2016-12-22 (Thu)

情報操作(じょうほうそうさ)とは与える情報(証言、記事、写真、映像)を制限したり、虚偽または虚偽にならない範囲で改変することによって、その情報を受け取った者が受ける印象や判断結果に影響を与えようとする行為。広い意味では、コマーシャルや比較広告などの商業活動も含んでいる。
第二次世界大戦ごろからラジオや映画などにより、効果的に行われるようになったが、行為自体は古くから行われている。かつてナチス党政権下のドイツが独裁者あるいは政党などの指揮の下、情報宣伝組織に行なわせたものが広く知られている。

それは、現在でも広く行われており、中華人民共和国や朝鮮民主主義人民共和国が行っているものが広く知られている。独裁国家や戦時中における検閲は、例外なく情報操作を意図している。


戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【戦後ヨーロッパ・システムは限界に来ている】のかもしれない。

そんな懸念を感じさせる出来事が、今年(2015年)になって次々と起きている。

☆【画像あり】女子学生を強姦殺害、アフガン難民を逮捕 ドイツ

☆容疑者はアフガン難民…ドイツを揺さぶる女子医大生殺人事件
イスラム過激派によるフランス・パリの政治週刊紙「シャルリー・エブド」襲撃事件、ウクライナ東部でのウクライナ軍と親ロシア派武装集団間の戦闘激化、ギリシャ債務問題、そして、地中海やバルカン半島を経由しての難民大量流入。いずれも世界を揺るがす大事件である。そして、その間隙(かんげき)を縫うように、ヨーロッパ各国の右派ポピュリズム政治勢力の活発化や、英国やスペインでの地域主義台頭の動きが伝えられる。
こちらもご参照♥
↓
☆世界の流れは、ABCDEFG ~ ターゲットは、もちろん「C」
これらの様々な出来事は、相当程度、【相互に関連】している。

共通通貨ユーロは統合を進めるどころか、【ヨーロッパの分裂】に力を貸している。若年層移民の高失業率はテロの土壌となり、それが移民排斥感情を煽って、いわゆる右派ポピュリズムの台頭をまねいている。ウクライナ危機は、戦後ヨーロッパが培ってきた平和手段による紛争解決プロセスや、ロシアをヨーロッパに包摂するというビジョンを危機に陥れた。大波のように押し寄せる多くの難民を、寛容の精神だけで扱うのはもはや不可能である。
こちらもご参照♥
↓
☆いまでも「奴隷」っているの? ~ SEALDsでは理解ができない「難民問題の本質」
今ヨーロッパは、戦後ヨーロッパを築いてきた統合、平和、寛容、自由などの思想を貫こうとすればするほど、それと裏腹の結果が生まれる【自縄自縛に陥っている】ように思える。

そしておそらく【この変調の大本に、今やヨーロッパで抜きん出る力を備えるようになったドイツの存在がある】。ヨーロッパの病ということが言えるのであれば、【その多くの部分はドイツの病に起因する】のではあるまいか。』

いかがでしょうか?
この書物は、現代ドイツ人の考え方を見る上で、とても参考になります。
さて、全然お話が飛んでしまいますが、先日、またまた池上彰がヤラカシちゃいました(笑)
当ブログでは、一貫して、この「嘘吐き」男を否定していますが、世の中には、まだまだ、こんな「ペテン師」の書いた本を、なんと買ってしまう方々も、多少いらっしゃるようで。。。理解不能です♥

どれほどの「嘘吐き男」であるかは、こちらをご覧になってください♥
↓
☆池上彰がインチキや嘘!縦軸が違うグラフを使用・NHKと「貧困女子高生」を被害者扱いしネット批判

先程のリンク先をご覧いただければ、↑の写真のグラフが「印象操作」以外の何物でもないことがハッキリ致しますが、一点だけ補足しておきますと、私たち日本の貧富の差が若干ですが拡がったのは、「バブル時代」まで正しく機能していた日本経済が、「バブル崩壊後」に一転したことに原因があります。経済運営の失敗なんです♥
それをいま現在、安倍総理が正常化の方向に持って行っているんです♥

これは、「おカネの本質」を理解さえできれば、とても簡単なことなんですが、池上彰は、それを全く理解できていません♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆メディアが報じる「バブル」のウソ♥
こちらもご参照♥
↓
☆池上彰の本を読んではいけない理由 ~ 教科書って、本当に正しいの?
ということで、池上彰の本は、「おカネの無駄」、「時間の無駄」、「資源の無駄」ですので、買わない・読まない・紹介しない、これが当ブログの判断です♥

一冊ぐらいは、取り上げて、

それでは、ここからは、昨日の続きになります。
連日にわたって、書かせて頂いておりますが、私たち日本の戦国時代の頃、ヨーロッパでは「宗教改革」を切っ掛けとしたキリスト教の分裂が始まっていました。

この時代は、西洋史でいうところの「近世」になります。
で、当時の状況を簡単に表しますと、こんな関係で御理解いただければ良いかと思います。

1547年時点でのハプスブルク家の領土
ここで、イングランド王国とフランス王国の関係を見ていく必要があるのですが、ポイントになる地域が「ノルマンディー」です。

ノルマンディー
詳しくはすでに書かせて頂いておりますので省略いたしますが、北方ゲルマン系のヴァイキングであるノルマン人が、侵入して支配したのが、このノルマンディーでした。

12世紀にノルマン人が征服した地を赤で示す
この地を治めたノルマンディー公は、フランス王の臣下でもあったのですが、後のウィリアム1世の時代にイングランドに攻め込み、征服し、ノルマン人の王朝であるノルマン朝を開き、現在に至るまで、その血筋が続くことになります。

ウィリアム1世

ノルマンディー公国の紋章
ノルマンディー公ギヨーム2世がイングランド王ウィリアム1世として開いたノルマン朝は、その紋章からも分かるとおり、ヴァイキングのノルマン人の王国です。

ノルマン朝の紋章
このノルマン朝イングランド王国は、後継者問題で揺れることになるのですが、開祖ウィリアム1世の四男であったノルマンディー公かつイングランド王ヘンリー1世の娘であるマティルダが、

マティルダ
アンジュー伯ジョフロワ4世と再婚し、長男であるアンジュー伯アンリが誕生します。のちのイングランド王ヘンリー2世(在位:1154年 - 1189年)です。

ヘンリー2世
このアンジュー伯ジョフロワ4世もまた、ノルマンディー公と同様に、フランス王の臣下です♥

アンジュー伯ジョフロワ4世の領地であるアンジューと呼ばれる地域が、ここで、

アンジュー
その妻であるマティルダは、ノルマンディー公かつイングランド王を継承するはずでした。

ノルマンディー

イングランド王国
フランス王の臣下でありながら、イングランド王国の王位も兼ねるという巨大な権力が生み出されようとしましたが、ここで王位継承を巡ってイングランド王国は内乱に明け暮れ、いわゆる「無政府時代」(1135年 - 1154年)に突入しますが、最終的にアンジュー伯ジョフロワ4世とノルマンディー公かつイングランド王の正当な継承者であるマティルダとの間の、長男であるアンジュー伯アンリ、イングランド王ヘンリー2世(在位:1154年 - 1189年)が継承します♥
ここにプランタジネット朝が開かれます。

プランタジネット朝の紋章
現在のイギリスの国章にも受け継がれていますね♥

現在のイギリスの国章

1154年のフランスにおけるプランタジネット朝の版図(茶、褐色の部分)
この歴史上の出来事は、フランス王国の臣下でありながら、イングランド王も兼務する巨大な帝国の誕生という非常に大きな出来事でした♥

当然ですが、フランス王国が黙って見ているはずがありません♥
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 アンジュー帝国(アンジューていこく、英語: Angevin Empire(アンジェヴィン・エンパイア)、フランス語: Empire Plantagenêt)は、プランタジネット家(アンジュー家)によって統治された領域の通称。正式な国号ではないが、12世紀から13世紀にかけてプランタジネット家が統治した、ピレネー山脈からアイルランドに至る広大な領土は後世に帝国と形容された。プランタジネット家は最盛期にはフランス王国の半分、イングランド王国全土、アイルランド全土(名目上)に勢力を拡張した。しかし、フランス国王フィリップ2世との抗争に敗れたことにより、アンジュー、ノルマンディー等のヨーロッパ大陸の領土の大半を喪失した。この敗北によって、プランタジネット家が大陸に保有する領土はガスコーニュのみとなり、百年戦争の遠因となった。」

1172年頃のアンジュー帝国の版図
続きは次回に♥
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No title * by 4711
テレビで、「サブリミナルかな?」と最近思ったのが、「逃げ恥」の登場人物名です。「平匡」なんて、違和感があります。「平」という字を苗字ではなく名前で見るのは、日本人では珍しいです。「平昌」の刷り込みではないか、と思いました。
Re: No title * by みっちゃん
4711さん、こんばんは^^
なるほど~。そういう見方もあるんですね!
「匡」(きょう)という漢字は、「国」という漢字が欠けているように見えますが、訓読みでは「ただす」で、そもそもの意味は、「ゆがんだものを元の形のとおりに直す。正しくする。」という意味で、正義感にあふれたイメージをもつ漢字です♥
もっとも、最近では、あまり名前に使われていないので、見慣れない感じになってしまっていますので、違和感があるのだと思いますが、名前に使う場合の読み方は「まさ」とか「まさし」、「ただし」ですから、他の漢字があてられているのではないでしょうか♥
これからも、宜しくお願い致しま~す♥
なるほど~。そういう見方もあるんですね!
「匡」(きょう)という漢字は、「国」という漢字が欠けているように見えますが、訓読みでは「ただす」で、そもそもの意味は、「ゆがんだものを元の形のとおりに直す。正しくする。」という意味で、正義感にあふれたイメージをもつ漢字です♥
もっとも、最近では、あまり名前に使われていないので、見慣れない感じになってしまっていますので、違和感があるのだと思いますが、名前に使う場合の読み方は「まさ」とか「まさし」、「ただし」ですから、他の漢字があてられているのではないでしょうか♥
これからも、宜しくお願い致しま~す♥