2016-08-01 (Mon)

ベノナないしベノナ計画(英: Venona project、ただし一部機関では、VENONA と大文字表記する)は、1943年から1980年までの長期にわたって、アメリカ合衆国とイギリスの情報機関が協力して極秘裏に行ったプロジェクトである。主要任務は当時のソ連が第二次世界大戦後半に発信した暗号文を解読することであった。アメリカ合衆国とイギリスがこの作業に用いたコードネームは少なくとも13あったことが知られている。「ベノナ」はその最後のものである。「ベノナ」の意味は現在も不明。先立っては「JADE」、「BRIDE」、「DRUG」という名が使用されていた。この計画に関連した日本における出版物では、ベノナをヴェノナと表記したり、解読されたファイルを指してベノナファイルと表記されることがある。
極めて高度の機密とされていたが、1995年7月に原爆研究やマンハッタン計画へのソビエトのスパイに関する文書が公開され、さらなる公開で約3000に上る解読文書が公開された。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 レーニンは1920年12月6日の「ロシア共産党(ボ)モスクワ組織の活動分子の会合での演説」で、【全世界で共産主義が最終的に勝利するまでの「基本準則」】というものが存在すると主張した(『レーニン全集第31巻』マルクス=レーニン主義研究所訳)。

ウラジーミル・レーニン
二つの帝国主義のあいだの、二つの資本主義的国家群のあいだの対立と矛盾を利用し、彼らをたがいにけしかけるべきだということである。

われわれが全世界を勝ちとらないうちは、われわれが経済的および軍事的な現地からみて、依然として残りの資本主義世界よりも弱いうちは、右の準則をまもらなければならない。すなわち、【帝国主義のあいだの矛盾と対立を利用すること】ができなければならない。

1933年 世界地図
このくだりは、【コミンテルン陰謀史観】の嚆矢(こうし)ともいうべき、1950年に出版された三田村武夫(みたむらたけお)の『戦争と共産主義』にも引用されている。


ただし、レーニンがこの演説で、【資本主義社会において共産主義者が「利用すべき根本的対立」】として挙げた以下の部分は、日本国内ではそれほど話題になっていないようである。

第一の、【われわれにもっとも近い対立――それは、日本と米国の関係】である。

日本共産党ポスター
両者のあいだには戦争が準備されている。両者は、その海岸が三〇〇〇ヴェルスタ[キロメートルとほぼ同じ]もへだたっているとはいえ、太平洋の両岸で平和的に共存することができない。(中略)地球は分割ずみである。日本は、膨大な面積の植民地を奪取した。日本は五〇〇〇万人の人口を擁し、しかも経済的には比較的弱い。米国は一億一〇〇〇万人の人口を擁し、日本より何倍も富んでいながら、植民地を一つももっていない。日本は、四億の人口と世界でもっとも豊富な石炭の埋蔵量とをもつ中国を略奪した。こういう獲物をどうして保持していくか?強大な資本主義が、弱い資本主義が奪いあつめたものをすべてその手から奪取しないであろうと考えるのは、こっけいである。(中略)このような情勢のもとで、われわれは平気でいられるだろうか、そして共産主義者として、「われわれはこれらの国の内部で共産主義を宣伝するであろう」と言うだけですまされるであろうか。これは正しいことではあるが、これがすべてではない。【共産主義政策の実践的課題は、この敵意を利用して、彼らをたがいにいがみ合わせること】である。

そこに、新しい情勢が生まれる。二つの帝国主義国、日本と米国をとってみるなら――両者はたたかおうとのぞんでおり、世界覇権をめざして、略奪する権利をめざして、たたかうであろう。(中略)【われわれ共産主義者は、他方の国に対抗して一方の国を利用しなければならない】。(中略)

もう一つの矛盾は、【米国と、残りの資本主義世界全体との矛盾】である。(中略)米国はすべての国を略奪し、しかも非常に独創的な仕方で略奪している。米国は植民地をもっていない。英国は戦争の結果、膨大な植民地を手に入れたし、フランスも同様である。英国は、強奪した植民地の一つにたいする委任統治(中略)を米国に提供したが、米国はそれを受けとらなかった。(中略)しかし、この植民地を他の国々が利用するのを彼らが容認しないことは、明らかである。(中略)

第三の不和は、【協商国[連合国]とドイツとのあいだ】にある。ドイツは敗戦し、ベルサイユ条約でおさえつけられているが、しかし巨大な経済的可能性をもっている。(中略)このような国にたいして、同国が生存していけないようなベルサイユ条約が押しつけられているのである。ドイツはもっとも強大で、先進的な資本主義国の一つであって、ベルサイユ条約を耐えることはできない。だから、ドイツは、それ自身帝国主義国でありながら、圧迫されてきる国として、世界帝国主義に対抗して同盟者を探しもとめなければならない。

歴史は第二次大戦まで、【ほぼこのレーニンの基本準則に従って推移】した。

「自然」とそうなった、あるいはレーニンの「科学的社会主義」に基づく「歴史の発展」予測が正しかったのではない。

ヨシフ・スターリン
【レーニンの「遺言」を継いだスターリンが、そのように仕向けたのである】。』

いかがでしょうか?
私たちの日本を「戦争に引き込んだ」犯人、それが誰だったのかが明らかになる「証拠」、それをこの秀逸な書物を通して見ていきましょう、というのが、引き続き、メインテーマです♥
占領期に行われた「社会主義政策」、その悪影響が現代にも残っていますが、それを「打破」するためにも、正しい歴史認識が必要になってきます。そのためにも、戦後に語られる近現代史が、日本を中心に展開したかのように語られてきましたが、その認識を改めていく必要があります♥

1933年 世界地図
繰り返し申しあげておりますが、「歴史認識というのは、時が経つにつれて変わって行く」のが、ごく普通のことなんです。一方的な見方、偏り過ぎた見方、一方だけを悪とするような二元論を修正する動きが生まれるんです♥

ところが。。。第二次大戦後には、そのような歴史を修正する動きを阻止しようとする「圧力」が存在しているんです♥欧米において、そのように歴史を修正する動きを阻止しようとする「圧力」の主体になっているのが、「ユダヤ人」なんです♥

さて、昨日までのところでは、アメリカとイギリスとユダヤ人、またソ連とユダヤ人の結びつきが確認できました。
さらに大切なのが、マルクス主義(科学的社会主義)や、その系譜に繋がるフランクフルト学派とユダヤ人の結びつきも判りました♥

実は、つい先日、「多文化主義」(multiculturalism)のお話をさせて頂きました(⇒映画 『ソーセージ・パーティ(SAUSAGE PARTY)』 と ユーロビジョン 『コンチータ・ヴルスト(Conchita Wurst)』)。
一枚の写真で表現しますと、コレになります♥

コンチータ・ヴルスト
で、「多文化主義」は、英語で「Multiculturalism」。「マルクス主義」を、英語で「Marxism」と言います。
これが、合体致しますと。。。
Multiculturalism + Marxism = Cultural Marxism²
「文化的マルクス主義」(Cultural Marxism)の2乗ですから、その強烈さが御理解いただけると思いますが、これも、先ほどの系譜に繋がっているんです♥

ですから、こうなるんです♥

さて、本題に戻りますと、レーニンは、「資本主義社会において共産主義者が「利用すべき根本的対立」」として、まず最初に、私たちの日本とアメリカを挙げています。
そして、「たがいにいがみ合わせ」、「われわれ共産主義者は、他方の国に対抗して一方の国を利用しなければならない」とも言っています♥
ここで、もう一度、当時の世界地図を見てみましょう♥

1933年 世界地図
さて、私たちの大日本帝国にとって、隣接する「ソ連」は、一貫して「仮想敵国」でした♥ 当然のことですが、反対側の「ソ連」にとっても、重要な「仮想敵国」の一つになります。
ここで、オセロを思い浮かべてみてください♥

このオセロの盤上に、このように国名を入れてみましょう♥

ここで、あなたが「ソ連」だとします。「中国共産党」は、今でもそうですが、当時の「ソ連」の持ち駒でしかありませんでした。
あなた(「ソ連」)が、出来るだけ直接手を出さずに(つまり戦闘を出来るだけ回避して)、盤上のオセロ石の「黒」を「白」にひっくり返していく必要があります。そのひっくり返す行為が、まさしく「革命を起こして社会主義国にする」ということです♥
当時の「中国共産党」は、今でもそうですが、「ならず者の集まり」で、単なる「小童(こわっぱ)テロ集団」ですので、私たちの大日本帝国には敵(かな)うはずがありませんでした♥
そのリーダが、コレです♥

毛沢東
一方で、蒋介石率いる「中国国民党」は、支那から「中国共産党」を一掃しようとしていました。
さて、あなた(「ソ連」)は、どうしますでしょうか? このままでは、持ち駒である「中国共産党」がひっくり返されてしまいます♥
1936年12月12日、今から80年前、「西安事件」が起こります♥ こに事件の後、「中国国民党」と「中国共産党」が、対日本でまとまることになるんです。
「 共産党内での権力基盤をか固め、意気揚々としていた毛沢東だが、紅軍の勢力が増してくると、中華民国(当時は蒋介石率いる国民党政府)が討伐を始めるようになる。中国南部で「革命根拠地」を作った紅軍は、共産主義の伸長を恐れる国民党政府にとって脅威となっていた。
国民党政府軍との戦いで紅軍は大敗を喫し、やむをえず「根拠地」を放棄して逃走を始めた。約1万2500キロメートルの逃亡行軍を行った後、中国西北部の陝西省(せんせいしょう)延安付近にたどり着いた。

長征の行程図。赤い点線は紅一方面軍、白い点線は紅二方面軍・紅四方面軍などを表す
最初は十数万人いた紅軍も、延安にたどり着く頃には数千人にまで減っていた。途中で逃げ出した兵士も多い。延安には別の共産主義勢力が作った小さな根拠地が存在した。紅軍はそこに落ち着き、何とか生き延びたのである。
しかし、中国共産党政権は後になって、この不名誉な逃亡行軍を「長征」と称するようになる。逃げたのではなく「征伐」しに行ったというわけだ。

逃亡する毛沢東
では、紅軍はいったい何を「征伐」しに行ったと強弁しているのだろうか。なんと中国共産党政権は、北上して「日本侵略軍」と戦うための「北上抗日」だと美化している。… ただし、当時の陝西省延安付近には、「日本侵略軍」は1人もいなかった。「北上抗日」は、中国共産党政権による完全なウソなのである。
国民党政府による討伐で陝西省延安に本拠地を移した中国共産党は、やがて、延安の近くで国民党政府軍と対峙する。中国共産党の紅軍を包囲したのは、張学良(ちょうがくりょう 1901~2001年)と楊虎城(ようこじょう 1893~1949年)が率いる部隊だ。
この頃、国民党政府のトップである蒋介石は、抗日よりも国内平定を優先していたため、抗日運動を抑えながら、中国共産党の討伐を進めていた。一方で、張学良と楊虎城はその方針に不満を抱いていた。
1936年12月、紅軍討伐を強化するために、蒋介石が陝西省の省都・西安を直々に訪れた。すると、西安で抗日デモが発生。それに合わせる形で、張学良と楊虎城が蒋介石を逮捕・監禁するという事件が起きた。中国近代史上有名な「西安事件」である。
張学良と楊虎城から内戦の停止と抗日路線への転換を促された蒋介石はそれを受け入れ、釈放される。この「西安事件」以降、中国では抗日の旗印の下で、統一戦線が組まれることになる。
国民党政府の路線転換を受けて、中国共産党もコミンテルンの指示により、「抗日統一戦線」に加わることになった。当時のソ連は日本の動きを非常に気にしていた。日本が中国を全面的に占領してしまえば、ソ連にとって大きな脅威となるからだ。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆中国共産党の「北上抗日」と「西安事件」 ~ スターリンのパシリだった毛沢東
いかがでしょうか?
これで、あなた(「ソ連」)にとって、厄介な存在が、この盤上では「大日本帝国」だけとなりました♥

ですが、これではレーニンの言っていたことには、不十分です。「アメリカ」という「駒」が足りませんね♥
でも。。。有名な「ヴェノナ文書」がそれを証明してくれたんです♥
ちなみに、この「ヴェノナ文書」は、現在もアメリカ国家安全保障局(National Security Agency:NSA)、つまりアメリカ国防総省の諜報機関のホームページで公開(☆ NSA VENONA公式サイト)されていて、誰でも読むことができる「世界の一般常識」です♥



「 1938年7月にニューヨークで…反日組織が結成された。日本の中国侵略に加担しないアメリカ委員会という名称のグループである。
なお、アメリカ連邦政府職員のうち約350名がソ連のスパイないし秘密工作員として働いていたこと、当時アメリカには約5万人以上の共産党員がおり、多くの者が何らかの形でソ連のために働いていたことがヴェノナ文書で紹介されている。…反日アメリカ委員会の背後に中国国民党中央宣伝部がいたのである。…この委員会は結成と同時に「日本の戦争犯罪に加担するアメリカ」というブックレットを6万部刷り、
「日中戦争の原因は、軍国主義国家日本の侵略政策にあり、その日本軍に燃料や軍需品の大半を供給しているのはアメリカだ。残虐な日本軍の中国侵略を止めるため、アメリカ政府は対日禁輸に踏み切るべきだ。」
と訴えた…
つづいて、1937年8月1日には、「戦争犯罪」と題したパンフレット2万2千部を連邦議会上下両院の全議員、全米各地の大学、キリスト教団体、婦人団体、経済団体、国際関係の諸団体、労働組合などに配布した…」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ソ連のために一生懸命働いたアメリカ人♥
アメリカという国の中に、「赤い裏切り者」が多数存在していたわけです♥
つまり、こうなるんです♥

見事に繋がってきましたね♥

それでは本日の最後に、こちらの動画をどうぞ♥
続きは次回に♥
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