2016-10-31 (Mon)

沖縄市田原公園に展示のフールー
豚便所(ぶたべんじょ)は、便所の方式の一つで、大便をブタの餌として与え、飼育する施設である。中国では「豬厠(ちょそく)」、沖縄本島では「フールー」「ふーる」、韓国済州島では「トットンシ」と呼ばれる。
豚便所は、中国発祥の便所システムで、便所と豚小屋を一体化したものである。豚小屋の上に落下式便所を設け、人が用を足すとブタが人の大便を餌として処理する仕組みである。

後漢(東漢)代の模型
沖縄県及び奄美群島に存在した。しかし、この地域ではブタを食用としており、サナダムシなどの寄生虫病の温床となっていた。そのため、明治時代に明治政府により病院などが整備されると、衛生観念の広がりから衛生上の問題としてとり上げられるようになった。そして、裸足の禁止や火葬の奨励とともに風俗改良運動の中で廃止が推奨され、大正時代に県令によって新規の開設が禁止された。1945年の沖縄戦後、アメリカ軍当局によって使用も完全に禁止された。

『南島雑話』に描かれた、幕末期の奄美大島における豚便所

【参考】 私たち日本の「おトイレ事情」

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 筆者はいわゆる中国経済の専門家ではない。為替市場や株式市場といったマーケットの動きを、マクロ経済の観点から調査・分析するエコノミスト業務を生業(なりわい)としている。したがって出版界の「常識」では、中国経済を語るにふさわしくない存在なのかもしれない。…

そこで本書はエコノミスト的な「枠組み」を用い、データや歴史的な事実との比較から客観的な考察を試みた。

筆者の顧客にはいわゆる投資家といわれる人が多いが、彼らは毎日新しい「知識」を得るためにかなりの勉強をしている。だが【投資やビジネスは、受験勉強でも、クイズ番組でもない】。

そこで【必要なのは「知識」ではなく、考え方の「枠組み」】ではないか、と常日頃から考えてきた。なぜなら【投資やビジネスには、あらかじめ確定した答えがない】からだ。【知識や情報を得ただけでは、どうにもならない】。

これは【中国経済とて、例外ではない】。

だからこそ本書では、【中国経済の行方を読者の方々が考えるための「枠組み」を紹介することに主眼】をおいたつもりだ。…中国関連本の多くが知識や情報を伝えるものであることを考えれば、それこそが【他の中国経済本と本書が異なる特色】である。

学術書以外で、しかも高成長一辺倒の時代から【「どこまで悪化していくのか」という段階】に中国経済が移って以降、本書のような試みはまだ、ほかにないのではないだろうか。

筆者が中国経済に関する本を出版しようと思った動機は、じつは2009年にまでさかのぼる。当時は2008年9月に発生したリーマンショックの影響により、1930年代の大恐慌以来、世界経済は約70年ぶりの大不況に陥りつつあった。

そうした状況下、筆者は『恐慌脱出』(東洋経済新報社)という本を上梓させていただいた。この『恐慌脱出』のなかで、リーマンショック後の世界経済について、①危機の震源地であるアメリカが最も早く立ち直るであろうこと、②一方で、リーマンショックの【影響が軽微といわれているユーロ圏と中国を中心とした新興国は、今後、大きな経済危機に見舞われる可能性が高い】こと、を指摘した。

多少自分に甘めだが、その見通しは的中したのではないかと思っている。しかし当時は、筆者の新興国(とくに中国)経済に対する見方には根拠がなく、悲観的すぎるのではないかという批判を多く頂戴した。もちろん筆者は自分なりに客観的考察をした結果、このような結果を導き出したつもりであり、正直、そうした批判を受けるたびに忸怩(じくじ)たる思いを抱いてきたのである。だからこそ、【中国経済に関する考察をアップデート】したい、とつねに考えてきた。

あえて中国の専門家に意見を求めることなく、自らの考え方の「枠組み」に従った本書はある意味で、読者の方々と同じ目線の議論を展開しているといってもよいだろう。この試みが【中国経済の今後に対して新しい見通し】をもたらすことはもちろん、読者の方々が自らの頭で物事を考える際の「枠組み」としても機能することを、筆者は期待している。』

いかがでしょうか?
本書は、「支那経済の専門家ではない」著者が、「支那経済の行方を予告」している書物です♥
最終的に著者は3つのシナリオを提示されていて、支那の運命を読者とともに考えてみましょう、っていう感じで解説され、その考え方の「枠組み」をアドバイスされています。
この「支那の崩壊」に向けて、現在、世界で起きている一連の大きな流れについては、これまでに何度も書かせて頂いております。
「 習近平はスターリン体制を目指しているが、スターリン体制がなぜ起こったか、スターリン体制はなぜ潰れたか、そのことを冷静に見通してみると、習近平を待ち受けている悲惨な将来を見通すことができるのである。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆習近平を待ち受けている悲惨な将来 ~ 「ABC不安」が「ABCDEFG不安」に
「 こうした動きは、EUに貿易黒字を大きく依存する中国にドミノ倒しのように影響をおよぼし、中国経済の崩壊を加速させていく。その意味では、EUとの貿易量が比較的少ない日本経済にはそれほどの悪影響はないはずである。
本書では、いま全世界で起きている地殻変動を見据えながら、腰を落ち着けて世界情勢の変化、とりわけヨーロッパショック以後の中国、アメリカ、ロシア、日本という4つの大国とその関係性の変化を検証してみたい。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆世界の流れは、ABCDEFG ~ ターゲットは、もちろん「C」
そして、その大きな流れに沿って、「支那の宿命」に向かって、まっすぐに進んでいっています♥

「 【トピックス】
中国の潜在的な不良債権は12.5兆元と公式発表の10倍 2016年09月29日 関辰一
中国の潜在不良債権比率を推計すると、2015年末時点で8.6%。これを、シャドーバンキングを含む全国の与信総額に当てはめると、同年末の潜在的な不良債権残高は名目GDPの18.5%に達する。
■2015年末の潜在不良債権比率は8.6%
中国銀行業監督管理委員会の公式統計によると、2015年末の商業銀行の不良債権比率は1.7%、不良債権残高は1兆2,744億元にとどまっている。当局は金融機関に対して、貸付債権を①正常、②関注、③次級、④可疑、⑤損失の5種類に分けるように求め、③~⑤を不良債権としている。ちなみに③の定義は、借り手の返済能力に明らかな問題が発生し、正常な収入によって債務の元本と利息を返すのに十分な金額を保証することができない貸付債権である。
しかし、現在の基準では、不良債権の実態は不透明といわざるを得ない。金融機関は上記の定義に則って不良債権を認定しているとは限らない。当局も金融機関に不良債権の認定基準を守らせ、十分な監督責任を果たしているか疑問である。」
続きはこちらをご参照♥
↓
☆日本総研 【トピックス】 中国の潜在的な不良債権は12.5兆元と公式発表の10倍
こちらもご参照♥
↓
☆日本総研 Research Eye 『中国経済の底入れは期待薄』
☆一段の増加が見込まれる中国での社債デフォルト

「 中国の資本流出、見掛けより深刻か-ゴールドマンが警告
●8月の公式統計では元の越境決済で277億ドルが中国から流出
●これほど大きな動きはマーケット要因で説明できず-ゴールドマン
中国の資本流出は見掛けよりも大きくなっている可能性がある。米ゴールドマン・サックス・グループは、ドルではなく人民元のまま越境する資本が増えていると警告した。
中国の外貨準備高が安定化し、銀行による顧客向け外貨買越額も1年ぶり低水準近くまで減少しているが、8月の公式統計では元決済を通じ277億ドル(約2兆8800億円)が中国から流出した。この流出額は、2014年までの5年間の月平均では44億ドル。ゴールドマンの中国担当シニアエコノミスト、鄧敏強氏(香港在勤)によれば、越境資本がこれほどの規模になる理由をマーケット要因で説明することはできず、通貨流出を測る際にはこの点を考慮する必要がある。」
続きはこちらをご参照♥
↓
☆中国の資本流出、見掛けより深刻か-ゴールドマンが警告
支那の一般庶民の必需品の「豚」も、全然足りなくって、海外から買わなければなりません♥


「 中国では4億5000万頭の豚が飼育されているが、国内の豚肉需要を満たすことはできていない。世界の豚肉供給の半分を消費する中国では、豚肉輸入が過去最高水準に達している。」
☆中国の豚肉輸入が過去最高、4億5000万頭飼育でも足りず-チャート
その「豚」を買ってくるための「人民元」が、まさに紙クズ状態に♥


「 中国人民元は26日、6年ぶりの安値水準で推移した。こうした中で中国の当局者や国営メディアは元安への懸念を抑制しようと声を上げた。」
続きはこちらをご参照♥
↓
☆中国人民元、6年ぶり安値に沈む-当局者から元安けん制発言相次ぐ
・・・とこのように、万事順調に「こと」は進んでいるんです♥

続きは次回に♥
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