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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  ヨーロッパとアメリカの「リベラル」の違い 

    ヨーロッパとアメリカの「リベラル」の違い 

    自由の女神 ダリ

    自由主義(じゆうしゅぎ、英: liberalism、リベラリズム)とは、政治や経済などにおける思想や運動や体制の類型のひとつ。

    啓蒙思想から生まれた近代思想の一つであり、人間は理性を持ち従来の権威から自由であり自己決定権を持つとの立場から、政治的には「政府からの自由」である自由権や個人主義、「政府への自由」である国民主権などの民主主義、経済的には私的所有権と自由市場による資本主義などの思想や体制の基礎となり、またそれらの総称ともなった。自由主義は政治や経済における多元主義でもある。日本では革新主義が「リベラル」と呼称されることが多い

    「自由主義」や「リベラリズム」という思想や用語は時代や地域や立場などにより変化している。初期の古典的自由主義(Classical Liberalism)はレッセフェール(自由放任)を重視して政府の権力を最小化する立場が多かったが、20世紀には社会的公正を重視して社会福祉など政府の介入も必要とするソーシャルリベラリズム(social liberalism、社会自由主義)が普及した。アメリカ合衆国では「リベラリズム」という用語は、このソーシャルリベラリズム(社会自由主義)の意味で使われる場合が多く、革新を目指す立場だとされる。






    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 日本では、思想的立場をあらわすとき、よく「リベラル」(自由主義的)という言葉が使われる。ちょっと聞くと、なんとなく軽やかで、進歩的なイメージをもつが、考えてみると【これほど意味が理解されずに使われている言葉もない】

    ポイント 女性

     たとえば、かつて自民党に対抗しようとする人たちが、よく口にした「民主リベラル」だが、英語に直訳すれば、Democratic Liberalである。自由民主党の「自由民主」も訳せば、Liberal Democraticである。語順が変わっただけで、いったいどこがどう違うのだろうか

    ポイント 22

     もともと【「リベラル」という言葉は、ヨーロッパとアメリカでは、受けとり方が大きく違う】

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     ヨーロッパでは、王権に対して、市民が血を流しながら自由の権利を獲得し、民主主義の制度をつくりあげてきた歴史をもつことから、同じ「リベラル」でも、【他者の介入を許さないという「個人主義」にちかい】意味合いで使われる。

    これに対して、アメリカにおける「リベラル」は、【社会的平等や公正の実現には政府が積極的に介入すべきであると考える、いわゆる「大きな政府」を支持する立場】だ。

    保守主義と周辺思想・対抗思想

     アメリカには、封建制度の歴史がない。生まれながらにして平等な社会が原則であり、その制度や権力は、新大陸に渡ったピューリタンたち個々人の合意のうえでつくられた。だから自由主義と民主主義が対立することなく協奏曲できた。

    フランクリン・ルーズベルト 5
    フランクリン・ルーズベルト

     ところが、建国から150年余り後、1929年に始まった【世界大恐慌】は、アメリカに1300万人の失業者を生み出すことになった。このときF・D・ルーズベルト大統領のとったのが、【ニューディールと呼ばれる、政府が経済に積極的に介入する政策】である。それは【社会主義的な性格をもつ政策】だったために、結果として大きな政府へと向かうことになった。

    社会主義

     このとき【ニューディール政策を唱えた人たちが自らを「リベラル」と呼び始めた】ことから、【社会主義、あるいは、それにちかい考えをもつ人のことをリベラリストと呼ぶ】ようになった。

    ポイント 女性

    【革命主義や左翼もこの範疇にはいる】

    日本共産党

    いうなれば【「リベラル」とは、ヨーロッパとアメリカでは、むしろ対立する概念】だったのである。

    ポイント 23

    日本でしばしば用語の混乱がみられるのは、このことがよく理解されていないためだ。』

    日の丸

    いかがでしょうか?

    安倍総理の書かれたこの書物は、非常に平易な文章で、とても判りやすく説明がなされています。この書物を読めば、安倍総理の立ち位置「右翼」とは無縁であることが理解できます♥

    ところが、本も読まない「お勉強が足りない」ヒトがたまにいて、こんな下品な迷惑行為(↓)をやったりします♥

    反安倍 左翼 ポスター

    ほとほと、劣化した左翼・リベラルには、呆れさせられますね♥ そんな連中十把一絡げにして、「パヨク」と呼びます♥

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    こちらもご参照♥

    千葉麗子  さよならパヨク

    そんな「パヨク」の連中がいま、次々と「袋叩き状態」にされていて、まともな「左翼」の方々でさえ呆れるようになってきています

    ポイント 女性

    「 ところで護憲派のところで「いわゆるリベラル派」と記したのは、日本社会で言うリベラルが、国際社会のそれと違いすぎるからです。

      たとえばアメリカ政治でリベラルと言えば民主党ですが、あのベトナム戦争に踏み込んでいったのはケネディ大統領。民主党をまさしく代表するリベラル派です。そのベトナム戦争をようやく終わらせたのが、共和党のニクソン大統領でした。

     リベラルとは何か。…その原点はフランス革命にあります。フランスで個人が自由を獲得したのは、1789年に庶民がバスティーユ監獄を襲撃して始まったフランス革命からです。
     そのフランスに国家憲兵隊(Gendarmerie/ジャンダルムリ)という組織があります。…ぼくはかつてパリの本部へ入りました。そこで出逢った将校に、こう聞いたことがあります。

     「9・11同時多発テロの直後…フランスの原子力施設の周りで国家憲兵隊が不審者を射殺したという情報がありますが事実ですか」

     将校は「事実です」と即答しました。「それは、どんな法的根拠に基づく射殺ですか」と重ねて聞くと、将校は「われわれはナポレオン三世閣下が確立された組織であるから、現在の第5共和制には必ずしも縛られない」と平然と応えました。…肝心なことは、西欧型の民主主義の元祖であるフランスは、…場合によっては現行法の縛りを飛び越えて武力を行使しかねない体質を持つ強烈な実力組織をあえて養い、その抑止力によってもそのリベラリズム、フランス式民主主義を維持しているのです。

     フランスは自由の女神像をアメリカに贈り、みずからも…パリ市中に立てています。…しかし、この像は、ほんとうは単に自由を象徴するのではなく、戦って初めて獲得した自由こそを象徴する像です。…日本はどうでしょうか。日本は戦争でアメリカに負けて、いわばそのおかげで軍国主義が終わって民主主義になったと、ぼくも学校で繰り返し教えられました。現在の学校教育もそうですし、放っておけば未来の日本の子供たちもそう教えられます。これは間違いです。敗戦後の日本のいちばん根本的な間違いと言うべきだと考えます。日本はまごうことなき民主主義の国です。しかし民主主義をアメリカに教わったのじゃない。もともとオリジナルの民主主義を持っていました。アメリカが占領によって持ち込んだのは西欧型の民主主義であって、敗戦後の日本社会で語られるリベラリズムとは、それに大きく影響されたものです。だから現代日本のリベラル派は、占領下でつくられた日本国憲法を一字一句変えるなと主張し続け、憲法第九条を外国人によって再確定してもらおうとノーベル平和賞の選考に持ち込んだりしているのですね。
     そしてこのリベラリズム、敗戦後日本のリベラル派は、まさしく日本国憲法の精神に基づいて「カネや太鼓を鳴らして祈れば平和になる」という行動を取ったりします。…日本国民の漁家のひとびとが…現に韓国やソ連・ロシアに殺されていても、女子中学生から働き盛りの男女までが北朝鮮にさらわれていても、世界自然遺産にせっかく指定された小笠原諸島の海を壊滅的に中国に荒らされていても、決して戦うな、それだけではなく戦う姿勢も見せるな、そうすればすべて平和になると、間違いなく日常的にずっと主張しています。世界の人々はこれを聞くと、不可思議に思いつつ「仮に事実としても、あくまで一部の日本人だろう」と受け止めます。…とんでもない。敗戦から70年を経てなお、テレビ・ラジオ番組でも新聞でも、こうした主張が圧倒的多数てす。
     ことに、テレビに出ることが生活の糧になるタレント、評論家といった人々はこうした考えをベースにしていないとテレビに出られなくなる恐れがありますから、ほとんど考える余地なく、こうした立場に立っている例も、ぼくは実際にテレビ局で目撃しています。

     そして、お気づきでしょうか。日本にこの世界に稀な空想的リベラリズムを持ち込んだアメリカは、フランスなどと並んで戦うリベラリズムの拠点であり、だからこそ悲惨なベトナム戦争にアメリカを導いたケネディ大統領が今も、民主主義の理想的なリーダーとされているのです。…このアメリカに民主主義を教えてもらった、その成果こそ日本国憲法だと生徒、学生に教え、マスメディアで主張し、日常的に話したり行動している日本人だけが『戦わないことがリベラリズム』と思っている

    左翼 9条 憲法

    これはカラクリ細工です。日本をいったん武装解除して無力化することを狙った占領軍の残したカラクリ細工です。しかし占領軍はもう居ない。…わたしたちが何をすべきか…もはや立場の違いを超えて、はっきりしていませんか。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    日本のリベラル派は、カネや太鼓を鳴らして祈っているだけなんです



    「 現在、中国の激変とその行方が、日本の安全保障や国民生活に多大な影響を及ぼそうとしている。・・・日本は今後、中国からやってくるこれらの脅威から逃げられない
      このような中国からの脅威が迫っているにもかかわらず「リベラル(日本におけるリベラル)」による「中国認識」が、日本に広がっていることは実に由々しき事態である。
     それは、この国の政策と外交を誤らせて災いをもたらす可能性がある。あるいは、まさに誤った「中国認識」から発した戦前の「大アジア主義」が、結果的に日本を戦争と破滅への道へと導いたように、認識の誤りが国を滅ぼすこともあり得るだろう。
     このような危機意識から、日本の「リベラル」の「中国認識」に分析のメスを入れて、その病巣を突き止め、徹底的な批判を加えようというのが本書の趣旨である。「リベラル」と称される人々、あるいは自称する人々「中国認識」「中国観」には、普段は温厚な(?)私たちでも、「幼稚」「無知」「噴飯もの」「本末転倒」「偏執」などのやや過激な言葉を使いたくなるのが実情である。…

     しかし問題は、その程度の「中国認識」しか持っていない多くの「リベラル」が、日本社会の中で一定の影響力を持っている点にある。彼らの多くは有名大学の教授や、知名度の高い文化人、あるいはテレビで活躍する有識者などの立場にいるから、その発言や著作が、多くの国民に影響を与えていることは事実である。
     彼らの浅薄(せんぱく)にして間違いだらけの「中国認識」が、政治家や財界人など、日本を動かすエリートたちの「中国観」を大いに歪めてしまうおそれも十分にある。あるいは実際、彼らによって歪められた「中国観」をもっている人々は、すでに多く存在しているのかもしれないのだ。」


    詳しくはこちらをご参照♥

    ヨーロッパで個人が自由を獲得したのは、たったの230年前なんです ~ リベラルの原点「フランス革命」



    憲法九条左翼

    「 彼らが「議論が尽くされていない」などと言うのはまったく驚くべきことで、過去三、四十、いや六十年近く憲法九条を守って日本という国がやっていけるのかという議論はなされし尽くされて結論は出ている
     私も過去に、九条護憲論者と議論をしたことがあるが九条を改正しないで有事にどう対応するのかまともな説明を聞いたことがない

     つまり議論では護憲派は負けているのである

    議論で負けているから、世間的に有名な学者を揃えて数を誇ろうというのは卑怯である。もっとも幸いにして、その卑怯は学会という小さな世界でしか通用していない。 私はいつも、重要な一点だけを繰り返し言っている。それは「議論をしろ」ということだ。だが少なくとも日本のメディアでは、議論をしないこと議論から逃げることがあたかも“はやりの流儀”のようになっている。憂うべきことである。…


    左翼 ジャーナリスト 議論 岸井 鳥越

    私は十年以上前に『すばらしき愚民社会』(新潮社、2004)という著作を出したが、当初は大衆批判をするつもりだった。しかし書いているうちに、愚民なのはこういう「なんとなく、リベラル」な知識人のほうだという結論へ導かれた。

    左翼 ジャーナリスト 岸井 議論 鳥越 田原

     彼らが、自身をあたかも多数派であるかのように誤解しうるのは、マスコミの一部が彼ら側についているからで、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、岩波書店の『世界』や青土社の『現代思想』、『早稲田文学』や『すばる』『群像』などの文藝誌をメディアとする、最大百万人程度の知識人社会が存在する。」

    詳しくはこちらをご参照♥

    バカが意見する世の中 ~ 「なんとなく、リベラル」な愚民



    さて、そんな「パヨク」の負けが確定した今、いよいよですね♥

    安倍総理 産経新聞 2

    みんなで、考えていきましょう♥



    続きは次回に♥




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