2017-03-01 (Wed)

ジョージ・サンタヤーナ(George Santayana、1863年12月16日 - 1952年9月26日)はスペイン出身のアメリカの哲学者・詩人である。本名はホルヘ・アグスティン・ニコラス・ルイス・デ・サンタヤーナ・イ・ボラス(Jorge Agustín Nicolás Ruiz de Santayana y Borrás)。
1863年にスペインのマドリードで生まれ、1872年にアメリカに移住してボストン・ラテン・スクールとハーバード大学で哲学者ウィリアム・ジェームズなどから教育を受けた。1907年からハーバード大学で哲学の教授に就任し、1912年からフランスやイタリアへ移っている。ヘーゲル的観念論の立場から哲学、美学の研究者として著作や論文を発表している。晩年はイタリアで過ごし、1952年9月26日にローマで没。



戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 (問題) 本書のこれまでの内容を踏まえて、「【急激に軍事大国化する中国】は、【アジアの平和と安全にとって脅威】である」という主張に対する最終的判断を選べ。
①国防費の大幅増額への支持を煽るために右派が考え出した、偏執狂的妄想である。
②中国の【現状変更的意図】、【急速な軍事力増強】、【次第にエスカレートする侵略行為】を合理的に判断した結果に基づく、【当然の懸念】である。

「団結すれば栄え、分裂すれば倒れる」というよく引用される格言があるが、新約聖書にも「どんな町でも家でも、内輪で争えば成り立って行かない」(新共同訳)と書かれているように、これは昔も今も変わらぬ真実である。

聖徳太子
こちらもご参照♥
↓
☆日本の偉大なプリンス ~ 聖徳太子
ここで重要なのは、【経済力と軍事力によってアジアに平和を構築】し、【同盟関係の堅持によってこれを守る】ためには、【まず「中国はアジアの安全保障にとって大きな脅威となり得る」という政治的合意が不可欠】だという事実である。…

急速に台頭する【中国によって引き起こされた深刻な安全保障上の脅威】に平和的に対抗するには、第一に、【経済的・軍事的その他の対抗策について政治的な合意ができていなければならない】。

だが、自由で開かれた民主主義国家においてこうした政治的合意に到達するのは至難の業だと思われる。経済的利害は対中貿易との関わり方によって異なるし、利益団体は大義のために団結するより対立し合う道を選びがちである。【独裁的な中国政府は外国の中国報道に強力なメディア統制を敷き、西側のジャーナリストや大学は一貫して自主規制をおこなっている】。


こちらもご参照♥
↓
☆「しつけ」で親がもっともやってはいけないこと ~ 植木等の「ハイそれまでヨ」と「朝日新聞・若宮啓文」
【この分裂状態こそ】が、【「対中戦争の可能性について考えるべきだ」という政治的合意の形成を西側の民主主義国、特にアメリカで長い間阻んできた元凶】である。


言うまでもないことだが、【現実から目を逸らすというこうした状態がこのまま続けば、物語の結末はわれわれ全員にとって苦いものになる】だろう。
もちろん、【今ならまだ間に合う】。戦争よりも遥かにましな、遥かに平和的な方法で問題を解決する道はある。真実が明らかになり、リスクの大きさ、壊滅的被害の及ぶ範囲の大きさを中国人とわれわれの双方が完全に理解できるようになりさえすれば、希望は見えてくる。

平和が栄えるためには、【この真実が自明の理となる必要がある】。

この真実を探求することこそが本書の目的だった。この精神に則って最後に、スペインの哲学者ジョージ・サンタヤーナの格言
「過去を記憶できない者は、過去を繰り返すよう運命づけられている」
を逆にした言葉を掲げ、本書を締めくくることにしよう。
「将来どんなことが起こり得るかをすべて想定できる人間には、その中から最善のものを選び、最悪のものを避ける、最上のチャンスが与えられている」 』

いかがでしょうか?
今回ご紹介させて頂きますこの書物の著者は、トランプ大統領の「四頭体制」のメンバーの一人である、ピーター・ナヴァロです。

ピーター・ナヴァロ
著者の考え方は非常にシンプルで、「支那からモノを買うな!」です♥

つまり、中国の経済成長を減速させる、中国との貿易関係の「リバランス」を図る、そして中国の軍拡を減速させれば、アジアにおける潜在的覇権国になることができない。そのためにも、「支那からモノを買うな!」ということです♥

そして、重要なポイントが、繰り返しになりますけれども、
( 日本 + アメリカ ) > 支那
という形で、圧倒的なパワー(軍事、金融、経済、文化他あらゆる領域)で、その「差を見せつける」ことです。

そして、このことはすでに既定路線であって、現在、あるシナリオに沿って、世界は動いています♥

詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆トランプ新大統領誕生で加速すること ~ 世界の流れは「ABCDEFG」
ところで、一昨昨日に、マサオ君暗殺の件について書かせて頂いておりますが、本日もそのお話を少し。(※これを書いているのが2月20日になります)

いわゆる「戦わずして勝つ」とか、「用敵」とかいった権謀術数を駆使したやり口は、実力や数で劣る「卑怯で卑劣な」共産主義者の常套手段です。
こちらもご参照♥
↓
☆砕氷船のテーゼ ~ 日本共産党が「アメリカ反対」な理由
典型的なのが、韓国の現政権の例です。完全に北朝鮮や支那に国内を撹乱されて、国家の体裁が首の皮一枚で・・・っていったところでしょうか♥

☆朴大統領支持率4%に=史上最低を更新-韓国
同様に、私たち日本では、日本人ではない党首をトップに据える「民進党」が、日本共産党によって、まんまと扇動され、どんどん支持率を落としてますね♥ これ、どう見ても、日本共産党の作戦勝ちですね♥ 「民進党」って頭が悪すぎでしょwww
日本共産党からすれば、自民党と民進党を戦わせて、まず野党の中で邪魔な民進党を弱体化させ、離反した民進党支持者、反自民層の取り込みを図りたいわけで、少しは立ち止まって真剣に考えるということができないんでしょうか♥

時事世論調査

NHK世論調査

☆内閣支持率66%に上昇、日米首脳会談を評価か

こちらもご参照♥
↓
☆赤尾 由美 民進党(笑)。 - さようなら、日本を守る気がない反日政党
で、同じように、マサオ君暗殺を考えてみますと、前回も書かせて頂いていますが、支那側に暗殺のメリットはございません。「駒」として温存しておきたいからです。

では、北朝鮮にとってはどうかと申しますと、後継争いの芽を摘む、現政権に対抗する政府の樹立をさせないため、など色々と可能性はあるのですが、北朝鮮にとっての安全な状態というのは、自国にとっての敵性国家同士が争ってくれている状況にある、というのが最も重要で、具体的には、①アメリカと支那、②韓国と支那、③日本と支那、④日本と韓国、⑤アメリカと韓国、⑥日本とアメリカです。
ここで、⑥日本とアメリカの可能性は消えましたが、説明するまでもないと思います。

②韓国と支那と、③日本と支那と、④日本と韓国は、すでに疑いようの無い「険悪な関係」にあります。
⑤アメリカと韓国については、親北朝鮮政権樹立で可能となりますので、いま、北朝鮮が一生懸命韓国国内を撹乱していますね♥
北朝鮮にとって問題なのは、①アメリカと支那です。
対中強硬路線を採ると考えられているトランプ政権に対して、支那の譲歩のカードとして「北朝鮮」は利用できるんです。韓国への「THAADミサイル配備」との交渉のカードとしてです。
貿易面など、諸々の問題はあるけれども、今後徐々に解決していくとして、当面の課題である北朝鮮の現政権を倒し、「駒」を使って新政権を樹立させ、アジアを平和にしよう(THAADミサイル配備も中止してね!)、ついては米中二国間で協力してやっていこう・・・という感じで、手を組まれることが、北朝鮮にとっては非常にマズイわけです♥

それでは、北朝鮮の殿下は、どう考えるのでしょうか?

ここからは、次のリンク先の記事を参照にしながら見ていきましょう。
↓
☆金正男氏の後継者問題に見る 中国共産党、習派と江派の争い
まず、前提として、習近平は2012年に国家主席になっていますが、未だに金正恩と首脳会談をしていません。金正恩の後ろ盾となっているのは、習近平ではないからです。

『 大紀元評論員・謝天奇
金正男氏の後継者問題に見る 中国共産党、習派と江派の争い 2017/02/17 11:30
中国当局は、金正恩政権が崩壊した場合、代わりに金正男氏を新たな指導者に擁立しようと考え、金正男氏を保護してきた。(略)
北朝鮮の金政権は長い間、前総書記の江沢民が率いる派閥の支配下に置かれていた。海外メディアも周永康、曽慶紅といった江派閥の重鎮と金ファミリーとの密接な関係や、江派閥要員が北朝鮮の核開発に関与したことを報道している。北朝鮮の最高権力を掌握してから、金正恩氏は江派閥の周永康や劉雲山と頻繁に接触していることが分かる。
一方、習近平氏の対北朝鮮戦略は、江派閥の戦略と大きく異なっており、金正恩政権と距離を置いている。国家主席に就任後5年間、今まで一度も金正恩氏と会談していない。
中国共産党政権の金正恩氏に対する「中国の地盤(勢力範囲)内で金正男氏の暗殺を企むな」との警告は、北朝鮮金政権の支配において、中国共産党内の習近平派、江沢民派、各派閥間で共通認識だったと考えられる。同時に、金正恩政権に対して、越えてはいけないレッドラインを突きつけた。しかし金正男氏はマレーシアで暗殺されてしまう。(略)
金正男氏が暗殺されたことは、中国共産党内部の習近平派と江沢民派の共通認識が打ち破られ、抗争が激しさを示している。(略)
いまや、江派閥の支配を受ける金正恩政権は、習近平政権下の国内外情勢をかく乱し、江派勢力を復活するための一つの駒となった。
金正恩暗殺計画も?窮地に追い込まれた北朝鮮
金正男氏が暗殺される前、米国、日本、中国などの国際情勢でも大きな動きがあった。
2月12日、訪米中の日本の安倍晋三首相とドナルド・トランプ米大統領が首脳会談した直後、北朝鮮は日本海に向かって弾道ミサイルを発射した。これを受け、13日、トランプ大統領は記者会見で、北朝鮮問題について「明らかに極めて重要な問題だ」「より強力に対処していく」と強調した。また国連安保理は緊急会議を開き、北朝鮮に対して「さらなる重大措置を採る」と非難声明を発表した。
朝鮮半島問題は、米国のアジア太平洋地域外交の核心であり、また米中関係の重要問題の一つでもある。トランプ大統領は中国の習近平国家主席と2月9日電話会談をした際、「一つの中国」原則について尊重する意向を伝えた。中国国内メディアは米中双方が今後密接な連携、タイムリーな意見交換、各方面での協力強化、両国の首脳会談の早期実現などで意見が一致したと伝えた。電話会談において両者は北朝鮮の核問題と金正恩政権について意見を交換したと思われる。(略)
中国清華大学現代国際関係研究院の閻学通・院長は16年2月9日、米紙「ニューヨークタイムズ」の取材に対して、「習当局はすでに北朝鮮を盟友として見なしていない」と発言した。(略)
韓国国防省は今年1月初め、金正恩氏を含む北朝鮮指導部を排除し暗殺任務を行う特殊部隊を年内に創設すると発表した。韓国メディアによると、この計画に米国特殊部隊も参加するという。
一方中国国内では、対北朝鮮制裁の強化を主張する強硬派学者、中国共産党中央党校国際戦略研究院の張璉瑰教授は2月15日、国内外交問題サイト「鈍角網」が主催した討論会で、米トランプ政権が対北朝鮮の強硬姿勢で「今年北朝鮮に対して軍事的動きがみられる可能性が高い」との見解を示している。
中国共産党内の派閥抗争は重要な時期に差し掛かっている。今年秋に開催予定の中国共産党第19回全国代表大会(19大)の前、法的な裁きを恐れる江沢民派閥はあらゆる手段を使って、必ず反撃してくるだろう。(略)』

いかがでしょうか?
御覧頂きました通り、マサオ君暗殺によって、習近平国家主席は、「駒」を使って新政権を樹立するという貴重な譲歩のカードを失ってしまいました♥
それでは、面子を潰された習近平は、怒りに任せて、金正恩暗殺や北朝鮮侵攻といった手段が採れるでしょうか?それこそ、無法国家・侵略国の支那という烙印を国際社会の目にするところで押されることになるんです♥
そもそも、習近平も、支那が直接的に、北朝鮮の政権転覆に手を下すことはしないと思います。実力や数で劣る「卑怯で卑劣な」共産主義者のルールにそぐわないからです。
であれば、貴重なカードは、習近平ではなく、江沢民そして金正恩側にあるということです。
ここからは、幾つものシナリオがあるかと思いますが、前回も書かせて頂きました通り、日米が北朝鮮をコントロールせよって支那側に強く要求することになっても、習近平は何もできず、逆にアメリカに対して、アメリカが主体的に解決せよっていう流れになるのではないでしょうか?
最も理想的なのは、日米が北朝鮮に軍事力を行使しても、支那は見て見ぬふりをするという、これまでに無かった新しいアプローチではないかと思います。
続きは次回に♥
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