2016-05-10 (Tue)

神話(しんわ、英: Myth、Mythology)は、人類が認識する自然物や自然現象、または民族や文化・文明などさまざまな事象を、世界が始まった時代における神など超自然的・形而上的な存在や文化英雄などとむすびつけた一回限りの出来事として説明する物語であり、諸事象の起源や存在理由を語る説話でもある。このような性質から、神話が述べる出来事などは、不可侵であり規範として従わなければならないものとして意義づけられている。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 『古事記』と『日本書紀』はそれぞれ異なるやり方で、一方はより文学的に、他方はより学問的に、【世界神話のあらゆる大きな主題を、比類のない技法でつなぎ合わせています】。

そしてこれらの神話は、そのなかで少しずつ歴史に溶け込んでいるのです。【そこに日本文化が提起する基本的な問題があります】。

広大な大陸のはずれで周縁的(マージナル)な位置を占め、長いあいだの隔離を経験していながら、同時にその【最古のテクストが、他の地域では散逸した状態でしか見出せない諸要素をこの上なく洗練されたやり方で綜合できたこと】を、どのように説明したらよいのでしょうか。

問題は、旧世界だけに限られたものではありません。これらの古い文献に見出される、【神話的な多くの主題やモチーフは、アメリカ大陸にも存在する】のです。

けれども、この点に関しては慎重を要します。

【アメリカ先住民と古い日本に共通するすべての主題は、インドネシアにもあり、そのいくつかのものは、この三地域にしか認められない】のです。

この【三地域の神話は細部にいたるまで一致している】ので、個別に考え出されたという仮説はただちに排除できます。

それなら、これまでにもやって来たように、これらの神話の単一の起源を探す努力をすべきでしょうか。

インドネシア、あるいは日本の神話が、独立に二つの方向に旅をしたのか、あるいはインドネシアを出たこれらの神話が、まず日本にもたらされ、次いでアメリカに渡ったのでしょうか。

宮城県での最近の発掘によって、4万年から5万年前のものとされる石器の一群が見つかり、人間が居住していたことが明らかになりましたが、北方に位置することを考えると、【旧世界から新世界へと移動する通過地域にあたっていたのかも】しれません。

忘れてはならないのは、大氷河期のあいだ、そしてそれより後の、およそ1万2千年から1万8千年前の時代には、日本は何度もアジア大陸とつながっていたということです。そのころ日本は、北に向かって彎曲(わんきょく)した長い岬だったのです。この時期にはマレー半島、つまり一方では台湾とオーストラリアのあいだ、他方ではニューギニアとマレー半島のあいだの島々の大部分は大陸とつながっていました。さらに、およそ1千キロメートルの幅の陸地が、現在のベーリング海峡にあたる地域で、アジアとアメリカを結んでいたのです。

大陸の縁(へり)で、地球上の大通りともいうべき場所が、人やもの、思想を自由に行き来させていたのです。それはインドネシアから中国沿岸部、朝鮮、満州、北シベリアを経て、アラスカまで達していました。先史時代のさまざまな時期に、【この広大な複合体は、両方向への人々の移動の舞台になっていた】に相違ありません。ですから、起源地を探すのは、やめにした方がよいでしょう。おそらく神話が共通の遺産をなしていて、その断片を、あちらこちらで私たちは採録しているということなのでしょう。』

いかがでしょうか?
『古事記』と『日本書紀』で伝えられる「神話」には、世界の各地で伝えられる数々の神話の、大きな主題が繋ぎあわされていると、著者は述べています♥
しかも、それらが他の地域ではバラバラな状態、部分的な状態であるのに対し、私たちの日本では、洗練されたやり方で綜合されていると。。。
また、日本、インドネシア、アメリカという三つの地域に神話の主題の共通点がみられ、細部にいたるまで一致している、とも。。。
やっぱり、私たちの日本は凄いですね♥
この書籍には、各地で見られる神話の共通性を具体的に例示されていて、とても参考になりますよ♥
さて、さきほどの神話のお話と同様に、太古の日本文明と、そこから遠く離れた異文明とのあいだに見られる共通点があったりします。
それは、翡翠(ひすい)の加工技術です♥
「 『新しい歴史教科書』には、日本の古代文明の存在を示す、さまざまな出土品の写真が掲載されている。 まな板を台形にしたような形の「石皿」は、木の実をすりつぶす時に使われたと思われる。推定年代は、約一万二千年前だという。これは、聖書の世界である六千年前の倍も古い。西洋人なら笑いとばすだろう。だが問題は、物的証拠があることだ。
そのような時代に、極東の島国に文明が開花していたと、信じる者はまずいない。世界史で…知られる、エジプト文明(紀元前3000年ごろ)やメソポタミア文明(紀元前3500年ごろ)、インダス文明(紀元前2300年ごろ)や、黄河文明(紀元前5000年ごろ)と比較しても、日本には、より古い文明があったことになる。そんな史実は「あってはならないし、ありえない」とするのが西洋史である。
三内丸山遺跡からは、1000棟以上の住居の跡が見つかった。35棟の高床式倉庫、10棟以上の大型建物の跡もあった。1500点の土偶、一万点以上の土器、その他にも高度な技術でつくられたさまざまな木製品、貝の装飾品、動物の骨や角でつくった釣り針などが出土している。そのなかには、ヒスイの加工品も含まれている。

三内丸山遺跡出土 ヒスイの大珠
ヒスイは、鋼鉄よりも硬い。加工に高い技術が求められる。世界史のなかで、古代にマヤ文明と日本文明だけが、ヒスイの加工技術を持っていたといわれる。ヒスイの加工品は、三内丸山遺跡のほかにも、日本各地の遺跡から出土している。そのなかの一つである「ヒスイの大珠」は、驚くべきことに推定約6000年前のもので、世界最古の例となっている。
日本は太古の昔から、高度な文明の技術を持っていた。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆悠久の日本 ~ 西洋人なら笑いとばしたくなる話

さてさて、それでは、5月6日の記事の続きに入ります♥
ゲルマン・ドイツが、如何に禍を撒き散らかしてきたか、現代でも陰でコソコソしているドイツに焦点を当てて、歴史を確認していこうと思います♥

国家社会主義ドイツ労働者党
歴史的背景から染み付いている思想ゆえに、世界が終焉を迎え、「最後の審判」がくだされ、来るべき理想の国家、「第三の国(Drittes Reich)」の時代がやってくる、と考えているのがドイツ人です♥

キリスト教における「来るべき理想の国家」、それが「第三の国」です♥ その「第三の国」、つまり最後の審判の後に訪れるはずだった、「自由な精神の下に修道士が生きる『聖霊の国』の時代」、それこそが20世紀のナチス・ドイツだったわけですが、このナチス・ドイツは滅びてしまいました♥
しかし、ナチス・ドイツの精神はきちんと受け継がれたままです♥
以上のことを踏まえて頂いたうえで、20世紀の歴史を振り返ってみます。
私たち日本人は、戦後の教育で、「第二次世界大戦」あるいは「太平洋戦争」という意味不明な言葉で表現された戦争において、ファシズム国家だった、「ヒトラーのドイツ」や「ムッソリーニのイタリア」と手を組み、アジアの国々を侵略し、「民主主義」の連合軍と戦い、そして敗戦、ようやく戦前の体制が崩壊し、「民主主義国家」としての道を歩み始めた、と教え込まれています♥
さて、本当でしょうか?

答えは、もちろん「NO!」です♥
それでは、ご一緒に見て参りましょう♥
20世紀、今から約80年前、世界の大国は、イギリス、大日本帝国、アメリカ、フランス、イタリアです♥
そして、私たち日本を中心に考えて、この時代の関係を現しますと、このようになります。
大日本帝国(明治時代) VS ソ連(コミンテルン)、アメリカ(左翼ユダヤ)
当時、ソ連(コミンテルン)とアメリカに蔓延(はびこ)る左翼ユダヤは、密接に結びついていました♥ そしてソ連(コミンテルン)は、謀略によって、自国の敵同士を互いに、戦わせようとしていました♥
まんまと罠にはまったのが、大日本帝国と中華民国でした。
この当時、すでに私たちの日本では、ソ連(コミンテルン)や共産党の暗躍は、一般常識として広く国民に認識されていて、新聞でも報道されていました♥
この辺りを、非常によく纏めていらっしゃるのがこちらになります♥ 是非、ご訪問してみてください♥
↓
☆ロシア革命後、ソ連はいかにして共産主義を全世界に拡散させたのか

1933年 世界地図
ソ連(コミンテルン)を中心に見た場合、周りが敵だらけでした♥
西側に、イギリス、フランス、イタリアがあり、東側には、大日本帝国、アメリカが存在していました。
ですから、大国と対峙する「緩衝地帯」に位置する「ドイツ」と「中華民国」を「道具」に使ったんです♥
「満州事変」「第一次上海事変」のあと、1933年(昭和8年)3月、私たちの日本は正式に国際連盟に脱退を表明しました。
そして、同年、ドイツで「妖怪」が生まれました♥ それが、ヒトラーです♥

この頃のキーとなる人物が、この三人の独裁者です♥

スターリンのソ連(コミンテルン)の指示のもと、中国共産党の毛沢東は、蒋介石の中華民国と大日本帝国を戦争状態に引き込もうと画策していました。本来、大日本帝国の最大の敵はソ連(コミンテルン)だったのですが、この画策によって、やがて中華民国との戦争に引き込まれていきます。
同時に、中独合作によって、中華民国はドイツによる軍事支援を得ていました。ヴェルサイユ条約に抵触するもので、明確に違反行為でしたが、これによって最新兵器が中華民国にもたらされることとなり、のちに大日本帝国が苦戦する理由の一つとなります。

中独合作
こちらもご参照♥
↓
☆ドイツの武器輸出急増が意味するもの~世界は今、確実に「いつか来た道」を辿っている
1937年、今から79年前、盧溝橋事件が発生します。ここに大日本帝国は、支那を巡る泥沼の戦争へと引き込まれていくことになります。

「 盧溝橋事件(1937年)…この事件はその後の調べでは、最初に発砲してきたのは中国(蒋介石率いる国民党軍)側であるとされているが、実は中国軍に紛れ込んだ共産主義者であることがわかっている。
…「我が支那駐屯軍(日本軍)に対する全面的攻撃作戦を計画していたのが、二十九軍参謀長の要職にあった(共産党の)秘密党員・張克侠であり、その計画を承認し実行を支持したのが中共中央を代表していた北方局主任・劉少奇であった…」

劉少奇
日本側は事件に対して不拡大方針を堅持し、沈静化を図ったにも拘わらず…上海に飛び火して、本格的な戦闘に突入した…
ニューヨーク・タイムズのみならず特派員で消息通のH・アーベントはのちに回想している。すなわち、一般には…日本が上海を攻撃したとされている。しかし、これは日本の意図からも真実からも完全に外れている。アーベントは交戦地域を華北に限定しようという日本の計画を転覆させる巧妙な計画の存在に気づいた。
アーベントの読みは当たっていた。アーベントが読みきれなかったのは、首謀者が蒋介石ではなく、ほぼ間違いなくスターリンだった、という点である。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆【真実】うしろの正面だあれ♥
で、この時、実は私たちの日本にも、ソ連(コミンテルン)の工作がなされていたんです♥
その中心人物が、尾崎秀実(おざきほつみ)でした♥

尾崎秀実
「 …ひそかに活躍したのが尾崎秀実および彼の同調者であった。…日本は中国での軍事的な展開は限定すべきであると決定していたのを彼らは覆した。…近衛首相は中国戦線不拡大の政策を推進していた。
蒋介石と日本軍は人を介して日本軍を中国から引き揚げることに合意していたにも拘わらず、ソ連のコミンテルンの指令に基づき尾崎秀実をして、日本が日中戦争を拡大させるように仕向けた…
尾崎は、近衛首相のプレーンであったことから、彼は充分に前もって日本政府の動きを知ることができた。…日本と中国との戦線不拡大がほぼまとまりかけていた時、尾崎らは汪兆銘を首班として日本の傀儡政権を擁立させた。1940年のことである。

汪 兆銘
その結果、まとまりかけていた和平工作は挫折し、重慶の蒋介石軍と日本軍がまさしく泥沼の戦争に入り込んだのである。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆もう一人の尾崎♥
で、日本への工作と同様に、ソ連(コミンテルン)はアメリカにも工作をしていました♥
その一人が、アメリカ共産党員の宮城与徳でした。

宮城与徳
「 尾崎秀実を取り調べた宮下弘氏の著書によると、尾崎は10月15日の早朝に逮捕され、正午から取り調べが始まり、先に逮捕されていた宮城与徳との関係を追及していったところ、夕方にはスパイ行為を認めたと書かれている。そして翌日の16日に近衛文麿が政権を投げ出し18日に内閣を総辞職している。 尾崎のスパイ行為による逮捕は、近衛にとっては驚天動地の出来事であったに違いない。
尾崎秀実はわずか数時間の取調べで、ソ連へのスパイ行為を自白した点について、取調べで尾崎にはひどい拷問がなされたと書いている人もいるのだが、宮下弘氏は
「わたしはそういうやりかたは性格的にも反対ですし、いやしくも近衛さんの大事な人なんだから、拷問なんぞやりませんよ。」(宮下弘『特高の回想』p.216)
と書いている。ひどい拷問があったと書く人は、「尾崎の回想録は特高に書かされたもの」と信じたいのだろうが、この回想録を普通に読めば、尾崎しか知りえない事柄がかなり詳しく、具体的に書かれており、しかも長くて論旨が明快であり、すでに判明している史実と矛盾することもない。
そもそも尾崎が逮捕された時には、アメリカ共産党員の宮城与徳が逮捕されていて、宮城の自供により、尾崎が諜報活動をしていたことや、尾崎と宮城が会っていたことはすでに特高が把握していた。宮下弘氏の著書によると、何度も会っているはずの宮城の名前が尾崎のアドレスブックになかったのだが、その点を巧妙に衝いて尾崎を観念させている。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆驚天動地だった「尾崎」の逮捕♥

ゾルゲ事件
そして、これらの関係者を繋ぐ最重要人物が、現在の日本共産党をつくった男、「野坂参三」です♥

野坂参三

詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆ゾルゲ事件 ~ 日本史上最大のスパイ大戦争

いかがでしょうか?
この当時、ソ連(コミンテルン)が、いかに自国への攻撃を回避させるため、周辺国同士を戦争へと引き込む工作をしていたのかを、ご理解いただけましたでしょうか♥
そして、その手先になった日本人スパイと現在の日本共産党との繋がりが、ご理解いただけましたでしょうか♥
ちなみに、現在の日本共産党の志位和夫の身内も、ソ連(コミンテルン)のスパイだったんですよ♥

詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆日本共産党のトンデモなこと ~ 志位和夫の伯父は、ソ連のスパイでした♥
さきほどご紹介させて頂いたお勧めブログにも、この当時の状況が非常によく纏められてます♥ 是非、ご訪問してみてください♥
↓
☆わが国はいかにして第二次世界大戦に巻き込まれたのか
続きは次回に♥
ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

- 関連記事
-
- ピース・ボートって何? ~ 人生の成功者の法則 それは、「ゴーヤの法則」なんです (2016/05/22)
- 「しつけ」で親がもっともやってはいけないこと ~ 植木等の「ハイそれまでヨ」と「朝日新聞・若宮啓文」 (2016/05/21)
- オバマ大統領の広島訪問で、知っておきたいこと ~ 世界中のインテリを驚かせた「日本の凄さ」 (2016/05/17)
- パナマ文書の問題は、そのおカネの出どころです (2016/05/16)
- 「よしもと新喜劇」のあのネタをカンボジアでやってみる! ~ 日本の多くの子供たちが胸を痛めていること (2016/05/15)
- 鵜戸神宮のお乳岩 ~ 「閉じる外国人」と、「閉じない日本人」 (2016/05/13)
- 世界が崩壊し、日本の時代が始まった ~ 天孫降臨の地は、九州なんです。 (2016/05/12)
- 日本列島の誕生 ~ 日本、インドネシア、アメリカ大陸に共通して残っているもの (2016/05/10)
- 熊本特産 晩白柚(ばんぺいゆ) ~ 今でもつづく、無知からくる反原発の風評被害 (2016/05/09)
- ベクレルからシーベルトへの換算 ~ デトロイト美術館展 大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち (2016/05/08)
- 江戸時代のマグロ ~ ゲルマン・ドイツと「第三の国」 (2016/05/05)
- 江戸時代の居酒屋 ~ 浮世絵と大名行列 (2016/05/04)
- 日本の夕食は、『温かい食事』? それとも『冷たい食事』? ~ ここが変だよ、ドイツ人 (2016/05/03)
- ドイツ人の無責任 ~ ドイツの学校に、給食が無いワケ。。。 (2016/05/02)
- 熊本地震・・・で蠢くパヨク ~ 内田樹と、ドイツ赤軍と、辻元清美。。。 (2016/04/28)
管理人のみ閲覧できます * by -
Re: お聞きしたいことがあります。 * by みっちゃん
クミコさんへ
どうぞご自由に。NHKスペシャル <日本列島 奇跡の大自然> 第2集 「海 豊かな命の物語」(https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20101010)の一画面です。
どうぞご自由に。NHKスペシャル <日本列島 奇跡の大自然> 第2集 「海 豊かな命の物語」(https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20101010)の一画面です。