2017-03-16 (Thu)

大韓帝国において行政機関とは別個の司法機関が設けられたのは、甲午改革(1894年)及び乙未改革(1895年)によるものが最初であった。
日本からの独立後、大韓民国においては、大韓民国第一共和国憲法の導入と独立国家としての大韓民国の組織化に至った。大韓民国が存在している間に、憲法は何度か修正され、あるいは改正された。直近の改正は1987年の第六共和国 (大韓民国)創始時になされたものである。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【憲法とは何か】を考えるうえで、【不平等条約を結ばされた歴史を理解しなければならない】。

安政の五か国条約の内容は、片務的最恵国待遇、領事裁判権、関税自主権喪失である。これら【すべてに共通しているのは、相互主義の欠如】である。

ヨーロッパ人が作った(それがどのように悪辣に形成されたかは、小書『歴史問題は解決しない』(PHP研究所、2014年)を参照されたい)近代国際法秩序においては、【対等の主権国家どうしが相互に対等の権利と義務を認め合って、国交が始まる】。国家承認、在外公館の創設と治外法権、使臣の信任状、パスポートの発給などの権利を認め合う。

いずれも【相互に承認し合って、外交関係の樹立】である。【対等の関係】であればこれらは相互に認め合う。…
ところが、【相互主義が幕末日本には認められなかった】。…

【日本は格下の国として扱われた】。試しにパスポートを開いてみよ。

俗に「パスポートは海外旅行の際には命の次に大事」と言われる。なぜか。日本国の場合、外務大臣の名義で「この者が貴国を安全に旅行できるように要請する」と書かれてある。差遣国は自国民に現地の法律を遵守する義務を周知し、受入国は法の保護を与える。では、この契約が破られた時はどうなるのか。もちろん、最初は外交交渉で解決をはかるが、【最終的に決着を図る手段は戦争】である。

つまり、「この者が貴国を安全に旅行できるように要請する」の次には「もしこの契約を破れば戦争を覚悟せよ」との含意があるのである。

ただし、【戦争と武力制裁は異なる】。【戦争とは、対等の主権国家どうしが行なう決闘】であり、文明の儀式である。この、【戦争を行なえる国を文明国という】。

では、【戦争によって自らを守れない国はどうなるか】。


☆発射訓練「在日米軍目標」と北朝鮮軍が明言
【一方的に制裁されるだけ】である。

こちらもご参照♥
↓
☆黄禍論って何? ~ 核爆弾落ちたら、日本死ぬ。。。
☆一分間だけ。。。そう、たったの「一分間だけ」なんです
時に、【併呑され滅亡の憂き目を見る】。ヨーロッパの列強は、「お前たちは文明国ではない」と因縁をつけて有色人種の土地を奪い、奴隷にしていった。【植民地である】。


同じ白人でもポーランドは周辺諸国に分割されている。【肌の色の異なる相手には、なおさら容赦なかった】。ヨーロッパよりはるかに古く優れた文明を持つインドも、イギリスの植民地にされた。
こちらもご参照♥
↓
☆あなたの肌の色は何色ですか? ~ 日本人が人種差別意識を持っていない証拠
オスマン・トルコ、ペルシャ、清は戦争でことごとく敗北したが、完全に植民地にされることはなかった。これを【半文明国】と称する。
では、幕末の我が国はどうか。自称・文明国に「お前たちは文明国ではない」と因縁をつけられて、戦うことなく受け容れた。しかし、【戦うことなく半文明国の地位を手に入れた】とも言える。…
井伊直弼の不平等条約調印は、苦渋の決断だが、植民地にされるのを戦うことなく防いだと評されるのは、これが本質である。

日本開国百年記念切手 井伊直弼
ただし、これは【現状の中の「最悪の中での最善」】であって、永遠に固定されるべき性質であってはならない。
江戸幕府批判の主張は(まさに、これが明治政府の存在理由になるのだが)、【「徳川将軍家と幕閣だけの政権では、日本は半文明国のままである」】である。【大英帝国のような超大国を相手にしても対等の関係に立つ文明国になる】。これが討幕派の主張である。【文明国として認めさせるためにこそ、憲法をはじめとする法典整備が必要だった】のである。

不平等条約調印はギリギリのところで日本の植民地化を防いだが、徳川将軍家の権威は失墜した。』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させて頂きますこの書物は、「憲法」がどれほど命懸けの経緯を経て成立したか、またそこには、どれほどの人々の想いが込められているか、について感動的な幕末・明治の時代が描かれた書物です♥
もちろん、当ブログお勧めの書物です♥

さて、先日、ようやく朴槿恵大統領の弾劾を妥当とする認定が言い渡され、少しだけ前進しましたね♥ しかも、裁判官8人全員の合意だったようで、まあ当然の成り行きですね。
この判決について、私たち日本人は、何も意見をする必要はありません。日本とは関係の無い、異国の出来事です。
ですから、デモ隊に紛れて、日本人が散見されていることは、非常に失礼なことであり、異国への内政干渉に当たります。


☆韓国で史上最大のデモ、日本から革マル派と中核派も参加して共闘
なぜ、日本人がわざわざ「おカネ」と時間がかかる異国に行ってまでデモに参加するのかと言いますと、単に「おカネ」が貰えて得をするからです♥

では、誰が「おカネ」を出しているのかと言いますと、それによって得をする者、つまり、韓国の混乱で得をする「北朝鮮」と「支那」です♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆『過去を記憶できない者は、過去を繰り返すよう運命づけられている』
同様に、私たち日本の沖縄でも、外国から「おカネ」を貰って活動している連中がいますね♥

☆「沖縄県民も我慢の限界」 我那覇真子氏、偏向報道や独立論を批判
首謀者の一人が、この朝鮮人です♥

その「お友達」が、コレです♥

さて、今回ご紹介している書物は、私たちの日本で「憲法」というものが生み出されるまでの感動的な幕末・明治の物語を描いたものですが、現在の韓国で憲法が成立したのは、1948年のことでした。その後、1987年の憲法条文の全面的な改正まで、なんと9回も内容を書き換えているんです♥
自分たちは、9回も全面的に書き換えておきながら、なぜか、よその国である私たち日本の憲法改正に対して、イチャモンをつけてくるというタチの悪さがあります♥

ところで、この1987年の改正のときに、初めて「憲法裁判所」が作られました。その時にできた「大韓民国憲法裁判所」が、今回の朴槿恵大統領の弾劾妥当という判断を下したんです。

ところで、そんな「憲法裁判所」についてですが、ここに、興味深い写真があります。



お気付きになられましたでしょうか?

そう、コレです♥

皇室の菊花紋と帝国陸軍の正帽に刺繍されていた五芒星を合わせたような図柄ですが、

皇室の菊花紋(十六八重表菊)

それよりも何よりも、中心に据え置かれている漢字の「憲」。当然ながら、これは「憲法」の「憲」だと考えられるのですが、これって「日本語」ですよね♥

「 憲法というのは何かということを、今の日本人は全然よくわかっていない…
ところが、明治の元勲たちは見事にそれに気づいた、憲法とは何かという深いところまでちゃんとわかっていたということがすごいと思うんです。…
木戸高允がヨーロッパに行ったころ、あるいは坂本龍馬が船中八策(せんちゅうはっさく)を作ったころは、まだconstitutionの訳語が「憲法」とは固まっていない時代で、木戸は「政規典則(せいきてんそく」)、坂本龍馬は船中八策の中で「天下の律令」と言っています。でも、何かよくわからないけれど、そういう国の根本的な決まり事を定めないとダメなんだと、みんな思っていたんです。
ですから、帝国憲法には、…吉田松陰以下の人々、小栗上野介(おぐりこうずけのすけ)など幕末に幕府方として散っていった人々、あるいは明治政府と戦った板垣退助や大隈重信も含めて、その人たち全員、敵味方関係なく日本人全員の思いがこもっているんです。そのことをまず、お母さんたちにわかってもらいたい。
憲法とは伝統であり国柄である。それが本質である。条文は一番どうでもいい話なんです。憲法は条文ではない。…
よくグローバルスタンダードと言いますね。わが国では実はとっくにやっているんです。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆今の日本人が全然よくわかっていないこと ~ 國体って何?
「 そもそも「日本とは何か」を追求していくと、「建国の精神は何か」を考えざるを得ません。…
もし、「日本の建国の精神を答えなさい」と試験に出されたら、どのように答案を書くでしょうか。これが「アメリカの建国の精神は何か」「フランスの建国の精神は何か」という問題であれば、「自由」「自由、平等、博愛」とすぐに答えを書けたりするでしょう。
不思議なもので、私たちは外国の建国の精神は学校で教えられることもあってか、素直に頭に入ってくるらしい。
それはさておき、「日本の建国の精神」は何でしょうか。「日本に建国の精神があったのか」と戸惑う人もいるかもしれません。「一言では言えない」と思われる人も少なくないでしょう。私の考えを披露すると、それは「和」です。「和」というのは「みんなで仲よくしましょう」ということだけではありません。「まとめる」という意味もあるのです。それは日本国憲法に表れています。
「憲法は国の基本法である」と私たちは思っていますが、昔はそれを「國体」と呼んでいました。国の形、国柄のことです。國体を英語にすると「constitution」であり、いまはconstitutionを國体と言わずに憲法というだけのことです。明治維新以降、…「憲法」という単語を発明したのです。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆「憲法は国の基本法である」と私たちは思っていますが。。。
やっぱり、朝鮮人も支那と同じで、古来より私たち日本人に理想を求めているんでしょうか(笑)

でもやっぱり、そうなることができないなんて哀れですね♪

こちらもご参照♥
↓
☆昔から、日本に憧れていた「あの国」♥
☆遣隋使や遣唐使よりも、はるかに多かった「遣日使」
続きは次回に♥
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