2014-09-20 (Sat)
正装した山下大将
●米軍反攻直前にフィリピンへ赴任してきた陸軍大将の山下奉文(ともふみ)
『 かっては゛マレーの虎゛と恐れられた猛将・山下将軍も、
この期に及んでは、もはや戦局の打開の糸口はつかめず、
1日でも敵の侵攻を食い止めるため持久戦を戦うほかなかった。
そして終戦の後、山下将軍は山を降り、
敢えて「生きて虜囚の辱め」を享けたのである。
その理由はこうだった。
「私はルソンで…多くの人びとを殺している。
この罪の償いをしなくてはならんだろう。
祖国へ帰ることなど夢にも思ってはいないが、
私が1人先に行っては、
責任をとるものがなくて残ったものに迷惑をかける。
だから私は生きて責任を負うつもりである。
そして【一人でも多くの部下を日本へ返したい】。
そして祖国再建のために大いに働いてもらいたい。」
山下将軍は、十余万の部下を【無事復員】させることに全力を傾けたのだった。
この山下将軍を正義の名の下に裁き、処刑したのは誰であろう、
部下を置き去りに敵前逃亡し、そして敗戦の責任を部下に押しつけた、
かのダグラス・マッカーサー将軍だったのである。』
『マニラ軍事裁判で、
山下将軍の弁護人であった米国人フランク・リールは、
その著書で次のように書いている。
「祖国を愛するいかなるアメリカ人も
消しがたく苦痛に満ちた恥ずかしさなしには、
この裁判記録を読むことはできない…。
われわれは【不正】であり、
【偽善的】であり、
【復讐的】であった。」』
えっ!マッカーサーって、不正に、偽善的に、復讐的な裁判をやっていたんですね♥ 最低~
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