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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  「アルプスの少女ハイジ」と、「ピンク・レディー」と、「奴隷」

    「アルプスの少女ハイジ」と、「ピンク・レディー」と、「奴隷」

    ジェシー・ウィルコックス・スミス 『ハイジ』
    ジェシー・ウィルコックス・スミス 『ハイジ』

    『アルプスの少女ハイジ』(アルプスのしょうじょハイジ、Heidi)は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリ(又はスピリ)の児童文学作品である。1880年から1881年に執筆された。原題は『Heidis Lehr- und Wanderjahre』(ハイジの修行時代と遍歴時代)及び『Heidi kann brauchen, was es gelernt hat』(ハイジは習ったことを使うことができる)という。

    ジェシー・ウィルコックス・スミス 『ハイジとおじいさん』
    ジェシー・ウィルコックス・スミス 『ハイジとおじいさん』





    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 2016年4月27日、スイスの下院は、かつて【国家が強制労働をさせた子供たちに対して補償金を支払う】ことを決めた。

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    奴隷になった子どもたち、背景には社会の貧困も

     この強制労働は、戦時下外国人の子供をこき使ったという話ではない

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    【被害者はれっきとしたスイス国民】で、スイス1800年から1970年ごろまで、なんと160年以上も、【貧困家庭や離婚家庭の子供たちを教育という名目で強制的に「保護」し、孤児院に入れたり、「里子(さとご)」として斡旋したりしていた】

    驚き

     これはもっと侮蔑(ぶべつ)的【「Verdingkind=子供召し使い(?)」】という言葉呼ばれていたのだが、この差別的雰囲気をうまく日本語に訳せないので、ここでは「里子」としておく。「里子」の引き取り手は、主に安い労働力を欲していた農家などだったが、【ときには炭鉱で働かされたり、薬物実験に回されたりする子供もいた】という。

    驚き 女性 いや 

     いくつかの州においては、【「里子」を取引する市場】定期的に開かれた

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    【そこで子供たちは家畜のように吟味された】というから、【まさに奴隷市場】だった。

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     ただし、本当の奴隷市場とは違い、【引き取り手はお金を支払うのではなく、「里親」として国から教育費をもらった】

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    …そして【子供たちの人権は一切剥奪】され、実質的には、【「里親」となった人間に生殺与奪の権利が与えられた】

    ポイント 女性

     こうなると、子供たちの運命「里親」によって決まる多くの子供たち4、5歳ぐらいから賃金も小遣いももらえないままただ働かされた戦後は、最低限の義務教育は受けさせてもらったが、それより以前は学校などとは縁がなかった

    驚き 8

     【虐待は日常茶飯事】で、さらに運の悪い子供たちは、【飢えや寒さや性的虐待にも見舞われた】【妊娠すれば堕胎させられ、断種や強制避妊も行われた】。しかし、【虐待がわかっても、警察や行政はほとんど介入することはなかった】

    驚き 6

     要するに【子供たちは社会のクズのような扱いを受け、お金がないのでいつまでたっても自立できず、農奴の状態を抜け出せぬまま一生を終える】ことも稀ではなかった。

    驚き 3

     1910年には、【スイス全土で14歳未満の子供たちの4%もが、「里子」に出されていた】

    ポイント 女性

    歴史家マルコ・ロイエンベルガーによれば、【児童労働は国家の政策として、組織的に行われていた】という。…

    ポイント 女性

     驚くべきことに【この「里親」制度が正式に中止されたのは1981年】である。… 』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    この書物は、普段、私たち日本人が知らないスイスのことについて、色々な角度から書かれている良書です。

    もちろん、当ブログお勧めの書物です♥

    さて、自国民である子供たちを、奴隷として売買していた社会システムが、あのスイスで存在していたのが、1981年まででした。

    私たちの日本で、1981年と言えば、あの「ピンク・レディー」が解散した年です♥

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    皆さんも、ショックではありませんでしょうか。。。

    「ピンク・レディー」の解散がショックなのではなくって、スイスに児童奴隷売買システムが存在していたってことが。。。

    スイス子供と聞いて、私たち日本人の多くは「ハイジ」を思い浮かべるのではないでしょうか?

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    実は、この「アルプスの少女 ハイジ」は、盗作だと言われていて、スイスにおける現実に近いお話ではなくまったくの「空想」なのかもしれませんね♥

    ポイント 女性 重要 5

    であれば、ひょっとすると、「ハイジ」「奴隷」のような「Verdingkind」だったかも・・・ということになります♥

    以下は、Wikipediaからの抜粋です。

    「 2010年ドイツの文学研究者ペーター・ビュトナー(Peter Büttner)により、この作品が1830年にドイツの作家、ヘルマン・アーダム・フォン・カンプが発表した作品「アルプス山地の少女アデライーデ(Adelaide - das Mädchen vom Alpengebirge)」に酷似していることが指摘され、本作の下敷きとなった可能性が高いとした。この指摘にはスイスの新聞「ハイジは盗作だった」と報じるなど波紋を広げた。」

    さて、そんな奴隷のような「ハイジ」が存在したのが40年ほど前のことですが、現在も、そんな奴隷を欲してやまない連中がいます♥

    ポイント 21

    とても分かりやすい例が、ドイツが中心となって推し進めていた「難民」受け入れ政策こそ、「現代版奴隷貿易」です♥ その「難民」が、いつの間にやら「移民」にすり替えられちゃっていますけれど本質は「現代版奴隷貿易」です♥

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    詳しくはこちらをご参照♥

    いまでも「奴隷」っているの? ~ SEALDsでは理解ができない「難民問題の本質」



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    最近、大騒ぎになっている「入国禁止令」。いま、これを書いているのが1月31日ですので、投稿時点では解決しているかもしれませんが、これに反発している連中「現代版奴隷貿易」の推進派・賛成派です♥

    トランプ 入国禁止 国務省職員 抗議

    州ごとの対応を見れば、すぐに理解できます

    米大統領令への各州の対応

    反対しているのは、いわゆる「サンクチュアリ・シティ」と呼ばれる町が集中している州です。

    サンクチュアリ・シティMAP
    サンクチュアリ・シティの位置

    もちろん、民主党の地盤でもあります。

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    2016年アメリカ大統領選挙(※サンクチュアリ・シティを地盤としている民主党)

    詳しくはこちらをご参照♥

    メディアが報じない・・・アメリカの『サイ(犀)』と『サンクチュアリ・シティ(聖域の町)』



    反対を表明した企業、たとえば、アップルグーグルスターバックス・・・

    然(さ)もありなん、「脱税企業」のオンパレードですね♥

    ポイント 女性 重要 5

    暴れん坊将軍トランプ大統領が、何か行動すればするほどアメリカ国内の構図が明白になってきます。

    皆さんも、よ~く観察してみてください♥



    続きは次回に♥




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