いたときに、お土産と一緒に買ってきたものでした。表紙がとてもかわいらしいからでしょうか?娘の方から、読んでみたいといってきたので、ビックリしたのを覚えています。中学生でも簡単に読めて、しかも、一部では学校の授業でも使用されている書物ですから、ぜひ、手にとって繰り返し御覧なさってください。お勧めの書物です。

さて、私たち日本人は、元々用いていた言葉の「和語(やまとことば)」、そこに、あとから持ち込まれた「漢語(もろこしのことば)」やカタカナを充てる「外来語」、あるいは新しくつくられた「和製漢語」、そして「ひらがな」など、これらを自由自材に駆使して生活をしている高度な文明であることは世界的にも知られています。
さきほどの、「躾」という文字も、私たち日本人が造り出したものです。

支那人に「しつけ」の概念なんて存在していませんので、それを表現する「漢字」が無かったという、とても分かりやすいお話ですね♥

こちらもご参照♥
↓
☆何て読む? → 「子子子子子子子子子子子子」
それでは、「あおいくま」で示されている5つの言葉について見てみましょう。
まずは、あせるな。「あせる」の意味は、
① 早くしなければならないと思っていらだつ。気をもむ。落ち着きを失う。気がせく。「勝負を―・る」「―・ってしくじる」
② 不意のことで動揺し、あわてる意の俗語。「乗り遅れるかと―・ったよ」
③ いらだって暴れる。手足をばたばたさせる。
で、ネット上では「焦」や「汗」という漢字から意味を紐解かれている解説が見られます。これは、語源がハッキリしていないためでもありますが、「焦」や「汗」という漢字から意味を推しはかることに違和感があります。
たとえば、「あ・せる」とした場合、この「せる」は「せめる」「せまる」と同根なのではないかとも考えられます。「和語(やまとことば)」の「せ・む(迫む、攻む、責む)」は、相手に接近し、距離をつめて寄ることが原義になります。
また、ゆとりがなくせまい状態を表す「せ(狭)」、その形容詞である「せし(狭し)」、物の自然な流れ・通行などに介入してその動きを止めたり、狭めたりして、進行を遮る意味の「せく(塞く、堰く)」、あるいは「せき(関)」といった言葉も、すべて同根になります。
で、「あ・せる」は、ゆとりがなくせまい状態になっていることをイメージすることができ、それが誰なのかといいますと、もちろん「あ(吾、我)」ということになるのではないでしょうか?

次に、おこるな。「おこる」の意味は、
① 不満・不快なことがあって、がまんできない気持ちを表す。腹を立てる。いかる。「真っ赤になって―・る」
② よくない言動を強くとがめる。しかる。「へまをして―・られた」
ですが、この「おこる」という言葉は、ずっと新しい言い方で、本来の「和語(やまとことば)」は「いかる(怒る)」になります。
「いか」というのは「いかし(厳し)」や「いかめし(厳めし)」と同根で、体を大きく角張るかっこうをすることの意味になります。
現在でも「イカツイ」という言葉を良く聞きますね♥

続いて、いばるな。「いばる」の意味は、
① 威勢を張って偉そうにする。えばる。「部下に―・る」「手柄を―・る」
ですが、これも、語源がハッキリしていない言葉になります。
あえて書かせて頂くとすれば、「いばる」を「い・ばる」と考え、「い」は雷光のような激しく恐るべき威力の意である「いつ(稜威、厳)」から来ている言葉なのかも。。。
ちなみに、「いつ(稜威、厳)」というのは、「伊都」とも書かれています。
以前にも書かせて頂いておりますが(続きがあるのですが、すっかり忘れてしまっており、まだ書いていませんでした(^_^;))、

漢委奴国王印
学校の授業で見覚えがあると思いますが、この「漢委奴国王印」は、「漢」の「委奴(いと)の国王」の「印」という意味です。「倭」ではなく「委」と刻印されていますので、お間違えないように。
で、その「委奴(いと)」というのは、「伊都国(いとこく)」のことです。現在の福岡県糸島市(いとしまし)付近になります。
ポイントだけ申し上げておきますと、神武天皇の即位年であると伝えられる西暦57年に、この「漢委奴国王印」が渡されたのですが、これは当時の「祭祀の王」に渡されたものではないかと考えています。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆嘘をついて生きている人
次の、くさるな。「くさる」の意味は、主に、
① 細菌の作用で植物性・動物性のものが分解して変質する。食物などがいたむ。腐敗する。「魚が―・る」
② からだの組織が破れ崩れる。うみただれる。「凍傷で指先が―・る」
③ 木・繊維・金属などが風化したり酸化したりしてぼろぼろになる。朽ち崩れる。腐敗・腐食する。「柱が―・る」「さびて―・ったナイフ」
④ 物が変質して、嫌なにおいがついたり汚れたりして使えなくなる。「金魚鉢の水が―・る」
⑤ 純な心が失われてだめになる。精神が救いようがなく堕落する。「性根が―・っている」
⑥ 思いどおりに事が運ばないため、やる気をなくしてしまう。いや気がさす。めいる。「気が―・る」「原稿が没になって―・っている」
といった感じですが、「和語(やまとことば)」の「くさし(臭し)」、「くさる(腐る)」、「くそ(糞)」と同根で、説明するまでもないと思います。

最後の、まけるな。「まける」の意味は、主に、
① 相手と戦ったり争ったりした結果、力の劣った立場になる。敗れる。「試合に―・ける」「賭けに―・ける」
② 他と比べて劣る。圧倒される。劣勢である。「腕力では誰にも―・けない」「―・けずにやり返す」
③ 欲望や働きかけなどを抑えることができなくなる。また、悪い条件や困難な状態を切り抜けられなくなる。「誘惑に―・ける」「夏の暑さに―・ける」「相手の熱意に―・ける」
といった感じですが、「和語(やまとことば)」の物の形や動きが渦状になる意や他のものを軸にして渦状にまわしてつける、まとわせる、からませるといった意味の「まく(巻く、捲く)」、相手の力に巻き込まれる、圧倒され動きがとれなくなる意の「まく(負く)」と同根になります。

いかがでしょうか?
日本語の楽しさが、ご理解いただけましたでしょうか?
皆さんも、ぜひ、「あおいくま」の意味を理解して、実際の生活に活用されてみてください。
ちなみに、当ブログでは「な」無しの「あおいくま」という言葉もご紹介させて頂きますが、さきほどの5つの言葉から「な」を削除して、
あせる
おこる
いばる
くさる
まける
という言葉を実際に実践されているのが、現在、何をやっても負けっぱなしの「パヨク連中」です(笑)

続きは次回に♥
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