2017-01-30 (Mon)

『カラマーゾフの兄弟』(カラマーゾフのきょうだい、露: Братья Карамазовы)は、フョードル・ドストエフスキーの最後の長編小説。1879年に文芸雑誌『ロシア報知』(露: Русскій Вѣстникъ)に連載が開始され、翌1880年に単行本として出版された。『罪と罰』と並ぶドストエフスキーの最高傑作とされ、『白痴』、『悪霊』、『未成年』と併せ後期五大作品と呼ばれる。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 ロシアに限りませんが、【正教会の世界では基本的に「対立の構図」を取りません】。【「お互いに役割が違う」という発想】なのです。

昔であれば「ロシア皇帝と総主教とは目指す方向は同じだが役割が違う」とよく言われたようです。「政治の世界で人間を救済するか、それとも宗教の世界で救済するのか、でもその両方が必要だ」ということです。

こういう話をすると、ドストエフスキーの小説を読まれた方はすぐに気づかれたと思います。例えば『カラマーゾフの兄弟』が典型的です。あれは【聖と俗は対立するものではないということを暗示している小説】でもあります。
【カトリックやプロテスタント】のように、【聖と俗が対立】しているという対立の構図があると、「人はパンを求めるあまりに、宗教(精神)を求めなくなる」という【二分法になってしまう危険】があります。そこから、『カラマーゾフの兄弟』の「大審問官」にみられるように「だからパンを与えておけばそれでいい。人はパンさえもらえば宗教(精神)を捨てる」という【唯物論的な発想にいきつく】わけです。

しかし、ロシア正教の場合はそういう発想はしません。ロシア正教では、「パンも宗教(精神)も両方必要だ」ということになります。要は、その【バランスが重要】だということです。

このバランス感覚というのは、【言葉を変えれば「調和」】です。気づかれた方もいらっしゃるかと思いますが、ここで【日本の「調和」=「和」の世界観との類似性が見えてくる】のです。

ロシア正教会のもうひとつの特徴は、【「聖母マリア」への信仰が強い】ということです。日本にも「女神信仰」がありますから(天照大神も女神です)、ロシア人の「マリア信仰」は理解しやすいと思います。【正教は布教に積極的ではありません】。この点も神道と似ていると言えます。

ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ 『祈りの聖母』
もうひとつよく似ているところで「怨霊(おんりょう)信仰」というのがあります。怨霊というのはいわゆる怨念を抱いて亡くなった人、その人を手厚く祀るという思想です。
日本にも怨霊信仰がありますね。例えば、よく知られているところでは菅原道真(すがわらのみちざね)でしょう。藤原氏の讒言(ざんげん)によって九州に左遷されて亡くなった菅原道真の霊を慰めるために、京都に「北野天満宮」が建てられたと言われています。今では「学問の神様」としても有名です。
ロシアにも同じような例があります。【皇帝ニコライ2世は「ロシア革命」で斬殺された】のですが、その後【名誉が回復】され、【ニコライ2世とその家族はロシア正教の殉職者として「聖人の位(列聖)」に加えられた】のです。このように、ロシア正教は日本の怨霊信仰と非常によく似ています。』

いかがでしょうか?
私たち日本人には馴染みが薄いロシア正教について書かれていますが、非常に特徴的なので、何回かに分けてご紹介をさせて頂いております。
本文中に書かれているとおり、正教会の世界では基本的に「対立の構図」を取りませんし、お互いに役割が違うという発想があるのですが、それとは違って、カトリックやプロテスタント、そしてユダヤ教もそうですが、対立の構図が存在し、しかも善悪二元論的な思考であり、その行き着くところが唯物論的な発想に陥りやすいんです♥ ハッキリ言ってしまえば、「お馬鹿」です♥

子供でも容易に解る、単純思考の「善悪二元論」が、まずユダヤ教徒の間に浸透し、それが西方のキリスト教徒へと伝染し、唯物史観のマルクス主義を生み出し、現代の「パヨク」に繋がるというわけです♥
こちらもご参照♥
↓
☆ユダヤ人の単純思考の素 ~ バビロン捕囚
リベラリズムとか、グローバリズムとか、共産主義とか、反国家主義など、一連の「おかしな思想・主義」の根っこ、そこに存在しているのが「ユダヤ的思想・主義」です♥

そもそもユダヤ人的な発想からきているわけですから、私たち日本人にとっては、まるで正反対、対極に位置しているユダヤ的思想・主義は、肌に合わないモノです♥ 非常に不自然なモノになります♥
だから、日本のヘンテコな「パヨク」どもが、気持ち悪い存在として日本国民から見做されているんです♥
繰り返し申し上げておりますが、現代のアメリカに存在している左翼ユダヤ人の「革命思想」。そして、アメリカによって戦後の日本に持ち込まれた、「日本独特の左翼・リベラル」が、そもそもどのような思想、どのような経緯から生まれてきたのか、を考えますと、「左翼ユダヤ人の思想」に繋がります。

私たち日本人とは相容れない、そしてそれが「ユダヤ人の思想」であるにも関わらず、「日本独特の左翼・リベラル」の連中がそのことに気が付いていないため、世界中の左翼・リベラルとは全然違う、「何か得体のしれないモノ」になっているんです♥
今から100年ほど前、欧州大陸でユダヤ人が「ロシア革命」を引き起こし、社会主義国家を建国します。今は亡き、「ソ連」です。
やがて、ユダヤ人たちは、アメリカへと大量に移民していきます。何故かというと、それまで気が付いていなかったヨーロッパ人が、「ユダヤ人問題」の危険性に気付きだしたからです♥ だからユダヤ人が逃げたんです。これは、現在の欧州大陸から大量のユダヤ人がイスラエルに逃げている状況と酷似しています♥ つまり、同じ現象が起こっているわけです。


こちらをご参照♥
↓
☆ヒレア・ベロック ユダヤ人 なぜ、摩擦が生まれるのか
ユダヤ人的な発想の特徴は、「国家に対する帰属意識が低い」ところと、「個人の権利を強烈に主張する」ところです。
ですから、「義務と権利」のペアな関係を脇に置きつつ、「自らの権利を一方的に主張」し、その寄留する国家に対して批判的・敵対的になります。私たちの日本にも若干存在している、傍迷惑な「パヨクの態度」と同じですね♥
で、そんなユダヤ人も、実は分裂がもう始まっているんです♥ それを端的に示す事例が、これ(↓)です。

☆オバマ政権、イスラエル非難の国連安保理決議に拒否権行使せず
このことを念頭に置きながら、世の中を見ていく必要があります。
それについては、順次、書かせて頂きたいと思います♥

続きは次回に♥
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