2016-08-05 (Fri)

プルームとは(羽毛のように舞い上がる)「煙」を意味する。マントルは半径約6,357kmの地球の中で、深さ数十km - 約2,900kmまでの範囲を占めているが、その中を下降するプルーム(コールドプルーム)と上昇するプルーム(ホットプルーム)が存在する。プルームの上昇・下降とも、通常時は深さ670kmの所でいったん停滞する。この部分は上部マントルと下部マントルの境目に当たり、マントルを構成する鉱物がこの位置の温度と圧力を境に相変化するため、この上下でマントルの密度や固さが大きく変化すると想定されている。プルームが深さ670km付近を超え大きく上昇、あるいは下降したものをスーパープルームという。

戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 私がなぜ【角田先生の「熱移送説」】を信じるようになったのかをお話したいと思います。
東北地方太平洋沖地震(以下「東日本大震災」)以降、それまで【地震の予知情報を発表することに慎重だった地震学者たちが、「手のひらを返す」ように地震予知情報を乱発】しているため、多くの読者は「そのたぐいの一つだろう」と思われるのではないかと心配しているためです。
地震学の素人である私が角田先生の存在を知ったのは、書店で【『地震の癖』】をたまたま発見したことに始まります。

2009年当時、私は経済産業省から内閣官房に出向し、内閣情報調査室経済部の内閣参事官として、経済分野のインテリジェンス情報の収集・分析を任務としていました。
元来物好きな私ですが、「地震の癖」という人の心をそそるタイトルでなければこの本を買うことはなかったでしょう。早速購入して読み始めたのですが、期待に違わず大変興味深い内容でしたので、インターネットでコンタクトの方法を探ってみたところ、ちょうど近々に、角田先生のワークショップがあることを発見したのです。そこで知り合った後も、会食を交えながらいろいろとご教示いただいたのですが、【プレート説に代わる「熱移送説」という新しい地震発生メカニズム】を提唱されている方にしては控え目で、【事実に基づき理路整然とご説明される】姿が、とても印象的でした。「この方は信頼できる」と思ったのです。
その後もおつきあいさせていただいていますが、【2011年3月11日、東日本大震災が起きた日の出来事】は忘れることができません。
私は内閣情報調査室で勤務していましたが、超巨大地震の発生直後、勤務先の私の机の上に【角田先生から郵便物が届いた】のです。
封を開けたところ、【角田先生の最新研究レポート】が出てきたのですが、
「熱移送説に基づき【東北地方の太平洋沖にマグニチュード7クラスの大きな地震】が発生する可能性が高い」
という内容でした。

私は超巨大地震の発生ですっかり動転していましたが、「つながるかどうかわからないが、角田先生にお電話するしかない」と判断しました。
運良く角田先生と電話でお話しすることができましたが、【日本全体の地質構造に熟知している角田先生】は、
「【富士山付近で余震】が起きるかもしれない」
と警告を発しました。
その後、【3月15日の夜に静岡県東部で地震が発生(富士宮市で震度6を記録)】したときには、腰を抜かすほど驚きました。

そのとき【テレビに出ていた地震学者は「約40年前に予測された東海沖地震とは関係ない」と連呼するばかり】で、「なぜこの地震が起きたのか」をまったく説明できない状態でした(未曾有の規模の東日本大震災に加えて、まったく予期していなかった地域で大震災が発生したために、パニックを起こしているようにも見えました)。

東日本大震災直後に発生した【長野県北部地震(マグニチュード6・7)についても、角田先生はその発生メカニズムを理論的に説明】してくださったことを今でも覚えています。』

いかがでしょうか?
昨日に引き続きまして、私たち日本人との関わりが深い「地震」のお話の続きです♥
現在の地震研究が、ほとんど「プレートテクトニクス説」に依拠しているため、先の「熊本地震」においてもそうですが、「想定外」を連発するといった珍現象になっているんです♥

要するに、地震の予知ができていないということです♥
ところが、本文中にもあったとおり、著者の角田氏は、見事に予測し警告を発しているんです。
本書をお読み頂ければ、「プレートテクトニクス説」の限界、つまり「地震」や「火山活動」を説明することができない理由が、良く分かります♥

私たちの地球。

その地球の中身が、どうなっているかというと。。。こんな感じです♥

で、まず、「地殻」のすぐ下に位置する「マントル」について、みてみましょう。
以下はWikipediaからの抜粋です。
「 マントル(英語: mantle, 「覆い」の意)とは、惑星や衛星などの内部構造で、核(コア)の外側にある層である。
地球の場合は、大陸地域で地表約30-70 kmから、海洋地域で海底面下約7 kmから約2,900 kmまでの範囲を指す。地殻は大陸地殻や海洋地殻といった違いがあるが地表面から地下およそ5-60 kmまでの厚さを有しており、マントルはその下層に位置している。
地球の上部マントルはかんらん岩を主成分とする岩石で構成されており、マントル内における化学組成に大きな差異はないとする説と、上部マントルと下部マントルで異なるとする説が対立している。」

仮に、私たちが、地面を数十キロ掘り進んで、初めて目にするのが「上部マントル」です♥
その上部マントルを構成する主成分が「かんらん石」なんですが、この「かんらん」ってなんでしょうか?

これが、「橄欖(かんらん)」の樹です♥

そして、これが、「橄欖(かんらん)」の実です♥

そうです。「橄欖(かんらん)」とは、「オリーブ」のことです♥
以下はWikipediaからの抜粋です。
「 日本語では「橄欖(かんらん)」と呼ばれることもあるが、橄欖は本来オリーブとは全く異なるカンラン科の常緑高木である。これは、オリーブに似た緑色の鉱物オリビン(olivine)を和訳する際に、まったく違う樹木である橄欖の文字を誤って当てて「橄欖石(かんらんせき)」と名づけてしまい、植物のほうも同様に誤字が流布してしまった結果であるという説がある。
オリーブの実は生食には適さず、一口噛んだだけでも数時間、口の中が渋みでしびれた状態が続き、味覚も低下する。」

売られるカンランの実。ベトナム・ホーチミン市
では、本題に戻りまして、その上部マントルを構成する主成分が「かんらん石」、つまりオリーブに似た緑色の鉱物オリビン(olivine)となっています。
で、その鉱物オリビン(olivine)の中でも、「宝石」とされるものを、「ペリドット(peridot)」と言います♥

動画で見ると、もっと判りやすいので、こちらをご参照になさってみてください♥(3:10頃から)
↓
いかがでしょうか?
マントルには「宝石」がたくさん存在しているんですね♥
俄然、掘って見たくなるのは、私だけでしょうか(笑)

ですが、残念ながら、そんなに深く掘ることは、現在の技術では出来ません(泣)
しかし、実際に掘ることができなくても、地球内部をMRIのように測定できるようになりました♥ それが「マントルトモグラフィー」です♥

以下はWikipediaからの抜粋です。
「 トモグラフィー(英: tomography) は、物理探査、医療診断等で用いられる逆解析技術の一つ。日本語訳は、断層映像法または断層影像法である。その多くは、対象領域を取り囲む形で、走査線(線源と検出器)を配置し、内部の物性(音速、比抵抗、音響インピーダンス、密度など)の分布を調べる技術である。評価したい対象物によって、X線CT、地震波トモグラフィー、海洋音響トモグラフィーなどと呼ばれている。」
で、さきほどと同じものですが、動画で見ると、もっと判りやすいので、こちらをご参照になさってみてください♥(9:56頃から)
↓
御覧のように、実はマントルの中には、「温度の違い」が確認できるんです♥

この「温度差」から、マントルの内部で「流れ」ができると考えるのが、「プルームテクトニクス」です♥
以下はWikipediaからの抜粋です。
「 プルームテクトニクス (plume tectonics) は、1990年代以降の地球物理学の新しい学説。マントル内の大規模な対流運動をプルーム (plume) と呼び、この変動を検討するため、プルームテクトニクスと命名された。
プレートテクトニクス理論が地球の表面に存在するプレート(厚さ約100km)の変動(テクトニクス)を扱うのに対し、この説では深さ2,900kmに達するマントル全体の動きを検討する。」

つまり、現在の地震研究が依拠している「プレートテクトニクス説」が、単に「地球の表面」の現象を説明しようとしているのに対して、「プルームテクトニクス説」は、地球内部のマントルの動きから「地球表面」の現象を説明しようとしているんです♥
そして、著者は、さらに、「熱エネルギー」の伝達に、「地震」や「火山活動」の予知へのカギを見出されているわけです♥
続きは次回に♥
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