2016-04-21 (Thu)

ゾルゲ事件(ゾルゲじけん)は、リヒャルト・ゾルゲを頂点とするソ連のスパイ組織が日本国内で諜報活動および謀略活動を行っていたとして、1941年9月から1942年4月にかけてその構成員が逮捕された事件。この組織の中には、近衛内閣のブレーンとして日中戦争を推進した元朝日新聞記者の尾崎秀実もいた。
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 「ゾルゲ事件」は、支那事変を泥沼化させ、第二次世界大戦において【日本軍が満州からソ連に進攻する「北進」の作戦を選ぶよりも、「南進」の作戦を取ることを選んだという重要な軍事情報】を漏らし、近衛文麿内閣が【そう決めるように情報工作をかけていたという重大スパイ事件】です。

ゾルゲ事件
この日本史上最大の国際諜報戦争であった「尾崎・ゾルゲ事件」において、アメリカ共産党との重要なパイプになっていたと思われるのが【野坂参三】でした。

野坂参三
この事件については1930年代からソ連のスパイの【リヒャルト・ゾルゲ】を中心とする国際諜報団が、近衛文麿首相とそのブレーン集団である「昭和研究会」に入り込み、機密情報が筒抜けになったのみならず、内閣メンバーを通じて日本の軍事・外交政策の決定まで少なからぬ影響を与えていたという恐ろしい事件です。

リヒャルト・ゾルゲ

尾崎秀実
具体的には、【ゾルゲ最大の共犯者の尾崎秀実】(おざきほつみ)は、朝日新聞記者時代から内閣嘱託を務め、後に南満州鉄道調査部嘱託として対満州・対中国政策に影響を与え、ジャーナリズムの上での日本の対中認識について世論誘導に大きな役割を果たしました。

尾崎は、朝日新聞や雑誌で徹底的に【支那事変において、「中国国民党軍と戦うべし」と主張】し、日本の軍事戦略を泥沼化させ、【国民党と対立していた共産党の生き残り戦略の手助け】をしようとさえしました。

国民党と日本軍が講和すれば、兵力的に劣勢だった中国共産党は壊滅してしまうからですが、後の【取り調べで尾崎は、自分の持論は日本並びに世界の「共産主義化」であると供述】し、「国際共産主義」によるスパイ団の一員となっていたことが明らかになります。

こうして近衛内閣は和平のために逆に「国民政府を相手とせず」という声明を出しますが、結局は【国民党の蒋介石との不毛な戦いに日本軍の力は浪費させられる】こととなります。

ゾルゲ諜報団の主要メンバーの1人で、在米日本人として【アメリカ共産党に所属していた宮城与徳(みやぎよとく)という画家】がいました。

宮城与徳
昭和6(1931)年アメリカ共産党に入党し、その頃からアメリカの警察に目をつけられていましたが、日本へ帰国後は、英語が堪能だったことと画家としての立場を上手く活用してゾルゲらと連絡を取りながら、共産主義工作活動を続けます。

ここで、【ゾルゲと宮城のパイプ役を務めたのが、実は野坂】だといわれています。

ただし、1930年代の野坂はアメリカや中国、さらにはソ連と世界中の至るところを移動しているので、真相を明らかにするのは簡単ではありませんが、私自身は平成4(1992)年に日本共産党中央委員会が野坂参三を除名する際、日本共産党は、野坂の過去のスパイ工作活動のあまりにも恐ろしい「闇の深さ」に驚いて、「除名」という処分だけで蓋を閉じてしまったのだと思っています。そうでなければこの野坂の行状は、絶対に決着できる問題ではないからです。』



いかがでしょうか?
野坂参三という裏切り者が、社会主義国家のソ連(コミンテルン)の指示のもと、世界中で暗躍していた事が御理解いただけましたでしょうか?
この男こそ、現在の「日本共産党」を創った男です♥

野坂参三
しかも、この男、自分だけは100歳を超える長寿を全うし、平成5(1993)年までのうのうと生きていたんです♥ 同胞である同じ日本人に対して、戦争が終わったあとにもかかわらず、この男が関与した犯罪があります♥
それが、「野坂参三」、「日本共産党」に関わる、終戦後の大事件「通化事件」です♥ ご興味があれば、お読みください。すべて、終戦後のお話です♥
こちらをご参照♥
↓
☆破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その一
☆破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その二
☆破防法調査対象の日本共産党と、終戦後の「通化事件」 その三
そして、現在の日本共産党のトップも、私たちの日本を裏切ったスパイの一族です♥

志位和夫
こちらをご参照♥
↓
☆日本共産党のトンデモなこと ~ 志位和夫の伯父は、ソ連のスパイでした♥
それでは、昨日の続きに入ります♥
私たち日本人は、戦後の教育で、「第二次世界大戦」あるいは「太平洋戦争」という意味不明な言葉で表現された戦争において、ファシズム国家だった、「ヒトラーのドイツ」や「ムッソリーニのイタリア」と手を組み、アジアの国々を侵略し、「民主主義」の連合軍と戦い、そして敗戦、ようやく戦前の体制が崩壊し、「民主主義国家」としての道を歩み始めた、と教え込まれています♥
さて、本当でしょうか?

答えは、もちろん「NO!」です♥
それでは、ご一緒に見て参りましょう♥
20世紀、今から約90年前、世界の大国は、イギリス、大日本帝国、アメリカ、フランス、イタリアです♥
そして、私たち日本を中心に考えて、この時代の関係を現しますと、このようになります。
大日本帝国(明治時代) VS ソ連(コミンテルン)、アメリカ(左翼ユダヤ)
国民政府の蒋介石率いる北伐軍は、北京政府や各地軍閥を圧倒し、1927年、南京・上海を占領しました。
そして、この時に起こった事件が、有名な「南京事件」(1927年)でした。この「南京事件」の背後には中国共産党とソ連(コミンテルン)の策動がありました♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆南京事件では中国人暴徒が日本人を襲った♥ 【小学校教員採用試験レベル】
☆南京事件では女性がすべて凌辱されました♥ 【小学校教員採用試験レベル】
☆南京事件での平和外交の現実♥ 【小学校教員採用試験レベル】
同年、蒋介石の指示のもと、「上海クーデター」が起こり、上海で中国共産党を弾圧、ここで中国共産党と蒋介石の中国国民党との「国共合作」が終了し、「国共内戦」に突入します♥
ここで、ソ連(コミンテルン)による野望が頓挫します。つまり手駒である中国共産党と、蒋介石の中国国民党を、「国共合作」で協力関係にさせ、各地の軍閥を掃討し、支那の統一政府樹立後の社会主義国の誕生へ、というシナリオが狂ってしまったんです♥

1928年、蒋介石は第2次北伐を開始します♥北洋軍閥(袁没後の北京政府(北洋政府)を支配していた軍閥)の流れを汲む奉天派の総帥、「張作霖」の討伐です♥

1925年の中国。肌色が奉天派の支配地域。
張作霖はその後、爆殺され(「張作霖爆殺事件」)、父のあとを継いだ張学良が降伏し、北伐が完了します。ちなみに、この「張作霖爆殺事件」にも、ソ連(コミンテルン)や中国共産党の姿が見え隠れしています♥

北伐後の中華民国の情勢。藍色の部分は蒋介石率いる南京国民政府の支配が強い領域。ピンクの部分は地方の軍閥の支配が強い領域。
で、この第2次北伐のときに起こった有名な事件、それが「済南事件」です。
「 済南事件…(1927年の)南京事件のあと、…(1928年5月)済南で多数の日本人が虐殺され、凌辱、暴行、掠奪を受けた。…(中国兵は)居残った邦人に対して残虐の手を加え、その老壮男女16人が惨死体となって…(病院な運び込まれたそれらの死体の状況は)手足を縛し、手斧様のもので頭部、面部に斬撃を加え、…滅多切りとなし、婦女はすべて陰部に棒が挿入されてある。」
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆南京事件の翌年の済南事件♥ (閲覧注意) 【小学校教員採用試験レベル】
さて、このように「北伐」の完了によって、「支那」が形の上で統一されたあと、支那における利権を狙って、各国が自国の国益を優先して思惑を巡らせるようになります♥
私たちの日本、すなわち大日本帝国は、一貫して「支那」の内乱には関わらない方針を貫いていましたが、いよいよ各国の思惑や謀略によって、戦争へと引き込まれていくようになります。
さて、この頃の世界経済に、「大地震」が起こっているんですが、それは何だったでしょうか?

それが「世界大恐慌」です♥ 震源地は、アメリカのウォール街です。

世界恐慌初期の取り付け騒ぎ時にニューヨークのアメリカ連合銀行に集まった群衆
この辺りの説明は、また別の機会にさせて頂きますが、当時の世界の情勢で、決して見逃してはならない「事実」があります♥
それは、「社会主義国家が、世界恐慌の影響を受けていないように見えた」っていうことです♥

世界恐慌期の各国工業生産の推移
つまり、社会主義国家が、「理想の国家に思えた」、「理想の国家だと勘違いした」・・・こういう時代だったんです♥
詳しくはこちらをご参照♥
↓
☆アメリカがつくった「日本共産党」 ~ 今でも利用されている左翼・リベラルな人々
やがて、各国の利権がぶつかり合うようになっていくわけですが、その陰で暗躍していたのが、スターリンのソ連(コミンテルン)です♥

ヨシフ・スターリン
当時の日本国内での新聞報道を挙げてみますと、以下のようになります。

大正14(1925)年6月6日大阪毎日新聞

昭和3(1928)年4月11日 大阪朝日新聞

昭和3(1928)年10月19日 国民新聞

昭和3(1928)年9月21日 時事新報
いかがでしょうか?
すでに、当時の私たちの日本では、ソ連(コミンテルン)や共産党の暗躍は、一般常識として広く国民に認識されていて、新聞でも報道されていたんです♥
この辺りを、非常によく纏めていらっしゃるのがこちらになります♥ 是非、ご訪問してみてください♥
↓
☆ロシア革命後、ソ連はいかにして共産主義を全世界に拡散させたのか
続きは次回に♥
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