2016-10-13 (Thu)

条約(じょうやく、英: treaty、仏: traité、中: 条约 、亜: معاهدة、独: Vertrag)は、文書による国家間の合意である。国際法にもとづいて成立する国際的合意であり、国家および国際機構を拘束する国際的文書が条約であると狭く解す場合もある。現代では当事者能力をもつのは独立国家に加えて公的な国際機構があり、国際連合などの国際機関も締結主体となり得る。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 19世紀中盤、日本と清は同時に西洋の脅威にさらされた。しかし、維新を成功させた日本と「眠れる獅子」でありつづけた清の明暗は分かれた。

【我が国は世界に冠たる大日本帝国として、西太平洋から東アジアにかけて無敵の帝国として君臨】していた。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆地中海も守った日本海軍
内政においては、【大正デモクラシーの果実を謳歌(おうか)】していたころが【大隈内閣の時代】だった。

大隈重信
そこに【欧州大戦(後に第一次世界大戦と呼ばれる)が勃発】し、事実上は圏外にいた【我が国は戦争特需で経済は絶好調】となった。日英同盟の誼(よしみ)で対独参戦し、【瞬く間に太平洋と山東省からドイツを駆逐】し、【この地域で日本のやることに異を唱えることができる国は、もはや存在しない】勢いとなった。

大日本帝国 最大行政統治・軍事勢力圏
一方の支那大陸では、日清戦争敗北を契機に【日本を見習って改革しようと試みた勢力は敗北】し、それどころか【義和団事件のような排外運動を激化】させ、それがかえって【列強の介入を招来】していた。

天津の義和団
1911年、【辛亥革命(しんがいかくめい)により清朝は転覆】し、翌年元旦に【中華民国が建国】される。だが、【中央政府には何の力もなく、各地で軍閥が跋扈(ばっこ)】し、【支那大陸全土が無法地帯】と化していた。【今のアフガニスタンやイラク、あるいはシリアと同じ】である。

要するに、【中華民国政府には治安維持能力がなかった】のだ。

これを国際法用語で【「条約遵守(じゅんしゅ)能力の欠如」】という。

自分の国の治安が守れない――【警察が機能せず犯罪が罷(まか)り通る、まともな裁判も行われないので被害者は泣き寝入り、そもそも軍隊が率先して略奪・強姦・殺人を繰り返す】――という国が外国との約束を守れるはずがない。

清国が【中華民国になって、輪をかけて条約破りの常習国となった】。

当然、日本も含めて各国とも中華民国には権益がある。当時の民国政府は
「不平等条約を無理やり押しつけられた」
「侵略だ」
「植民地主義だ」
と外国を批判し、【約束に基づいた大陸にある外国の企業を破壊し、外国人に危害を加えた】。

最近の【中華人民共和国でも似たようなこと】があったが、あれの大規模版だ。もっとも【中国という国の本質は、何も変わっていない】。

こうした背景があって、【大隈重信内閣は「二十一カ条要求」を突きつけた】。

大隈重信
なお、【「二十一カ条要求」との言葉自体が中華民国のプロパガンダ】である。

日本政府が突きつけたのは、【「十四カ条の要求」と「七カ条の希望」だった】が、「希望」の部分もいっしょにして、いかに自分たちが圧迫されているかを世界にプロパガンダしたのだった。
【日本が突きつけた「要求」とは「まともに国際法を守れ」】である。

日本と結んだ条約を守るのはもちろん、【「人を殺すな」「犯罪が発生したら警察や裁判所は仕事をしろ」「その程度のことも守れない国にパスポートを発給できるか」「まともな国と国としての付き合いをしたいなら、ちゃんとしろ!」という内容】である。

本書は、【支那人の民族性】を、歴史・社会・習俗などから説きおこして【こき下ろし】つつも、結論は意外と穏当である。【現在の日中関係を考えるときの参考になる】のではないか。
現職首相が出版した「ネトウヨ」本、まずはご堪能いただきたい。』

いかがでしょうか?
この書物、大変お勧めです♥ とても真面目に書かれた内容なんですが、「え!支那に、それ言っちゃうの~♥」って、思わず吹き出してしまう場面が多々ございます。
さて、昨日に引き続きまして、本書を読み進める前に、当時の時代を少し振り返ってみてみましょう。
20世紀初、今から約100年前、世界の大国は、イギリス、ロシア、ドイツ、オーストリア、フランス、アメリカ、そして私たちの大日本帝国です♥
それよりも少し前、本文中にもございましたが、19世紀中盤は、私たちの日本、そして支那にあった清が、同時に西洋の脅威にさらされていました。
この間、たった数十年ほどの期間で、私たちの大日本帝国は、世界に君臨する大国となり、その一方で支那にあった清は滅亡しています♥

19世紀末、とある日本の隣接地域で「百姓一揆」が起こり、その「百姓一揆」を鎮圧できない国みたいであって国でないものが存在していました。それが「李氏朝鮮」です♥
1894年、朝鮮における農民反乱(「東学党の乱」または「甲午農民戦争」)を鎮圧するため、私たち日本と清が出兵します。
このときの朝鮮の対応のまずさで、私たち日本と清が戦争へと突入し、たったの9ヶ月で、私たちの日本が清に勝利します♥ ヨーロッパキリスト教・侵略国家から「眠れる獅子」と勘違いされていた清が、「眠れる豚」になりました♥
この日清戦争(1894-1895)の勝利により、私たちの日本は多額の賠償金とともに、台湾そして遼東半島を領有することになりました♥
ところが、ここでドイツの金正恩ことヴィルヘルム2世が横槍を入れ、いわゆる「三国干渉」(1895年)が行われ、日本に割譲された遼東半島を清に返還させられる出来事がありました。

1888年、即位まもないヴィルヘルム2世

金正恩
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ドイツ帝国の「金正恩」 ~ ヴィルヘルム2世
戦勝国である私たちの大日本帝国に対する多額の賠償金を工面する必要に迫られた「眠れる豚」の清に、ヨーロッパのキリスト教侵略国家は、「借款」、つまりお金を貸す見返りに、租借地とその権益確保を要求します。
ロシアは、日本に返還させた遼東半島の南端部、「旅順」・「大連」を租借します。のちに日露戦争で激戦となる地であり、その後、日本が租借し、関東軍が守備した関東州となる地です♥
ドイツ帝国も、山東半島南海岸の膠州湾全域とその一帯を、ちゃっかり租借し、権益を手に入れています♥ 支那の青島ビールは有名ですが、それはドイツ帝国がこの地を租借し、都市「青島」を建設したことから始まります。
で、この山東省こそ、反キリスト教の暴動、「義和団の乱」の起点になる地でした♥
この「義和団の乱」に乗じて、無謀にも外国勢力に対し「宣戦布告」したのが、あの「お馬鹿」で有名な変人「西太后」です♥

西太后
もちろん、勝てるはずがなく、宣戦布告後2か月も経たないうちに首都北京及び紫禁城が制圧(1900年)され、清は莫大な賠償金の支払いを余儀なくされちゃいました♥

紫禁城内の連合軍
この頃から、私たちの大日本帝国とロシアの関係が悪化、「日露戦争」(1904年)が勃発します♥
この背景には、諸外国の目を東方アジア地域に向けたいドイツの金正恩ことヴィルヘルム2世が唱えたスローガンの「黄禍論」も影響しています♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆「義和団の乱」って何? ~ たった120年前の世界 「白」と「黄」、そして「基」と「仏」
1911年、「眠れる豚」にまで落ちぶれた清が「辛亥革命」(1911-1912年)によって滅びました♥
ここから「支那全土が無法地帯と化し」、「今のアフガニスタンやイラク、あるいはシリアと同じ」ような状態になったわけです♥
また、イギリス、ロシア、アメリカの合意のもと、ぐだぐだな朝鮮を、私たちの大日本帝国が併合しました。これが「日韓併合」(1910年)です♥
続いて、ヨーロッパで、「第一次世界大戦」(1914-1918年)が勃発します♥
この「第一次世界大戦」の最中に、「約束事ぐらいを守れよ!」って要求したのが、「対華21カ条要求」(1915年)です♥
このあと、それまでの大国であった、「ドイツ帝国」と「ロシア帝国」がともに、王政が廃止、滅亡となり、ドイツは左翼政党が主導権を握る国家、「ワイマール共和国」(1919年)となり、ロシアは「ロシア革命」(1917年)により、極左の社会主義国家、「ソ連」が誕生となったわけです。
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆安らかな場所って何よ! ~ 【劣化左翼】 日本共産党 池内さおり
続きは次回に♥
ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

- 関連記事
-
- 通州事件と通化事件 ~ 犯罪は、いつも・・・ (2016/10/26)
- 右翼のクリスチャン・テロリストの組織 ~ 韓国の素 (2016/10/25)
- 通州事件と朝鮮人 ~ 不逞鮮人、怪鮮人の趙春花(福島瑞穂)がやってること (2016/10/24)
- 通州事件と共産主義者 ~ 現代の日本人が学ばなければならない理由 (2016/10/23)
- 天皇さまが泣いてござった ~ 支那人・村田には理解ができない「日本人と天皇との結びつき」 (2016/10/22)
- さるかに合戦 ~ 老婆の最後の一念 (2016/10/21)
- 支那人の遺伝 ~ 支那が決して日本から学ぶことができない理由 (2016/10/14)
- 条約破りの常習国 (2016/10/13)
- 現職首相が出版した「ネトウヨ」本 ~ 『日支民族性論』 (2016/10/12)
- 破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その三 (2016/03/28)
- 破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その二 (2016/03/27)
- 破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その一 (2016/03/26)
- 破防法調査対象の日本共産党の任務 (2016/03/25)
- 日本のリベラルと世界のリベラルの違い ~ 21世紀は伝統回帰の時代です (2015/12/17)
- Xi’s history lessons 習近平の歴史レッスン (2015/12/16)