2016-08-14 (Sun)

原爆投下から15分後に香焼島から撮影されたキノコ雲(松田弘道撮影)
長崎市への原子爆弾投下(ながさきしへのげんしばくだんとうか)では、第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月9日午前11時02分に、アメリカ軍が日本の長崎県長崎市に対して投下した人類史上実戦で使われた最後の核兵器である。アメリカは長崎に投下した原子爆弾のコードネームをファットマン(Fat Man)と名付けていた。制式名称はマーク3(Mk.3)核爆弾。これにより当時の長崎市の人口24万人(推定)のうち約7万4千人が死亡し、建物は約36%が全焼または全半壊した。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 では、「真実」と「真相」に行き着くために、まずは素朴な疑問を発してみましょう。【一体なぜ、広島と長崎に原爆が落とされたのか、と】。

従来の公式説明では、
「アメリカ軍が日本本土に上陸する際に甚大な犠牲を払わないよう、日本を早く降伏させる必要があったため」
ということになっています。

こちらもご参照♥
↓
☆広島、長崎への原爆投下を記述していない教科書♥
☆広島、長崎での原爆投下や東京大空襲を教えていない都道府県
しかし、【これは何かを隠すためのまやかしの言説】にほかなりません。

というのも、本書で繰り返し例証していくように、日本はこの時期、すでにポツダム宣言の受諾を決めており、これ以上日本全土を灰燼(かいじん)に帰すような愚を犯したくない状況だったからです。
こちらもご参照♥
↓
☆国家総動員、総力戦、徹底抗戦、本土決戦を主張していたのは、共産主義者です
そうであれば、【何も広島や長崎で一般市民や子供たちを大勢犠牲にすることなく】、わずか原爆一発だけでも、あるいは一発も使うことなく、当時日本の国家指導者らを震え上がらせて【直ちに降伏させる有効な使い方が幾通りもあった】はずです。

Wikipediaに掲載されている「写真」
↓

全身に大火傷を負った14歳の少女(1945年8月10日撮影)
それにもかかわらず、【さしたる戦略拠点ではなかった広島の市街地の真ん中に原爆を落としたのは、なぜか】。

爆心地の島外科内科(島外科)

広島原爆の爆心地(当時は島病院)[広島市中区大手町一丁目5番25号]原爆ドームの東側にある島病院の上空約600メートルで原子爆弾が爆発した。
「 ついでに付記すれば、原爆は広島の軍事施設に投下しているわけではない。爆心地は市街の病院だった。」
こちらもご参照♥
↓
☆【マインドコントロール】 真相は、こうなんです♥
さらに、長崎にいたっては、当時航空戦力を消耗し制空権なき日本に対して、米軍の本土上陸作戦に最大の脅威となりうる【日本海軍の一大拠点であった長崎港周辺の軍事施設を避け】、

爆心地から半径5キロ(青い円)
そこには原爆の直接被害が及ばない5キロほども離れた丘陵地であり、【浦上天主堂】以外に目立った建物は散在する学校や病院ぐらいしかなく、

原爆投下前の爆心地付近(長崎市浦上地区)
あとは田畑に囲まれて点在する農家だけといった【田園地帯に、米国にとって貴重なはずの最後二発目の原爆を投下したのは、なぜなのか】。

投下後の同一地点 目標が完全に破壊されている
ちなみに、当時、長崎港湾には【三菱重工の巨大な造船所】があり、日米開戦後も戦艦「武蔵」をはじめ各種巡洋艦、航空母艦、潜水母艦、駆逐艦など日本海軍の主要艦船を多数建造していました。

1942年8月竣工時の武蔵
また、戦争末期には、かの有名な三菱造船所の巨大起重機(クレーン)の下などで、米軍の本土上陸に対抗すべく「人間魚雷」などの海軍の「特殊兵器」が製造されていたのです。ところが、こうした重要軍事施設が狙われず、空爆には最適の標的になるはずの巨大起重機は無傷のまま残され、70年後の今日、なお実際に使用されているのです。

長崎造船所
こちらもご参照♥
↓
☆ビル・ゲイツが一番、驚いたこと
さらには、当時の米国では、「原爆の父」とまでいわれち原子物理学者【ロバート・オッペンハイマー博士が委員長であった原爆投下標的委員会】は、

ロバート・オッペンハイマー
戦略的軍事目標の重要性から【長崎を原爆の標的としておらず】、原爆投下の第一標的地リストにもまた第二標的地リストにも【長崎は載せられていなかった】のです。

原爆投下から15分後に香焼島から撮影されたキノコ雲(松田弘道撮影)
【戦争を長引かせたのはむしろアメリカ側、いや、その背後で糸を引く闇の勢力】でした。彼らは「隠された目的」を遂行するために平然と原爆を使用し、その結果、【膨大な数の無辜(むこ)の市民が地獄の業火によって焼き殺された】のです。

平和祈念像
推定死者数、広島市約14万人、長崎市約7万4000人、

黒焦げになったいたいけな子供たちの写真が、わたしの脳裏から永遠に消え去ってはくれないでしょう。
再び先の疑問に戻りましょう。「戦争の早期終結、米軍兵士の犠牲の最小化」が目的ではないのなら、【なぜ1945年8月に原爆が広島と長崎に投下されたのでしょうか】?

そもそも、【これらの原爆は誰が何のために製造したのでしょうか】?

まさにこの「なぜ」を解明するためにこそ、本書が執筆されたのです。』

いかがでしょうか?
まず、最初にお断りしておきますが、この書物を出版しているのは、あの成甲書房です♥

以下は、Wikipediaからの抜粋です。
「 株式会社成甲書房(せいこうしょぼう)は、東京都千代田区神田神保町にあるノンフィクションを専門とする出版社。陰謀論、超常現象などの異色作から日常生活に関するものまで幅広い作品を発行する。
朴甲東によって1979年日本で設立。
朴甲東は1919年3月11日、朝鮮慶尚南道、ソウルの南約300kmにある丹渓里(ダンゲリ)で、名門両班の地主の次男として生まれる。1941年、早稲田大学卒業後朝鮮へ帰国し、朝鮮独立運動に身を投じ抗日パルチザン「朝鮮独立同志会」を組織する。戦後、朝鮮共産党機関紙「解放日報」記者を経て、南朝鮮労働党に合流。1948年、朝鮮民主主義人民共和国が建国されると、文化宣伝省ヨーロッパ部長になるが、1950年、金日成の粛清により逮捕、監禁される。1956年、釈放されると翌年に北朝鮮を脱出し、日本へと逃れて金日成政権批判を続けた。同じ南朝鮮労働党出身の朴正煕とも親交があった。朴正煕に、アメリカに秘密に、中ソとの国交回復のために北京・モスクワに赴く全権密使になることを依頼されるも、その直後に朴正煕はKCIA部長の金載圭に暗殺される。」
そうです。「在日朝鮮人」の出版社です♥

このことを念頭に置いて頂いたうえで、この書物を見ていく必要があります♥
「北朝鮮を脱出→日本へと逃れて金日成政権批判」とか、「朴正煕に、アメリカに秘密に、中ソとの国交回復のために北京・モスクワに赴く全権密使になることを依頼され」とか、こういったところからしますと、「朝鮮統一」や「朝鮮の独立自尊」という考え方があるように感じられます。もちろん、それ故の「反日」もあるようで。。。
なにしろ、朝鮮人というのは「ふがいなかった」んですから♥

「 韓国人にとって日韓併合は、自分たちの祖先がふがいなかったことを思い起こさせる歴史です。彼らには祖先のふがいなさを認めたくない気持ちがあります。
その心理を理解すれば、日本が韓国に謝れば謝るほど、彼らの自尊心が潰されて彼らの気持ちが辛くなる…その点を日本人は誤解しています。
日本が謝れば謝るほど、彼らは
「そんなに日本に酷いことをされたのに、我々の祖先はなぜ受け入れてしまったのか」
という気持ちになって、祖先のふがいなさに直面せざるを得なくなります。…謝ってはダメなのです。謝ることは彼らの自尊心をかえって傷つけることになります。…
朴槿恵(ぼくきんけい)大統領は
「被害者の気持ちは千年経っても消えない」
と言いましたが、加害者の日本に対しての気持ちが消えないというより、自分たちのふがいなさは千年経っても消えないという意味ではないか…日本に対する恨みというより、自分たちのふがいなさに対する恨みだろう… 」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆自分たちの祖先がふがいなかったことを思い起こさせる歴史
で、現代の「韓国」も「ふがいない」状態のままで、ある時点から「北韓国」に、やられっぱなしの状態なんです♥
現大統領のお父さんの時代こそ、「ふがいない」状態から抜け出す最後のチャンス、だったのかもしれませんね♥

朴正煕
「 1961年、5・16軍事政変で張勉は放逐されます。このクーデターの首謀者は、朴正煕(ぼくせいき)陸軍少将です。朴正煕こそが、長らく韓国史で「国父」として尊敬されていた英雄です。…
朴正煕は、1917年に貧しい農民の子として生まれます。しかし、小学校で優等だったので師範学校に通い、何とか生活だけはできるようになります。極貧の子供でも優秀ならば地主など周囲の援助で学校に通うということは日本人でもよくあった話です。…その後は軍に入って優秀な成績で出世し続けます。最初は満州国軍ですが、成績が優秀だったので日本本土の陸軍士官学校の受験資格を得て合格、優秀な成績で卒業し、終戦時には満州国軍に中尉として配属されていました。
日本の敗戦後は、韓国軍に入り、政治活動にもかかわったことから逮捕投獄、一時は死刑を宣告されるという危機を味わっています。そして朝鮮戦争で軍籍復帰し、陸軍少将に上ったときは、一種の軍閥化していました。朴正煕が副司令官を務めていた第二軍は、韓国国軍が初めて自前で訓練した韓国陸軍士官学校第8期生が中心であり、貧しい農村の出身者が集まっていたのです。…
李承晩が倒れた4・19革命のころから、朴正煕はブレーンを集め、クーデター計画と政権構想を練っています。朴正煕の構想を単純に言えば、「日本のような国になる」です。
朴正煕はその軍事力を背景に安定政権を築き、漢江の奇跡と呼ばれる経済成長を達成します。
本書冒頭の法則で「韓国は軍国主義でしか正気を保てない」と述べました。常に無能な文官が私利私欲で陰謀をめぐらし、軍隊すら秘密警察を使って抑え込む。李承晩などはその極みでしたが、李朝時代の再現であるかのような最悪の李承晩を経て、遂に朴正煕政権で韓国人は豊かな暮らしを手に入れることができたのです。…
朴正煕時代こそ、韓半島の歴史で黄金時代と呼ぶにふさわしいでしょう。
朴正煕は個人的に大日本帝国に感謝していました。しかし、だからこそ「昼は反日、夜は親日」を貫きました。
韓国社会で「親日」と認定されることは社会的抹殺を意味します。独裁者であっても暗殺の危険があります。政敵に「親日派」のレッテルを貼ることは、政治的武器なのです。…
では、その国父・朴正煕を、韓国の教科書はどのように描いているでしょうか。
韓国人の主張
《 朴正煕の時代に我が国は大きく成長した。しかし、負の面も多い。 》
こうして要約してみると、冷静な記述に思えますが、ほかの感情剥きだしの主張と比較してください。何かを評価するとき、絶対評価は誰でもできますから、相対評価こそ重要になります。…
韓国人の歴史記述態度は、常に自分の生きている時代に合わせた評価です。過去にさかのぼって指弾することなど当たり前です。…
それは韓国人の習性として、では誰の立場からの評価なのか、が重要になるのです。…」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆韓国の教科書問題 ~ 朴槿恵への単純批判は、北朝鮮・金正恩の思う壺
それでは、本題に戻りまして、この書物には、ある種の陰謀論と呼ばれるものが書かれています。ですので、一方的な偏った見方が随所に見られます。
それはそれと致しまして、私たち日本人は、その書かれている事柄の中から、検討に値する「事実」をピックアップしていかなければなりません。
たとえば、長崎に投下された原爆の、本来の爆撃目標は、

爆心地から半径5キロ(青い円)
御覧のとおり、まったく別の地点でした。

爆撃目標地図 (1945年4月作成)
これは、一体、どういうことなんでしょうか?
続きは次回に♥
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Re: No title * by みっちゃん
荼毘出さん、こんにちは^^
コメントありがとうございます♥
まったく仰るとおりだと思います♥ 意見や考え方は違っていて当然だと思いますから、それぞれの著者が根拠に基づいている限り、それはそれでいいと思います♥ ただし、「嘘」を垂れ流している場合は、容赦なく・・・(笑)
あと、日本人の考え方そのものに、「地球、人類愛、平和などと、宗教的で左翼的」な考え方の波長が合いやすいんじゃないかとも、感じています。「五族協和」とか「八紘一宇」とかも、それに近い考え方だと思っています。
ただ、問題があって、私たち日本人とは違って、他の民族は、とくに大陸系は、そういった考え方がなじまないんです。だから、いくら私たち日本人が、良かれと思って唱えても、相手側の本心は別のところにあると思います。日本人同士なら通じても、大陸系には全く通じないんだと思います。で、騙されちゃう♥
ですから、日本人以外と交流する場合は、それぞれの相手側の考え方に近い思考で、やっていかないとダメなんだと思います。
そこのところが、左翼的なヒトには、理解ができないんでしょうね♥ 万人共通なんて存在しない、みんなそれぞれ違っているんだって考えることが大切だと思います。
これからも、宜しくお願い致しま~す♥
コメントありがとうございます♥
まったく仰るとおりだと思います♥ 意見や考え方は違っていて当然だと思いますから、それぞれの著者が根拠に基づいている限り、それはそれでいいと思います♥ ただし、「嘘」を垂れ流している場合は、容赦なく・・・(笑)
あと、日本人の考え方そのものに、「地球、人類愛、平和などと、宗教的で左翼的」な考え方の波長が合いやすいんじゃないかとも、感じています。「五族協和」とか「八紘一宇」とかも、それに近い考え方だと思っています。
ただ、問題があって、私たち日本人とは違って、他の民族は、とくに大陸系は、そういった考え方がなじまないんです。だから、いくら私たち日本人が、良かれと思って唱えても、相手側の本心は別のところにあると思います。日本人同士なら通じても、大陸系には全く通じないんだと思います。で、騙されちゃう♥
ですから、日本人以外と交流する場合は、それぞれの相手側の考え方に近い思考で、やっていかないとダメなんだと思います。
そこのところが、左翼的なヒトには、理解ができないんでしょうね♥ 万人共通なんて存在しない、みんなそれぞれ違っているんだって考えることが大切だと思います。
これからも、宜しくお願い致しま~す♥
この膨大な内容の全てとまではいきませんが、大部分は拝見させて頂いてます。みっちゃん様は大変多くの本を読んでいらっしゃるようで、いつも良質な書籍を紹介して頂き有難う御座います。
ご指摘の成甲書房から本を出版している著者を見ると、リチャード・コシミズ、ベンジャミン・フルフォード、太田 龍、副島隆彦等、その筋?の豪華メンバーが勢揃いしているのですが、朝鮮系の出版社だったのですね。実は成甲書房は、あの「無敵の太陽」を主宰される黒木頼景氏にも触手を伸ばしていたことがありました。氏の力量からすればいつ本を出版されてもおかしくはないのですが、注視する必要がありますね。私は古くからの氏の読者でもあったので、みっちゃん様のところで取り上げられた時は嬉しく思いました。
そのブログ主宰者がどんな思想や歴史観を持っているかは、私にとっての関心事です。
例えば、以前、以下の方のブログは好ましく思っていたのですが、このエントリーにそれを垣間見ることができます。
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-3055.html
これ以外にも氏の発言には、地球、人類愛、平和などと、宗教的で左翼的な臭いがすると感じていたのですが、それがよく現れていると思います。
ですので、出版社にしてもその素性には留意する必要がありますね。