2016-12-17 (Sat)

ホノルル(ハワイ語: 英語: Honolulu)は、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島にある都市。同州最大の都市かつ州都である。
かつてはハワイ王国の首都が置かれていたこともあるハワイ州およびオアフ島最大の都市で、同州およびアメリカの太平洋地域における経済、政治、文化の中心である。また、太平洋上の交通の要所として栄え、港や軍事基地、国際空港がある。
こちらもご参照♥
↓
☆侵略されたハワイ女王が作った名曲 ~ アロハ・オエ
☆当時バッキンガム宮殿にさえ無かった電気設備を宮殿に持っていた王国♥
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 大東亜戦争や日本について書かれた洋書を読むと、【日本に対して批判的なもの】ばかり目につきます。よくこんな文章を見かけます。「主な歴史学者は、日本が20万人もの朝鮮人女性を強制的に性奴隷にしたと考えている」。


しかし、【私はそう思いません】。なぜなら、【そういう歴史学者は、ほとんどがアメリカ人だから】です。彼らは自分たちの国が世界で一番優れた社会だと思っており、現代のアメリカ社会を【世界標準のモノサシ】と捉えています。
こちらもご参照♥
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☆白人キリスト教徒より慈悲と礼節を知る民 ~ 妄想を抱きしめるジョン・ダワー
もしも今、あなたの国がアメリカと違っているなら、あるいは過去のあなたの国がアメリカと違っているなら、それはよくない、正さなければならない、と思っています。そういう理由で、【多くの西洋人の歴史家、といってもそのほとんどはアメリカ人】ですが、日本の慰安婦システムを批判します。

私はアメリカで生まれましたが、彼らと違って、【アメリカが世界一優れた国だと思っていません】。私は子供の頃から、【アメリカ人は一生懸命仕事するよりも、自慢することに熱心】なように見えました。

US troops lining up outside an American Comfort Women establishment in Hawaii.
(ホノルルの売春宿が並ぶホテルストリートで行列する米海軍の水兵たち)
アメリカ人は自分がアメリカ人に生まれたというだけで、特別扱いされるのを当たり前だと考えています。

今アメリカの大学で教えている歴史学者は、たとえば【ポリティカル・コレクトネス】(政治的に公正・中立で、なおかつ差別・偏見を防ぐ目的の表現)をはじめとする【現代のアメリカ社会の考え方に反する言動はできません】。

アメリカのフェミニストたちは、慰安婦は性奴隷であり、いまの日本人はそのことについて罪の意識を持つべきである、と断言しています。もし【アメリカの歴史学者がこの考え方と違うことを書けば、職を失います】。【フェミニストたちはその歴史学者が所属する大学に対して、彼が辞めるまで圧力をかけます】。…

フランス軍慰安婦と慰安所
こちらもご参照♥
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☆ベトナム戦争時の韓流「ディズニーランド」 ~ 今は「USJ」と呼ばれます
主な歴史学者は、日本には性奴隷システムがあったと非難しますが、【戦時中のアメリカの社会はそれほど素晴らしいものではありません】でした。【当時の黒人の置かれていた状況や、女性な地位を見れば分かります】。

連合軍によって制圧されたパリではドイツ人と親密であった女性たちは頭を刈られ服を引き裂かれて引き回された
こちらもご参照♥
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☆ノルマンディに上陸したアメリカ兵たちがやったこと
【日本は、アメリカとは違う道を歩んできました】。私は【日本の方が素晴らしい道を歩んできた】と考えます。…

この本ではまた、日韓問題で【韓国を強く批判しています】が、これは【ヘイトスピーチではありません】。私が心から願っているのは、【韓国人は、もう日本のせいにするのはやめて、自分たちの社会の問題を自分たちで解決できるようになってほしい】、ということです。

【真実を語ること、それはヘイトスピーチではありません】。』

いかがでしょうか?
この書物は、ドイツ系アメリカ人で海兵隊出身の著者によって、日本語と米語の併記で書かれていて、大変読み易い本です。
内容についても興味深く、例えば、大東亜戦争中に実在していた、アメリカ政府出資の「アメリカ版慰安所」が、この(↓)ホノルルにあった「ホテルストリート」なんだそうですが、ここで順番待ちをしているアメリカの兵隊さんたちは、部屋に入って、服を脱いで、消毒液で自分の体を洗って、たったの「3分で終了」だったそうなんです♥

US troops lining up outside an American Comfort Women establishment in Hawaii.
(ホノルルの売春宿が並ぶホテルストリートで行列する米海軍の水兵たち)
ですから、俗に「3分の男」って呼ばれていたようで。。。

で、ここで働いていた、アメリカの慰安婦さんたちは、一人で1日当たり100人の「3分の男」を相手にしていたんだそうです♥

少し考えると分かりますが、「3分の男」1人に付き、仮に6分間の時間が必要だったとして、1時間あたり「3分の男」10人という計算になりますが、それが100人ということは、10時間働きっぱなし・休憩時間なしの「かなりブラックなお仕事」ですね♥
まさに、「電通」並みの処遇だったのが「アメリカ版慰安所」です♥

また、この「ホテルストリート」は「lubed,screwed,and tattooed」するところって呼ばれていたそうですが、意味は、ここでは省略させて頂きます♥

さて、ここからは、昨日の続きになります。
現代のアメリカに存在している左翼ユダヤ人の「革命思想」。そして、アメリカによって戦後の日本に持ち込まれた、「日本独特の左翼・リベラル」が、そもそもどのような思想、どのような経緯から生まれてきたのか、を考えますと、この「左翼ユダヤ人の思想」に繋がります。

私たち日本人とは相容れないものであるにも関わらず、「日本独特の左翼・リベラル」の連中がそれに気が付いていないため、世界中の左翼・リベラルとは全然違う、「何か得体のしれないモノ」になっているんです♥

中世(500年~1500年)~近世(1500年~1800年初頭)のヨーロッパでは、聖職者や騎士・貴族が、奴隷としての「農民」を支配していた社会システムが存在していました。キリスト教会も、奴隷を支配していたんです♥
その社会システム、日本には存在しなかったフューダリズム(Feudalism)が崩壊するのが、ルターの宗教改革から約300年も経た「フランス革命」によってでした。このとき、ヨーロッパの人々は「個人の自由を獲得」します。そして、これこそがリベラリズムの原点になります。

詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ヨーロッパで個人が自由を獲得したのは、たったの230年前なんです ~ リベラルの原点「フランス革命」
こちらもご参照♥
↓
☆日本の消費税より高い、「教会税」 ~ 教会に賠償金を払いつづける国
そして、それは、被差別民だったユダヤ人が、キリスト教世界において初めて「権利」を認められた「流血革命」であって、「反キリスト教」の革命でもあったんです♥
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 1790年8月3日、政府はユダヤ人の権利を全面的に認めた。1792年5月から1794年10月まで、キリスト教は徹底的に弾圧された。当時カトリック教会の聖職者は特権階級に属していた。革命勃発以来、聖職者追放と教会への略奪・破壊がなされ、1793年11月には全国レベルでミサの禁止と教会の閉鎖が実施され、祭具類がことごとく没収されて造幣局に集められ、溶かされた。」
これが、「フランス革命」の重要なポイントです♥ リベラリズムの原点とユダヤ人の権利獲得は、重なっているんです。
既存の権威・権力を否定して、自分たちの権利を「暴力革命」によって奪い取っていく、この思考パターンが長きに渡り被差別民であった「ユダヤ人」の思考パターンです。


それでは、そんなユダヤ人の思考パターンに繋がる歴史を、権威の象徴である「教皇」、権力の象徴である「国王」、そしてそれらを巡る「金融」に注目して、振り返ってみてみましょう。
16世紀、日本が戦国時代であった頃、ヨーロッパでは、キリスト教の分断(カトリック対プロテスタント)という現象が起きていました。

キリスト教(カトリック)は、国王と結びつくことで、教会の権力と権威を絶対的なものとしていましたが、そんなローマ・カトリック教会に抗議(ラテン語: prōtestārī, プローテスターリー)し、「宗教改革」を求めたのがマルティン・ルターたちでした。

マルティン・ルター
こちらもご参照♥
↓
☆偉人? 宗教改革のルター♥
時のキリスト教(カトリック)のトップだったのが、イタリアのフィレンツェの富豪「メディチ家」の出身のローマ教皇レオ10世でした。

ラファエロ・サンティ 『レオ10世と枢機卿達』
そして、神聖ローマ帝国の皇帝カール5世はハプスブルク家の出身で、ハプスブルク家の財政担当ともいえるフッガー家が、「宗教改革」の原因である贖宥状(免罪符)販売という入れ知恵をしていました。

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 『カール5世』 1548年

アルブレヒト・デューラー 『ヤーコプ・フッガー』
このカール5世(スペイン王カルロス1世)の時代に、息子のフェリペ2世にスペイン王国の所領を継がせたことで、カール5世の息子のフェリペ2世の系統であるスペイン系ハプスブルク家と、カール5世の弟のフェルディナント1世の系統であるオーストリア系ハプスブルク家と、二つの系統ができました。

フェリペ2世

フェルディナント1世
当時のハプスブルク家の支配地域は広大でした。

1547年時点でのハプスブルク家の領土
ヨーロッパだけでなく、海外の植民地も考えると、とんでもない領域を支配していた事が分かります♥

黄金の世紀と呼ばれたスペイン・ハプスブルク朝のころにおけるスペイン帝国(赤はスペイン王国、青はポルトガル王国)の領土、植民地、属領(1580年 - 1640年)
こちらもご参照♥
↓
☆日本にポルトガル人が最初にやってきた理由 ~ トルデシリャス条約
他方、ローマ教皇レオ10世の出身であったフィレンツェの「メディチ家」は、東方との交易で繁栄し、16世紀にメディチ家が支配する世襲制のトスカーナ公国へと発展、その後、ハプスブルク(ドイツ)の支配下、フランスの支配下となり、やがて現在のイタリアへと繋がっていきます。

トスカーナ大公国の領域(1789年)
当時、オーストリア系ハプスブルク家とスペイン系ハプスブルク家の両方に挟まれているのが、ヴァロワ朝フランス王国(1328年 - 1589年)で、後に、1589年以降、メディチ家の財力を受け継いで繁栄していくのが、「ルイ王朝」とも呼ばれるブルボン朝フランス王国(1589年から1792年まで、一時中断を挟んで1814年から1830年)です♥
そのブルボン朝の起源が、マリー・ド・メディシス(イタリア語名はマリア・デ・メディチ)です♥

ピーテル・パウル・ルーベンス『マリー・ド・メディシスの肖像』1622年
そして同時代のイギリス、正確には「イングランド王国」ですが、「宗教改革」という「カトリック対プロテスタント」の対立の嵐の中で、国の宗教を巡って二転三転し、独自の道を歩み始めていくわけですが、1554年、11歳年下のカール5世の息子であるスペイン王フェリペ2世と結婚、共同統治していたのがイングランド女王メアリー1世でした♥

メアリー1世
こちらもご参照♥
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☆ブラッディーマリーの語源
ですから、当時の状況を簡単に表しますと、こんな関係で御理解いただければ良いかと思います。

1547年時点でのハプスブルク家の領土
権威の象徴である「教皇」、権力の象徴である「国王」、そしてそれらを巡る「金融」の動きを見ていきましょうということでしたが、ローマ教皇レオ10世(在位:1513年 - 1521年)はメディチ家の出身です。さらに、レオ10世の2代後のローマ教皇クエメンス7世(在位:1523年 - 1534年)メディチ家の出身です。他方、神聖ローマ皇帝は、ハプスブルク家出身のカール5世(在位:1519年 - 1556年)です。
どちらも、お金持ちの血族です。

「軍事力」を持ち、領地を支配し「権力」を誇示していた「国王」と、「イエス・キリスト」の名のもとに「権威」を振りかざしていた「教皇」と、商売によって膨大な「富(おカネ)」を誇っていた「富豪(金融)」、これらが三つ巴となって歴史をつくっていきます。キリスト教が分裂し、イスラム勢力がヨーロッパへ侵出し、キリスト教も世界へ侵出します。その水面下で、被差別民族であったユダヤ人が、次第に頭角を現し、既存の「権威」「権力」「金融」を破壊し、19世紀に「社会主義」「共産主義」を生み出し、20世紀にそれらが世界を席巻し、2度の世界戦争を引き起こします。
そして、現代の世界でも、引き続き「破壊的な思想」を継続しているのが、彼らユダヤ人です♥

続きは次回に♥
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