2016-12-04 (Sun)

社会自由主義(しゃかいじゆうしゅぎ、英: Social Liberalism、ソーシャルリベラリズム)とは、政治思想の1つで、社会的公正を重視する。またモダンリベラリズム(現代自由主義)やニューリベラリズム(ネオリベラリズムではない)の同義語として使われる場合もある。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 読者にはご存じの方も多いと思うが、私は2007年に日本に帰化した。
【毛沢東時代から鄧小平の改革解放時代までの中国を経験】した私は、つねに「人民に奉仕する」(為人民服務)というスローガンを掲げながらも、【逆に人民を弾圧、搾取しつづける共産党一党独裁体制の欺瞞(ぎまん)】を目の当たりにしてきた。

こちらもご参照♥
↓
☆土地革命と中国共産党 ~ 「一村一焼一殺、外加全没収」
☆中国共産党の人民「解放」のやり方 ~ 終戦後の長春大虐殺
共産主義の理想を追い求めるという名目だが、その実態は【毛沢東の権力闘争でしかなかった文化大革命】、その共産主義への失望から【民主化を求め始めた民衆を武力によって虐殺・弾圧した天安門事件】、そして共産主義を堅持したまま資本主義へ突き進むという矛盾により【「人民のため」どころか官僚腐敗と私利私欲の社会をつくり上げることとなった改革解放路線】。

筆者は1988年から日本の大学に留学していたが、翌年に起こった【天安門事件では、北京大学の仲間たちが次々と弾圧され、逮捕されていった】ことを後に知ることとなる。…
こちらもご参照♥
↓
☆六四天安門事件27周年記念集会開催 2016年6月5日
ところが、間もなく【違和感を感じ始めた】のは、いわゆる【リベラルといわれる陣営の言動】であった。私が留学していた当時、【大学ではまだマルクス経済学が幅をきかせており、中国を礼賛する学者たちも多かった】。


しかし、彼らは共産主義を理想としながらも、自らは資本主義体制のなかでしかるべき地位につき、富を得て、いい暮らしを謳歌している。…


☆【パヨク速報】共産・不破哲三前議長とSEALDs奥田氏が埼玉で共演 涙ながらに「1票を捨てないで」


☆【悲報】共産党の親玉の家がデカすぎると話題にwwwwwwwwwwww
☆日本共産党の宮本顕治や不破哲三などの幹部は何故、豪邸や別荘を所有しているのですか?本当に貧しい人の味方なら豪邸や別荘を売りはらって貧しい人を助けたらいかがですか ?結局、日本共産党は偽善者の集まりですか?

☆【日本共産党】幹部の収入を暴露!「年収で最低1,000万円以上」 元党員の私が20の疑問に答えます
1989年には天安門事件、1991年には旧ソ連崩壊と、【世界では社会主義の失敗が明かになり、マルクス経済学も次第に退潮していった】が、【リベラルの主張はむしろ反比例するように過激で先鋭化していった】ように思う。まるで【社会主義の失敗を認めたくないがために、さらに理想主義へ向かっていった】かのようだった。

私が不思議だったのは、日本にはとにかく国民の拠り所となる【国家を否定し、国のやることはすべて悪】で、とりわけ安全保障問題については国際情勢など関係なしに、【日本の防衛強化に断固NOと叫ぶリベラルや左翼が多数存在】していたことである。…


☆【動画】蓮舫「民主党は戦争法案とレッテル張りしてない」 →蓮舫「戦争法案絶対反対!」
日本のリベラルや左翼でとくに【奇異】に感じるのは、まるで【現実を無視して、理想や理念ばかりに重点を置いている点】だ。


その象徴が、現在なお続く【「憲法9条が日本の平和と安全を守ってきた」という、まるで神話のような話を信じ、堂々と主張していること】である。』

いかがでしょうか?
この書物の著者がおっしゃっている、まさにその通りですね♥
日本人ではないヒトを、党の代表者にすることについても、何の問題意識も感じないのが、日本に独特な「お馬鹿なパヨク」です♥

著者が述べられているとおり、「日本のリベラルや左翼でとくに奇異に感じる」、その象徴が「憲法9条」です♥

「 ところで護憲派のところで「いわゆるリベラル派」と記したのは、日本社会で言うリベラルが、国際社会のそれと違いすぎるからです。
たとえばアメリカ政治でリベラルと言えば民主党ですが、あのベトナム戦争に踏み込んでいったのはケネディ大統領。民主党をまさしく代表するリベラル派です。そのベトナム戦争をようやく終わらせたのが、共和党のニクソン大統領でした。
リベラルとは何か。…
その原点はフランス革命にあります。フランスで個人が自由を獲得したのは、1789年に庶民がバスティーユ監獄を襲撃して始まったフランス革命からです。
そのフランスに国家憲兵隊(Gendarmerie/ジャンダルムリ)という組織があります。…ぼくはかつてパリの本部へ入りました。
そこで出逢った将校に、こう聞いたことがあります。
「9・11同時多発テロの直後…フランスの原子力施設の周りで国家憲兵隊が不審者を射殺したという情報がありますが事実ですか」
将校は
「事実です」
と即答しました。
「それは、どんな法的根拠に基づく射殺ですか」
と重ねて聞くと、将校は
「われわれはナポレオン三世閣下が確立された組織であるから、現在の第5共和制には必ずしも縛られない」
と平然と応えました。…
肝心なことは、西欧型の民主主義の元祖であるフランスは、…場合によっては現行法の縛りを飛び越えて武力を行使しかねない体質を持つ強烈な実力組織をあえて養い、その抑止力によってもそのリベラリズム、フランス式民主主義を維持しているのです。
フランスは自由の女神像をアメリカに贈り、みずからも…パリ市中に立てています。…
しかし、この像は、ほんとうは単に自由を象徴するのではなく、戦って初めて獲得した自由こそを象徴する像です。…
日本はどうでしょうか。
日本は戦争でアメリカに負けて、いわばそのおかげで軍国主義が終わって民主主義になったと、ぼくも学校で繰り返し教えられました。現在の学校教育もそうですし、放っておけば未来の日本の子供たちもそう教えられます。
これは間違いです。
敗戦後の日本のいちばん根本的な間違いと言うべきだと考えます。
日本はまごうことなき民主主義の国です。しかし民主主義をアメリカに教わったのじゃない。もともとオリジナルの民主主義を持っていました。
アメリカが占領によって持ち込んだのは西欧型の民主主義であって、敗戦後の日本社会で語られるリベラリズムとは、それに大きく影響されたものです。
だから現代日本のリベラル派は、占領下でつくられた日本国憲法を一字一句変えるなと主張し続け、憲法第九条を外国人によって再確定してもらおうとノーベル平和賞の選考に持ち込んだりしているのですね。
そしてこのリベラリズム、敗戦後日本のリベラル派は、まさしく日本国憲法の精神に基づいて「カネや太鼓を鳴らして祈れば平和になる」という行動を取ったりします。…
日本国民の漁家のひとびとが…現に韓国やソ連・ロシアに殺されていても、女子中学生から働き盛りの男女までが北朝鮮にさらわれていても、世界自然遺産にせっかく指定された小笠原諸島の海を壊滅的に中国に荒らされていても、決して戦うな、それだけではなく戦う姿勢も見せるな、そうすればすべて平和になると、間違いなく日常的にずっと主張しています。
世界の人々はこれを聞くと、不可思議に思いつつ
「仮に事実としても、あくまで一部の日本人だろう」
と受け止めます。…
とんでもない。
敗戦から70年を経てなお、テレビ・ラジオ番組でも新聞でも、こうした主張が圧倒的多数てす。
ことに、テレビに出ることが生活の糧になるタレント、評論家といった人々はこうした考えをベースにしていないとテレビに出られなくなる恐れがありますから、ほとんど考える余地なく、こうした立場に立っている例も、ぼくは実際にテレビ局で目撃しています。
そして、お気づきでしょうか。
日本にこの世界に稀な空想的リベラリズムを持ち込んだアメリカは、フランスなどと並んで戦うリベラリズムの拠点であり、だからこそ悲惨なベトナム戦争にアメリカを導いたケネディ大統領が今も、民主主義の理想的なリーダーとされているのです。…
このアメリカに民主主義を教えてもらった、その成果こそ日本国憲法だと生徒、学生に教え、マスメディアで主張し、日常的に話したり行動している日本人だけが『戦わないことがリベラリズム』と思っている。
これはカラクリ細工です。
日本をいったん武装解除して無力化することを狙った占領軍の残したカラクリ細工です。しかし占領軍はもう居ない。…
わたしたちが何をすべきか…もはや立場の違いを超えて、はっきりしていませんか。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆日本のリベラル派は、カネや太鼓を鳴らして祈っているだけなんです

『民衆を導く自由の女神』(ウジェーヌ・ドラクロア画)
ここで、少し注意すべきところが、ヨーロッパ、とくにフランスの「リベラル」と、戦後、日本に「空想的リベラリズム」を持ち込んだアメリカの「リベラル」との違いです♥ アメリカの「リベラル」とは、「ソーシャルリベラリズム(社会自由主義)」のことを言います。

パリの自由の女神像
「 日本では、思想的立場をあらわすとき、よく「リベラル」(自由主義的)という言葉が使われる。ちょっと聞くと、なんとなく軽やかで、進歩的なイメージをもつが、考えてみるとこれほど意味が理解されずに使われている言葉もない。
たとえば、かつて自民党に対抗しようとする人たちが、よく口にした「民主リベラル」だが、英語に直訳すれば、Democratic Liberalである。自由民主党の「自由民主」も訳せば、Liberal Democraticである。語順が変わっただけで、いったい、どこが、どう違うのだろうか。
もともと「リベラル」という言葉は、ヨーロッパとアメリカでは、受けとり方が大きく違う。
ヨーロッパでは、王権に対して、市民が血を流しながら自由の権利を獲得し、民主主義の制度をつくりあげてきた歴史をもつことから、同じ「リベラル」でも、他者の介入を許さないという「個人主義」にちかい意味合いで使われる。
これに対して、アメリカにおける「リベラル」は、社会的平等や公正の実現には政府が積極的に介入すべきであると考える、いわゆる「大きな政府」を支持する立場だ。
アメリカには、封建制度の歴史がない。生まれながらにして平等な社会が原則であり、その制度や権力は、新大陸に渡ったピューリタンたち個々人の合意のうえでつくられた。だから自由主義と民主主義が対立することなく協奏曲できた。
ところが、建国から150年余り後、1929年に始まった世界大恐慌は、アメリカに1300万人の失業者を生み出すことになった。このときF・D・ルーズベルト大統領のとったのが、ニューディールと呼ばれる、政府が経済に積極的に介入する政策である。それは社会主義的な性格をもつ政策だったために、結果として大きな政府へと向かうことになった。
このときニューディール政策を唱えた人たちが自らを「リベラル」と呼び始めたことから、社会主義、あるいは、それにちかい考えをもつ人のことをリベラリストと呼ぶようになった。
革命主義や左翼もこの範疇にはいる。

いうなれば「リベラル」とは、ヨーロッパとアメリカでは、むしろ対立する概念だったのである。
日本でしばしば用語の混乱がみられるのは、このことがよく理解されていないためだ。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ヨーロッパとアメリカの「リベラル」の違い
では、アメリカによって戦後の日本に持ち込まれた、この「日本独特の左翼・リベラル」は、そもそもどのような思想、どのような経緯から生まれてきたのでしょうか?
それを解くカギの一つが、これ(↓)です♥

ハーケンクロイツ
続きは次回に♥
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