2016-11-10 (Thu)

ヘレン・アダムス・ケラー(Helen Adams Keller、1880年6月27日 - 1968年6月1日)は、アメリカ合衆国の教育家、社会福祉活動家、著作家である。
視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)でありながらも世界各地を歴訪し、障害者の教育・福祉の発展に尽くした。
1909年、アメリカ社会党に入党。婦人参政権運動、産児制限運動、公民権運動など多くの政治的・人道的な抗議運動に参加する。また、著作家としても活動を続ける。

アメリカ社会党 ロゴ
アメリカ社会党(英: Socialist Party of America)は、20世紀に存在したアメリカの社会主義政党。1901年に結党され、1970年代に分裂するまで存続した。
結党初期の著名なメンバーには、ユージン・V・デブス、ヘレン・ケラー、ジョン・リード、アプトン・シンクレア、ジャック・ロンドン、ヴィクター・L・バーガー等がいた。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 チュニジアでの「アラブの春」も発端は些細なことだったんだよね。

無職の男性が許可なしに市場で勝手に物を売っていたら、それを規制しに来た警官と一悶着あって殴られてしまった――。ここで問題なのは、その【警官が女性だった】こと。

男性が女性に殴られるというのは、イスラム世界の価値観では大きな屈辱です。だから、その男性は油をかぶって自殺を図った。そして、【これがチュニジアの「体制崩壊」につながった】――。

でも、女性警官がいるということは、【チュニジアは世俗化が進んだ「近代国家」だった】ということでもある。ところが、この事件が「絶対王政の打倒」「専制独裁国家の民主化」運動の引き金になぜかなったしまったんだ。

この【「アラブの春」という茶番を後押ししたのが、ヒラリー・クリントン】です。

「中東の土人たちが、生意気にも自分たちで近代国家をつくった。許せない‼」
というのが欧米人、現在は【「グローバリスト」と呼ばれる人たちの考え】なのです。…

様々な運動に必用なお金だって、【どこかから出ている】はずです。そうでなければ、「アラブの春」ほど大きな民主化運動が、あちこちであれだけ盛り上がることはあり得ません。

日本の例で言えば、【朝日新聞のジャーナリスト・笠信太郎(りゅうしんたろう)】ですよ。

笠信太郎
彼は終戦の一時期、後のCIA長官アレン・ダグラスとスイスで一緒に過ごし、深いパイプを築いていました。その後、日本に戻ってきてオピニオン・リーダーとして活躍した。

アレン・ウェルシュ・ダレス
その【当時の言論界は朝日新聞が牛耳っていました】が、実は【朝日新聞はアメリカの対日工作の道具になっていた】のです。

【アメリカは朝日新聞を使って、日本を左右に分断しようとしていた】。それに朝日新聞が使われた。

60年安保の盛り上がり、デモに参加した東大生の樺美智子(かんばみちこ)の死、国会議事堂前での大規模デモ…、まさに革命前夜の昴(たか)まりを見せた。…ところが、【その左翼絶頂のときに、盛り上げた朝日新聞が梯子を外した】。
資本主義国家を名乗るアメリカとしては「日本を赤くしてはいけない(共産革命を成功させてはいけない)」というわけで、【笹信太郎に指示を出し】、笹は在京新聞を呼んで「学生の暴力デモは自粛を」「岸政権は自制を」と呼びかけた統一社説を押し付けた。各新聞社は横並びで朝日の決めた社説をハイハイと載せた。

【朝日がアメリカに言われるまま、世論をつくっていた時代】だった。』

いかがでしょうか?
この短い本文の中に、たくさんの重要な事実が書かれています♥
まず、「アラブの春」について。
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 ジャスミン革命(ジャスミンかくめい)は、2010年から2011年にかけてチュニジアで起こった革命である。

一青年の焼身自殺事件に端を発する反政府デモが国内全土に拡大し、軍部の離反によりザイン・アル=アービディーン・ベン=アリー大統領がサウジアラビアに亡命し、23年間続いた政権が崩壊した事件である。ジャスミンがチュニジアを代表する花であることから、このような名前がネットを中心に命名された。

この革命はチュニジアにとどまらず、エジプトなど他のアラブ諸国へも広がり、各国で長期独裁政権に対する国民の不満と結びつき、数々の政変や政治改革を引き起こした。こうした一連の動きはアラブの春と呼ばれた。


一連の暴動では情報共有のため、Facebookなどを通じたインターネットによる情報交換が力を発揮したほか、YoutubeやTwitter、WikiLeaksといったネットメディアも重要な役割を果たしたという意見がある一方、GoogleやFacebookなどのネットメディアがアメリカ政府の戦略に加担し、アラブの春を裏側で支援していたとの意見もある。」


「 2010年になって突然チュニジアを皮切りに「中東の春」と呼ばれる「民主主義」運動が発生します。
しかし、私には土着的な運動のようには思えないのです。やはり、これらの運動を主導したのはアメリカを中心とする国際的なNGOでした。
デモには自然発生的には人は集まりません。誰かが扇動し、人々を動員する必要があります。これには経費がかかるのです。
…デモに参加すればお金や食事が支給される…相当な資金が必要です。「中東の春」のデモや集会にも資金が必要だったはずです。誰がこの資金を手当てしたのでしょう。
このように分析してゆかないと、「中東の春」の真相は決して見えてこないでしょう。現在のシリア内戦も同じ流れと思います。
アサド大統領はイギリスに留学しています。夫人はイギリス生まれのシリア人です。イギリスで青春時代を過ごしたアサド大統領が特に酷い独裁者のようには思えません。反体制派にとってアサドに問題があるとすれば、ロシアとの関係が深いことでしょうか。内戦の模様をTVで見る限り、反政府勢力の映像が良く流されています。シリア政府軍がトルコを軍事攻撃しているとの報道も、俄には信じられません。なぜなら、国際世論を少しでも味方につけたいシリア政府が、自ら不利になるようなことをするとは考えられないからです。反政府軍側がトルコ領を攻撃してシリア政府軍がやったのだと宣伝している可能性は排除できません。
その意味で、シリア内戦は宣伝戦でもあります…
「中東の春」を恐れている国があります。中国とロシアです。
中国に同様の民衆のデモが起これば、共産党政権が崩壊し、「民主化」による中国国営企業の民営化が行われることになるでしょう。…ロシアにカラー革命が起こるか否かは、今後のプーチン大統領の国際銀行家グループに対する態度如何によるといっても良いでしょう。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆アラブの春のミステリー♥
嘘のような本当のお話である証拠が、「ベンガジ事件」です♥

☆【社説】ベンガジ事件の闇、大統領目指すヒラリー氏に傷―オバマ政権の判断ミス隠蔽に加担?
この事件の詳細は、本書に書かれておりますので、ここでは省略させて頂きます。
続きまして、朝日新聞のジャーナリスト・笠信太郎について。

笠信太郎
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 笠 信太郎(りゅう しんたろう、1900年12月11日 - 1967年12月4日)は、日本のジャーナリスト。朝日新聞論説主幹。
1928年4月大原社会問題研究所研究助手、1931年同研究員を経て、大内兵衛が朝日新聞社主筆で中学・大学の先輩でもある緒方竹虎に推薦して、1936年1月朝日新聞社に入社し、同年9月論説委員となる。同じく朝日新聞社論説委員の佐々弘雄や記者の尾崎秀実(おざきほつみ)らとともに近衛文麿のブレーン組織「昭和研究会」に参加してその中心メンバーの一人となり、近衛を取り巻く朝食会(水曜会)のメンバーともなった。」

尾崎秀実
で、その「朝食会」というのが。。。
以下は、Wikipediaからの抜粋です。
↓
「 朝食会(ちょうしょくかい)は、近衛文麿内閣の政策研究会、政治勉強会。朝食を共にして議論が交わされたのでこの名が付けられた。「朝飯会(あさめしかい)」とも。内閣総理大臣秘書官である牛場友彦と岸道三、内閣嘱託の尾崎秀実が主催した。牛場邸、万平ホテル、西園寺公爵邸で開かれ、近衛内閣の政策に大きな影響を与えた。「昭和研究会」と交わる部分がある。
人選は牛場信彦と岸道三があたり、当時の逸材の中から偏りがないように広く採用された。学者、新聞記者、評論家から人材を集めた。参加者は内閣書記官長の風見章をはじめ、佐々弘雄、白洲次郎、細川嘉六、平貞蔵、松方三郎、松本重治、笠信太郎、蝋山政道、牛場友彦などである。またゾルゲ事件に関与した、尾崎秀実、西園寺公一、犬養健らも含まれた。 これらのメンバーは、昭和研究会の中心人物であり、近衛新体制運動の推進者でもあった。」
こちらもご参照♥
↓
☆「朝飯会」と「朝日新聞」 ~ 尾崎秀実、牛場友彦、風見章

リヒャルト・ゾルゲ
ここで出てきた「ゾルゲ事件」とは、「社会主義」「共産主義」のソ連・コミンテルンと共謀した者どもが、日本を戦争に引き込んでいったことが明らかになる事件です♥

「 「ゾルゲ事件」は、支那事変を泥沼化させ、第二次世界大戦において日本軍が満州からソ連に進攻する「北進」の作戦を選ぶよりも、「南進」の作戦を取ることを選んだという重要な軍事情報を漏らし、近衛文麿内閣がそう決めるように情報工作をかけていたという重大スパイ事件です。
この日本史上最大の国際諜報戦争であった「尾崎・ゾルゲ事件」において、アメリカ共産党との重要なパイプになっていたと思われるのが野坂参三でした。
この事件については1930年代からソ連のスパイのリヒャルト・ゾルゲを中心とする国際諜報団が、近衛文麿首相とそのブレーン集団である「昭和研究会」に入り込み、機密情報が筒抜けになったのみならず、内閣メンバーを通じて日本の軍事・外交政策の決定まで少なからぬ影響を与えていたという恐ろしい事件です。
具体的には、ゾルゲ最大の共犯者の尾崎秀実(おざきほつみ)は、朝日新聞記者時代から内閣嘱託を務め、後に南満州鉄道調査部嘱託として対満州・対中国政策に影響を与え、ジャーナリズムの上での日本の対中認識について世論誘導に大きな役割を果たしました。
尾崎は、朝日新聞や雑誌で徹底的に支那事変において、「中国国民党軍と戦うべし」と主張し、日本の軍事戦略を泥沼化させ、国民党と対立していた共産党の生き残り戦略の手助けをしようとさえしました。
国民党と日本軍が講和すれば、兵力的に劣勢だった中国共産党は壊滅してしまうからですが、後の取り調べで尾崎は、自分の持論は日本並びに世界の「共産主義化」であると供述し、「国際共産主義」によるスパイ団の一員となっていたことが明らかになります。
こうして近衛内閣は和平のために逆に「国民政府を相手とせず」という声明を出しますが、結局は国民党の蒋介石との不毛な戦いに日本軍の力は浪費させられることとなります。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ゾルゲ事件 ~ 日本史上最大のスパイ大戦争

ソ連・コミンテルンと共謀していた者どもが、私たちの日本の中枢にいたのと同様に、実は、当時のアメリカにもソ連・コミンテルンと共謀する「社会主義者」「共産主義者」が多数存在していたんです♥
そのパイプ役が、この野坂参三です♥

野坂参三
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆敵である連合国軍に協力していた「日本共産党」 ~ 野坂参三(元日本共産党名誉議長)とアメリカ

このように、大東亜戦争に私たち日本が引き込まれた原因は、ソ連・コミンテルンを中心とした「社会主義者」「共産主義者」が仕組んだものであり、戦争を引き起こしてきたのが、それら「社会主義者」「共産主義者」、いわゆる「左翼」であるということが、近年、次々と判明してきています♥
冒頭のヘレン・ケラーも、そんな危険極まりない「社会主義者」の一人で、当時のアメリカが「左翼まみれ」だったことが理解できます。

そして、そんなソ連やアメリカの「社会主義者」「共産主義者」がつくったのが、「日本国憲法」です♥ こんな憲法は、必要ありませんね♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆日本国憲法をつくったのは誰? ~ アメリカの社会主義
続きは次回に♥
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